今回は、メスティンのシーズニングを行う目的や、やり方をわかりやすく解説いたします。
「新しくメスティンを購入したけど、シーズニングの必要はあるの?」
「シーズニングはどうやってやるの?」
そんな疑問を解決できるよう、わかりやすく解説いたしますので、是非参考にしてください。
シーズニングとは?
シーズニング(seasoning)とは「慣らす」という意味で、ダッチオーブンやスキレット等の鉄製の鍋を使い始める際に行う作業です。
シーズニングの目的は大きく2つ挙げられます。
1つ目は「表面に皮膜を作って、焦げ付きを防ぐこと」です。
メスティンはアルミ(無垢)という素材で作られており、表面にはなんの加工もされていません。
そのまま使用すると、アルミが酸化することで黒色に変色したり、表面の細かな凹凸に焦げがついてしまいます。
それを防ぐために表面に皮膜をつくり、メスティンを長持ちさせます。
メスティンの場合は、お米のとぎ汁で煮たり、くず野菜を炒めることによって、アルミの表面に皮膜を作ります。
2つ目は「アルミ臭を取り除くため」です。
購入したばかりのメスティンはアルミ臭のような金属の臭いがします。
シーズニングで薄い皮膜をつけることで、その臭いを防ぐ効果があると言われています。
シーズニングはメスティンを長く大切に使っていくために重要な作業となっています。
メスティンにシーズニングは必要?

結論から述べると、メスティンにシーズニングは行った方が良いです。
必ずしも必要な訳ではありませんが、焦げ付きを防いだり、アルミ臭を気にせず使用したい方はシーズニングをおすすめします。
上記の画像は、シーズニングを行わずにご飯を炊いたものですが、焦げ付きが酷く、焦げを落とすのに一苦労でした。
最初にシーズニングを行っておけば、メスティンを洗う手間も軽減することができます。
メスティンのシーズニングの方法
それではメスティンのシーズニングの方法を詳しく解説していきます。
大きく3つのステップで、30分もかからず簡単にできるので、ぜひ皆さんも実践してみて下さい。
①米のとぎ汁を用意する

まずは、お米のとぎ汁を用意しましょう。
メスティンでの炊飯に挑戦する際に、お米のとぎ汁を捨てずにシーズニングに利用することをおすすめします。

量としては、鍋に入れた際にメスティン全体が浸かる程度を目安にしてください。
②メスティンを10〜15分煮る

お米のとぎ汁を鍋に入れて、メスティンを浸したら、弱火で火にかけます。
とぎ汁が沸騰し始めたら、そこから10〜15分程度そのまま煮込みます。

煮込み終わった後のメスティンがこちら。
お米のデンプン質がうっすらとメスティン表面を覆っています。
③スポンジを使ってヌメリをとる

柔らかいスポンジを使って、メスティン表面のヌメリを優しく落としていきます。
せっかく作った皮膜を壊す恐れがあるため、洗剤は使用しないでください。
また、金たわし等を使用すると、メスティンの表面に細かな傷が付き、焦げ付きの原因となるため柔らかいスポンジを使用してください。
以上で、メスティンのシーズニングは終了です!
バリ取りの方法

次にバリ取りの方法を紹介いたします。
バリ取りも非常に簡単で、やすりでメスティンのフチを磨くだけです。

用意するものはスポンジやすりのみです。
今回は目の粗さが#240番のものと#320番の2種類を用意しました。
やすりは番号が大きいほど目が細かくなるので、目の粗いもので削ってから、細かいもので磨いて仕上げます。

メスティンのフチをなぞるように研磨していきます。
紙やすりではなく、スポンジやすりを選んだ理由は、下記の写真のようにフチを包み込みながら研磨することができ、角を綺麗にとってくれるからです。

紙やすりよりも簡単で綺麗にでき、手を切るリスクも低いため、スポンジやすりをおすすめします。
あとはザラつく場所がないか、手で確認しながら磨いていきましょう。

バリ取り前後を比較したものがこちらです。
画像ではわかりづらいかもしれませんが、バリが綺麗に取れており、触った時にすべすべしています。
思わず、ずっと触っていたくなるほど綺麗に研ぐことができます。
手を切る心配もなくなり、蓋の開閉もスムーズになるため非常におすすめです!
是非バリ取りに挑戦してみたください!
メスティンを長く使おう!
以上、今回はメスティンのシーズニングと、バリ取りの方法を紹介いたしました。
どちらもめんどくさく感じる方も多いと思いますが、非常に簡単で、メスティンを長く大切に使用していく上で重要な要素となりますので、この機会に是非挑戦してみてください。
使用するメスティンへの愛着がさらに深まること間違いなしです。
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