こんにちは。
今回は、オンライン英会話で講師とディスカッションしたい方向けです。
ディスカッションは「それぞれの意見を具体的に討議し合う」ことですが、結論、オンライン英会話でディスカッションしても微妙です。
それでは理由を説明します。
オンライン英会話のディスカッションが微妙な理由
- 講師に専門性はない
- 通常、講師は質問役
順番に解説します。
理由①:講師に専門性はない
まず、ディスカッションはテーマに対する専門性がないと成り立ちません。
いくら自分がテーマに詳しくても、講師側が詳しくなければ、一方的に話して終了です。
たとえば、自分が医療に詳しくてディスカッションしたいと思っても、講師も医療に詳しくなければ、意見はでてこないと思います。
もちろん、テーマのジャンル、レベルにもよります。
とはいえ、オンライン英会話のサイトでは、「ディスカッションテーマ」毎に講師が別れているわけではないため、適切な講師を探すことは難しいです。
理由②:通常、講師は質問役
オンライン英会話の基本スタイルとして、「講師は質問役」です。
たとえば、こちらの意見に対して、講師がWhy?やHow?と質問してくる感じです。
これは、生徒側のアウトプットを高める方法としてはいいですが、ディスカッションには向きません。
なので、基本的に、オンライン英会話の講師は生徒に対して「自分の意見を伝える」ことに慣れてないことが多いです。
もちろん、なかには慣れてる方もいるかもしれませんが、そんな講師を探すことは難しいです。
以上がオンライン英会話でディスカッションしても微妙な理由です。
とはいえ、
オンライン英会話で、ディスカッションの「練習」をする場合はアリです。
講師は英語の文法や発音チェックはできるからです。
そこで、ここからはオンライン英会話でディスカッションの練習をする方法を解説します。
オンライン英会話のディスカッション練習方法
流れは以下です。
- テーマを選ぶ
- 発言を準備
- レッスン開始
- レッスン終了前
順番に解説します。
ステップ①:テーマを選ぶ
ディスカッションのテーマは自分で決めます。
ただし、特にテーマの指定がなかったり、一般的なものであれば教材として準備されています。
たとえば、
- 食事
- 映画
- 文化
といった感じです。
その場合は、講師に選んでもらうかたちで大丈夫です。
ステップ②:発言を準備
自分で決めたテーマなら発言内容を準備した方がいいです。
できれば、1レッスンあたり2つ準備します。
1レッスンは25分なので、1つだと時間が余るからです。
また、発言内容の構成も大切です。
- 主張
- 理由
- 事実
ディスカッションなのでこんな感じで論理的にします。
それぞれサクッと解説します。
構成①:主張
最初に自分の意見を主張します。
たとえば、
わたしは、Aだと思います。
I think that A because
こうすることで、「〇〇の理由により、××と思います」という、自分の意見(賛成・反対)を明確化できます。
構成②:理由
次に理由を説明します。
理由は3つくらいあった方がいいです。
- ひとつめ:First of all,
- ふたつめ:Secondly,
- 最後に:Lastly,
といった感じで、順々に伝えていきます。
構成③:事実
理由毎に事実や根拠を付け加えます。
これらを付け加えることで、意見の納得性を高めます。
- 統計データ(数値的根拠)
- 実際の出来事
といったものがいいです。
上記の構成①〜③の流れで自分の意見を準備します。
ステップ③:レッスン開始時
レッスンのはじめ、講師にはディスカッションテーマを伝えて、文法や発音の間違いを指摘してもらうように伝えます。
そしてステップ②で準備した内容を発表します。
講師がテーマについて意見があれば、ディスカッションになると思いますが、そうならなくても、気にしないでください。
オンライン英会話のディスカッションはあくまでも「練習」と捉えた方がいいからです。
ステップ④:レッスン終了前
文法や発音の間違いがあれば、講師から共有してもらい終了です。
というわけで、本日はオンライン英会話でディスカッションすることについて解説しました。
繰り返しになりますが、
オンライン英会話でディスカッション自体を目的とすると微妙な一方、ディスカッションの「練習相手」として利用することは全然アリです。
最後に、おすすめのオンライン英会話をまとめているので、よければぜひ参考にしてください。
それでは本日は以上です。