オンライン英会話にはTOEIC対策レッスンがあり、主にリーディング/リスニングを講師と一緒に学習します。
もし、TOEICの勉強をしていれば、気になっている人も多いはず。
とはいえ、ぶっちゃけあまり有益ではないです。
そこで今回は、オンライン英会話ではTOEIC対策レッスンを受けなくても良い理由を解説します。
オンライン英会話でTOEIC対策は微妙な理由
理由は以下の通り。
- リーディング/リスニングは独学可能
- 教材がサイト上だと復習しづらい
それぞれ簡単に解説します。
リーディング/リスニングは独学可能
基本的にTOEIC対策レッスンでは、講師と一緒にオリジナル模擬問題を解いていきます。
それ自体を否定するわけではありませんが、世の中には独学でTOEICの点数をあげた人はたくさんいます。
オンライン英会話のTOEIC対策に何か特別なノウハウがあれば別ですが、TOEIC高得点のノウハウ自体はインターネット上にたくさん転がっているので、ほとんどの人はそれをみて独学しています。
つまり、あえてTOEIC対策レッスンを受ける必要はないと思います。
あとは、Twitterでも「オンライン英会話のTOEIC対策でスコアアップした!」、といったツイートはなかったので、あまり活発に使われてないのかもしれないです。
教材がサイト上だと復習しづらい
オンライン英会話の教材はすべてサイト上にあるため、復習しづらいです。
たとえば、スキマ時間や通勤中に復習したいと思っても、わざわざPCを広げて、、となってしまうので、めちゃくちゃ不便です。
一方、
TOEICのリーディング/リスニングは模擬問題を繰り返しやることで、割と高得点がとれたりします。
なので、みんなTOEIC公式問題集を繰り返しやるわけですが、オンライン英会話の教材だと、こういった反復練習ができません。復習のたびに毎回PC立ち上げるとすると、たぶん萎えて続かないです。
以上の理由から、オンライン英会話でTOEIC対策レッスンは正直微妙だと思います。
といいながらも、オンライン英会話でTOEIC S&W対策はアリ、だと思います。
オンライン英会話でTOEIC S&W対策はアリな理由
TOEIC S&Wとは、SpeakingとWritingの試験です。
TOEIC S&W対策がアリな理由は以下のとおり。
- 講師から発音矯正してもらえる
- ライティングは添削が一番伸びる
それぞれ以下で解説します。
講師から発音矯正をしてもらえる
日本人が英語を話す上で一番苦労するのは発音です。
リーディング/リスニングは答えが決まっているので独学に向いていますが、発音やイントネーションに関しては自分で良い悪いを判断するのはハードルが高いです。
一方、
TOEICのSpeakingでは、特に最初の音読問題で発音とイントネーションが重要視されます。また、発音とイントネーションが改善できれば基本的にすべてのパートで活きます。
なので、講師から発音矯正してもらえれば、全体スコアの底上げにつながる、というわけです。
ライティングは添削が一番伸びる
ライティングも添削が効果的です。上記のスピーキングと同じですが、自分の書いた英文が正しいかを判定するのは結構難しいです。
日本人は文法が得意ですが、たとえば「a」と「the」の違いや冠詞をつけない場合など、こまかい部分で結構ミスをおかします。
そもそも、英語と日本語は全く違う言語なのでミスは仕方ないのですが、英文を添削してくれる人がいないと、ぶっちゃけ改善しようがないです。
地味ですが、ライティング力を伸ばすには、「書く→添削→理解」を繰り返すのがもっとも近道です。
オンライン英会話でTOEIC S&W対策
オンライン英会話のなかで、TOEICのリーディング/リスニング対策を行なっているところはたくさんありますが、実は、S&W対策をやっているところは少ないです。
現状、上記の2つくらいです。
とはいえ、いずれも無料体験レッスンが受けられるので、興味がある人は試した方がいいです。
とにかく、スピーキングとライティングを伸ばすには時間がかかるので、TOEIC S&Wでスコアアップを目指すなら、早めに着手です。
早すぎて損することは絶対ないです。
というわけで本日は以上です。