こんにちは。
英語学習者のなかには、英語を勉強して昇格・転職を考えている人は多いと思います。
結論、英語力があると年収はあがりやすいです。
今回は「実際にどれくらい相関性があるのか」、そして「なぜ英語力があると年収があがりやすいのか」を解説します。
英語力と年収の関係性
英語力と年収の関係性は以下のとおり。
引用:エンワールドジャパン「英語レベルと年収実態調査」
ここでポイントは、
- 英語と年収は相関がある
- 年収1000万円も可能
です。順番に解説します。
英語力と年収は相関がある
上図のとおり、
英語力と年収は相関関係があり、英語力が高いほど年収も高い傾向があります。
では、「なんで英語力があると年収が高いの?」思うかもしれませんので、この理由については後述します。
英語力があれば年収1000万は超える
英語力があれば年収1000万円も可能です。
たとえば、ビジネスレベルの英語力があると、年収1000万円以上は約46%です。
ここでいう「ビジネスレベル」の定義がわかりづらいですが、
引用:エンワールドジャパン「英語レベルと年収実態調査」
こんな感じで、
メールだけではなく、レポート作成や会議も英語で行うレベル
と推測できます。
ここからは、なぜ英語ができると年収が高いのかを解説します。
なぜ英語ができると年収が高いのか
以下が推測できます。
- 外資系企業に就職しやすい
- 役職があがると英語が必要
- 海外駐在
順番に解説します。
理由①:外資系企業に就職しやすい
英語力があると、外資系企業へ就職しやすいです。
そして一般的に日系よりも外資系企業の方が年収は高いです。
たとえば、以下は、消費財メーカーの年収比較です。
引用:ONE CARRER「外資系企業の年収・ホワイト度ランキング!「高給」「激務」の実情を数字で比較してみた。」
こんな感じで、同じ業界でも外資系企業の方が年収が高いです。
もちろん、業界によっては当てはまりませんが、外資系は高給取りというのはよく聞く話です。
まとめると、
英語力が高い→外資系企業に就職→年収アップ
という構図と推測できます。
理由②:昇進に英語が必要
一部の日系企業では、昇進条件に英語力を課しています。
たとえば、TOEICの点数です。
引用:一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会「英語活用実態調査2019」
以下は役職毎の「昇格要件の導入企業割合」です。
- 役員:8.9%
- 部長:10.2%
- 課長:18.2%
- 係長・主任:10.8%
全体的に10-20%。それなりの割合です。
上記は2019年のものですが、2013年のデータでも全体で15.8%でした。
なので、
割合的には、それほどあがっているわけではないと思います。
ですが、日本は国内人口減少が予測されており、グローバル化必須と考えると英語力の需要は高まりそうです。
まとめると、
英語力を勉強→昇格→年収アップ
の流れと推測します。
理由③:海外駐在
僕も海外駐在したことがあります。
海外駐在すると以下のように年収があがります。
- 基本給アップ
- 海外手当あり
給与は現地通貨で受け取るため、為替の影響はありますが、上がることは間違いないと思います。
というわけで、本日は「英語力と年収の関係性」や「なぜ年収があがりやすいか」を解説しました。
本記事が転職者や英語学習者の参考になれば幸いです。
それでは以上です。