ボストンに留学!英語を学ぶには良い環境?【実体験に基づき解説】

米国ボストンと聞くと、どのようなイメージをもたれますか?

スポーツが好きな方であれば、ボストンレッドソックスを思い浮かべるかもしれませんね。また、ボストンは、ハーバード大学やマサチューセッツ工科大学など、アメリカ東部最大の学術都市としても有名です。

わたしは、今から5年以上前の2014年ですが、仕事で7ヶ月間ボストンに滞在しました。

日中は仕事をしていましたが、夜は語学学校(Harvard Extension SchoolのESL)に通い、英語も勉強していました。

いわゆる学生の留学とも違うので、参考にならない部分もあるかもしれませんが、当時の経験をふまえ、英語を学ぶ上でボストンは良い環境なのかどうかについて紹介します。

目次

ボストンに留学して英語を学ぶ

ボストンはハーバード大学やマサチューセッツ工科大学などの超一流大学があり、学術都市として世界的に有名です。

では、英語を学ぶ上での語学留学先としてはどうなのでしょうか。

メリット

語学留学先としてのボストンは、以下のメリットがあります。

  • 日本人留学生は少ない
  • 治安が良い
  • ニューヨークが近い
  • スポーツが盛ん

日本人留学生は少ない

ボストンにはハーバードやMITのほかに、マサチューセッツ総合病院というとても大きな病院があり、学者や医者の留学者がとても多いです。

一方、語学留学できている日本人はあまり見かけたことがありません。

カナダやオーストラリア、またアメリカのニューヨークなどでは、留学先の語学学校で仲良くなった日本人同士でつるんでしまい、ずっと日本語で話してしまう…といったこともあるかと思いますが、ボストンは英語に集中できる環境です。

アメリカのなかでは比較的治安が良い

学生の場合は、治安も重要ですよね。ボストンはアメリカの中では比較的治安の良い町として知られています。

町自体は古くて美しい建物が並び、特に、「バックベイ」という富裕層が暮らす地域の街並みは秀逸です。

ただし、ボストンでも危険な地域はあります。

以下は在ボストン日本国総領事館からホームページからの引用です。

2019年中の統計では,殺人事件の多く(73.6%)が,ボストン市南部のロクスベリー(Roxbury),ドーチェスター(Dorchester),マタパン(Mattapan),サウスエンド(South end)で発生している。

引用:在ボストン日本国総領事館

当時もサウスエンドには近づかないほうがよいといわれましたね。

なお、最新の情報は在ボストン日本国総領事館の情報を確認しましょう。

ニューヨークが近い

ボストンはニューヨークに近いです。

アムトラックという電車で3時間ほどです。たしか片道50ドルほどだった気がします。

ファッション関係でいうと、ボストンにはあまりおしゃれなお店はありません。

ですが、ニューヨークが近いと日帰りや週末旅行でいくことができるので便利ですね。

スポーツが盛ん

ボストンで特に有名なのはボストンレッドソックスですよね。

松坂選手も在籍しており、ホームでヤンキース戦があると、田中将大選手もみることができますね。

デメリット

一方、ボストンにはデメリットもあります。

  • 家賃・物価が高い
  • 街が落ち着いている
  • 冬はとてつもなく寒い

家賃・物価が高い

まずは生活費がとても高いです。

当時は1ルーム(スタジオ)で日本円で25万円くらいしました。ボストン近郊の不動産価格は毎年10%くらいあがっているような状況です。

また、食事をするにしても、当然チップなどがかかるので、学生には生活コストが高いかもしれませんせね。ホームステイだとまた違うかと思いますが。

街が落ち着いている

ボストンは学術都市ということもあり、とても落ち着いた街です。

カナダのバンクーバーやトロント、アメリカのサンフランシスコなどと同じ留学生活を想像していると、少し寂しい感じがするかもしれません。

冬がとてつもなく寒い

ボストンの冬は寒いです。とてつもなく。

マイナス20度くらいいきます。ダウンジェケットにフードをかぶることは必須ですね。

また、冬は特に街が閑散とするので、街の雰囲気が一層落ち着いた感じになりますね。

まとめ

正直、語学留学であれば、ボストン以外の都市もありかなという、印象です。

たしかに日本人留学生が少なく、英語に集中しやすい環境だと思いますが、留学生活で弾けたい、または英語以外のプライベートを充実されたい、という人などには向かないかなと。

また、カナダやオーストラリア、あるいは米国の他の都市よりも、生活コストは高いと思うので、留学予算と比べて判断されることをおすすめします。

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