【不安解消】アメリカ留学への不安と解決策を留学経験者が紹介!

こんにちは!LingoTimesライターのタナユウです。

留学を志す人、また留学出発が決定している人であれば誰しもが抱える『不安』。

私は大学時代にアメリカ・ミネソタ州へ約1年間留学していたのですが、出発前の不安は尽きなかったことを良く覚えています。

そこで今回は、アメリカへ留学する前に感じる不安と、それに対する解決策、留学してからの実情を紹介していきたいと思います。

留学先は違っても留学する際に抱える不安は共通部分がありますので、アメリカ以外の留学先を考えている方もぜひご一読ください!

目次

アメリカ留学前で感じた不安

初めに留学へ出発する前に感じる不安について、「語学以外への不安」と「語学への不安」を紹介します。

語学以外への不安

「言語が異なる」という大きな不安を除いても、住む土地や人間関係等の生活環境が変わることに対して大きな不安を感じます。特に気になるのは、

  • 生活環境
  • 費用
  • 安全面(犯罪・銃など)

以上の3点でした。それでは1つずつ確認していきましょう。

生活環境への不安

初めに生活環境の変化による不安について紹介します。

日本での生活を思い返すと、交通の便が良かったり、徒歩圏内にコンビニやスーパーがあったりと、日常生活においての『当たり前』の水準が高いです。

しかし、その『当たり前』がアメリカ国内でも通用するのか、日本ほど整っておらずとも生活に困らない程度の便利さはあるのか、という不安を感じます。

また、『海外ではバスや電車が時間通りに来ない』という話を聞いたことのある方は多いのではないでしょうか。

実際、日本ほど正確なタイムテーブルで到着する交通機関は少ないですが、0という訳ではありません。しかし、それに関しても現地に行って初めて分かることですので、出発前はとても不安に感じていました。

食事面に関しても、機会による大量生産が盛んな国ですので、農薬や添加物を豊富に含んだ食事で体調を壊さないか、とても心配をしていた覚えがあります。

実際、場所によってはクオリティよりお腹を満たすために調理された外食メニューが存在しており、また脂肪分や糖分を多く含む製品も多いため、食事には気を使う必要がありました。

費用への不安

留学前にある程度の貯蓄をして出発される方がほとんどだと思われますが、お金の心配は何度しても尽きません。

渡航費や海外保険料は当然ですが、場所によっては授業料や寮費、学食利用者はその費用も先払いしなけらばならない場合があります。

奨学金等を受給できる見込みがある場合はいくらか心に余裕ができるかもしれませんが、日本での生活と同じクオリティを保つとなると、予想以上に費用がかさむことも避けられません。

留学前の英語学習と同じくらいアルバイトや仕事を頑張り、いくらかお金に余裕を持っておくことで不安は多少軽減されることでしょう。

留学にいくら費用が必要かは別の記事でも紹介しておりますので、ぜひご覧ください。

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安全面への不安

最近ではコロナウイルスの世界的拡大、私が留学していた当時はIS(イスラム国)によるテロなど、社会情勢が留学に影響する場合は悲しいですがよくあることです。

また、アメリカの場合は銃の取り扱いや人種差別が原因で起こる犯罪・暴動など、日本で得られるニュースの印象から大きく不安を抱くことが多くあります。

突発性の高い事象ですので、これに関しては予防のしようがないというのが本音ですが、

いずれにしろ『自分の身は自分で守る』ことがとても重要です。

具体的に述べると、

  • 危険な地域、人通りの少ない道を通らない
  • 見知らぬ場所に行く際はしっかり情報収集する
  • 他人が不快に感じる言動を慎む

上記のようなことを守ることが自分の身を守ることに繋がります。

語学に関する不安

では次に、語学に関する不安を確認します。読者の皆さんも思い当たる点があると思いますので、読みながら留学前に対策すべき点を再度確認しましょう。

英語力への不安

語学留学に行かれる場合、留学してから英語を勉強しようと考える方もいらっしゃるかもしれませんが、そうであっても生活をするわけですから、多少のリスニング力やスピーキング力は必要です。

いくら英語力試験で高得点を取っても実戦経験が無ければ不安は尽きないかもしれません。

TOEICやTOEFLの勉強で自信をつける方法もありますが、

できれば、日本に来ている留学生や外国人の集まる飲食店等で『英語を話す』練習をしておくと不安が軽減されるはずです。

コミュニケーションに関する不安

英語力が高くても人見知りや消極的な性格から上手くコミュニケーションが取れない人はいらっしゃいます。英語力と同様、日本語でもコミュニケーションを取る機会が少ない方は留学時のコミュニケーションに不安が残るでしょう。

これは個人的な意見なのですが、英語を話す時と日本語を話すときは別人になるつもりで心持ちしていた方が良いと考えます。

英語を話しているときにはテンションを切り替え、思い切ってオープンマインドになることで、日本語を話す際にもコミュニケーションが取りやすくなります。

友達作りに関する不安

生活を豊かにするためには上記のコミュニケーションはもちろん、自分を精神的に支えてくれる友人を持つことが欠かせません。

しかし母国語が使えない以上、自分の英語が相手に伝わるのか、他愛もない会話を英語でできるのか、といった心配は確実にあります。

私自身も留学前は英語で会話をする経験が少なく、果たして気の許せる友人が作れるのかと心配しましたが、実際のところは優しい人ばかりで現在でも付き合いのある友人が数多くできました。

アメリカ留学での不安解消法

アメリカ留学での不安解消法

それでは、上述した不安は留学中に現実に起こったのか、また起こった場合、どのようにして解消されるのか、どのようなことに気を付け意識したのか、場面別に紹介していきたいと思います。

留学前の不安と実際に留学してからの実情 – 語学以外

語学以外の面における不安に関して、

  • 生活環境
  • 費用
  • 安全面

の3点を挙げましたが、実際留学してみての状況はどうであったか、私個人の体験を交えて説明します。

生活環境における実情

外出に関して、日本のように24時間開いているコンビニやスーパーが沢山あるわけではなく、基本的には日を超えるまでに店舗は閉店するため、深夜帯に出歩くことの慣れているひとにとっては不便でしょう。私は夜に外出することが減ったため、むしろ生活習慣が整い健康的になりました。

また、交通機関に関しても日本と比較すると多少到着・出発時間に誤差がある場合はありますが、生活に多大な影響を与えるほどではありませんでした。

食事に関しては、先述の通り添加物を含んだ食事は多いですが、ベジタリアンやヴィーガン等食事に気を遣う人々も多いため、自分次第では健康的な生活を送ることができます。

費用における実情

費用に関しては、出発前に不安を持たない場合の方が少ないですが、実際費用は大きくかかります。なのでお金に余裕がある方以外は、奨学金の手続き等出発前に事前に準備しておいた方が良いでしょう。

学生ビザではワーキングホリデーのように働くことも出来ませんので、資金に関しては十分な準備が必要です。

私も食費や交際費等、抑えられる分はなるべく出費しないよう気を付けながら生活していました。

安全面における実情

犯罪やテロは先述のように突発性のあるものですので、中々防ぐことが難しい場合が多いですが、

  • 危険な地域、人通りの少ない道を通らない
  • 見知らぬ場所に行く際はしっかり情報収集する
  • 他人が不快に感じる言動を慎む

のような当然のことを守ることが普段から出来る対策です。

銃に関しては、自分の敷地内で許可を持っていれば使用しても良いと認められているので、私も友人に誘われてハロウィンの時期にカボチャを射撃するなど、日本ではなかなかできない体験をしました。

留学前の不安と実際に留学してからの実情 – 語学

次に、語学に関する不安の章では

  • 英語力
  • コミュニケーション
  • 友達作り

の3点を挙げました。実情はどのようだったか、体験を元に説明したいと思います。

英語力における実情

英語力に関しては、自分自身がどの程度の英語力を身に着けたいかによるでしょう。

日常会話を身に着けたい程度であれば、他国から留学している英語力が同レベルの学生と話すだけでも多少の慣れにより身に着けられると思いますが、語彙力や文法力、英語を介した知識が乏しいため、深い内容の会話は難しいです。

留学前から継続的に勉強し、英語を使って自分の意見を伝える練習をしておけば、一段レベルの高い英会話が楽しめるはずです。

コミュニケーションにおける実情

先述のように、日本語と英語を話す際には性格やテンションを切り替えて話すことをおすすめします。

私は留学前は割と人見知りの傾向がありましたが、英語でコミュニケーションを取るようになって以降、日本語を話す際にも堂々と上手に会話できるようになった自負がありました。

気持ちを切り替えるのは難しいことではありますが、乗り越えると大きな財産を手に入れられます。

友達作りにおける実情

現地の方ではなく各国からの留学生であれば、英語力も自分と同程度の方がいらっしゃいますので、友人関係に発展しやすい可能性が高いです。

現地のネイティヴスピーカーでも日本に興味のある方や国際交流に積極的な人ならば仲良くなりやすいですが、そうでなければある程度の英語力と積極性がないと難しいかもしれません。

まとめ

留学前に抱える不安の種類や実際に留学してからの印象、気を付けたことや意識したことがお分かりいただけたでしょうか。

どのような種類であっても新しいことにチャレンジするときは不安が付きまとうものだと思います。それに対して如何に最大限の準備・情報収集ができるのかによって、解消される不安の程度は異なるでしょう。

一生に何度もない貴重な留学期間を有意義にするためにも、事前段階から全力で取り組んでおくことを留学経験者の立場からおすすめします。

では、素敵なイングリッシュライフを!

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