英語を習得するために、語学留学を考える人は多いでしょう。しかし、留学する国は大体決まっていても、語学学校が決まらずに留学が先延ばしになってしまう人もいるかもしれませんね。
そこで今回は英語習得のための語学留学で、どのように語学学校を探せば良いのかを解説します。また語学留学以外でも英語を習得できる方法も含めてご説明していくので、ぜひ参考にしてください。
語学学校の探し方
語学学校を探すのには、日本国内から探すパターンと現地で実際に探すパターンの2通りがあります。
語学留学をする人の多くが日本から探すことになるでしょう。しかし現地で探すことにもメリットはあるのです。
ここからは国内から探す方法と、現地で探す方法にわけて、それぞれ説明していきます。
日本から探す場合
日本から語学学校を探す場合、以下の方法があります。
- 留学サイトやエージェント
- 現地の語学学校のホームページ
留学サイトやエージェント
留学サイトやエージェントを通した場合、語学学校と直接やりとりをする必要がなく、英語力がまだまだの人には安心です。またあなたの希望に合わせて、エージェントが語学学校を何校かにしぼってくれることもあるので、選択肢が狭まって、選びやすくなります。
ただしさまざまなサポートがあるため、エージェントを通した語学留学は手数料が別途必要です。
現地の語学学校のホームページ
エージェントを使わず自己手配する場合も、留学サイトやエージェントのサイトに掲載されている語学学校情報が役立つでしょう。そこからあなたの住みたい地域、学校の規模、在籍している生徒の国籍、受けたいコースなどを参考に語学学校を絞り込めます。
エージェントを通す場合も自己手配の場合も、現地に行くまでに全てを準備できるというメリットがあります。入学許可証があればビザも申請でき、学費も払った状態で渡航するため、現地に行けば留学生活をすぐに始められるのです。
現地で探す場合
現地で探す場合は、先に現地に渡り語学学校に訪問して探すことになります。語学学校によっては、クラスを見学させてもらえたりすることもあるでしょう。
また実際にその学校に通っている人に、話を聞くことも可能です。
ある程度英語力があり、何らかの検定対策コースなどに通いたい人だと、学校の雰囲気や授業の質は非常に重要なので、現地で探した方が良いかもしれません。
ただし現地で探す場合、一度日本に帰ってビザを取らなければならないことも。そのため、ワーキングホリデーや、数ヶ月程度の中期滞在なら、現地に行って探す方法が有効です。
国によっては、例えビザなし滞在が許可される期間であっても、語学学校に通う場合はビザを取る必要があることもあるので、ビザ情報については、事前にチェックしておきましょう。
節約したい人必見!語学学校以外で英語を上達させる方法
ここまで語学学校の探し方についてご説明しましたが、英語を上達させるための方法は語学留学だけではありません。語学学校に通うとお金もかかりますよね。ワーキングホリデーで現地に行っている場合は、語学学校にそれほどお金をかけずに英語を上達させたい人もいるでしょう。
例えば、留学先で語学学校に行かずに英語を上達させるためには下記のような方法があります。
- ランゲージエクスチェンジ
- ボランティア留学
- ワーキングホリデーで働く
- 無料の英語レッスンを受ける
これらの方法について、1つ1つご紹介していきます。
ランゲージエクスチェンジ(言語交換)
ランゲージエクスチェンジとは、日本語を学ぶ外国人と言葉を教えあうことです。日本国内にいる外国人だと、日本語を学びたいでしょうから、すぐにエクスチェンジパートナーが見つかります。
しかし海外でも日本語を学びたい人や、ちょっとしたフレーズを知りたい人はたくさんいるため、それほど探すのは難しくありません。
ランゲージエクスチェンジを通して、日本語を教えてあげながら英語も教えてもらえば、無料で英語を上達させることができます。エクスチェンジパートナーと友達になれれば、出かけるのも楽しくなって、さらに上達度が上がるでしょう。
ボランティア留学
国によっては、語学留学ではなくボランティア留学という形態の留学もあります。これは福祉施設などでボランティア活動をしながら、現地に滞在する方法です。
もちろん使う言語は英語なので、日々英語を話すことになります。少し英語力が必要ですが、それほど高い英語力は求められません。現在の英語力をさらにレベルアップしたい人におすすめです。
ワーキングホリデーで働く
ワーキングホリデーは現地で働くことができるビザです。語学学校に通わずに、現地のカフェやレストランなどで働けば、英語力はどんどんアップしていくでしょう。接客業のお仕事なら、嫌でも会話をたくさんすることになるので、英会話力が鍛えられます。
ただし自分でも勉強が必要ですし、さすがに英語力ゼロだと日本食レストランや日系ショップなどでしか仕事が探せません。
無料の英語レッスンを受ける
語学学校がたくさんある地域では、無料の英語レッスンをしている場合もあります。これは、英語の先生になりたい人のためのトレーニングクラスで、先生は英語教師を目指す人。トレーニング中なので、レッスンが無料なのですね。
経験豊富な講師に比べると指導力はないかもしれません。しかし無料だということを考えると、かなりお得なのではないでしょうか。
語学学校ではなく、トレーニング中の講師からのレッスンで良いという人は、そうした無料の英語レッスン情報を探してみてくださいね。
また教会では無料の英語教室が開かれていることもあります。こちらについてもチェックしてみましょう。
無料の英語レッスン情報は、現地にいた方が情報を手にしやすいので、学生ビザなどを取らずに英語を学びたい人やワーキングホリデーの人におすすめです。
まとめ
今回は語学学校の探し方から、語学学校以外の英語習得方法についてご紹介しましたが、どんな方法で英語を習得するべきか見えてきたでしょうか。
現地に行って英語を習得する方法は語学学校だけではありません。語学学校に通うとまとまった費用が必要ですし、節約したい人は、他の方法で英語を習得することを考えてみてくださいね。