こんにちは。
ニュースや新聞で、外国人の名前をみたとき、ミドルネームが気になることはありませんか。
一方、名前を聞いても、ミドルネームまで答える人はほとんどいないと思います。
そんな謎が多いミドルネームについて、本日は深掘りします。
ミドルネームとは?
ミドルネームの表記
ミドルネームは姓と名の間に存在する名前です。
たとえば、Arthur Henry Williams だった場合、
- 姓:Arthur
- ミドルネーム:Henry
- 名:Williams
となります。
一方、
ミドルネームは日常生活やサインなどでは省略されることが多いです。
省略すると、
- Arthur H. Williams
こんな感じ。
そもそも省略することが多いなら、なぜミドルネームが存在するのでしょうか。
ミドルネームを使う理由
ミドルネームをつける理由はいろいろありますが、Quoraの記事を参考にまとめると、
- 結婚後も旧姓を維持するため
- 親族を称賛する証
- 他の人と名前が被るのを防ぐ
- 宗教上の理由
- 両親が子に複数名前をつけたい
それぞれサクッと解説します。
結婚後も旧姓を維持するため
たとえば、アメリカでは夫婦別姓がOKですが、まだ結婚後も旧姓を残した人は少ないです。
逆に旧姓をラストネームに残した既婚女性は、米国でまだまだマイノリティなんですね。グーグル消費者調査によれば、2015年の5人に1人の女性しか旧姓をキープしていませんでした。
引用:アゴラ「アメリカ人女性も悩む、旧姓問題」
だいたい、20%の人しか旧姓を維持しないとのこと。
なので、旧姓を維持するために、ミドルネームをもつ人もいます。
親族を称賛する証
親族に称賛すべき人がいたら、それにあやかってつける場合です。
子供からしたらいい迷惑ですが、、、
日本でも、親の漢字一文字を受け継いだり、そういった文化はありますよね。
他の人と名前が被るのを防ぐ
世の中に、自分と同じ名前の人はたくさんいます。
なので、ミドルネームをつけることで、名前が被ることを防げます。
名前が被ることにどれくらいマイナス効果があるのかは不明ですが、嫌な人は嫌ということでしょう。
宗教上の理由
たとえば、キリスト教徒であれば、
- Hans Christian Andersen
といった感じですね。
両親が子に複数名前をつけたい
完全に両親のエゴですねw
というわけで、ミドルネームをつける理由は本当にさまざまです。
では、どのような国でよく使われているのでしょうか。
ミドルネームがよく使われる国
ミドルネームがよく使われる国は以下のとおり。ほかにもありますが、ひとまず10ヶ国ざっとあげています。
- アメリカ
- オーストラリア
- ニュージランド
- オランダ
- フランス
- ニュージランド
- アイルランド
- イギリス
- カナダ
- ロシア
こんな感じで海外では多くの国でミドルネームが使われていますが、日本ではどうでしょうか。
日本人のミドルネーム
日本では法律上、ミドルネームをつけることが認められていません。
一方、海外で生まれた日本人は、つけることができます。
たとえば、タレントの田中みなみさんはニューヨーク生まれでエイミーというミドルネームを持っています。Minami Amy Tanaka (田中エイミーみな実)です。
なので、もし子供ミドルネームをつけたい場合は、日本以外で生む必要があります。
代表的なミドルネームの一覧
最後に、代表的なミドルネームを国別、性別に紹介します。
アメリカ
男性
- Joseph
- Michael
- James
- Lee
- Allen
- David
- Thomas
- William
- Anthony
- Robert
よくみると、ファーストネームで使われるものも多いです。
とはいえ、
あのマイケルジャクソンも、Michael Joseph Jacksonで”Joseph”がミドルネームです。
そういうわけで、ミドルネームはつけ方もいろいろ奥が深いですね、、、w
女性
女性だとこんな感じです。
- Marie
- Grace
- Rose
- Ann
- Elizabeth
- Faith
- Mae
- Lynn
- Renee
- Jane
というわけで、本日はミドルネームについて深掘りしました。
本記事でミドルネームについて少しは理解が深まったなら、幸いです。