こんにちは。
日本人で英語の発音に苦労している人は多いと思います。
発音は定量的な評価が難しく、独学で治そうと思ってもなかなかうまくいかないと思います。
相手が日本人の英語に慣れていれば、音の違いや前後の文脈から、意図を汲み取ってくれたりもしますが、すべての人がそうとは限りません。
そういう僕も発音が得意な方ではなく、ずっと発音を治したい…と思っていましたが、留学や海外駐在を終え、タイミングを逃してしまいました。
だからこそ、みなさんには英語の発音を早く治してほしいと思います。
英語の発音が悪いと困ること
まず、英語の発音が悪いと、以下のような問題が生じます。
- 日本人英語と舐められる
- 相手に正しく伝えることができない
日本人英語と舐められる
世界で英語を話す人の約80%はノンネイティブとはいえ、発音が悪いと舐められることはよくあります。日本人英語(Japanglish)という言葉もあるくらいですよね。
実際、自分が海外駐在していた時は、自分の発言の中身よりも発音で下にみられることもありました。伝える以前に聞いてもらえない感じですね。
とはいえ、そこで挫けても仕方ないので発言し続けましたが、やっぱり日本人英語から抜け出したいという気持ちはずっとありました。
相手に正しく伝えることができない
英語の発音が悪いと相手に誤った解釈を与えてしまう場合もあります。前後の文脈で理解してもらえることもありますが、かならずしもそうとは限りません。
たとえば、以前、自分では、Version(バージョン)と伝えたつもりがVirgin(バージン)と伝わってしまったことがあります。
相手はアメリカ人男性だったので笑って指摘してくれましたが、たったひとつの単語の発音が大惨事を招くこともあります。
なお、本田選手も以前インタビューでfactがfuckedと発音してますね。
上記のように笑って済めばいいですが、その場の状況によっては命取りになるので正しく発音できるに越したことはありません。
英語の発音が治らない人の特徴
自分も発音を治そうと思っていましたが、なかなか取り組むことができませんでした。
繰り返しになりますが、すごく後悔しています。発音は癖や習慣なので、修正が遅れれば遅れるほど、改善に時間がかかるので、すぐに取り組んだほうが絶対いいです。
英語の発音が治らない人の特徴は以下のとおりです。
- 口や舌を正しく動かすことができない
- 自分の発音をネイティブに確認しない
- 英語の発音アプリを使う
口や舌を正しく動かすことができない
正しい発音を身につけるためには、正しい口や舌の使い方で練習することが大切です。
最近では、Youtubeでたくさんの発音動画を見ることができますが、とはいえ、これまで染み付いた動きや癖が邪魔でなかなか正しく動かすことができないですよね。
そうこうするうちに、練習が億劫になり、元のままです。
自分の発音をネイティブに確認しない
上記で正しい口や舌の動きができたとしても、正しく発音できているかは別の問題です。
自分では正しく動かせているつもりでも、間違った音になっていることはよくありますよね。
このとき、ネイティブに確認してもらえば、自分の発音の正誤が判断できますが、それをしないために間違った音で継続して練習してしまうのです。
英語の発音アプリを使う
英語の発音アプリで発音練習はできます。
とはいえ、やめたほうがいいです。
Google翻訳は以前に比べて精度が格段にあがっていて、音声入力することで一応の参考になりますが、いかんせん使いづらいです。
一方、発音アプリはあまり役立たないことが多いです。
たとえば、appropriate の単語を全く違う風に発音しても、ある程度あっている風な結果が表示されてしまったりと、正直実践レベルだと使い物になりません。
というわけで、英語の発音が治らない人の特徴を紹介しました。
もうひとつ付け加えると、僕のことでもありますが、早く行動しない人ですね。
逆にいうと、英語の発音が治る人は発音の悪さに気づいたときにすぐに行動できる人ですね。
英語の発音を治すには
僕は英語の発音を治さないといけないと思いつつも、治すタイミングを逃してしまい、とても後悔しています。
とはいえ、実際に自分の周りにも発音が上達しているひとはたくさんはいるので下記のような努力を続ければ、発音を治すことは可能だと思います。
- 正しい口・舌の動きで継続して練習すること
- ネイティブに発音のチェックをしてもらうこと
最初の正しい口・舌の動きはYoutubeで良い教材がたくさんあります。
特に、サマー先生と英会話はわかりやすいです。
ネイティブ発音チェックは独学では難しいので、オンライン英会話で直接講師に矯正してもらった方が早く確実です。
とはいえ、一般的なオンライン英会話は基本的にノンネイティブ講師なので、ネイティブ講師100%のCamblyをおすすめします。
私も以前Camblyを使っていてレッスンを受けたことがあるので、詳細はこちらの記事を参考してください。
というわけで、英語の発音が治る人と治らない人の違いでした。
英語の発音は先延ばしにすればするほど、癖が残り矯正に時間がかかります。
この記事を読んだら、ぜひすぐに発音矯正に取り組んでください。