英語がうまくないと、外国人と話すときは緊張してしまいますよね。
緊張するとますます英語を話すことから遠ざかってしまいます。
そして、ずっと話さなくなるという悪循環。
ですが、流暢に話せなくてもうまく外国人とコミュニケーションをとるコツはあります。
そこで今回は、英語が不得意でも外国人とうまく話せるコツを紹介します。
外国人が期待することは?
まず、そもそもの話です。
外国人は日本人が英語をうまく話せることを期待しているのでしょうか。
答えは「No」です。
もちろん仕事など、流暢な英語が求められる場合は除きます。
とはいえ、以下の動画にもあるとおり、「外国人は日本人が流暢に英語を話せる、とは思っていません」。
むしろ、外国人側は楽しく会話がしたいだけ。
ここで、本記事の最重要ポイントです。
英語を流暢に話すことと、楽しく会話できることは別です。
ようするに、
流暢に話せなくても、相手が自分と話すことを楽しいと思ってくれれば、コミュニケーションは十分成り立ちます。
これが英語が不得意でも外国人とうまく話せるコツです。
それでは、ここからは、楽しく会話するコツを解説します。
楽しく会話するコツは?
外国人と英語で楽しく会話するコツは以下の3つです。
- 表情
- リアクション
- 会話の掘り下げ
ひとつずつみていきましょう。
表情
メラビアンの法則では、コミュニケーションにおいて視覚情報が55%を占めると言われています。
視覚情報とはすなわち表情です。
- 言語情報:7%
- 聴覚情報:38%
- 視覚情報:55%
ですので、会話において表情や身振り・手振りはとても大切です。
暗い表情をしているとそれだけで話をしたく無くなりますよね。また、不思議なことに身振り手振りをくわえながら、話しているとそれだけで英語がうまくなった気がします。
個人の感覚にもよりますが、すくなくとも、相手が良い表情をしてて不快に思う人はまずいないです。
リアクション
リアクションが薄いと次第に相手も話したくなくなります。
単純に「へ〜」や「ふ〜ん」だけではなく、リアクションに感情を入れて話しましょう。
- Are you sure?(本当?)
- That’s amazing! (驚いたよ!)
- Wow!(すごい!)
- I didn’t know that.(知らなかったよ!)
こんな感じ。
日本人はオーバーリアクションになれていないですが、すこしづつ試してみましょう。
難しい単語やフレーズは不要です。
とにかく、感情を込めてリアクションすることが大切です。
会話の掘り下げ
英語が不得意だと「英語で会話を掘り下げるなんてできない」と思うかもしれませんね。
一見難しそうですが、そんなことはまったくありません。
5W1Hを使えば簡単です。
- When(いつ)
- Where(どこで)
- Who(誰と)
- What(何を)
- Why(なぜ)
- How(どのように)
相手が話したことに対して、Why?、How?、と聞きます。
たとえば、”I came to Japan last month.”と言っていたら、”Why did you come to Japan?”と聞き返します。
難しければ、”Why?”だけでもOKです。
そうすることで、自然と会話を掘り下げて行くことができます。
繰り返しになりますが、あまり難しく考える必要はないです。
最後に外国人と話すときの心構えです。
外国人と話すときの心構え
ここまで解説しても、楽しく話せるコツなんてなかなか実践できない、と思うかもしれませんね。
ただし、
帰国子女でもない限り、すぐに英語を流暢に話すことは難しいです。
なので、最初から英語がうまく話せないことを気にしてもしょうがない、というあきらめも必要です。
もし、それでも気になる人はこちら。
Over 2 billion people speak English, making English the largest language by number of speakers, and the third largest language by number of native speakers. With 300 million native speakers, the United States of America is the largest English-speaking country.
出典:Wikipedia
ようするに、世界で英語を話す人は約20億人、そのうちネイティブは3億人しかいません。
英語を話す人の85%は非ネイティブです。
シングリッシュやコングリッシュ、、などなど英語のなまりにあわせていろいろな表現もありますよね。
なので、ネイティブのようにうまく話せないことは当たり前と考えてください。
そう思って外国人と話すと少しは気が楽になると思います。
もし気休めだったら申し訳ないですが、僕も含め、最初から英語を流暢に話すことができる日本人はほとんどいません。
ですので、流暢に話すというよりも、相手と楽しく話す方に重点をおいたほうが確実にいいです。
まとめ:表情やリアクションが大切
今回は、英語が苦手でも外国人とうまく話すコツを紹介しました。
繰り返しになりますが、コツは「相手と楽しく会話するための表情やリアクション」です。
流暢に話せないからといって、行動しないことはもったいないです。
なので、自分は非ネイティブと割り切って少しづつネイティブとの会話をしてみましょう。
それでは本日は以上です。