こんにちは。
英語を勉強していると途中で眠くなり、全然捗らないことってありますよね。
そんなとき「甘いこといわずに勉強しろ」と言う人もいるかもしれませんが、眠気は対策することができます。
英語の勉強中にどうしても眠くなる…という人はぜひ取り入れてみてください。
英語の勉強中に眠くなる原因
まず眠くなる原因を解説します。
主に、3つの理由があります。
- 睡眠の質・量が足りていない
- 脳がストレスを感じている
- 眠くなる時間帯に勉強している
ひとつずつ簡単に解説します。
睡眠の質・時間が足りてない
一般的に必要な睡眠時間やどれくらいの睡眠で眠くならないかは、個人差があるので、一概にいえません。
人はいったい毎日何時間眠れば良いのか?実はその絶対的な基準はありません。睡眠は体質や性、年齢など個人的な要因に影響されるためです。「睡眠時間は人それぞれ、日中の眠気で困らなければ十分」と、睡眠時間にはこだわらなくて良いというのが専門家の見解です
引用元:睡眠リズムラボ「最適な睡眠時間って何時間?」
とはいえ、ショートスリーパーでもない限り、3時間睡眠とかだと、おそらく眠くなってしまうでしょう。
また、就寝前に以下の行動をすると、カラダが起きてしまい、快適な睡眠をとることができなくなってしまいます。
- スマホをいじる
- カフェイン・紅茶を飲む
- 喫煙
上記が思い当たる人は、就寝前に行うのはやめましょう。
脳がストレスや疲れを感じている
脳は、自分が興味がないものやわからないことがあるとストレスを感じます。
英語でも、リスニングやリーディング中に内容が良く理解できずに同じ箇所を繰り返しているといった場合、脳はストレスを感じてしまいかもしれませんね。
眠くなる時間帯に勉強している
人間にはもともと眠くなる時間帯があります。
枝川教授「ひとつ目は、人間にはもともと眠くなる時間があるということです。ヒトには“サーカディアンリズム”という24時間周期のリズムに代表されるようないくつかの周期のリズムがあります。このリズムの中で脳の働きが鈍くなる時間帯があって、それが午後2~4時、午前2~4時と言われていますね。」
引用元:タウンワークマガジン「昼寝でスッキリ!手軽で効果の高い仮眠方法を専門家に聞いてきた」
午後2〜4時、午前2〜4時と言われているみたいですが、その時間帯に英語を勉強すると自然と眠くなる可能性が高くなります。
英語の勉強で眠くなったときの対策
朝起きてから勉強する
朝は頭も冴えていて勉強が捗る時間帯です。
脳科学者の茂木健一郎氏によると、朝目覚めてからの3時間というのは脳が最も効率よく働く「ゴールデンタイム」なのだといいます。一日働き通した脳は夜に睡眠をとることで一旦リセットされ、起床後には新たな気持ちで活動をすることができるのです。
引用元:東京法経学院「朝は「脳のゴールデンタイム」! 朝に勉強をするのが効率的な理由とは」
自分も朝勉強していますが、起きてすぐに洗顔と歯磨きをしてから勉強することも習慣にしています。
最初、朝起きるのはつらいと思うかもしれませんが、慣れると楽です。ぜひ1週間続けてみてください。
食後に勉強しない
食後は消化吸収のため、血液が胃腸に集中します。
食事をとると、消化吸収を助けるために、全身の血液が胃腸に集まるんですね。すると、脳への血流量が一時的に不足して、眠気が起こる。これが食後の眠気の原因です
引用元:クロワッサン「Vol.58 食事の後、眠くてしかたありません。【40歳からのからだ塾WEB版】」
食後眠くなるのは、人間の仕組み上避けられないので、なるべく食後に勉強することは避けた方がいいです。
歯磨きをする
歯磨きも眠気対策に効果があります。
歯茎が刺激されると、その刺激により脳内の眠気につながる睡眠ホルモンの【メラトニン】の分泌が減ると言われています。ですので、ランチ後眠くなった時に歯磨きをする事でメラトニンの分泌を抑えて頭をスッキリさせる事ができます。ミントなどのスッキリする歯磨き粉もあわせて使うと、より効果があるかもしれません。
引用元:ルミネ千住クリニック「歯磨きと睡眠」
眠気の原因であるメラトニンの分泌が減ります。自分は食後にかならず歯磨きをしていますが、特にランチ後にすると、昼過ぎの眠気も和らぎますね。
筋トレやストレッチをする
筋トレやストレッチも眠気に効果的です。
「眠いときは副交感神経が優位になっている。筋肉を動かすことで交感神経が優位になって眠気が取れますし、脳の血行も良くなって頭がスッキリします。手っ取り早いのはウォーキングやジョギング。実際、歩きながら眠れる人はいないでしょう」
引用元:日経ビジネス「ランチ後の眠気を撃退! 秘伝3分間ストレッチ」
自宅で勉強していると筋トレやストレッチは簡単に導入できますよね。
カフェとかだとさすがに…ですが。
とはいえ、軽く店内を歩くだけでも違うかもしれませんね。
仮眠をとる
英語の勉強中に眠くなったら思い切って仮眠をとります。
枝川教授「寝すぎもリズムが崩れます。少し眠るからすっきりする。理想的な仮眠時間は20分前後で、長くとも30分以内に留めた方が良いですね。あまりに熟睡すると覚醒に時間がかかってしまいます。ヒトは段階を踏んで眠りが深くなっていくので、深い睡眠の一歩手前くらいがベスト。その段階が10~20分前後と言われています」
引用元:タウンワークマガジン「昼寝でスッキリ!手軽で効果の高い仮眠方法を専門家に聞いてきた」
とはいえ、寝すぎることもNG。
10-20分程度がベストです。
というわけで、英語の勉強中に眠くなる原因と対策でした。
勉強中に「あ〜、眠い…」、と思ったらぜひ試してみてください。
以上です。