Language Exchangeで失敗しないために。トピックの重要性と活かし方とは

Language Exchange(ランゲージエクスチェンジ)は、英会話と違い、必ずしも相手が会話をリードしてくれるとは限りません。そのため、自らが会話が進むように準備しなければなりませんが、英語を流暢に話せる必要はありません。流暢さよりも、いかに会話を途切れさせないかの方が重要で、それが結果的にスピーキング力の向上につながります。そのため、あらかじめ自分でトピックを用意することをおすすめします。今回は、Language Exchangeで失敗しないために、トピックの重要性とその活かし方について紹介します。

目次

なぜトピックが必要か

会話の継続

Language Exchangeのグループイベントに参加する場合はイベントオーガナイザーがトピックを用意してくれることが多いです。

一方、1on1のLanguage Exchangeで話す場合は、話すトピックがないと、しだいに会話が途切れてしまいます。

もちろん外国語でのコミュニケーションになれていれば、トピックなしにスムーズに話すこともできるかもしれませんが、それでも限界はあります。

特にLanguage Exchange初心者の場合は、緊張したり何を話して良いか困惑してしまうため、あらかじめトピックを用意しておいた方が良いです。

語彙力・会話力の向上

トピックを決めておくと、事前に話す内容を書き出し、暗記・音読の練習ができます。

音読をする人は少ないかもしれませんが、英会話の向上にはとても有効な練習方法です。

自分で練習したことをLanguage Exchangeパートナーとの会話(本番)で通じるか試し、間違いがあれば指摘してもらいましょう。

ただし、気負いして準備疲れしてしまうことがないように注意してください。

話題の転換

Language Exchangeは良くも悪くもとてもカジュアルなため、相手によってはプライベートな内容を聞かれることはあるかもしれません。

実際にApp storeやGoogle Playのレビューを見ると、ネガティブなコメントも多いです。

特に女性はプライベートな内容を聞かれることもあります。

そんなときに、即座に話題を切り替えることができるよう、話題変更の手段としても、いくつかトピックを用意しておくことをおすすめします。

トピックの選び方

最初は無難なトピックを選ぶ

Language Exchangeパートナーの好みを理解しない段階で、自分だけが理解しているユニークなトピックを選んでしまうことは危険です。空気の読めないやつにならないようにしましょう。

まずは、仕事、学校、趣味などのありきたりなトピックをいくつか準備しておきましょう。

次のような簡単なもので十分です。

What do you like most about your job?

What languages do you wish you spoke?

What’s your favorite food?

Please tell me about your city.

What do you like to do in your free time?

相手とのLanguage Exchangeに慣れてきたら、次回の会話に向けて相手の好みを観察しましょう。

実戦でのトピックの活かし方

会話前にメッセージでトピックを送る

具体的な質問内容を送る必要はありませんが、話したい内容は単語単位で事前に送ることをおすすめします。

いざ会話が始まってしまうと、トピックを忘れてしまったり、途中から切り出すのが難しいためです。

また、事前に送っておくと、相手もそのトピックから話してくれる可能性が高いです。

「5W1H」でトピックを深掘りする

Language Exchangeにおいて、トピックの内容を広げることはとても大切です。

そんなときは「5W1H」を使いましょう。

5W1HとはWho(だれが)When(いつ)、Where(どこで)、What(なにを)、Why(なぜ)、How(どのように)を表します。

相手の発言内容を5W1Hで返すことで自然に会話を継続させることができ、また自分が相手に関心があることを示すこともできます。

自分が話しているときも相手が関心を持ってくれると嬉しいですよね。

「時間軸」でトピックをさらに深掘りする

過去・未来といった時間軸でトピックを広げることも効果的です。

たとえば、「小さいときは〜どうだったの?」や、「10年後〜したいですか?」という感じです。また、「20歳のときは〜でしたか?」のように特定の年齢に絞って深掘ることもできます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は、Language Exchangeを失敗しないため、トピックの重要性や活かし方について紹介しました。

Language Exchangeに気負いして具体的に話す内容まで考えてしまうと疲れてしまうと思います。

最初はできる範囲で単語ベースのトピックだけ考えておくことをおすすめします。

以下の記事にLanguage Exchangeのおすすめアプリやサイトをまとめました。

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本日は以上です。

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