「フレンドパークむかわ」口コミで大人気!南アルプスの川遊びが楽しいキャンプ場レビュー

南アルプス(赤石山脈)の甲斐駒ヶ岳。その山梨県側の麓に広がっている「森と水の公園 フレンドパークむかわ」は、自然豊かなアウトドアスポットです。特に、親子で遊べるアクティビティも充実したキャンプ場は、ファミリーキャンプに最適でおすすめです。

南アルプスを水源に持つきれいな川で遊ぶこともできる、この自然豊かなフレンドパークむかわキャンプ場は、ネット上でもよい口コミがあふれています。

そこでこの記事では、2023年7月に実際にフレンドパークむかわキャンプ場を訪れた筆者の体験をベースに、キャンプ場のレビューをお送りします。
親子で楽しく遊べるキャンプ場をお探しのファミリーキャンパーのみなさんは、どうぞご参考にしてください。

目次

自然豊かなフレンドパークむかわキャンプ場

出典:フレンドパークむかわ公式サイト

山梨県北杜市武川町を流れる大武川沿いにあるフレンドパークむかわは、南アルプスと八ヶ岳の雄大な眺望の中、大自然の中でキャンプをはじめバーベキューなどをたのしめるアウトドアスポットです。
場内ではアスレチックなどのアクティビティをたのしめるほか、大武川では川遊びも楽しめるなど、大人も子どもも夢中になって一日を過ごすことができるでしょう。

フレンドパークむかわキャンプエリア

出典:フレンドパークむかわ公式サイト

出典:フレンドパークむかわ公式サイト

フレンドパークむかわのキャンプエリアは、上図サイトマップのとおりです。
以前はもっと広いエリアをキャンプ場としていましたが、2023年4月1日より「柳沢made」が運営を手がけるようになって以来、それまで利用していた芝エリアなどは施設維持適正化のために使えなくなりました。
以下、各エリアの詳細を紹介します。

しらかばエリア

しらかばエリアは、フレンドパークむかわキャンプ場のメインサイトです。
フレンドパークむかわでは、しらかばエリアに限らずすべてのサイトが100㎡ほどと広めに取られているため、ファミリー用の大型テントやタープなども問題なく張ることができるでしょう。
また、しらかばエリアは車で行くことを前提としたオートキャンプエリアでもあります。すべてのサイトにAC電源がついていますので、テント泊だけでなくキャンピングカーの利用にも対応しています。
実際、筆者が訪れた夏のある日も、大型のキャンピングカーでキャンプに訪れているグループがいくつもみられました。

さらに、全部で20あるサイトのうち、14のサイトには上の写真のような水道も設置されています。
もちろん飲用にも適していますので、調理用から食器洗い、洗顔から歯磨きまでキャンプ中たいていのケースではこの水道でこと足りるでしょう。

甲斐駒エリア

甲斐駒エリアは、大武川沿いの高台につくられたわずか3サイトだけの限定エリアです。
川沿いの道のようになったサイトは砂利ですが、オートキャンプエリアとして車もテントの脇に横付けできます。
ただし、電源や水道は設置されていませんので、水くみや洗い物はエリア内にある洗い場を利用することになります。甲斐駒エリアは川沿いでほかのエリアより少し低いところにあるため、洗い物やトイレのたびに少しだけ遠く坂を登らなければならならないのが若干めんどうなところではあります。
また、川遊びをメインにかんがえるのであればよいですが、そうでないのなら日中は川遊びする子どもたちの声がダイレクトに聞こえ、静かに過ごしたいのであればあまり向いていないかもしれません。

林間エリア

林間エリアは、ほかのエリアとは少し離れたところに位置するエリアです。その名のとおり木々に囲まれたエリアですが、問題なく車を乗り付けてオートキャンプを楽しめます。
ほかのエリアとは離れている分、静かに過ごしたいのであればこちらのエリアをおすすめします。

フレンドパークむかわバーベキューエリア

出典:フレンドパークむかわ公式サイト

フレンドパークむかわでは、泊まりのキャンプやデイキャンプで利用できるキャンプ場のほかに、バーベキューエリアも用意されています。バーベキューエリアは、炉とそれを囲むベンチ、さらに日差しをさえぎってくれて急な雨でも安心なテント屋根が設置されたエリアと、東屋につくられたエリアの2種類です。
このバーベキューエリアでは、鉄板からトングなど、さらに包丁やまな板などに炭までセットされたバーベキュー用セット一式を貸し出してくれるので、手ぶらでバーベキューに出かけられます。
さらに、要予約とはなりますが、季節のおすすめ食材セットや地酒などの飲みものも用意してくれます(夏休みを除く平日のみ)ので、ご家族で気軽にバーベキューが楽しめますね。

  • 利用時間:10時~15時
  • 基本料金:3,300円(東屋付き)、2,750円(テント屋根付き)
  • 施設使用料:560円/人(小学生以上)
  • 食材セット:3,000円/人
  • 調理器具セットレンタル料:1,000円
  • 焼き網レンタル料:300円

御食事処KAIKOMA

出典:フレンドパークむかわ公式サイト

自然豊かな武川町は、農作物もおいしいものがたくさんあります。
御食事処KAIKOMAでは、そんな地元の食材を利用した定食やスイーツをたのしむことできますので、お昼ご飯などをここで済ますことも可能です。その分、川遊びなどに思いっきり時間を使うこともできますね。

  • 営業時間:9時~16時(季節・天候により変更あり)

管理棟/売店

出典:フレンドパークむかわ公式サイト

総合受付がある管理棟です。こちらでは、キャンプやバーベキューの受付のほか、炭や薪の販売、さらには各種備品などの販売・レンタルも行っています。
キャンプには欠かせない薪も、広葉樹と針葉樹の両方が用意されていたのはうれしいポイントでした。
また、地元武川町のフルーツなども販売しているので、キャンプの夜においしいデザートを一品加えることもできますよ。ちなみに、筆者が訪れた7月後半は、最盛期の桃が販売されていました。
受付のスタッフも元気かつ気さくな感じで、なかなか印象のよいキャンプ場ですね。

トイレ

フレンドパークむかわキャンプ場は、きれいに清掃されたトイレがエリア内に3ヶ所用意されています。
こちらはしらかばエリアの端、洗い場のとなりにあるトイレです。こちらのトイレは和式です。

こちらは、管理棟の隣にあるトイレです。こちらのほうがより広くてきれいな印象ですし、様式便器が用意されていますので、一般的な人にとっては使いやすいかもしれません。
そのとなりには、大量の薪が積み上げてあったのが印象的です。

洗い場

洗い場はエリア内に2ヶ所。しらかばエリアの奥と、林間エリアの端に用意されています。
キャンプ場の洗い場は、ピーク時間帯は並んでしまうこともよくありますが、フレンドパークむかわの場合はほとんどのサイトに水道がついていることもあって、筆者が訪れた7月の連休という大混雑の日でも、洗い場が混んでいるということは一切ありませんでした。

シャワールーム

出典:フレンドパークむかわ公式サイト

フレンドパークむかわには、シャワールームも用意されています。特に川遊びがたのしいキャンプ場ですから、シャワーぐらいは浴びたいですよね。
ピーク時は多少混雑しますので、あえて食事時や少し遅めの時間を狙うなどするのがよいでしょう。ただし、遅い時間は床に敷いたマット代わりのタオルがかなりびしょびしょになっているのがちょっとだけ難点です。

  • 利用料金:100円/2.5分
  • 部屋数:6室

フレンドパークむかわ基本情報

出典:フレンドパークむかわ公式サイト

フレンドパークむかわは2023年4月より運営が移譲され、現在は「柳沢made」が運営しています。
「柳沢made」は、山梨県北杜市武川町在住のメンバーを中心に結成された団体で、来訪者と地元住民、そして関わるすべての人とともに、この地域の活性化のため活動している団体です。
この章では、フレンドパークむかわの基本情報について紹介します。

フレンドパークむかわのアクセス

出典:Googleマップ

フレンドパークむかわの住所は次のとおりです。

  • 住所:山梨県北杜市武川町柳沢3506-1
  • 施設正式名称:大武川河川公園フレンドパークむかわ

中央道の須玉ICから、車で約20分の立地にあるため、比較的アクセスもよいキャンプ場だといえるでしょう。

フレンドパークむかわのキャンプ料金

フレンドパークむかわのキャンプ料金を紹介します。以下は、すべてテント1張+車1台ごとに1区画となっています。

  • プレミアムパノラマサイト :8,000円
  • しらかばサイト(電源・水道付):6,600円
  • しらかばサイト(電源付):6,300円
  • 林間サイト/甲斐駒サイト:5,500円
  • デイキャンプ :3,300円(サイトは選べません)
  • アーリーチェックイン:500円/人

ちなみに、電源・水道付きのしらかばサイトを利用した場合のオートキャンプ1泊の料金は、家族4人であれば1人わずか1,650円です。これだけ設備がしっかりと整って、広さも十分なキャンプ場を考えたらかなりお安い金額ではないでしょうか。

フレンドパークむかわの予約方法

フレンドパークむかわのキャンプを予約するには、電話か公式サイトの予約フォームから行います。なお、予約フォームは「1泊・デイキャンプ」の場合と「2泊以上の場合」でわかれていますので、予約の際は注意してください。また、48時間以内の予約に関しては予約フォームは利用できませんので、直前の予約は直接電話するようにしましょう。
また、予約フォームから連絡した場合、自動返信メールが送信されますので、万が一届かない場合は直接電話等で確認することをおすすめします。

予約電話番号:055126-3381
電話受付時間:10時~15時(休園日除く)
予約フォーム:https://www.fp-mukawa-kaikoma.com/camp/

フレンドパークむかわのキャンセル料金

フレンドパークむかわのキャンセルポリシーは、次のように決められています。なお、キャンセル料金は悪天候等、フレンドパークむかわ側の都合で施設が閉鎖されない限りは原則として発生します。

  • 予約日から14日前~8日前:30%
  • 予約日から7日前~前日:50%
  • 当日:100%

上記に該当する日程でキャンセルが発生した場合には、フレンドパークむかわより振り込みの案内が送られてきますので、それに従ってキャンセル料を支払います。
なお、何らかの事情でキャンプにいけなくなったとしても、予約の譲渡は認められていませんのでご注意ください。

フレンドパークむかわの利用時間・定休日

フレンドパークむかわの営業時間は9時~16時、キャンプの場合はチェックインが13時(アーリーチェックイン11時より可能)、チェックアウトが11時になっています。
休園日は毎週水曜日(臨時休園日あり)ですが、7/15~8/20の夏休み期間中は無休営業です。
ただし、12月~2月の冬季期間中は休園となっているため、営業は3月~11月に限られています。

フレンドパークむかわの混雑状況

フレンドパークむかわの混雑状況は、キャンプ場の情報サイト「CAMP LOG」で調べることができます。CAMP LOGは無料会員に登録することで利用できます。

CAMP LOG公式サイト「フレンドパークむかわ」混雑予測カレンダーページ
https://camplog.jp/article/calendar/2O

フレンドパークむかわの駐車場

フレンドパークむかわのキャンプ場では、現在利用できるすべてのサイトに車を乗り付けることができます。ただし、1サイトを2台以上の車で利用したい場合や、バーベキューや川遊びだけで利用したい場合には、駐車場を利用することになるでしょう。
その場合でも、フレンドパークむかわには約70台の駐車場スペースが用意されていますので安心です。

フレンドパークむかわの注意事項

フレンドパークむかわでは、施設の安全と自然保護、そして利用者同士が快適に利用できるように、次のような注意事項が定められています。利用の際には十分注意してください。

【ゴミの処理について】

  • ゴミ類は持ち帰りが基本です
  • 有料にて分別収集もしてもらえます
  • 分別収集する場合には、受付の際に分別料金(1袋300円)を支払いゴミ袋を受け取って分別します
  • 朝9時から10時45分の間に管理事務所隣のゴミステーションへ持ち込まなければなりません(いつでも処理してもらえるわけではないのでご注意ください)
  • ゴミの分別:残飯(食べ残し、食料の切りカス、なまもの等)/可燃ごみ(紙類、トレー、ラップ、ビニール等)/ペットボトル/缶/ビン
  • 使用不能になったキャンプグッズなど粗大ごみは収集できません

【その他の注意事項】

  • 直火は禁止のため、焚火をする際は焚き火台を使用する必要があります
  • サイト内での花火は全面禁止です
  • 楽器、ラジオ、スピーカー、その他音響機器の使用は全面禁止です
  • 共同設備は使用後元通りにきれいにし次の人が気持ちよく使えるようにしましょう
  • 車での場内移動は最徐行のこと
  • 他のサイトへ無断で入ったり、物を設置しないこと
  • 利用規約に違反していると判断した場合、退場させられる場合がありますが、その場合でも利用料金の返金などは行われません
  • 利用客同志の事故・盗難等トラブルに関して、施設では一切の責任を負わないため、貴重品等の管理は各自で確実に行いましょう

どの注意事項も、フレンドパークむかわに限らず一般的なキャンプ場での注意事項と大きくは変わりませんので、一般的なマナーを守っていれば大丈夫です。
なお、薪や炭の燃えカスなどはゴミステーション脇の灰捨て場で処理できます。

フレンドパークむかわの自然

フレンドパークむかわは、本当に自然に囲まれたうつくしく豊かなキャンプ場です。
ここでは、そんなフレンドパークむかわの自然に関する情報を整理します。

フレンドパークむかわの標高と気温

大武川の川沿いに位置するフレンドパークむかわの標高は、約650mです。
それなりの高地になるため夏場でも朝晩はかなり冷え込みますので、余裕をもった防寒対策は必須でしょう。
ただし、日中の気温がそこまで低くなるほどの高知ではありませんので、夏場の日中であれば日差し対策などもしっかりとおくようにしてください。

フレンドパークむかわの天気

フレンドパークむかわのリアルタイムな天気情報も、「CAMP LOG」で確認することができます。

CAMP LOG公式サイト「フレンドパークむかわ」天気情報ページ
https://camplog.jp/article/weather/2O

フレンドパークむかわのアクティビティ

フレンドパークむかわは、自然とたわむれることのできるアウトドアアクティビティをたくさんたのしめます。
こうしたアクティビティがあることで、「ファミリー向けキャンプ場」という口コミに偽りなしということがわかりますね。
実際に筆者が訪れた日も、大型テントを張ってたのしむファミリーや、複数サイトを借りて2~3家族でキャンプをたのしんでいるグループもたくさんみかけました。
ここでは、そんなフレンドパークむかわでたのしめるアクティビティを紹介します。

アスレチック

出典:フレンドパークむかわ公式サイト

フレンドパークむかわには、子どもたちが夢中になって遊べるアスレチック遊具が設置されています。
これらの遊具があることで、寒くて川遊びができない季節にファミリーで訪れても、子どもたちが退屈することはなさそうですね。
フレンドパークむかわのアスレチックには、次のような遊具が用意されています。

  • 川渡りのカゴ
  • タイヤのブランコ
  • トーテムポールの登り棒
  • すべり台
  • 縄のつり橋

水の学習遊具と噴水

フレンドパークむかわでは、山から流れ出した水が海にたどり着くまでの「水の一生」が園内で再現されています。その特徴的なアクティビティが、この「水の学習遊具」です。
トルクコンバーター研究や揚水推進船、揚水塔、津波の研究といった各アトラクションを通して、たのしみながら水の力学を学習できます。
水の学習遊具では、子どもだけでなく大人も一緒になって勉強ができそうですね。

水の学習遊具は、こんなひらけた場所にある池に設置されています。周囲は南アルプス連山や八ヶ岳の雄々しい姿が広がり、天気のよい日にはこのとおりのロケーションです。

出典:北杜市観光情報サイトほくとナビ

また、水の学習遊具のとなりには、以前はテントも張れた広い芝生広場や噴水などもありますので、子どもと一緒に思う存分たのしむことができますよ。

フレンドパークむかわの川遊び

フレンドパークむかわの夏のアウトドアアクティビティといえば、なんといっても川遊びです。
キャンプ場のすぐ脇を流れる大武川は、南アルプスを源流にもつ清らかな水が流れています。それはまさに「南アルプスの天然水」のごとくです。

南アルプスの砂岩でろ過された水は本当にきれい。暑い夏には思わず飛び込みたくなる清流です。

実際に、筆者が訪れた7月の休日も、川遊びをする親子連れでいっぱい。川の途中の段差では、川登りをたのしむ子どもたちもたくさんいて、元気な声であふれていましたので、独身おっさんの筆者も思わず笑顔になってしまいました。
夏にフレンドパークむかわでキャンプをするのであれば、水着とサンダル(できれば流れていかないかかとのホールドがあるタイプ)が必須ですよ。
ちなみに、仮に持っていってなくても水着やサンダルは売店でも買うことができます。

フレンドパークむかわの花火

以前は一部区域内で手持ち花火だけは許可されていたフレンドパークむかわですが、現在はキャンプエリアで花火をたのしむことはできません。
ただし、受付周辺のコンクリートで固められたエリアでは可能かもしれませんので、詳しくは管理施設まで問い合わせてみてください。
なお、フレンドパークむかわがある山梨県北杜市では、毎年8月に「甲斐駒エリアふるさと祭りinむかわ」というイベントが行われ、そこでは花火も打ち上げられるとのことですので、その日はキャンプ場からも花火大会がみられそうですね。
ちなみに、「甲斐駒エリアふるさと祭りinむかわ」が開催される武川中学校は、キャンプ場から車で7分ほどのところですので、お祭りの日にキャンプに行っていたら、模擬店などに行ってみるのもおすすめします。

フレンドパークむかわ体験レビュー

出典:フレンドパークむかわ公式サイト

ではこの章では、実際に筆者がフレンドパークむかわを体験したときのことをレビューします。
筆者が訪れたのは、2023年7月15日~17日にかけた土日+海の日の三連休です。都心では気温が40℃近くになるなか、中央道を経由してフレンドパークむかわへと向かいました。
ちなみに、今回はソログルキャンの形で行ったのですが、お借りしたサイトはしらかばエリアの1~3区画です。

実は、もともとは友人が3人で3区画を借りてソログルキャンに行く予定をしていたところ、急遽私が途中から参加させてもらう形となっていたのです。
そのため、私は友人のサイトに間借りさせてもらう形でテントを張らせてもらいました。
本来であれば1サイトに2台以上の車を停める場合は、1台は駐車場に停めなければなりません。しかしこの日は、施設側のご厚意で「サイト内であればどのように使ってもらってもよい」というお話をいただき、友人とともに1サイトにソロテント2張り、車2台を停める形で利用させてもらいました。
それでも、特に窮屈に感じることもないぐらいサイトのスペースには余裕があったため、ファミリーや大人数のグループで大型テントを使用する際もまったく問題がないでしょう。
実際この日も、コールマンやogawaの大型ツールームテントを利用するグループや、大型のキャンピングカーを乗り付けているグループもたくさんいました。

出かけたときの気温は、都心では30℃代半ばぐらいだったこの日ですが、到着したときは近年の夏場としては少し涼しさを感じるくらいの28℃ぐらいと、非常に過ごしやすい気温だったのが印象的でした。
このぐらいの気温であれば、昼間から焚き火をたのしむのもよいものです。
なお、夜はやはりテントの入口をしっかりとしめ、コットにマット、薄手の寝袋を使って寝るぐらいでちょうどでした。寝袋がなければ少々肌寒いぐらいですので、やはり朝晩は注意が必要ですね。

キャンプの2日目、中日も最高気温は30℃を下回るぐらいの天気でしたが、日差しにあたっているとジリジリするほどの暑さです。そのため、せっかくですから大武川に遊びに行ってきました。
はしゃぎまわる子どもたちの邪魔にならないよう、川の中腹にある坂に座って流れ落ちる水にふれてきましたが、水は冷たくきれいで、久しぶりに童心にかえった気分になりましたね。
地元の近くでたまに行く河川敷などでも夏場は川遊びができますが、川の水はそれなりに濁っているため、あまり入る気にはなれません。しかし、ここの川はついつい大人でも入りたくなるほどきれいだったので、仮にソロキャンプで訪れる人でも夏場に行くならちょっとぐらい川遊びをしてみることをおすすめします。

ブログでフレンドパークむかわの口コミチェック

フレンドパークむかわは、ネット上でもよい評判がたくさんあふれています。
そこでこの章では、キャンパーさんのブログからフレンドパークむかわの口コミを2つほどチェックしてみましょう。


出典:ブログ「私たちのキャンプ時間」/山梨のフレンドパークむかわさん。イチオシのサイトの紹介です!

まずはこちらのブログ。コールマンウェザーマスターのコクーン2を相棒に、春先と秋口~冬をメインにキャンプをたのしんでいる主さんのブログです。
2023年3月9日に公開された記事では、前年10月9日~11日にフレンドパークむかわに訪れた様子がつづられています。
今回の主さんは、フレンドパークむかわの甲斐駒エリア(利用当時とはエリア名、サイトNo.などは別)を、2家族で利用したようです。
フレンドパークむかわキャンプ場に寄せたコメントは、次のとおりでした。

  • (サイトに関して)ここのサイトがイチオシです。川沿いにあり、川の流れる音のおかげで周りの音が気にならずにすむし、何より独立感もあってお気に入りのサイトです。
  • (川遊びに関して)大人の目は必要不可欠ですが、浅い川なので、安心して遊ばせられます。こんな好いロケーションなので、夏場はかなり賑やかでしょうね!!
  • (キャンプの感想)初のグループキャンプは新鮮でした。なにより息子が本当に楽しそうだった。それに尽きます。グルキャン初心者として、いい経験できました~。チャンスがあればまた挑戦したいです!!

ブログ「私たちのキャンプ時間」より引用抜粋

出典:ブログ「ジュンCAMP blog」/夏キャンプに川遊びできて最高!【フレンドパークむかわ オートキャンプ場】キャンプ場レポ 前編

続いては、「頑張っているお父さんのためのファミリーキャンプ講座」を標榜する「ジュンCAMP blog」さんです。
2021年9月16日公開、2022年9月11日更新という少し古めの記事にはなりますが、前後編にわたってフレンドパークむかわに訪れたときのようすがつづられています。

  • (遊びについて)大武川はもちろん、遊具がとても充実してます。お子様が大喜びするキャンプ場間違いなしです。とくに夏は大武川で遊べるのでオススメです。
  • (食事処について)これはありがたいです!チェックアウト後にこちらでゆっくり昼食を食べました。
  • (料金について)ハイシーズンなどで料金体系が変わらないのがいいですね。
  • (残念な点)通路が白砂の為、サイト横を車が通るとかなり砂ぼこりが舞います。食事などは気を付けたほうがいいです。
  • (まとめ)真夏でお子様を川遊びさせてあげたいと思うお父さんお母さんには本当に良いキャンプ場だと思います。また初心者さんにもオススメできるキャンプ場です。ただし真夏でもそれなりに暑いので設営はこまめに水分補給をしながらやりましょう。

ブログ「ジュンCAMP blog」前編後編より引用抜粋

フレンドパークむかわ周辺情報

画像:道の駅はくしゅう(写真AC)

フレンドパークむかわがある武川町周辺は、観光スポットやたのしい施設がたくさんあります。
そこで最終章では、そんな周辺の観光スポットとともに食材の買い出しに便利なお店情報を紹介します。

食材の買い出し

出典:Googleマップ

フレンドパークむかわには売店や食事処が用意されていますが、やはりキャンプで使う食材はあらかじめ用意してから訪れたいものです。
買い出しには、次のようなお店を利用するとよいでしょう。

三好屋(ファミリーショップみよしや)

フレンドパークむかわから一番近いスーパーは三好屋です。
昔ながらのローカルな町のスーパーマーケットで、フレンドパークむかわから約1.7kmほどの場所にあります。一般的な食品やお酒は、こちらでそろえられるでしょう。

道の駅はくしゅうファーマーズマーケット

白州の里のど真ん中、雄大な甲斐駒ヶ岳の登山口へつづく絶好のロケーションには、道の駅はくしゅうがあります。そのなかにはいったファーマーズマーケットでは、採れたて野菜の直売コーナーや、北杜の名水で仕込まれた地酒やワインが手に入ります。
それ以外にも、米粉を使ったお菓子やパン、つきたてのお餅やおこわ、あるいは味噌や漬物など地元で愛されている食材や料理も手に入りますので、キャンプ用食材だけでなくおみやげの購入もできそうです。

  • 住所:山梨県北杜市白州町1308
  • 営業時間:9時~18時
  • 定休日:水曜日(3~11月は無休)
  • ホームーページ:https://michinoeki-hakushu.com/

スーパーおの

スーパーおのは、アニメ「スーパーカブ」にも登場した武川町のスーパーです。
食材だけでなく、スーパーカブグッズも販売されていますし、アニメに関する展示物もたのしめますので、ファンであれば買い物ついでに見物するのもたのしそうですね。

  • 住所: 山梨県北杜市武川町三吹2157-1
  • 電話番号:0551-26-2020
  • 営業時間:10時~19時半(12月~3月は~19時)
  • 定休日:不定休
  • ホームーページ:https://masako0923.on.omisenomikata.jp/

ローソン山梨白州店

田舎町は都会のようにスーパーが24時間営業していたりはしません。そのため、これまでに紹介したスーパーも夕方過ぎには閉まってしまいます。
もちろん、キャンプ場をあまり遅い時間に車で出入りするのはマナー上でもあまり関心はしませんが、どうしても買い忘れたものを思い出したときに便利なのがコンビニの存在です。
フレンドパークむかわの最寄りのコンビニは、こちらのローソン山梨白州店になります。

CAMP屋PREMIUM SHOP

2022年7月16日に武川町にオープンしたこちらは、キャンプ用品をはじめ、キャンプ場で使う日用品などをピックアップして展示販売しているセレクトショップです。
フレンドパークむかわの売店でもある程度の備品は販売していますが、キャンプ用品の買い忘れに気づいた場合は、こちらで購入してから行ったほうが無難でしょう。

  • 住所: 山梨県北杜市武川町牧原1450-2
  • 電話番号:0551-45-8804
  • 営業時間:9時~18時
  • 定休日:水曜日
  • ホームーページ:https://www.campya.shop/

おすすめ観光スポット

出典:Googleマップ

続いては、フレンドパークむかわ周辺の観光スポットを紹介します。
大自然の一角にあるキャンプ場らしく、自然をたのしむスポットがもりだくさんですよ。

精進ヶ滝

日本の滝百選にも選ばれた、東日本最大の落差121mをほこる名瀑です。1,400mの山のなか、切り立った岩から一気に流れ落ちる姿は圧巻ですよ。
駐車場から約40分で行けるアクセスのよさも魅力で、親子連れでも比較的気軽に観光できます。

白州トラウトフィッシングエリアShylph(シルフ)

自然があふれ、水がきれいな北杜市白州町にある管理釣り場です。
えさ釣り、ルアー釣りのほか、つかみどりもたのしむこともできますので、お子さまも安心してたのしめます。
釣った魚はその場で焼いて食べることもできますし、たくさん釣れたら持ち帰ることもできますので、今夜のおかずを豪華にしてみてはいかがですか?

  • 住所:山梨県北杜市白州町大坊1194番地-1
  • 電話番号:090-1805-3384(管理人:増田)
  • 営業時間:8時~17時(最終受付:平日15時、土日祝日:16時)
  • 定休日:木曜日(祝日は除く、GW・夏期は無休)
  • ホームーページ:https://shylph.boy.jp/index.html

サントリー白州の森(ウイスキー博物館)

日本最大の酒造メーカー「サントリー」が、水のきれいな白州の豊かな自然のなかに「森林公園工場」という概念でつくりあげたウイスキーの蒸留所です。
施設では工場見学のツアー(事前予約による抽選式)を受け付けており、有料・無料あわせていくつものツアーを開催しています。
お車の運転で試飲ができない方でも、世界でも珍しいウイスキー専門の博物館を見学するだけでも楽しめますし、最上階の展望台からは八ヶ岳や南アルプスなどの雄峰や白州蒸溜所の広大な森を眺望できますよ。

  • 住所:山梨県北杜市白州町鳥原2913-1
  • 電話番号:0551-35-2211
  • 営業時間:9時半~16時半(最終入場16時)
  • 定休日:年末年始ほか臨時休業あり
  • ホームーページ:https://www.suntory.co.jp/factory/hakushu/

むかわの湯

鳳凰三山や甲斐駒ヶ岳など、南アルプス連邦や八ヶ岳連峰に囲まれた、風光明媚で湯量豊かな日帰り天然温泉施設です。
むかわの湯の南アルプス釜無川温泉は、ミネラル豊富な温泉と冷鉱泉の2つの源泉を併せ持ち、療養泉としても名高いため、キャンプの疲れをさっぱりと洗い流してくれますよ。
露天風呂のほか気泡湯やサウナなど10種類のお風呂が満喫できるうえ、72畳もある大型の休憩室や個室(予約制)もありますので、ゆったりと過ごすことができます。
ただし、アルコールを含めた飲食物の持ち込みはできますが、軽食類の販売以外レストランなどは併設されていないためご注意ください。

  • 住所:山梨県北杜市武川町牧原1322
  • 電話番号:0551-20-3113
  • 営業時間:10時~21時(最終入場20時半)
  • 定休日:火曜日(祝祭日の場合はその翌日)
  • 入館料:大人830円、子ども420円(北杜市外民の場合)
  • ホームーページ:https://mukawanoyu-shidax.com/

尾白の湯

尾白川河岸の地下深くから湧き出る、ミネラルを豊富に含む超高濃度の温泉を有した温浴施設です。石英(花崗岩)のち層でろ過された湯は、疲労回復や温熱効果が期待できます。
源泉による全身浴や露天風呂に加え、サウナもドライとミストの2種類用意されており、シャンプーやボディソープも用意されタオルなどの販売もありますので手軽でフラッと立ち寄り湯が可能です。
施設内にはマッサージやリラクゼーションルームも用意されており、食事処「白州庵」ではおそばや定食も楽しめますよ。

  • 住所:山梨県北杜市白州町白須8056
  • 営業時間:10時~20時(最終入場19時半)
  • 定休日:水曜日
  • 入館料:大人830円、子ども420円(北杜市外民の場合)
  • ホームーページ:https://www.verga.info/onsen

フレンドパークむかわはファミリーに最高のキャンプ場!

出典:南アルプスユネスコエコパーク

南アルプス連邦や八ヶ岳連峰に囲まれた自然豊かなキャンプ場「フレンドパークむかわ」を紹介しました。
フレンドパークむかわはアスレチックコースなど、親子でたのしめるアウトドアアクティビティがいっぱい。さらに夏場はキャンプ場のすぐ下を流れる大武川で川遊びをすることもできますので、まさにファミリーにはピッタリのキャンプ場です。
これだけ自然に囲まれたうつくしいキャンプ場でありながら、中央道から約20分で到着できる立地条件のため、都心からも比較的アクセスしやすいのもうれしいポイント。特に小さなお子さん連れのファミリーにとっては特筆ポイントですね。
夏場だけでなく、春から秋まで3シーズンたのしめるフレンドパークむかわで、大自然に囲まれたキャンプをたのしんでみませんか?

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この記事を書いた人

多数のジャンル案件を手掛けるWebライター。

趣味のソロキャンプを活かしたアウトドア案件は特に得意とし、取材を兼ねた愛車のジムニーJA-11改でキャンプ場ワーケーションに出かけることも多い。

元飲食店主の経歴もあるためキャンプ飯にはこだわりたいタイプ。

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