「TOEICリスニングで高得点を取りたい。でも、勉強法がわからない。
色々試してみたけど、結局どれが正解なの?」
とお悩みではありませんか?
実はたった一つの勉強法を実践するだけでTOEICリスニングの点数を大幅UPさせることが可能です。
その勉強法とは、ディクテーションです。
私が学生時代に初めて受けたTOEICは440点でしたが、大学卒業時には870点を取ることができました。
ディクテーションによってリスニングも200→470と大幅に点数UPができました。
私の実体験に基づいて解説いたします。
本気でTOEICリスニングの点数を上げたい方のみ、続きをご覧ください。
TOEICリスニングで高得点を取れる勉強法はディクテーション
TOEICリスニングには様々な勉強法が存在します。
しかし断言します。
TOEICリスニングにおいて最も効果的な勉強法は、ディクテーションです。
シャドーイングでも聞き流しでもありません。
ディクテーションです。
ディクテーションがTOEICに最適な理由
ディクテーションとは、「英語の音声を聴いて、聴こえてきた音声を文字として書き起こす」という勉強法です。
そのため、どの単語が聞き取れてどの単語が聞き取れないのかをピンポイントで把握できます。
TOEICリスニングでは、「1つの単語を聞き取れたかどうか」で正解・不正解が大きく分かれる問題が多いです。
そのため、一語一句の聞き取りが訓練できるディクテーションはTOEICに最適な勉強法、といえます。
ディクテーションの勉強方法
ディクテーションを使った具体的な勉強方法について、解説します。
基本的なやり方
前述のとおり、ディクテーションの基本は「音声を聞いてそれを文字に書き起こす」です。
ただし慣れないうちは、ほとんどの文章は一発で聞き取ることが難しいと思います。
その場合は何度も繰り返し再生してみましょう。
繰り返し再生することで、聞き取れる単語をより明確に認識できるようになり、聞き取れない単語に集中することができます。
とはいえ、再生速度を0.7倍速、0.5倍速のように下げてディクテーションを行うのはNGです。
理由としては、リエゾンを聞き取る練習ができなくなってしまうからです。
リエゾンとは?
リエゾンとは、文章中の2つの単語が連結して発音が変わる現象のことです。
簡単な具体例を紹介します。
“want to”という言葉は、それぞれで読むと”ウォント”と”トゥ”です。
しかし”ウォント トゥ”ではなく”ウォントゥ”と発音します。
これがリエゾンです。
再生速度を下げると、このリエゾンが分かりにくくなってしまいます。
TOEICリスニングの点数が伸び悩んでいるという方は、リエゾンを意識せずにリスニングをしている可能性があります。
ディクテーションによって、流れる音声と読まれた文章を照らし合わせて何度も音声を聞くことで、リエゾンした文章も聞き取れるようになります。
単語の綴りは意識しない
また、ディクテーションをしていて困るのが、単語の綴りです。
音声は聞き取れたのに、単語の綴りが分からないせいで時間がかかってしまい、学習効率が落ちてしまうパターンです。
しかしここで思い出してほしいのが、
TOEICはマークシート式のテスト
という点です。
つまり綴りは関係ありません。
なんとなくの綴りが分かっていればOKです。
ですので、ディクテーションをしていて分からない綴りがあっても、そこで調べたりせずに適当に書いてしまってOKです。
TOEICで点数を取ることが目的であれば、そのなかで効率性の高い学習方法で勉強をしましょう。
ディクテーションは無料でもできる
ディクテーションをするために専門の教材が必要かというと、必ずしもそうではありません。
無料で勉強することができます。
Youtubeを利用する
具体的な方法としては、youtubeです。
youtubeにリスニングの練習問題が転がっているので、それを使えば無料でディクテーションができます。
ただし音声のみで文章が記載されていない場合もありますし、勉強していてストレスを感じることが多いです。 無料という手軽さはありますが、かならずしも快適な勉強法ではありません。
本気でやるなら参考書やアプリがおすすめ
本気でディクテーションを使ってTOEICリスニングの点数を上げたいのであれば、参考書やアプリがおすすめです。
おすすめの理由:参考書
参考書だと確実に音声と英文がそろっているので安心して学習できます。
ただし音声が一文ごとに分けられていないので同じ文章を何回も再生するときの動作が面倒くさいです。
音源がCDの場合は特に面倒です。
最近は参考書にURLが付いており、そこからMP3の音源をダウンロードできるものが多いのですが、それでも手間がかかります。
おすすめの理由:アプリ
一方、アプリの中には、一文ごとにディクテーションができるものがあります。
参考書はディクテーション用に作られていません。
とはいえ、アプリの中には、ディクテーションをすることを前提に作られているものがあります。
そのため、勉強効率は段違いです。
スタディアプリ
特に、スタディサプリというアプリがおすすめです。
問題文の中でも答えに直結する重要な文章だけをディクテーションできるようになっています。
また、アプリだとディクテーションといってもわざわざ紙に書く必要もなく、スマホで文字を入力するだけですので楽ですよ。
まとめ
以上、TOEICリスニングで高得点を取れる勉強法について解説いたしました。
TOEICリスニングで高得点を取るには、ディクテーションです。
今日の学習からディクテーションを取り入れてみてください。
今回は以上になります。