英語でキャリアアップしたい人向けに転職エージェントを利用するメリットやおすすめのエージェントをまとめました。
僕もエージェント経由で転職した経験があるので、読者の方の参考になれば幸いです。
転職エージェントを利用するメリット
まず、転職エージェントを利用するメリットは以下のとおりです。
- 転職市場の最新情報が得られる
- 自分の市場評価がわかる
- 求人を自分で探す必要がない
- 企業側とのやりとりを代行してくれる
- 給与・条件交渉にも対応してくれる
ひとつずつ簡単に解説します。
メリット①:転職市場の最新情報が得られる
転職エージェントは転職支援のプロです。
毎日たくさんの転職候補者や採用企業と面談しています。そのため、転職エージェントには日々最新の転職情報が入ってきています。
具体的には、業界・企業の採用トレンド、候補者の転職状況など、転職に関するあらゆる情報です。
基本的にこのような生の情報はインターネット上でググっても見つけることは難しいです。でも、転職エージェントを利用すれば、簡単に得られるわけですね。
メリット②:自分の市場評価がわかる
特に、はじめて転職する場合、自分の「市場価値」を気にしている人は多いと思います。
これまで会社で仕事を頑張ってきたけど、一体マーケットではどれくらいの年収・評価なのかと。
もしかしたら、
- 現職での年収・評価は高いけど、市場でみると低い
- 現職での年収・評価は低いけど、市場でみると思ったより高い
などです。
もし「市場評価が低い」場合であっても、それはこのままだと危険だということです。どんどんマーケットとの乖離が広がってしまう可能性があります。
このような情報も転職エージェントを利用する以外に知るすべはないです。
メリット③:応募企業の絞り込みが楽
求人を自分で探す必要がない
転職エージェントを利用すれば、求人を自分で探す必要がありません。
もし自分で探す場合は、まず業界を決め、企業の採用ページをひとつひとつ確認したりといった作業が必要ですが、かなり大変です。
それにくわえて、職務経歴書・履歴書など準備しないといけないので、「求人を調べる」という作業は転職エージェントに任せた方が負担が軽いです。
現在採用中の企業をフィルタリングできる
採用企業の求人動向は日々変わります。そして最近は市場の変化も早いです。
一方、
企業の採用ページはリアルタイムに更新されてることは少ないです。
これは仮説ですが、企業の採用ページはブランディングが目的であり、本気で採用者を募っていることは少ないんじゃないかと思います。
そういうわけで、自分で調べて応募してもすでに採用終了、といったことは全然起こります。
つまり、「興味がある企業×現在採用中」の企業を自分で探すにはかなりハードルが高いです。
メリット④:現職に集中しながら転職活動できる
在職中であれば、なるべく上司や同僚に転職の動きは気づかれたくないですよね。
転職エージェントを利用すれば、上記企業の絞り込みだけではなく、企業側とのやりとりをすべて代行してくれます。
また、電話も「夜の時間帯だけしてほしい」と事前に伝えておけば、業務時間中にかかってくることもないです。
そのため、現職に集中しながら転職活動を進めることができます。
メリット⑤:給与・条件交渉にも対応してくれる
転職者のなかには、自分の希望条件を企業側には伝えづらい、と言う人もいるかもしれません。
とはいえ、せっかくなら、より良い条件で転職したいと思うのは当たり前ですよね。
転職エージェントなら、給与・条件交渉にも対応してくれます。
もちろんかならず成功するとは限りませんが、依頼したら別途料金がかかるといったことはないので、とりあえず交渉を依頼した方がいいと思います。
実際、僕も希望条件を伝えたり条件交渉はしています。すべて転職エージェントに任せて条件アップしたこともあります。
転職エージェントは転職者と採用企業側との間にたって、数々の条件交渉をこなしています。
つまり、交渉のプロなので、自分で交渉するよりも良い条件を引き出せる可能性は高いと思います。
転職エージェントを利用するデメリット
僕もなんども転職エージェントを利用していますが、基本的にデメリットは少ないです。
あえてあげるとすると、
- 企業側の本音がわかりづらい
でしょうか。
デメリット:企業側の本音がわかりづらい
転職エージェントは企業側とのやりとり・交渉を全て代行してくれますが、代行してくれる分、相手の本音や温度感がわかりづらいです。
ただ、
これを気にするとキリがありません。
なので、個人的には転職エージェントにすべて任せる、といった思考の方がうまくいくと思います。
英語でキャリアアップ転職するために必要なこと
英語でキャリアップ転職するために必要はことは以下です。
- TOEICのスコア
- 英語でのドキュメント経験
- 海外駐在経験
上記のうち、どれか当てはまれば英語で転職は可能だと思います。
TOEICのスコア
TOEICのスコアは一番定量的なので、企業側としても判断しやすいです。
英語ができる人材として転職するなら目安として800点くらいはほしいです。
英語でのドキュメント経験
英語は読み書きだけでOKという求人も多いです。
たとえば、英文メール作成や契約書の読解ですね。
日系企業であれば、実際に英語を話したりすることは少ないので読み書きだけで十分といった感じです。
海外駐在経験
海外駐在経験はビジネス英語力を証明する上で一番評価が高いと思います。
企業としても海外事業の即戦力は喉から手が出るほどほしいですから。
ただ、海外駐在経験者はそれほど多くはないと思うので、まずはTOEICの点数をあげることに専念した方がいいと思います。
英語でキャリアアップするのにおすすめの転職エージェント
おすすめのエージェントは以下のとおり。
- リクルートエージェント
- パソナキャリア
- JAC Recruitment
- ビズリーチ
- ロバート・ウォルターズ
なお、上記はすべて登録した方がいいです。
複数のエージェントを登録した方がいい理由
以下のとおりです。
- 各社登録情報は同じ
- 案件が違う
- 担当者が微妙な場合もある
- 案件紹介がない場合もある
各社登録情報は同じ
基本的に、転職エージェント登録時に必要な情報はどこも同じです。
なので、コピペで登録しても全然OKです。
各社案件が違う
世の中には山ほど企業があるので、各社すべての企業をカバーしているわけではありません。また、繰り返しになりますが、最新の求人情報を揃えるだけでも結構大変です。
その結果、各社持っている求人情報が違います。
僕も転職した際は、4-5つ登録していました。登録時にそれぞれ10社ほど求人票を見せてもらいましたが、半分以上はバラバラです。もちろん一部被っている先もあります。
複数の転職エージェントに登録することは求人情報の幅を広げることになるので、複数登録した方が絶対にいいです。
担当者が微妙な場合もある
転職エージェントに登録すると、担当のキャリアコンサルタントがつきます。
ただし、同僚・友人からの紹介でもない限り、こちらからキャリアコンサルタントを選ぶことができません。
そのため、担当がイマイチということはあります。
転職は人生のターニングポイントなので、「コイツに任せたくない…」と思っても担当者を変えてとはいいづらいです。
担当変更を伝えても、次の担当もダメの可能性はゼロではないので、別の転職エージェントの方がマシな気がします。
案件紹介がない
僕も1社ありましたが、転職エージェントとの面談後、案件紹介がない先がありました。
はっきりいってしまうと、転職エージェントもビジネスなので、
- 転職意思が高い(退職の目処がついている)
- 採用される可能性が高い
といった候補者を優先します。
その場合、こちらから催促してもしょうがないので、別の転職エージェントを利用しましょう。
というわけで、英語でキャリアアップしたい人向けにおすすめの転職エージェントを紹介しました。
転職は時間がかかるので、なるべく早く動いた方がいいです。
まずは自分の市場価値から知りたいでも構わないので、転職エージェントに登録する一歩をふみ出してください。
本日は以上です。