携帯ボトルHydro Flask(ハイドロフラスク)はなぜ人気?選ばれる理由5選【2024年最新】

アウトドアレジャーだけでなく、近年は街中でも「水筒」を持ち歩く人が増えています。そのなかでも、オシャレなデザインと高い機能性で人気の水筒が、ステンレス製携帯ボトルの「Hydro Flask(ハイドロフラスク)」です。
Hydro Flask(ハイドロフラスク)はなぜそこまで人気なのか?
この記事では、Hydro Flask(ハイドロフラスク)の人気の秘密に迫るとともに、2024年最新版のおすすめモデルをご紹介します。

目次

大人気の携帯ボトル「Hydro Flask(ハイドロフラスク)」

出典:Hydro Flask® Let’s Go!TM公式サイト

大人気の携帯ボトル「Hydro Flask(ハイドロフラスク)」。まずは、それがどのような製品なのかを確認しておきましょう。

アメリカ生まれのステンレスボトル

出典:Hydro Flask® Let’s Go!TM公式サイト

「Hydro Flask(ハイドロフラスク)」とは、アメリカはオレゴン州生まれの断熱携帯ボトルのブランドです。
2009年に誕生し、日本には2017年に初上陸しました。
オレゴン州は東に荒野、西に山地をもつ自然に囲まれた土地柄で、仕事前にハイキングをしたり、休日にはキャンプ、冬山ではスキーをたのしんだりと、毎日の生活がアウトドアアクティビティとともにあります。
そんな人々の生活に寄り添うように「Hydro Flask(ハイドロフラスク)」は誕生したのです。
今やアメリカのステンレス・断熱ボトル市場では、約70%ものシェアを誇っており、「Hydro Flask(ハイドロフラスク)」はそのまま「断熱ボトル」の代名詞となっています。

製品コンセプト

ハイドロフラスク社のモットーは、『自然と人間、どちらも大切にした製品づくり』がモットーです。そして、人の心を動かす、使い勝手がよくうつくしいデザインの製品づくりをめざしています(参考:Hydro Flask® Let’s Go!TM公式サイト)。
うつくしい山や川、湖に囲まれた風光明媚なオレゴン州ベンドに本社を構えるハイドロフラスク社では、自然のなかで暮らす人々のライフスタイルを自社の製品でサポートしているのです。

SNSで大人気

オシャレなデザインで大人気のハイドロフラスクは、SNS上でも多くの人たちに愛されている様子が紹介されています。
ここでは、そのなかのいくつかを紹介してみましょう。

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ハイドロフラスクはなぜ人気なの?5つの理由

出典:Hydro Flask® Let’s Go!TM公式サイト

これだけ人気の高いハイドロフラスクですが、実はその人気の理由はいくつもあるんです。
そこで、この章ではハイドロフラスクが人気の理由を5つにしぼって紹介します。

保冷・保温性がある

出典:Hydro Flask® Let’s Go!TM公式サイト

ハイドロフラスクが生まれた2009年当時、飲料の持ち運びボトルといえばシングルウォールのステンレスボトルやハードプラスチックボトルが主流でした。そんななか、初の保冷・保温ができる断熱ボトルとして、ハイドロフラスクは登場したのです。
その秘密は、今や当たり前となった「二重壁真空断熱」構造にありました。この構造を採用したことで、ハイドロフラスクは保冷で最大24時間、保温では最大6時間という長時間の保冷・保温を可能としたのです。

炭酸が持ち運べる

出典:Hydro Flask® Let’s Go!TM公式サイト

さらに、2009年の創業当時にハイドロフラスクが人気を博した一番の理由は、「いつでも冷たいビールが飲める」ということでした。
現在では保冷・保温をウリにした断熱ボトルは各メーカーからたくさん販売されていますが、それでも炭酸やアルコールを持ち運べるボトルはほとんどありません。
しかし、ハイドロフラスクは独自開発した「ビール用ボトル」がラインナップされていたため、量り売りされているビールも多いアメリカで人気を博したのです。
現在は、「64 oz Growler(上記画像の製品)」という1サイズのみの展開とはなりますが、炭酸&アルコール飲料を持ち運べるのは、暑い夏のアウトドアなどではうれしいポイントの一つでしょう。

手入れもしやすいステンレス製

出典:Hydro Flask® Let’s Go!TM公式サイト

ハイドロフラスクのボトルに採用されているのは、食器類などにも利用されることが多い18/8ステンレスです。
この素材は耐久性や耐錆性にすぐれており、飲み物のニオイ移りを防いでくれます。それだけでなく、人体に悪影響を及ぼすBPA(プラスチック容器や包装から熱によって染み出す有害な化学物質)が含まれないので、赤ちゃんから大人まで安心して使用できるのです。
さらに、素材の性質に加えて構造もシンプルなため、余分なパーツなどがなくブラシやスポンジでかんたんにお手入れすることもできます。

スタイリッシュでオシャレ

出典:Hydro Flask® Let’s Go!TM公式サイト

ハイドロフラスクの人気を不動のものとしたのは、ハワイで流行したのがきっかけ。常夏の国ハワイで、一年中冷たい飲み物が飲めるということで大流行したのです。
それ以来、日本でもマリンスポーツやハワイを愛する人々の間で人気を博しました。
ハイドロフラスクのボトル表面は、濡れた手でも滑りにくくするために特殊なパウダー加工がされています。それが、マットな表情を演出し、スタイリッシュなオシャレ感をアップしてくれています。
そのうえ、断熱ボトルだけをみてもカラーやサイズ展開が豊富に用意されています。ビビットカラーからくすみ系のアースカラーなどのカラー展開をはじめ、ハイドロフラスクはオシャレ感度の高い人たちにも受け入れられるデザイン性のよさも大きな魅力です。

自分だけのボトルがつくれる

出典:Hydro Flask® Let’s Go!TM公式サイト

ハイドロフラスクは、豊富に取りそろえられた本体カラーに加え、キャップ(飲み口)、ラバーカバー、ブーツ、パラコードストラップ、ボトルスリングなどを好みによってつけかえられるアクセサリーが用意されています。
その種類は、他メーカーの断熱ボトルでは考えられないほど豊富です。キャップだけを考えても、普通の飲み口やストロータイプ、コーヒーなど熱いもの用の飲み口など様々に用意されています。
こうした豊富なカラー・サイズ展開と専用アクセサリーに加え、たくさんのコラボアイテムを選ぶことで、人とはかぶらない「自分だけのハイドロフラスク」を選ぶことができるでしょう。
それでも満足できない人は、オリジナルのカスタマイズ製品をつくることもできますので、自分好みのマイボトルを手にしたい人も大満足ですよ。

ハイドロフラスクの選び方

出典:Hydro Flask® Let’s Go!TM公式サイト

カラーとサイズ、形に専用アクセサリーと、その組み合わせ方によって無限の可能性を持っているハイドロフラスクですが、逆に種類が豊富すぎて自分好みの一本を選び出すのに悩んでしまうかもしれません。
そこでこの章では、ハイドロフラスクの選び方のヒントとなるシリーズ展開についてご紹介します。

ハイドロフラスクの人気シリーズ

出典:Hydro Flask® Let’s Go!TM公式サイト

ハイドロフラスクは、その用途に合わせてさまざまな形のものが用意されています。
ここでは、そのなかでも人気の高い代表的なシリーズをご紹介します。

ハイドレーション/ボトル

出典:Hydro Flask® Let’s Go!TM公式サイト

いわゆる一般的な断熱ボトルというスタイルのシリーズです。
カラー・サイズともにハイドロフラスクのなかでももっとも豊富なラインナップをそろえています。

カフェ

出典:Hydro Flask® Let’s Go!TM公式サイト

コーヒーなど熱い飲み物をいれることに特化したシリーズで、小さな飲み口が特徴です。
ボトル以外にも、取っ手のついたマグタイプのカップなどもラインナップされています。

ビア・ワイン&スピリッツ

出典:Hydro Flask® Let’s Go!TM公式サイト

現在は1タイプのみラインナップされている、炭酸&アルコールをいれられるのがこちらの「ビア・ワイン&スピリッツ」シリーズです。
シリーズには、上記の写真のような瓶や缶飲料用の保冷・保温カバーやタンブラーも用意されています。

その他

ハイドロフラスクは、上記のようなボトルタイプのシリーズのほか、次のようなさまざまな製品がラインナップされています。

  • キッズ:子ども向けにつくられた、小さめサイズでカラフルなシリーズ
  • トレイルシリーズ:登山家向けにつくられた、通常版より約30%の軽量化が図られたシリーズ
  • カップ&タンブラー:注がれた飲み物の温度を保つ、カップ&タンブラースタイル
  • フードジャー:保温弁当箱として利用できる、料理専用の断熱容器
  • アウトドアキッチン:コーヒーフィルターやボウル、プレートなど、アウトドアでの飲料・料理をたのしむために用意されたシリーズ

ハイドロフラスクに入れてはいけないもの

オシャレで人気の高いハイドロフラスクですが、当然ながらその取扱いにはいくつかの注意事項があります。特に、ハイドロフラスクに入れてはいけないものについては注意が必要です。
それは、次の3種類です。

  • 炭酸飲料
  • ドライアイス
  • アルコール類

この3つは、「ビア・ワイン&スピリッツ」シリーズ以外の製品にはいれてはいけません。特にドライアイスは、「ビア・ワイン&スピリッツ」シリーズでもご法度です。
また、牛乳をはじめとする乳飲料、果汁・果肉、お茶の葉、味噌汁など塩分濃度の高いスープ類などは、ボトルへのダメージを抑えるためあまり長時間入れっぱなしにしないようにしましょう。

ハイドロフラスクのマウスサイズ

出典:Hydro Flask® Let’s Go!TM公式サイト

ハイドロフラスクの断熱ボトルは、口の広さでも2種類にわかれます。
口が細くなりボトル全体のフォルムも細めなスタンダード・マウスは、女性の手荷物に入れてもオシャレな印象です。
口が広いワイド・マウスは、容量のバリエーションも多く、ボトルの中身を出し入れや使用後のお手入れもかんたんです。

ハイドロフラスクの人気色

出典:Hydro Flask® Let’s Go!TM公式サイト

豊富なカラー展開で人気のハイドロフラスクですが、そのラインナップはレギュラーカラーだけで10数種類もあります。さらに、常に新色や限定カラーなども販売されているため、コラボモデルのカラー展開まであわせれば、その選択肢はまさに無限大です。

出典:Hydro Flask® Let’s Go!TM公式サイト

特に2024年に販売された、小さな花のピンクをイメージさせた新色の「Trillium」は、女性を中心に大人気を集めています。
淡いピンク色は、日本人にとっては桜を連想させ、かわいさと上品さをあわせもった色ということもあって馴染み深いのではないでしょうか。

ハイドロフラスクの人気サイズ

ハイドロフラスクの断熱ボトルは、サイズ展開も実に豊富です。

  • 6oz
  • 8oz
  • 12oz
  • 16oz
  • 18oz
  • 20oz
  • 21oz
  • 24oz
  • 28oz
  • 32oz
  • 40oz
  • 64oz

※1oz(オンス)=約29.57ml(cc)

これだけ豊富なサイズ展開をほこるボトルは、他メーカーでもなかなか類をみません。
特に24oz(709ml)、32oz(946ml)は、使いやすい容量サイズのため、アウトドアやレジャーなどで使用する人たちの間で人気を集めています。
また、通勤などでボトルを持ち歩きたい人には、18oz(532ml)がちょうど500mlのペットボトル程度のサイズのためおすすめです。

ハイドロフラスクの専用アクセサリー

出典:Hydro Flask® Let’s Go!TM公式サイト

ハイドロフラスクは、純正の専用アクセサリーだけでも無数の種類が用意されています。その主な種類は次の通り。

  • キャップ&リッド:さまざまな大きさの飲み口やストロータイプの飲み口など
  • ボトルブーツ:ボトルの底部にはめるシリコンゴム製のアクセサリー
  • ボトルスリング:ボトルをいれて持ち歩きを楽にするストラップ付き簡易バッグ
  • フラップ:キャップに取り付けて使用する、持ち運びをラクにする取っ手
  • その他:クリーニングキットやギフトボックス、クーラーバッグやボトルバッグなど

参考までに、筆者おすすめのカスタムアクセサリーを3種類ご紹介しておきますね。

Flex Cap Wide

出典:Hydro Flask® Let’s Go!TM公式サイト

ハイドロフラスクのワイド・マウス専用のキャップです。
ストラップがついたスタイルのキャップのため、少し大きめの重いボトルでもラクに持ち運びすることができます。

Small Flex Boot

出典:Hydro Flask® Let’s Go!TM公式サイト

ボトルを無造作に取り扱っても倒れにくく、底部の傷つき防止にもなるシリコンゴム製のボトルブーツです。
カラー展開も豊富なため、複数種類を用意しておいて、気分によって着せ替えてみるのも楽しそうですね。

Packable Bottle Sling L

出典:Hydro Flask® Let’s Go!TM公式サイト

収納したボトルを手軽に取り出せる、ナイロン製の軽量持ち運び用バッグです。
サイドにはストレッチ素材のポケットも付属しているため、小物いれとして利用することでこれ一つでちょっとしたお出かけもできますよ。

ハイドロフラスク人気のコラボモデル

ハイドロフラスクが人気の理由は、豊富なカラー・サイズ展開であるだけでなく、さまざまな有名ブランドとのコラボモデルが展開されていることにもあります。
ここでは、オシャレさで人気の3つのコラボモデルをご紹介します。

Hydro Flask × THE NORTH FACE stainless steel bottle

出典:Yahoo!ショッピング

アメリカのアウトドアブランド「THE NORTH FACE(ザ・ノースフェイス)」とのコラボしたモデル。アウトドアブランドらしくマットでアースカラーが特徴のボディに、おなじみのロゴが印象的です。
16ozのワイド・マウスタイプで、4つのカラーが用意されています。

Hydro Flask × TOM’S

出典:楽天

主にトヨタ車向けのアフターパーツの開発・販売を手がけている「TOM’S(トムス)」。モータースポーツの世界では有名なこのブランドとも、ハイドロフラスクはコラボしています。
16ozの汎用サイズは、モータースポーツ好きの人にもうれしいモデルですね。

Hydro Flask × DECEMBERMAY

出典:楽天

ファッションとスポーツを両軸に、音楽やストリートなどのサブカルチャーと歴史に裏打ちされたアーカイブを尊重したバランス感のあるハイブリッドウェアを展開するファッションブランド「DECEMBERMAY(ディセンバーメイ)」とコラボした、カラフルでスタイリッシュなハイドロフラスクです。

おしゃれで人気のハイドロフラスクはアウトドアにもおすすめ

アメリカはオレゴン州で生まれ、ハワイで人気に火がつき、今や日本でも大人気のオシャレな断熱ボトルブランド「Hydro Flask(ハイドロフラスク)」。街でもアウトドアでも、自分好みのボトルを求める人たちに支持される理由について解説しました。
ハイドロフラスクは、保冷・保温にすぐれた機能性が何よりの人気の秘密ですが、無限の可能性をもつカスタマイズ性など、その見た目のオシャレさも大きなポイントです。
種類やサイズも豊富でなにを買えばいいのか悩んでしまうハイドロフラスクですが、本記事の内容なども参考にして、ぜひあなたのスタイルにあわせた大切な一本を選んでくださいね。

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この記事を書いた人

多数のジャンル案件を手掛けるWebライター。

趣味のソロキャンプを活かしたアウトドア案件は特に得意とし、取材を兼ねた愛車のジムニーJA-11改でキャンプ場ワーケーションに出かけることも多い。

元飲食店主の経歴もあるためキャンプ飯にはこだわりたいタイプ。

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