My Language Exchangeはランゲージエクスチェンジで有名なサイトで累計300万人の会員がいます。
ただし、サイトのデザインが古く、本当にアクティブユーザーがいるのかちょっと心配に思う方も多いでしょう。
そして、My Language Exchangeでランゲージエクスチェンジパートナーを見つけることはできるのでしょうか。
今回はMy Language Exchangeの使い方だけではなく、実体験に基づいて、ランゲージエクスチェンジパートナーを見つけるコツを紹介します。
My Language Exchangeとは
My Language Exchangeは、会員数300万人の老舗ランゲージエクスチェンジサイトです。
サイトのデザインが少し古いですが、というのも2000年当初のデザインのまま運営されているからのようです。
ランゲージエクスチェンジの分野では、近年たくさんのアプリがリリースされており、Webサイトである必然性は薄まってきていますが、ホームページのアクセス解析ツール「SimilarWeb」によると、2020年11月末時点で月間50万人のアクセスがあります。
では、My Language Exchangeの使い方をみていきましょう。
使い方
My Language Exchangeでは、以下の流れでパートナーを見つけます。
- 会員登録
- ログイン
- ユーザー検索
- パートナーへの連絡
会員登録
まずは会員登録が必要です。
ヘッダーのWelcome to Guest!の横の「Signup」をクリックします。
プロフィール作成
次にプロフィールを入力します。
プロフィールはランゲージエクスチェンジで最も大切な項目です。
というのも、全く知らない相手同士なので、事前にプロフィールがしっかり書いてないと相手に興味を持ってもらえません。
最初に、ネイティブ言語や学習言語、ランゲージエクスチェンジの種類を埋めていきます。
プロフィールはあとで変更できるので、最初は簡単に入力するだけでも大丈夫です。
続けて、プロフィールの2ページ目です。
2ページ目では名前や国などを入力します。
ランゲージエクスチェンジではパートナーが海外にいる場合もあり時差が発生するため、タイムゾーンの入力も必要になります。
なお、自分のいる場所のタイムゾーンがわからなくもて、「東京 タイムゾーン」といった感じで検索すれば、すぐに確認できます。
すべて入力が完了したら、Submitボタンをクリックします。
すぐに、登録したメールアドレスに確認用メールが届くので、メール内のリンクをクリックすると、登録完了です。
ログイン
会員登録が完了したら、次はログインです。
画面右上の「Log in」をクリックして、上記のプロフィール登録時に入力したメールアドレスとパスワードでログインできます。
ユーザー検索
ログインが完了したら、ユーザー検索をしてみましょう。
My Language Exchangeでは、学習言語やネイティブ言語だけではなく、性別、年齢などいろいろな項目で検索できます。
Description containsでは自己紹介をキーワードできるので、さらにユーザーを絞り込む際に便利です。
試しに、以下の条件に合う会員登録数を検索してみました。
- 日本語学習者の外国人(英語ネイティブ)登録数
- 英語学習者の日本人登録数
そうすると、以下のような母数になります。
日本語学習者の外国人登録数:約13万人
日本語学習者の外国人(英語ネイティブ)は、2019年12月23日時点で約13万人います。
一方、そのなかでどれくらいアクティブな人はいるの?と思いますよね。
13万人のうち、同日にログインしたユーザー数は約200-250人いたので、数名のランゲージエクスチェンジパートナーを見つけるのであれば、十分なアクティブユーザー数だと思います。
英語学習者の日本人登録数:約11万人
英語を学習している日本人は2019年12月23日時点で約11万人います。日本人も多く登録していますね。
ユーザー検索をして、興味がある人がいれば、あとは連絡するだけです。
パートナーへの連絡方法
My Language Exchangeで他のユーザーに連絡する手段は以下の2つです。
- Hi!を送る
- メッセージを送る
上記のうち、メッセージを送る場合は、月額6ドルのゴールドメンバーが必要です。
Hi! を送る
文字通り、相手にHi!と送ります(※メッセージではなく単なる通知です)。
ただし、相手がゴールドメンバーでなければ、Hi!しか送り返すことができません。
つまり、どちらかがゴールドメンバーでなければ、永遠にHi!だけを送り合うことになってしまいます。
もし、相手がゴールドメンバーで、あなたに興味があればメッセージが返ってくるでしょう。
メッセージを送る
前述の通り、ゴールドメンバーであれば、相手にメッセージを送ることができます。
ゴールメンバーになったら、早速相手にメッセージを送ってみましょう。
最初に送るメッセージは簡単なもので大丈夫です。
もし、直接会ってランゲージエクスチェンジをしたいのであれば、まわりくどいメッセージは避けたほうが良いです。はじめから直接あって話したいことを伝えるべきです。
たとえば、以下のように要点だけ伝えます。
Hi,
This is [xxx].
Currently I am looking for a language exchange partner to practice speaking English in a cafe in Tokyo.
If you have interest, please feel free to contact me.
Regards,
これだけで十分です。
相手が興味があれば、返信が返ってきます。
ゴールドメンバー
ゴールドメンバーについてもう少し解説します。
ゴールドメンバーの価格
ゴールドメンバーの価格は次の通りです。
期間 | 金額 | 1ヶ月あたりの金額 |
---|---|---|
1ヶ月 | 6ドル | 6ドル |
3ヶ月 | 12ドル | 4ドル |
12ヶ月 | 24ドル | 2ドル |
1ヶ月6ドルで、複数月加入で割引が得られます。
ゴールドメンバーの費用対効果については、後述しますね。
ゴールドメンバーの支払い方法
ゴールドメンバーの支払いには、クレジットカードやPayPalが利用できます。
なお、ゴールドメンバーは自動更新ではなく、あくまでも買いきりです。
そのため、期末までに解約を忘れ課金されてしまった…ということはないのでその点は安心ですね。
ゴールドメンバーは必要?
繰り返しになりますが、ゴールドメンバーにならないと、自分からメッセージを送ることができません。
ただし、ゴールドメンバーのユーザーからメッセージをもらうことをできれば、無料でメッセージのやりとりができます。
では、ゴールドメンバーのユーザーから簡単にメッセージはもらえるのでしょうか。
結論、「難しい」です。
理由は、My Language Exchangeはユーザー数も多く、簡単に埋もれてしまうからです。
特に、次の項目に該当するユーザーは、相手からメッセージをもらえる確率が相対的に低い可能性があります。
- 男性
- 40歳以上
男性
まず、はっきりと言えるのは男性です。
ランゲージエクスチェンジにおいて、女性に比べ、男性の方がメッセージをもらえる確率は低いです。
一般的に、男性なら女性と話したいですし、女性なら女性の方が安心だと感じるからです。
40歳以上
また、40代以上の場合もメッセージをもらえる確率は低くなると思います。
理由は、「母数」です。
My Language Exchangeのユーザー検索機能を使って、「日本語学習者の外国人(英語ネイティブ)」の年齢分布を調べてみました。
結果は以下の通りです。
年代 | ユーザー数 | 割合 |
---|---|---|
10代 | 7467 | 7% |
20代 | 49950 | 44% |
30代 | 41477 | 36% |
40代 | 11384 | 10% |
50代 | 3195 | 3% |
60代 | 930 | 1% |
合計 | 114403 | 100% |
20代、30代で80%を占めています。40代以上は14%しかいません。
ランゲージエクスチェンジでは基本的に同世代の方が会話もはずみやすいので、40代以上は実際の母数が少なくなり相手からメッセージをもらえる確率も下がると考えられます。
上記に該当する人で、本気でランゲージエクスチェンジパートナーを探したい人は、ゴールドメンバーに加入することをおすすめします。
ゴールドメンバーを効果的に使うための準備
では、ゴールドメンバーを効率的に使うには、購入前にどのようなことを意識すれば良いのでしょうか。
それは、以下の2つです。
- 事前にHi!を送る
- 目的を明確にする
事前にHi!を送る
ゴールドメンバーを効果的に使うために、購入前に出来るだけたくさんの「Hi!」を送りましょう。
Hi!を受けとった相手はゴールドメンバーでなくても、Hi!を返すことができるので、相手が自分に関心があればHi!が返ってきます。
「Hi!が返ってくる数=自分に関心があるユーザー数」です。
つまり、自分に関心があるユーザーがある程度いることを確認してから、ゴールドメンバーに加入すれば、お金を無駄にすることがありません。
目的を明確化する
ここでいう目的とは、オンラインでやりとりをするのか、それとも実際に会うのか、ということです。
理由は、もし目的が「実際に会って話したい」場合、自分の近くにユーザーがいないと会うことは難しいからです。
My Language Exchangeではユーザーの検索項目にCityがあるので、そこに自分の都市を入れて事前に該当するユーザーを確認しておきましょう。
あまりに少ないと、ゴールドメンバーになっても、実際に会うことは難しいです。
ゴールドメンバーの費用対効果
上記でゴールドメンバーを効率的に使う方法を紹介しましたが、実際、費用対効果はどうでしょうか。
ちなみに、ネイティブとの英会話は少なくとも、1時間10-20ドルほどかかります。
一方、My Language Exchangeのゴールドメンバーは月額6ドルです。
それを考えると、ネイティブのLanguage Exchange パートナーを数人見つけることができ、会話できれば、十分元がとれると思います。
実際に、私はMy Language Exchangeで5人くらいとやりとりしましたが、ゴールドメンバーになってこちらから積極的にメッセージを送れば、数人程度だと見つけることは全然難しくはないと思います(※ただし、自分が望むユーザーの母数を事前確認することは忘れないでください)。
無料でパートナーを見つけるコツ
My Language Exchangeでランゲージエクスチャンジパートナーを早く効率的に探すには、ゴールドメンバーになることが必要です。
ただし、お金をかけたくない方も多いと思うので、最後に、無料でパートナーを見つけるコツを紹介します。
- ゴールドメンバーを探す
- とにかくHi!を送る
- バグを見つけて報告する
ひとつずつみていきましょう。
ゴールドメンバーを探す
現状、My Language Exchangeではゴールドメンバーの表示はありません。
そのため、誰がゴールドメンバーかわかりません。
ただし、一部のゴールドメンバーは自分の自己紹介に、「自分がゴールドメンバーであること」を記載しています。
ユーザーを検索する際のDescription contains に「Gold member」と入力してみましょう。
そうすることで、簡易的ですが、ゴールドメンバーを絞り込むことができます。
とにかくHi!を送る
地道ですが、とにかくたくさんのユーザーにHi!を送ることです。
送り続ければ、ゴールドメンバーにあたり、メッセージが返ってくることがあるでしょう。
バグを見つけて報告する
最後に、サイトのバグを見つけることです。
Earn a Free Gold Membership
Report a bug. And if you are one of the first 3 people to report this bug, you will get a gold membership for 10 days. If you have to provide more than a text description, like providing screen shots or making a video from your device, then I will give you a full one-month gold membership!
File a bug report at our Contact Us page or send an email to webmaster@mylanguageexchange.com
引用:My Language Exchange
サイトのバグを見つけて運営側に報告することで、最大1ヵ月間無料でゴールドメンバーになれます。
もし、どうしてもお金をかけたくないということでしたら、ひたすらバグ探しという手段もあるのかもしれません。
まとめ
結論、My Language Exchangeでは、ゴールドメンバーにならないと、ランゲージエクスチェンジパートナーを見つけることは難しいです。
少なくとも時間はかかります。
もし、どうしても無料でランゲージエクスチェンジパートナーを探したいということであれば、地道にゴールドメンバーであるパートナーを探す必要があります。
とはいえ、それは少し非効率的なので、個人的には、別のサイトやアプリの方がいいと思います。
ランゲージエクスチェンジのおすすめアプリやサイトは以下の記事にまとめているので、参考にしてください。
それでは本日は以上です。