こんにちは。
コロナウィルスの影響で、今後、学校教育のあり方も変わっていきそうです。
とはいえ、2020年から、英語は小学校3年生からはじまります。
そこで今回はオンライン英会話の学校導入について、僕なりに考察します。
オンライン英会話学校導入のメリット
最初にオンライン英会話学校導入のメリットです。
- ネイティブ講師と会話レッスンが受けられる
- ソフトウェアの導入コストはゼロ
- 1対nのレッスンも可能
それぞれ解説します。
ネイティブ講師と会話レッスンが受けられる
インターネットに接続するだけで、ネイティブ講師と会話レッスンを受けることができます。
はっきりいってしまうと、日本人英語教師で英語を話せる人はそれほど多くないです。
なので、どうしても会話レッスンが少なくなりがちです。そして結果的に日本人は英語を話せない要因。
そういうわけで、学校毎にALT採用が進んでいると思いますが、オンライン英会話ならもっとサクッと導入できます。
ソフトウェアの導入コストはゼロ
オンライン英会話用ソフトウェアは、スカイプやZoomが有名ですが、無料です。
ただし、グループレッスンの人数によっては有料プランが必要です。
なお、PCにダウンロードするだけで使えるので、導入も楽です。
1対nのレッスンも可能
一般的なオンライン英会話はマンツーマンレッスンですが、1対nのレッスンが可能です。
たとえば、講師1人と生徒30人といった感じの講義もできます。
次は、機能について少し触れます。
画面共有もできる
講師は画面共有ができるので、PCで教材を開くだけで参加生徒全員に共有できます。
なので、板書やプリント配布も不要です。
あとは、レッスン終了後に、教材を共有するのも簡単です。
チャットで質問
生徒からの質問は口頭だけではなくチャットもOK。
英語でチャットすればライティングの勉強にもなります。
オンライン英会話学校導入のデメリット
一方、デメリットもあります。
- 導入コスト
- 生徒のマネジメントはできない
導入コスト
繰り返しになりますが、ソフトウェアの導入コストはゼロです。
とはいえ、
- オンライン英会話のコスト
- ハードウェアのコスト
はかかります。
オンライン英会話のコスト
マンツーマンのオンライン英会話だと、ひとり月額4000-7000円くらい。
たとえば、単純計算で
- 生徒30人 × 月額5000円 = 月額150000円
の感じ。
ただし、これはあくまでも参考価格です。
というのも、グループレッスン(講義)なら先生はひとりまたは数名でいいのと、学校導入プランもあるので、いちがいには言えないからです。
あとは、ハードウェアも問題もあります。
ハードウェアのコスト
PCもしくはタブレットは生徒の人数分いります。
このあたりは政府主導で進んでいますが、現状、PCは1台あたり生徒5.4名とまだまだ足りてない感じです。
引用:文部科学省「平成30年度学校における教育の情報化の実態等に関する調査結果(概要)」
このあたりの導入コスト・導入時期をどう考えるかがポイントになってきそうです。
生徒のマネジメントはできない
オンライン英会話では、生徒のマネジメントまでは難しいと思います。
たとえば、生徒がどこまで理解しているか、レッスンについていけてるか、などです。
このあたりは現場の英語教師の方のフォローが必要になります。
なお、AIやオンライン英会話の普及で、学校教育で英語教師は不要論がありますが、僕は反対派です。
生徒のモチベーション管理や伴走役としての存在意義は大きいと思います。
学校導入時のポイント
オンライン英会話を学校導入する際のポイントは以下のとおり。
- 教材
- グループレッスンorマンツーマン
- 講師
それぞれサクッと解説します。
教材
既存の教科書にそったレッスンか、それともオンライン英会話用の教材を使うか?、です。
個人的には、既存の教科書がいいと思います。
理由は、
- 基礎から学べる
- テスト・入試にも対応できる
- 先生側に余計な負担が増えない
といった感じです。
とはいえ、学校毎に対応は違ってきそうです。
グループレッスンかマンツーマンか
これは難しいですよね。費用とのバランスもありますし。
とはいえ、、教室で全員がマンツーマンレッスンを受けると、結構カオスになりそうです。。。
講師
オンライン英会話の講師はフィリピン人が多いです。
もちろんフィリピン講師の英語力は高いですが、ネイティブとは言い切れません。
個人的には、学生のうちから正しい英語を身につける点で、ネイティブ講師がいいと思います。
学校導入可能なオンライン英会話
最後に学校導入可能なオンライン英会話のリンクを貼っておきます。
よければ、参考してください。
それでは本日は以上です。