「今までありがとう」って英語でなんて言えばいいの?
退職、友人や恋人との別れる時など「今までありがとう」という場面は多いですが、
「Thank you」以外で何と言えばよいか分からない方が多いのではないでしょうか?
英語も日本語と同じで、場面ごとに適切な表現を使うことが大切です。
本記事では、「友人、職場、恋人」3つの場面別に、
「今までありがとう」と言いたい時のフレーズを解説していきます。
さらに「今までありがとう」と一緒に使うと印象が良くなる表現もご紹介しますので、
ぜひ参考にしてみてください。
今までありがとう」英語で何と言えばいい?【3つの場面別】
それでは、「友人、職場、恋人」の3つの場面で使える
「今までありがとう」を見ていきましょう。
友人との別れ
(意味:色々とありがとう)
最も定番な表現です。友人だけでなく職場など、あらゆる場面でも使えます。
なんと言えばよいかわからない時は、まずこのフレーズを使うのがオススメです。
everythingの後に、you have done for me(あなたがしてくれた)をつけて
以下のようにすると「色々と」の部分がより具体的に伝わるようになります。
Thank you for everything you have done for me.
(あなたがしてくれた全てのことに感謝します)
(意味:あなたのような友達がいて感謝しています)
「grateful」は「感謝している、うれしく思う」と言いたい時に使う表現です。
「gratefull」の他に「thankful」もよく使われるので覚えておくと表現の幅が広がります。
[memo title=”主な用法”]
・be grateful [to 動詞/人]
I’m so grateful to have a friend like you.
(あなたのような友達がいて感謝しています)
・be grateful [for 名詞]
I’m grateful for your support.
(協力してくれてありがとう)
・be grateful [that 文]
I’m grateful that you helped me.
(助けてくれたことを感謝します)
[/memo]
(意味:心の底から感謝しています。)
「from the bottom of my heart(心の底から)」と付け加えることで、より深い感謝が伝わります。
退職など職場で
(意味:今まで私にして頂いたこと全てに深く感謝致します。)
「I appreciate〜」は職場でよく使われ、Thank youよりも丁寧なイメージです。
「deeply」の他にも「really」をつけることで、「深く」感謝していることが伝わりますね。
[memo title=”主な用法”]
・I appreciate [名詞]
I deeply appreciate your cooperation.
(あなたのご協力に深く感謝致します)
・I appreciate [that 文]
I really appreciate that you have helped me.
(あなたが助けてくれたことを本当に感謝します。)
[/memo]
(意味:素晴らしい同僚でいてくれてありがとう。)
同僚に感謝を表したい時に使えるフレーズ。
「 a great coworker」の部分を「friend, my girlfriend/boyfriend」などとすることで
色々な場面に応用できるので、ぜひ試してみてください。
[memo title=”MEMO”]
*Thank you for 〜はよく使う便利な表現
〜の部分には「名詞」や「動詞のing形」が入り、
「〜に対してありがとう」と言いたい時に便利です。
・Thank you for [名詞]
Thank you for your help.
(手伝ってくれてありがとう)
Thank you for your cooperation.
(ご協力ありがとうございました)
・Thank you for [動詞+ing]
Thank you for washing dishes.
(お皿を洗ってくれてありがとう)
[/memo]
(意味:あなたは私の在籍中のよき指導者でした。)
今まで色々と教えてくれてありがとうございましたと言いたい時のフレーズで、
主に上司など指導してくれた方に使います。丁寧で誠意が伝わる表現ですね。
have beenと現在完了形を使うことで、「今までずっと」というニュアンスが伝わります。
現在完了形の継続「ずっと〜している」用法です。
恋人との別れ
(意味:今までのことは忘れません。)
今まで恋人に助けられたことを忘れませんと感謝を表すフレーズです。
「all that you’ve done for me」は「あなたが私にしてくれた全てのこと」という意味です。
(意味:よい思い出をありがとう。)恋人とは今まで色々な思い出があるでしょう。
その思い出に感謝したいという気持ちが伝わる表現ですね。
(意味:一緒に共有できた人生に感謝します。)
「 the life we shared」は一緒に共有した人生という意味。
今まで一緒にいてくれてありがとうということが伝わります。
「今までありがとう」にもう一言付け加えたい時のフレーズ5選
今までさまざまな「今までありがとう」と英語で言いたい時のフレーズをご紹介してきました。
さらに以下を加えると、より感謝の気持ちが伝わりますよ。
(意味:これからも連絡取り合いましょう。)
今後も連絡を取りたい時によく使う定番表現。
どちらかというとカジュアルな表現なので、職場などビジネスシーンで使う場合は
「Let’s keep in touch.」 や 「Please keep in touch.」と言ったほうが無難ですね。
(意味:寂しくなります。)
日本語ではあまり表現しないですが、寂しいと伝えることは英語でよくあることです。
恋人や友人同士で使うのが普通で、
ビジネスではI hope to see you again someday.(またどこかで会えることを楽しみにしています)
というのが無難でしょう。
(意味:何かあればいつでも連絡ください。)
今後も連絡を取り合いたい相手に使います。reachをcontactに置き換える場合も多いですね。
(意味:私たちの友情が今後も続きますように。)
これからも長期的な関係を築きたいと相手に伝えたい時に便利です。
(意味:あなたから多くのことを学びました。)
「今までありがとう」と言った後に、これを言われたら嬉しくなりますね。
職場で上司などお世話になった人に使えますね。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、「友人、職場、恋人」3つの場面で
「今までありがとう」と英語で言いたい時のフレーズをご紹介しました。
”Thank you”以外にも色々な言い方がありましたね。
それぞれの場面で適切に感謝を伝えることができると、
その後の人間関係にもプラスになります。
積極的に色々な表現を使い、レパートリーを増やしてみてはいかがでしょうか?