初心者必見!ハッカ油を使う前に知っておくべきデメリット

初心者必見!ハッカ油を使う前に知っておくべきデメリット

料理やお菓子の香料として利用される「ハッカ」。さわやかな香りで楽しませてくれるハッカですが、「ハッカ油」として食用以外にもさまざまな用途に使われています。
安全で便利なハッカ油ですが、そこには当然デメリットもあります。それも、使用方法によっては「禁忌」といえるほど危険なデメリットも!ハッカ油を安全に使うためには、そんなデメリットをしっかりと理解しておく必要があるのです。
そこでこの記事では、これからハッカ油を使ってみたいと考える方のために、あらかじめ知っておくべきハッカ油のデメリットについて詳しく解説します。
ハッカ油のもつデメリットをしっかりと理解して、快適かつ安全に使用してください。

目次

さまざまなメリットがあるハッカ油

出典:北見ハッカ通商公式オンラインショップ

ハッカ油とは、「ハッカソウ」を乾燥させて抽出した植物油です。その効果は広範囲にわたり、日常生活のさまざまな分野で活躍してくれます。その効果は主に次の5つです。

  • 抗菌効果
  • 消臭効果
  • 虫除け効果
  • リラックス効果
  • 清涼効果

こんな万能薬とも思えるハッカ油について、さらに詳しくみていきましょう。

ハッカ油の成分

出典:北見ハッカ通商コーポレートサイト

ハッカ油の原材料となるハッカソウは、「和種ハッカ(薄荷:ジャパニーズミント)」と呼ばれミントの一種に分類されます。
日本では北海道北見地方のハッカが有名で、昭和14年頃には世界市場の約7割を占めるほど栽培が盛んだったとか。
ミントにはそのほかにも「ペパーミント(西洋薄荷)」や「スペアミント(緑薄荷)」がありますが、そのなかでもっともメントール成分が多いのが和種ハッカです。そのため、さまざまな効果や効能が期待できるのです。

ハッカ油の購入方法

ハッカ油は、全国のドラッグストアや薬局でかんたんに購入できます。
そのほかにも、主要通販サイトで購入できますが、ハッカ油トップブランドの一つである北見ハッカ通商では、公式オンラインショップを運営していますので、同社が販売するすべてのハッカ油シリーズ商品を購入することができます。
>>北見ハッカ通商公式オンラインショップ

ハッカ油の保管方法と賞味期限

ハッカ油の品質を守るために、次の条件を満たした場所で保管することがのぞまれます。

  • 直射日光を避ける(扉の閉まる戸棚など光の届かない場所)
  • 高温を避ける(涼しい場所)
  • 火のそばを避ける(引火する危険のない場所)

また、ハッカ油の賞味期限は製造から3年間(ボトル裏のラベルに記載あり)です。

ハッカ油スプレーの作り方

出典:北見ハッカ通商公式オンラインショップ

ハッカ油の販売スタイルは、ボトルタイプとスプレータイプの2種類があります。
カバンに入れて持ち歩くなど、気軽に使うためにはスプレータイプのほうが便利ですが、価格的にはボトルタイプより高くなってしまいます。
そこで、ボトルタイプのハッカ油を購入しておいて、自分でハッカ油スプレーを作ってみるのはいかがでしょう。
ハッカ油スプレーは、無水エタノールと精製水を1:9の割合で用意し、そこに適量のハッカ油を加えれば完成です。なお、簡易的なハッカ油スプレーであれば、水だけでも問題ありません。
加えるハッカ油の量は、液体100mlに対してハッカ油10~20滴程度が適量です。最初は少なめに入れて、様子をみて増やしていくようにしましょう。
なお、ハッカ油はポリスチレンを溶かす作用がありますので、スプレーボトルはガラスか陶器のものを用意するようにしてください。

ハッカ油の利用方法

ハッカ油の効能・効果はすでに解説しましたが、それを踏まえた便利な利用方法についてご紹介します。

消臭や除菌に使う

ハッカの葉に含まれたメントールには、強い抗菌・消臭作用があります。そのため、キッチンまわりを含めたお部屋を掃除するときの洗剤がわりに使えます。
さらに、洗濯のときに少量を加えて生乾き防止に使ったり、靴の消臭スプレーとして利用することもできるのです。
排水溝などの臭い消しや、玄関やトイレの芳香剤がわりに使用するのもよいですね。

リフレッシュに使う

メントールのもつリラックス効果を期待して、リフレッシュしたいときに使うのはいかがでしょう。
例えば、お風呂のお湯に数滴いれることで、暑い夏などの入浴時もお風呂上がりがさっぱりします。シャンプーやボディソープに混ぜるのもよいですね。
また、就寝時に枕やベッドリネンにシュッとスプレーすることで、安眠をサポートしてくれます。
少量のハッカ油スプレーを衣服に吹きかけることで、暑い日の外出時もさわやかな香りと共に涼しさを感じさせてくれますよ。ただし、衣類が変色してしまう場合もありますので、最初は目立たないところにかけてチェックしてからにしましょう。

虫除けとして使う

メントールの香りは、害虫がきらうニオイなので、いやな虫たちを寄せつけない効果が期待できます。
自宅では、虫が寄ってくる場所や網戸などに定期的にハッカ油スプレーをかけておくことで、蚊やダニ、そしてゴキブリなどの侵入を寄せつけません。
アウトドアでは、うすめのハッカ油スプレーやハッカ油バームを肌に塗布しておけば、蚊やブヨなどに刺されることを防止できるでしょう。

ハッカ油バームの作り方

  • ハッカ油:5~6滴
  • ワセリン:10g

以上を混ぜて、ガラス製の密閉容器にいれます。
これを少量手に取り、腕などに塗布することで、汗をかいても流れにくい虫除け対策薬として使用することができます。
なお、作ってから1~2週間を目処に使い切るように心がけてください。

置き型ハッカ油忌避剤の作り方

  • ハッカ油:10滴
  • 重曹:100g

以上を混ぜて、ガラス製の容器やガーゼなどの包めるものにいれて、ゴキブリなどの通り道や玄関、ゴミ箱周辺など気になるところにおいておけばOKです。

風邪の予防や咳止めに使う

風邪をひきやすい季節には、ハッカ油を使って予防につとめましょう。
メントール成分は鼻の奥にありウイルスや細菌などの侵入を防ぐ「線毛」の動きを活発にする作用がありますので、風邪の予防になるのです。
また、咳が止まらないときには、マスクにハッカ油スプレーを一吹きしておけば、咳をしずめてくれると同時に保湿効果で喉を楽にしてくれます。これは、花粉症による鼻詰まりのときにも有効です。

肩こりや筋肉痛の緩和に使う

ハッカ油には血行を促進する効果もありますので、肩こりや筋肉痛、さらには頭痛の緩和作用も期待できます。
痛みがある部分に少量のハッカ油スプレーを吹き付けてマッサージすると、ひんやりとした清涼感とともにコリや痛みがほぐれます。
ただし、ハッカ油を直接塗布する場合には、一度にたくさんの量を使わないように十分に注意してください。

初心者必見!ハッカ油のデメリット

このように便利なハッカ油ですが、そのデメリットを理解せずに使ってしまうと、重大な事故につながってしまう可能性もあるのです。
そこで本章では、あらためてそんなハッカ油の「危険なデメリット」について解説します。

猫には危険な禁忌薬!

防虫効果のあるハッカ油は、ペットを飼われている方であればダニ対策にもなる便利な製品です。
ただし、猫をはじめとする肉食動物は、ハッカ油をはじめとした植物由来のアロマオイルなどを体内で代謝することができません。人間にとっては便利なハッカ油も、猫にとっては危険な禁忌薬なのです。
そのため、猫を飼っているご家庭では、ハッカ油を使用する際は十分な注意をしてください。
これは、鳥やフェレットなども同様ですので、肉食系のペットの近くでは使用しないほうがよいでしょう。

猫にハッカ油を使ってしまったらどうする?

猫がハッカ油を直接なめたり、多量のハッカ油を接種したりしてしまうと、中毒症状を起こしてしまい最悪の場合は命の危険に陥ってしまいます。
そのため、誤って猫がハッカ油を接種してしまったときは、一刻も早く動物病院に連れていき、その旨を伝えて治療してもらうようにしてください。
猫はハッカ油の成分を肝臓で代謝できないため、少量であっても毒素が蓄積されてしまうのです。

  • 下痢
  • 嘔吐
  • 発熱
  • 食欲不振
  • 黄だん

猫がハッカ油を接種してすぐにこうした症状が現れることもありますが、少量だとすぐには症状が出ず、少しずつ毒素が蓄積されてしばらく経ってから現れることも少なくありません。
接種したところを直接目撃しなかったとしても、ハッカ油を使用している家庭で飼っている猫にこうした症状が現れたときは、万が一を想定して獣医に相談しましょう。

犬にはハッカ油を使っても大丈夫?

猫と違って、雑食動物である犬にはハッカ油の成分を分解できる酵素があるため、基本的にハッカ油は無害です。そのため、ダニ除けなどの目的でハッカ油を使っても問題ありません。
ただし、ハッカ油の原液を利用すると下痢などの症状が出るときもありますので、推奨される希釈濃度はしっかりと守るようにしましょう。
また、ニオイの好き嫌いはありますので、反応をみて嫌がるようなら使用は控えておいたほうが無難です。

使ってはいけない人もいる

天然成分を使用した清涼剤や虫除け剤になるハッカ油は、安全・安心に使える製品です。とはいえ、乳幼児の場合はメントールのニオイで具合が悪くなったり、肌に刺激を感じたりすることをいやがる場合もありますので、できれば使用しないほうがのぞましいでしょう。
また、妊婦、てんかんのある方、高血圧の方へも悪影響が出る可能性がありますので、使用は推奨されません。

使用量を間違えると危険

メントールは非常に刺激性の高い成分ですので、使いすぎには十分な注意が必要です。
例えば、お風呂にいれて使う場合でも、入れすぎると体が冷えすぎて、しばらく寒気が止まらない状況になってしまうことも考えられます。湯船に5滴程度に抑えておきましょう。

目や鼻の近くは要注意

目や面膜などに直接触れると、強い刺激を感じます。そのため、目や鼻の近くの使用は避けるようにしてください。
顔に使用する場合は直接スプレーをせず、一旦手のひらにとったハッカ油を目や鼻の周囲を避けて塗り伸ばすようにしましょう。
また、傷口についても強い刺激がありますので注意が必要です。万が一ついてしまった場合は、水やぬるま湯ですぐに洗い流すようにしてください。

ポリスチレンを溶かす

ハッカ油に含まれる「リモネン」という製品は、ポリスチレンを溶かす作用があります。そのため、ポリスチレンを主成分とするプラスチック容器にハッカ油を保管してしまうと、溶けてしまい容器が変形したり、液漏れを起こしたりしてしまいます。
ハッカ油を保存する場合は販売された容器をそのまま用い、ハッカ油スプレーや小分け用の持ち歩き容器などには、必ずガラスか陶器のボトルを使用するようにしてください。

火気厳禁

ハッカ油は精油のため、火気厳禁です。約80℃程度でも引火してしまうため、ストーブなどの火のそばにおかないようにしてください。
キャンプなどで使用する際も、火気の近くは厳禁です。同様に、夏場などは直射日光のあたる車内に放置するのも避けましょう。
また、洗濯の際に少量加えるのは生乾き臭予防にもなり便利なハッカ油ですが、乾燥機にかけるのはNGです。

虫除け効果はあっても殺虫効果はない

ハッカ油は虫除け剤として使用できますが、それはあくまで「忌避効果」が期待できるだけであり、殺虫効果があるわけではありません。つまり、自宅でゴキブリ除けに使ったとしても、その場所をゴキブリが通らなくなるだけであって、ゴキブリがいなくなるわけではないのです。
根本的な原因解決になるわけではありませんので、その効果の限界を理解して使用するようにしましょう。

使いすぎると逆効果ってホント?

ハッカ油の強烈なメントール香は、多くの虫たちを寄せつけない効果がありますが、使いすぎると逆効果ということも報告されています。
例えば、自宅などでひんぱんにハッカ油を使っていると、ゴキブリなどの虫がそのニオイを覚えてしまい、虫除け効果がなくなってしまうことも考えられます。

スズメバチには逆効果

さらに怖いのは、アウトドアの天敵ともいえるスズメバチの存在です。
スズメバチはハッカ油のメントール成分に強く反応することが知られています。そのため、塗布するハッカ油スプレーの濃度があまりに高いものを使用すると、スズメバチを興奮させてしまい、逆効果となってしまうことが考えられるのです。
使用する際は、用法・用量を守った希釈濃度で使用するようにしましょう。

デメリットや禁忌を理解してハッカ油を使いこなそう!

天然由来の成分で、体にも環境にもやさしいハッカ油は、自宅でもアウトドアでも安心・安全に使える万能の製品です。
しかし、使用量は方法を間違えてしまうと、デメリットがあるばかりでなく、場合によっては重大な危険をともなう禁忌すら引き起こしてしまいます。特に、猫を飼っている家庭は要注意。乳幼児のいるご家庭も同様です。
使用する際は、必ずデメリットや禁忌を理解しておき、安心・安全に便利なハッカ油を使いこなしてください。

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この記事を書いた人

多数のジャンル案件を手掛けるWebライター。

趣味のソロキャンプを活かしたアウトドア案件は特に得意とし、取材を兼ねた愛車のジムニーJA-11改でキャンプ場ワーケーションに出かけることも多い。

元飲食店主の経歴もあるためキャンプ飯にはこだわりたいタイプ。

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