【LED懐中電灯】最強の条件とは?軍用から家庭用までおすすめランキング10選

夜のアウトドアにおいて、なくてはならない懐中電灯。暗闇のアウトドアだけでなく、自宅の停電などのときに頼りになるのも懐中電灯です。しかし、いざ購入しようとすると、種類が多くてどれを選べばいいのか迷ってしまうこともありますよね。

この記事では「最強」のLED懐中電灯を選ぶための条件を徹底解説します。明るさ、照射距離、防水性能、バッテリー持ちなど、用途に合った最適なモデルを見つけるためのポイントを分かりやすく紹介します。

さらに、軍用レベルから家庭用までおすすめモデル10選をご紹介!アウトドアでの夜間活動、防災対策、日常のちょっとした作業まで、あらゆるシーンで活躍する最強の懐中電灯をぜひ見つけてください。

目次

最強の懐中電灯に求められる条件

この章では、最強の懐中電灯に求められる条件や、用途に合う最適なモデルを見つけるためのポイントをわかりやすく紹介します。
具体的に評価するポイントは、以下のとおりです。

  • 明るさ
  • 照射距離
  • 防水性能
  • 耐衝撃性
  • バッテリーの持ち(連続使用時間)
  • 操作性
  • 充電方式
  • 調光機能

それぞれのポイントについて詳しく解説します。

明るく遠くまで照らせる

懐中電灯の最も重要な役割は、暗闇を照らすことです。そのため、明るく遠くまで照らせるモデルを選ぶことがとても重要です。
明るさはルーメン(lm)という単位で表され、数値が高いほど明るくなります。夜間のアウトドア活動や広範囲を照らす場合は、1000ルーメン以上のモデルを選ぶことをおすすめします。
照射距離も重要なポイントです。遠距離を照らしたい場合は、500メートル以上の照射距離を持つモデルを選ぶとよいでしょう。

明るさと照射距離のバランス

懐中電灯を選ぶ際には、明るさと照射距離のバランスを考慮する必要があります。

  • 明るさだけを重視すると、照射距離が短く、周辺が暗く見えてしまう
  • 照射距離だけを重視すると、明るさが足りず、足元が暗く見えてしまう

これらのバランスを考えて選びましょう。

用途に合わせたモデルを選ぶ

あなたの用途に合わせて、明るさと照射距離のバランスが最適なモデルを選ぶことも重要です。

  • 夜間の登山やキャンプでは、周囲を明るく照らすために、明るさと照射距離の両方を重視する
  • テント内での使用であれば、300~500ルーメン程度の明るさで十分
  • 街灯のない場所での夜間ウォーキングでは、先を照らすために、照射距離を重視する

LEDチップの種類

LED懐中電灯には、さまざまな種類のLEDチップが使用されています。あなたが使用するシチュエーションを想像しながら選びましょう。

  • 白色LED:最も一般的なLEDチップで、明るく広い範囲を照らすことが可能
  • 暖色LED:目に優しい光で、長時間の使用におすすめ

昼白色LED:「白色LED」と「暖色LED」の中間の色温度で、自然な光を再現可能
市販されている懐中電灯の中には、色の種類を変えられるモデルも存在します。屋外で使用する際は白色、屋内やテントの中で過ごすときは暖色など、使用するシチュエーションにより変えて使うことができると便利ですね。
中には非常事態などで使用するために「赤色LED」を搭載しているモデルもあります。

調光機能

光量を調光できる機能付きの懐中電灯は、状況に合わせて明るさを調整できるので便利です。

  • さほど明るさを必要としないテント内などでは「Lowモード」で明るさを下げて省電力で使用
  • 屋外など暗い場所では明るさを上げて「Hiモード」で使用し遠くまで照射

ただし「Hiモード」など明るい照度で使用すると、電池の消耗が早いので気をつけましょう。

LED製で電球の寿命が長い

せっかく買うのであれば、メリットが多いLED式の懐中電灯を選んではいかがでしょうか。ひと昔前に主流であった白熱球や豆球の電球式懐中電灯は、電球のフィラメントが切れると使えませんでしたが、近年主流のLED懐中電灯はフィラメントがないため、白熱球や豆球の懐中電灯に比べて寿命が長いのが特徴です。
LED電球の寿命は、数万時間から数十万時間と言われています。これは、毎日8時間使用しても、LEDの寿命だけで考えれば10年以上使える計算になります。

LED懐中電灯を選ぶメリット

  • 電球交換の手間が省ける
  • ランニングコストが低い
  • 電力消費量が少ない
  • 発熱量が少ない
  • 耐衝撃性にすぐれている

LED懐中電灯を選ぶ際の注意点

  • すべてのLED懐中電灯が長寿命というわけではない
  • 安価な製品は、寿命が短い場合がある
  • 明るさや照射距離などの性能にはモデルにより違いがある

LED式の懐中電灯は、長く愛用したい方におすすめです。

小型で軽量

出典:Amazon

懐中電灯は持ち運んで使用するときのために、小型・軽量なモデルを選ぶことも大切です。特に、登山やキャンプなどのアウトドアでは、荷物を軽量化するためにも小型・軽量、コンパクトなモデルを選ぶことをおすすめします。

小型・軽量モデルを選ぶ際の注意点

  • 小型・軽量化のために、性能が犠牲になる場合がある
  • バッテリー容量が小さくなる傾向がある
  • 照度が低くなったり、照射距離が短くなったりする場合がある

持ち運び方や使い方(シチュエーション)

  • ポケットに収納できる
  • ベルトやループに装着できる
  • カラビナでバッグに吊り下げられる

耐衝撃性・防水性が高い

出典:Amazon

屋外やアウトドアなどで使う懐中電灯は、落としたり、水濡れしたりする可能性があります。そのため、耐衝撃性と防水性が高いモデルを選ぶことが重要です。
ただし、耐衝撃性と防水性が高いモデルは高性能であるがゆえに、高価になりがちです。また、充電するときや電池交換の際は、防水フタの開閉と密閉に細心の注意が必要です。

耐衝撃性

アウトドアでの使用であれば耐衝撃性が「IK06」以上の懐中電灯がおすすめです。耐衝撃性は、IKという記号と数字で表されます。数字が大きくなるほど、耐衝撃性が高いことを意味します。具体的には下記のとおりです。

  • IK05:耐衝撃性: 25cmの高さから落下した1kgのハンマーによる衝撃に耐えられる
    用途例: 屋内照明、家庭用電子機器など
  • IK06:耐衝撃性: 1mの高さから落下した1kgのハンマーによる衝撃に耐えられる
    用途例: 屋外照明、防犯カメラ、電動工具など
  • IK07:耐衝撃性: 2mの高さから落下した1kgのハンマーによる衝撃に耐えられる
    用途例: 建設現場、鉱山、重機など
  • IK08:耐衝撃性: 3.5mの高さから落下した1.75kgのハンマーによる衝撃に耐えられる
    用途例: 非常に厳しい環境で使用される機器
  • IK09:耐衝撃性: 5mの高さから落下した5kgのハンマーによる衝撃に耐えられる
    用途例: 極めて厳しい環境で使用される機器

使い方にもよりますが、懐中電灯の場合「IK06」以上の耐衝撃性があればよいでしょう。

防水性

屋外やキャンプ、アウトドアでの使用を想定しているのなら、防水性「IPX5」以上がよいでしょう。防水性は、IPXという記号と数字で表されます。数字が大きくなるほど、防水性が高いことを意味します。

  • IPX4:全方向からの水しぶきを受けても内部に浸水しない
    使用例:雨天での使用、水濡れしやすい場所での作業など
  • IPX5:あらゆる方向からの噴流水を受けても内部に浸水しない
    使用例:水道水での洗浄、高圧洗浄機による洗浄など
  • IPX6:強力な噴流水を受けても内部に浸水しない
    使用例:高圧洗浄機による近距離洗浄、豪雨での使用など
  • IPX7:水深1メートルに浸しても30分間は内部に浸水しない
    使用例:一時的な水没、水深1メートルまでの水中撮影など
  • IPX8:水深1.5メートル以上の水圧に耐え、継続的に使用できる
    使用例:水泳、スキンダイビング、水中撮影など

防水性能も、あなたが使用する状況を想像して選んでください。たとえば夜釣りなどで使用する懐中電灯であれば、水没の可能性も踏まえ「IPX7」以上の防水性能がある懐中電灯も選択肢に入れましょう。

点灯時間・使用時間が長い

懐中電灯を使用する場面では、長時間点灯し続けられることも重要な要素です。特に、夜間の登山やキャンプなどのアウトドア活動では、電池切れの心配をせず安心して使用できる長時間点灯可能な懐中電灯を選ぶことが大切です。

点灯時間を左右する要素

  • 電池容量:電池容量が大きければ大きいほど、点灯時間が長くなる
  • LED素子の効率:LED素子の効率が高いほど、同じ電力でも明るさを維持しながら長時間の点灯が可能
  • 点灯モード:明るいモードほど消費電力が高く、点灯時間は短くなる

長時間点灯可能モデルを選ぶ際の注意点

  • 明るさとのバランス:長時間点灯可能モデルは、明るさが低い傾向
  • 重量:大容量電池搭載モデルは、重くなる傾向
  • 充電時間:充電式モデルは、充電時間が長くなる場合がある

点灯時間・使用時間が長い懐中電灯は、長時間使用したい方や、電池交換の手間を省きたい方におすすめです。明るさや重量などのバランスも考慮して選びましょう。

【筆者の失敗経験】
筆者は充電式(電源が内蔵バッテリーのみ)の懐中電灯を買い、1年未満で充電能力が落ちて使えなくなった経験があります。
非常時の備えにする場合は、充電・乾電池併用電源の懐中電灯も選択肢に入れましょう。

付加機能が充実している

出典:Amazon

懐中電灯を選ぶ際は、多彩な付加機能が搭載されているモデルもおすすめです。アウトドアでは、荷物や道具を減らすことにつながります。

代表的な付加機能

  • 点灯モードの切り替え:状況に合わせて、明るさや照射範囲を変えられる
  • モバイルバッテリー機能:スマートフォンなどの充電に使える
  • ラジオ機能:災害時や停電時に情報収集に役立つ
  • SOS点灯:緊急時に周囲に知らせられる
  • 磁石付き:金属面に貼り付けられる
  • ストロボ機能:防犯や誘導に役立つ

キャンプにおすすめの付加機能

  • ランタンモード:テント内を明るく照らせる
  • 調光機能:明るさを細かく調整できる
  • タイマー機能:設定時間後に自動で消灯する

付加機能を選ぶ際の注意点や留意事項

  • 機能の数だけ価格が高くなる傾向がある
  • 使用頻度の低い機能は不要
  • 機能の使いやすさ

付加機能が充実した懐中電灯は、さまざまなシーンで活躍します。必要な機能をよく考えて、最適なモデルを選びましょう。

最強の懐中電灯おすすめランキング10選

明るさ、耐久性、防水性など「最強」と呼ぶにふさわしい懐中電灯を10個、厳選しました。あなたの用途に合う懐中電灯を選ぶ際の参考にしてください。

10,000ルーメンのLED懐中電灯|Eornmor「XHP160LED」

出典:Amazon

Eornmor「XHP160LED」は、アウトドアはもちろん緊急時にも十分使える便利でタフな懐中電灯です。ランタン、モバイルバッテリーとしてもマルチに使えます。調光モードや点灯モードも備え、1本で何役もこなし、防水性能はIPX6で雨天においても使用可能です。

  • 明るさ:10,000lm
  • 電源:充電・乾電池(両用)
  • 連続点灯時間:最大16時間
  • サイズ:長さ17.4cm×直径4.3cm
  • 重量:205g
  • 調光モード:あり(7モード)

小型充電式のLED懐中電灯|WUBEN「C3」

出典:Amazon

WUBEN「C3」は、手のひらの中に収まる握りやすい大きさの懐中電灯です。小型なのに多機能。充電式ですが乾電池も電源として使え、モバイルバッテリーとしても使えるので、緊急時も安心です。防水性も考慮した設計なので全天候で活躍しそうですね。

  • 明るさ:1,200lm
  • 電源:充電・乾電池(両用)
  • 連続点灯時間:最大143時間
  • サイズ:長さ12.2cm×直径2.5cm
  • 重量:73g
  • 調光モード:あり(4モード)

キャンプに最適な充電式LED懐中電灯|GENTOS「RXシリーズ」

出典:Amazon

GENTOS(ジェントス)は、懐中電灯のほかランタンやヘッドライトも製造している、1978年創業の日本のLEDライトメーカーです。充電式で、必要にして十分な機能を備えるRXシリーズは定番として人気があります。

  • 明るさ:900lm
  • 電源:USB充電式
  • 連続点灯時間:最大80時間
  • サイズ:長さ14.2cm×直径3.0cm
  • 重量:177g
  • 調光モード:あり(4モード)

30,000ルーメンの軍用LED懐中電灯|Shadowhawk「S9322」

出典:Amazon

Shadowhawk「S9322」は、照度30,000ルーメンの懐中電灯です。圧倒的な明るさで最大500m先も照らすので、夜間の散歩やアウトドアで頼りになります。5段階調光機能やズーム機能も備えており、防水と耐衝撃性も考慮した設計のため、アウトドアでの使用に重宝します。

  • 明るさ:30,000lm
  • 電源:充電・乾電池(両用)
  • 連続点灯時間:8時間(ミディアムモード)
  • サイズ:長さ21.0cm×直径4.5cm
  • 重量:340g
  • 調光モード:あり(5モード)
懐中電灯 かいちゅうでんとう led 軍用 最強 Shadowhawk 超高輝度 30000ルーメン フラッシュライト 充電式 ハンディ XHP70.2 超強力 電池式 ハンドライト flashlight 明るい IP67防水 5モード調光 ズーム調整可能 防災/登山/夜釣り/地震/災害/停電対策/非常灯にも使用可能
Shadowhawk

充電&電池2WAY式LED懐中電灯|アセキ「COBライト」

出典:Amazon

アセキCOBライトの照度も最大30000ルーメンと強力です。防水性能や耐衝撃性もある懐中電灯で、7段階の調光機能がついているため、周囲の迷惑にならないよう弱い光で使用することもできます。
また、モバイルバッテリーとしても使えるので、緊急時や災害時にも重宝する懐中電灯です。

  • 明るさ:30,000lm
  • 電源:充電・乾電池(両用)
  • 連続点灯時間:最大16時間
  • サイズ:長さ17.4cm×直径4.3cm
  • 重量:205g
  • 調光モード:あり(7モード)

ランタンとの2WAY式LED懐中電灯|GENTOS「UN-1R」

出典:Amazon

GENTOS(ジェントス)「UN-1R」は、ランタンとしての使い方もできる2WAY式の懐中電灯です。懐中電灯として350ルーメンの明るさで使い、テントの中など屋内では周りを優しく包む暖色光で使えます。防水性はIPX4防滴仕様で、雨の日も安心。手のひらサイズで持ち運びしやすく、使いやすい大きさです。

  • 明るさ:350lm
  • 電源:充電式
  • 連続点灯時間:24時間(350lmで使用時)
  • サイズ:長さ11.8cm×直径4.6cm
  • 重量:174g
  • 調光モード:あり(8モード)

広範囲を照らすLED懐中電灯|hzpp「T335」

出典:Amazon

hzpp「T335」は、照度90000ルーメンで広範囲を照らせるLED懐中電灯です。最大800m先を照らすことが可能で、夜間の散歩や登山、釣りなどに使えます。実用的な防水性能(IPX5)で、雨天や水辺でも安心して使用できます。充電式ですが乾電池も使えるので、充電が切れたときも安心です。

  • 明るさ:90,000lm
  • 電源:充電・乾電池(両用)
  • 連続点灯時間:3時間(HIモード)
  • サイズ:長さ16.5cm×直径4.1cm
  • 重量:192g
  • 調光モード:あり(5モード)

家庭の防災用に最適なLED懐中電灯|CAPTAIN STAG「IPX3 UW-4510」

出典:Amazon

CAPTAIN STAG「IPX3 UW-4510」は災害時にも安心な、懐中電灯を備えた多機能ラジオです。懐中電灯がメインではなく、どちらかといえばラジオに懐中電灯を取り付けた感じ。電源はUSB充電のほか、ソーラー発電と手回し発電を備え、防災や緊急時の使用を想定しています。

  • 明るさ:30lm
  • 電源:USB充電式(ソーラーパネル、手回しハンドルによる充電も可能)
  • 連続点灯時間:約30時間
  • サイズ:横幅12.8cm×奥行き6.0cm×高さ4.5cm
  • 重量:230g
  • 調光モード:なし

最強のコンパクトLED懐中電灯|Goal Zero「ライトハウスマイクロ」

出典:Amazon

Goal Zeroの「ライトハウスマイクロ」はコンパクトな手のひらサイズながら、最強のLED懐中電灯です。3つの点灯モードと無段階調光で、使うシーンに合わせて光量を選べます。モバイルバッテリーとしても使えるので、ポケットに忍ばせておけば安心ですね。

  • 明るさ:150lm
  • 電源:USB充電式
  • 連続点灯時間:170時間(省エネモード)
  • サイズ:長さ11.2cm×直径2.5cm
  • 重量:91g
  • 調光モード:あり(3モード)

キーホルダー型LED懐中電灯|OLIGHT「Imini」

出典:Amazon

OLIGHT「Imini」はキーホルダー型の極小LED懐中電灯です。長さ3.5cmで小さく軽いので、ペンダントトップにしたり車のキーホルダーにしたり、あなたのアイデア次第で使い方はいろいろ。電源はコンビニでも販売されている、手に入りやすいボタン電池です。

  • 明るさ:10lm
  • 電源:ボタン電池(LR41)
  • 連続点灯時間:30分
  • サイズ:長さ3.5cm×直径1.4cm
  • 重量:11.3g
  • 調光モード:なし

最強の懐中電灯を選ぶポイント

懐中電灯は、アウトドアだけでなく、緊急時や防災用として、いざという時に頼りになる重要なアイテムです。しかし、ひと口に懐中電灯といっても、さまざまな種類があります。
この章では、最強の懐中電灯を選ぶためのポイントを詳しく解説します。

電球の種類

懐中電灯を選ぶ上で重要なポイントの一つが、 電球の種類 です。現在、懐中電灯に使用されている主な電球は、白熱電球とLED電球の2種類です。それぞれの特徴を理解した上で、用途や目的に合った電球を選びましょう。

白熱電球

白熱電球は、懐中電灯の光源として最も歴史のあるものです。電流を流したフィラメントが熱せられて発光します。
【メリット】

  • 安価
  • 光色が温かみがあり、自然な見え方
  • 調光機能に対応しやすい

【デメリット】

  • 寿命が短い
  • 消費電力が大きい
  • 発熱量が多く、熱に弱い
  • 衝撃に弱い

【白熱電球がおすすめな方】

  • 温かみのある光色を求めている方
  • 調光機能を利用したい方
  • 安価な懐中電灯を探している方

【注意点】

  • 白熱電球は衝撃に弱いため、落としたりぶつけたりすると破損する可能性がある
  • 熱を発するため、長時間使用すると本体が熱くなり、火傷をする恐れもある

LED電球

近年、懐中電灯の光源として主流となっているのがLED電球です。従来の白熱電球に比べて、多くのメリットがあります。

【メリット】

  • 寿命が長い:白熱電球の10倍以上のモデルもある
  • 消費電力が少ない:白熱電球の約1/10以下のモデルも存在する
  • 発熱量が少なく、熱に強い
  • 明るい
  • 省エネ
  • 振動や衝撃に強い

【デメリット】

  • 白熱電球に比べて価格が高い
  • 調光機能に対応していないモデルもある
  • 白い光色は、人により目が疲れると感じる場合がある

【LED電球がおすすめな方】

  • 長く使える懐中電灯が欲しい方
  • 省エネ性能の高い懐中電灯が欲しい方
  • 明るい懐中電灯が欲しい方
  • 衝撃に強い懐中電灯が欲しい方

【注意点】

  • LED電球は、白熱電球に比べて光量が集中するため、直視すると目に悪影響を与える恐れがある
  • 高出力のLED電球は、熱を発するため長時間使用すると本体が熱くなり、ヤケドをする恐れがある

最強の懐中電灯を選ぶのであれば、LED電球搭載モデルがおすすめです。

LED懐中電灯の明るさ基準と目安

懐中電灯の明るさは、主に以下の3つの単位で表されます。

  • ルーメン:光源から放出される光の総量を表す単位
  • カンデラ:光源の光度を表す単位
  • ルクス:照らされた面の明るさを表す単位

懐中電灯の明るさを比較検討する際には、ルーメンを基準にするのが一般的です。

200ルーメン

200ルーメンは、日常使いに十分な明るさです。街灯のない夜の道歩きや、室内での作業など、一般的な用途であれば200ルーメンあれば問題なく使用できます。

【200ルーメンの具体的な照射範囲】

  • スポット照射の場合:約10メートル先まで明るく照らせる
  • 広角照射の場合:約5メートル四方程度を明るく照らせる

400ルーメン

400ルーメンは、アウトドアや作業用にも十分な明るさです。キャンプや登山などのアウトドア活動や、夜の作業など、より広範囲を明るく照らしたい場合に必要な照度です。

【400ルーメンの具体的な照射範囲】

  • スポット照射の場合:約20メートル先まで明るく照らせる
  • 広角照射の場合:約10メートル四方程度を明るく照らせる

800ルーメン

800ルーメンは、 夜間の探索や捜索にも使える 非常に明るい光を指します。キャンプや登山などのアウトドア活動はもちろん、夜間の警備や災害時の緊急用として使える明るさです。

【800ルーメンの具体的な照射範囲】

  • スポット照射の場合:約40メートル先まで明るく照らせる
  • 広角照射の場合約20メートル四方程度を明るく照らせる

世界一明るい懐中電灯は軍用ハンディライト500,000ルーメン

出典:Amazon

世界一明るいとされる懐中電灯の明るさは、軍用ハンディライトの500,000ルーメンです。その明るさは、半端なく明るい!軍用なので当然ですね。
500,000ルーメンは、 太陽光に近い 非常に強力な光を指します。夜間の探索や捜索はもちろん、遠くの物体を照らし出すことも可能です。ただし、一般の用途では500,000ルーメンもの明るさは必要ないかもしれません。

懐中電灯のタイプ

出典:Amazon

懐中電灯には、用途や目的に合わせてさまざまな種類があります。ここでは、代表的な懐中電灯のタイプとそれぞれの特徴を紹介します。

シンプルLEDタイプ

シンプルLEDタイプは、懐中電灯の定番として人気です。

【メリット】

  • 軽量・コンパクトで持ち運びやすい
  • 操作が簡単
  • 電池交換が簡単
  • 価格が比較的安価

【デメリット】

  • 機能が少ない
  • 明るさが物足りない場合がある
  • 防水・防塵性能が低い場合がある

【シンプルLEDタイプがおすすめな方】

  • とにかく使いやすく、持ち運びやすい懐中電灯が欲しい方
  • 予算を抑えたい方
  • 懐中電灯を頻繁に使用しない方

【注意点】

  • 機能が少ないため、満足できない場合がある
  • 明るさや防水・防塵性能など、必要な機能を事前に確認する

ランタンタイプ

室内で使う場合はランタンタイプがおすすめです。

【メリット】

  • 広範囲を明るく照らせる
  • テント内や周囲を照らすのに最適
  • 停電時などの緊急用にも役立つ

【デメリット】

  • 懐中電灯タイプに比べ、かさばるモデルが多い
    (最近は小型モデルも販売されている)
  • 重量が重い
  • 電池持ちが短い

【ランタンタイプがおすすめな方】

  • キャンプや登山などのアウトドア活動で、広範囲を明るく照らしたい方
  • テント内や周囲を照らすための懐中電灯が欲しい方
  • 停電時などの緊急用に備えて懐中電灯を持っておきたい方

【注意点】

  • ランタンタイプの懐中電灯は、かさばるため、持ち運びには注意が必要
  • 電池持ちが短い場合が多いため、予備電池を用意する

モバイルバッテリー内蔵タイプ

モバイルバッテリー内蔵タイプは便利に使えます。

【メリット】

  • 懐中電灯とモバイルバッテリーの両方の機能を備えている
  • アウトドアや災害時の緊急用に最適
  • スマートフォンなどの充電にも使える

【デメリット】

  • バッテリー容量が小さい場合がある
  • 重量が重い場合がある

【モバイルバッテリー内蔵タイプがおすすめな方】

  • 荷物を少なくしたい方
  • アウトドアや災害時の緊急用に備えて懐中電灯を持っておきたい方
  • スマートフォンなどの充電にも使える懐中電灯が欲しい方

【注意点】

  • モバイルバッテリー内蔵タイプは、バッテリー容量が小さく使用時間が短い場合がある
  • 重量が重い場合があるため、持ち運びには注意が必要。

ラジオ一体型タイプ

ラジオ一体型タイプの懐中電灯は、非常時の備えとして用意しておくと安心です。

【メリット】

  • 懐中電灯とラジオの両方の機能を備えている
  • 災害時や停電時に情報を収集できる

【デメリット】

  • バッテリー容量が小さい場合がある
  • 重量が重い場合がある

【ラジオ一体型タイプがおすすめな方】

  • 災害時や停電時に情報を収集できる懐中電灯が欲しい方
  • 懐中電灯とラジオをまとめて荷物を減らしたい方
  • 停電時でも安心できる懐中電灯が欲しい方

【注意点】

  • ラジオ一体型タイプの懐中電灯は、バッテリー容量が小さい場合があるため、使用時間には注意が必要

手回し充電機能付き

手回し充電機能付きの懐中電灯も、非常時に活躍します。

【メリット】

  • 電池がなくても手回しで充電できる
  • 災害時や停電時に役立つ

【デメリット】

  • 充電に時間がかかる
  • 重量が重いモデルがある

【手回し充電機能付きがおすすめな方】

  • 災害時や停電時に備えて懐中電灯を持っておきたい方
  • 電池切れを気にせず懐中電灯を使いたい方

【注意点】

  • 充電に時間がかかるため、事前に充電しておく

利用シーン

懐中電灯は、さまざまなシーンで活躍する便利なアイテムです。ここではアウトドアなどの代表的な利用シーンと、それぞれにおすすめの懐中電灯をご紹介します。

管理されたキャンプ場

管理されたキャンプ場では、周囲への配慮が重要です。ほかのキャンパーの迷惑にならないよう、光量の強い懐中電灯は避け、必要最低限の明るさで照らすようにしましょう。

【おすすめ懐中電灯とポイント】

  • ランタンタイプで、広範囲を柔らかく照らせる懐中電灯
  • 100ルーメン~200ルーメン程度の明るさ
  • 調光機能付きで、明るさを調整できる懐中電灯

【注意すべきマナー】

  • ほかのキャンパーのテントを直接照らさない
  • 夜遅くや早朝(夜明け前)は、懐中電灯の使用を控える
  • 必要以上に明るすぎる懐中電灯を使わない
  • 周囲のキャンパーに配慮し、静かに使用する

野営地など管理されていないキャンプ場

野営地など管理されていないキャンプ場では、周囲に人工的な光源がほとんどなく、夜間は真っ暗になります。そのため、遠くまで明るく照らせる懐中電灯が必要です。また、足元や周囲を広く照らせるランタンタイプの懐中電灯も役に立ちます。

【おすすめ懐中電灯とポイント】

  • スポットライトとワイドライトを切り替えられる懐中電灯
  • 500ルーメン以上の明るさ
  • 調光機能付きで、明るさを調整できる懐中電灯
  • ランタンとしても使える懐中電灯
  • 長時間使用できるバッテリー

【注意点】

  • 光害に配慮する
  • 明るすぎる光は、動物を驚かせる可能性がある
  • 電池の予備を持参する

登山など移動を伴う場合

登山など移動を伴う場合は、両手が自由になるハンズフリーのヘッドライトがおすすめです。ヘッドライトは頭に装着して使用するため、両手を自由に使えるだけでなく、周囲を広く照らすことができます。また、夜間の歩行や足元確認にも役立ちます。

【おすすめ懐中電灯とポイント】

  • ハンズフリーで使えるヘッドライト
  • 200ルーメン以上の明るさ
  • 長時間使用できるバッテリー
  • 調光機能付きで、明るさを調整できるもの
  • 防水・防塵機能付き

【注意点】

  • ヘッドライトの光は、周囲の登山者に迷惑をかける可能性があるため、必要最低限の明るさで使用する

家庭の災害時に備える場合

家庭の災害時に備える場合、停電などの事態を想定し、以下の機能を持つ懐中電灯がおすすめです。

【おすすめ懐中電灯とポイント】

  • ラジオ付き:停電時でも情報収集が可能
  • 電池式:電池を入れればすぐに使える、電池はストックしておける
  • 手回し充電機能付き懐中電灯:電池がなくても手回しで充電できる
  • 防水・防塵機能:災害時の悪天候にも対応
  • 明るさ調整機能:状況に合わせて明るさを調整できる

【注意点】

  • 災害時は電池の入手が困難になる可能性があるため、予備電池を多めに用意しておく
  • 懐中電灯は家族の人数分用意しておく
  • 災害はいつ起こるかわからないので、事前に準備しておく

SNSやブログの口コミ

出典:Amazon

ユーザーレビューや口コミは、なんだかんだで参考になります。しかし、販売サイトの口コミの中にはサクラレビューもあるので、SNSやブログも検索して参考にしましょう。

“【胡散臭い】けど謎に売れているCOB付LEDハンディライトの実力。”
(10,000ルーメンのLED懐中電灯|Eornmor「XHP160LED」の口コミ)

“GENTOSのサイト眺めてたらめちゃくちゃ21700みたいな電池を発見してしまった
適合するライトはUN-1Rなるランタンらしい
21700ランタンとしてはLR60/NITECORE・LT1S/Sofirnに続く第三の選択肢だ
こんなの買うしか無いでしょ!”
(ランタンとの2WAY式LED懐中電灯|GENTOS「UN-1R」の口コミ)


出典:X

“キャプテンスタッグの手回し式ラジオを買ってみた、少しづつ災害時用の備えを増やしていく予定。”
(家庭の防災用に最適なLED懐中電灯|CAPTAIN STAG「IPX3 UW-4510」の口コミ)


出典:X

“2年前にXHP70のLEDライトを買ってまして今回XHP160という事で比較しながら試してました。明るさ的にはXHP70も十分明るいのですが、そちらよりも1.2倍くらいの明るさでしょうか。
電池が26650が同梱されてるので大容量で安心して使えます。
今回COBライトが付いていたので試したところこちらもかなりの明るさです。明るさ調整が出来ますので色々な作業シーンで使えそうです。”
(10,000ルーメンのLED懐中電灯|Eornmor「XHP160LED」の口コミ)
出典:Amazon

“小さい 軽い かさばらない、マグネットも適度に強力で脱落はない。
小さい故に、落とすと隙間に入り込んでしまって取るのにすこし困った。”
(キーホルダー型LED懐中電灯|OLIGHT「Imini」の口コミ)
出典:Amazon

キャンプでも自宅でも最強の懐中電灯で万が一に備えよう!

キャンプや登山などのアウトドアはもちろん、停電などの災害時にも役立つ懐中電灯。いざという時に頼りになる、最強の懐中電灯を手に入れて万が一に備えましょう!

この記事では、軍用に近いレベルの懐中電灯から家庭用や防災用まで、用途や目的に合わせておすすめの懐中電灯を厳選して紹介しました。

明るさ、防水性、耐久性、充電方式、携帯性など、それぞれの懐中電灯の特徴を比較検討し、あなたにぴったりの懐中電灯を見つけてください。

この記事を参考にして、最強の懐中電灯で安心安全なアウトドアライフを楽しみましょう!

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この記事を書いた人

熊本県在住、バイクが趣味のWebライター・ライダー。

外メシと外昼寝が大好きで、愛機 Kawasaki 250TR に道具を積み、ツーリングに行く。

スズキ・ジムニー(JB64)を最近購入。アウトドアグッズを少しずつ買い揃え、キャンプに行くことを目論んでいる。

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