留学から帰国すると、無気力やうつ状態になる人は多いのではないでしょうか。
僕も学生時代に留学しましたが、帰国後しばらくは悶々としていた記憶があります。
とはいえ、長い間、無気力やうつ状態が続くと、身体に支障もでます。
そこで今回は、留学後の無気力やうつ状態について、原因や克服方法を深掘りします。
留学後に無気力になる原因
無気力の原因
まず、なぜ人は無気力になるのでしょうか。
無気力の原因について、臨床心理士の方の記事から引用すると、
実は同じ無気力に見えても、様々な種類があります。この点を誤ってしまうと、まったく間違った対処をしてしまうこともあるので注意しなくてはなりません。
無気力になってしまう原因を大きく分けると、
① 学習性無力感型 ② モラトリアム型 ③ 失敗過敏型 ④ 生活習慣型 ⑤ 精神疾患型
これらの5つがあります。
出典:Direct Communication
こんな感じで、いろいろなタイプがあります。
とはいえ、僕の経験からも、留学後の無気力は「モラトリアム型」です。
留学後の無気力は「燃え尽き症候群」
モラトリアム型とは、
別名、燃え尽き症候群
ようするに、
- 留学中はあんなに頑張っていたのに…
- 帰国したけど、打ち込めるものがない…
といった感じです。
ここでいくつかツイートを拝借します。
これは、留学中に頑張っていたひとほど、陥りがちです。
たとえば、学生時代にスポーツ万能だった生徒が、怪我でスポーツできなり、非行に走ってしまうのと似ています。
ありあまるエネルギーの向け先がなく、ストレスに感じている状態です。
無気力状態が続くと、将来に影響がでる
繰り返しになりますが、無気力やうつ状態に続くと精神的にも肉体的にも支障がでてきます。
また、このままだと、就職・転職面談のモチベーションが上がりづらいです。
最悪ニートになることも。
せっかく留学したのに、もったいないです。
では、留学後の無気力状態に打ち勝つにはどうしたらいいのでしょうか。
留学後の無気力対策
結論、
目標を見つけるしかありません。
留学時と同じくらい打ち込める目標を見つけることです。
なにも、将来の目標でなくても大丈夫です。
まずは、目先数ヶ月の目標を決めた方がいいです。
たとえば、
- 就職先を決める
- 次の留学先を決める
- 英語以外に頑張ることを見つける
それぞれサクッと解説します。
就職先を決める
留学後は就職先を探す人が多いと思います。
就職したい企業を決めてしまえば、それに向けた準備に集中できます。
たとえば、外資系企業に就職したければ、TOEIC900点や英語面接といった準備をしなければいけません。
そういった目標設定ができれば、あとは全力で頑張るだけです。
次の留学先を決める
再び留学すると決めて、英語を頑張るのもひとつの手段です。
たとえば、前回は語学留学だったから、「交換留学や学部留学にもチャレンジしてみよう」、といった感じでひとつ留学ハードルをあげた目標を設定します。
そうすると、留学時代以上に英語を勉強する必要もでてきます。
英語以外に頑張ることを見つける
日本では、ぶっちゃけ英語を話す必要はありません。
なので、割り切って、別のことにチャレンジするのもアリです。
たとえば、プログラミング、資格試験など探せばいろいろでてきます。
ひとつの目標に変にこだわりすぎると、それが実現できなかった場合に、かえって無力感に繋がる可能性もあります。
まとめ
今回は、留学後の無気力の原因や対策を紹介しました。
留学後に無気力になるのは、目標を見失っているからです。
解決先は「次の目標を見つけること」です。
まずは行動してみましょう!
それでは本日は以上です。