英語アプリを使って独学で勉強しようと思っている人は多いと思います。
とはいえ、英語アプリがあわないひともいます。
そこで今回は英語アプリを使っても微妙な人を解説します。
英語の独学でアプリを使っても微妙な人
それは以下のとおりです。
- 復習できない人
- すでにある程度英語ができる人
それぞれ具体的に解説します。
復習できない人
アプリの大きなメリットは以下のふたつです。
- 持ち運びが楽でどこでも勉強できる
- できた箇所・できてない箇所の自動仕分け
つまり、自分ができてない箇所をすぐに復習できる点です。
とはいえ、アプリは復習というよりも、前に進めることを重視した設計になっているので、自分の意思で復習できない人には向かないです。
アプリはゲーム感覚
繰り返しになりますが、アプリの基本設計として、復習機能はあるものの「先に進める方を優先している」感じは受けます。
たとえば、ゲーム感覚でサクサク問題を解けば、ポイントがもらえる、などです。
そうすると、アプリ自体は楽しいですが、前に進めることに熱中して復習しなくなります。
そうはいっても、復習は一番大切です。
人はすぐに忘れる
特に英単語は覚えても、復習がないとすぐに忘れてしまいます。
たとえば、エビングハウスの忘却曲線が示すとおり、人はすぐに忘れます。
こんな感じ。
残念ながら、1ヶ月後には21%しか覚えてません。
ここで忘却を食い止めるには復習しかありません。
とはいえ、アプリだと、上記のとおりそれは難しいです。
もちろん、自分の意思で復習できる人は別です。ただ、結論、そうじゃない人にとって、アプリは効果が薄いと思います。
すでにある程度英語ができる人
もうひとつ、すでにある程度英語ができる人にとってはアプリは微妙だと思います。
アウトプット > インプットの方がいい
アプリは暗記や問題のやりこみ(インプット)には向いていますが、アウトプットには不向きです。
というよりも、ほとんどのアプリではアウトプットができません。
一方、
TOEICで600点以上ある人であれば、アウトプットの機会をどんどん増やした方がいいと思います。
というのも、英語の基礎さえあれば、アウトプットを重視してもインプットはできるからです。
例①:オンライン英会話
アウトプットを磨く手段として、オンライン英会話があります。
オンライン英会話の基本的なスタイルは、「テーマ記事に対して、講師の質問に英語で答えていく」です。
つまり、
- テーマを読む → 単語力・リーディング強化
- 講師の英語を聞く → リスニング強化
- 英語を話す → 単語・文法を実践的に使う
こんな感じで、
ある程度テーマを理解できる英語力があれば、アウトプットを重視しても、インプット強化はできます。
ちなみに、TOEIC600点はあくまでも僕の感覚です。なので、もし気になる人は実際に無料体験レッスンを受けてみた方がいいと思います。
以下に、おすすめのオンライン英会話をまとめています。
興味のある人はどうぞ。
例②:シャドーイング
もうひとつは、シャドーイングです。
シャドーイングは「スクリプトの音声を聞いて、そのまま口に出して練習」する勉強法です。
- スクリプトを理解 → 単語力・リーディング強化
- 英語で音声を聞く → リスニング強化
- 英語を話す → 単語・文法を実践的に使う
こんな感じで、インプットからアウトプットまで幅広く学習できます。
というわけで、ある程度英語ができる人は、アプリではなく、アウトプット重心の勉強法を行った方がいいと思います。
とはいえ、「英語初心者で独学で復習もしっかりできるという人」であればアプリはおすすめできます。
英語の独学におすすめのアプリ
無料と有料でひとつずつ厳選して紹介します。
あまり多いと、いろいろ使ってしまって、結果的にどれも中途半端になってしまうからですね。
それぞれユーザー数も多く評価も高いので間違いないアプリと言えます。
無料:英単語アプリ mikan
mikanは英単語を覚えることに特化したアプリです。
英語初心者であれば、まずは単語力の強化から始めた方がいいです。
- すべて音声付き
- 1日に覚える単語量を設定可能
- 学習のリマインド機能
ざっくりですが、こんなかんじです。
1日に覚える英単語数を設定できるので、自分のペースにあわせて勉強できます。
またリマインド機能があるので、ついつい忘れてしまう、といったこと防げます。通勤時間にリマインド設定をしておくといいかもしれませんね。
有料:スタディサプリ
スタディサプリはリーディング、リスニングなど総合的に学べるアプリです。
- すべて音声付き
- 目標設定・進捗の把握が可能
- TOEIC試験対策もできる
ざっくりですが、こんなかんじです。
スタディサプリのいいところは、目標設定ができて、その学習進捗をフォローできる点です。
たとえば、TOEICで〇〇点とる、という目標があるひとには向いています。
Twitterでもスコアアップのツイートが多いですね。
>> スタディサプリENGLISH(新日常英会話コース)はこちら
>> スタディサプリENGLISH(TOEICテスト対策)はこちら
というわけで、本日は以上です。