社会人になってから本気で英語をやり直す方法【30代向け】

学生時代に英語が得意だったという人も、社会人になって日系企業に勤めると、なかなか英語を使う機会がないと思います。英語ができなくても日常生活にも困らないため、仕事でも英語を使わないとなると、まったく英語に触れる機会はなくなりますよね。

また、30代になると、プライベートでも結構・子育てがあり、英語の勉強に費やす時間はさらになくなりますし、両立は簡単ではありません。

ですが、ふとした時に英語をやり直したいって思うことはありませんか?たとえば、たまたま仕事で英語を使う機会があったり、映画や動画を字幕でみたときなど。

今回は、30代から本気で英語をやり直す方法を紹介します。

目次

時間の作り方:朝2時間確保する

まずは、30代は会社でも中核人材として期待されており、プライベートでも結婚・育児など、時間がないですよね。

そんななか、英語を勉強するために学習時間を確保しなければなりません

わたしも子供が2人いますが、以下を実践することで、自分の時間として、「朝5時から7時までの2時間」を確保しています。

  • お酒は飲まず22時までに就寝
  • 朝は5時前に起きて勉強
  • 土日も22時就寝・5時起きを崩さない

お酒は飲まず22時までに就寝

まずはお酒を飲まないということです。

夜にお酒を飲んでしまうと、つい夜更かしをしがちです。また、次の日早く起きれたとしても、頭がすっきりしません。その状態で英語を勉強しても集中力が保てず非効率的です。

夜お酒を飲まないと、22時までに就寝は可能だと思います。22時までに就寝すれば、次の日5時に起きたとしても、睡眠時間は7時間確保できますよね。

朝は5時前に起きて勉強

もしかしたら、朝5時前になんて起きれないと思うかもしれません。

ですが、人間不思議なことに1週間続けると慣れます

現在わたしも毎朝4時半に起きていますが、全然苦になりません。

むしろ、7時までは家族にも邪魔されない自分だけの時間なので、この時間がとても嬉しく感じます

土日も22時就寝・5時起きを崩さない

上記のルーティンは、土日も継続しましょう。せっかく平日5日間続けても、土日に崩してしまうとリセットされてしまいます。

土日の場合、家族も7時よりも遅く起きてくる可能性があるので、さらに自分の時間を確保できると思えば、むしろ平日よりも起きるのが楽しみになるかもしれませんね。

社会人の勉強方法:アウトプット重視

日本の英語教育ではとにかくインプットを要求されます。

インプットは語彙・フレーズ力の強化にとても役立ちますが、30代ではアウトプットを意識した方がいいです。理由は、勤務先で役職・ポジションがあがり、仕事で外国人と話したりする機会が増えるかもしれないからです。

アウトプットを鍛える方法は以下の2つです。

  • シャドーイング
  • オンライン英会話

シャドーイング

シャドーイングとは、「英語の音声を聞いて、聞いたことを声で発する練習方法」です。

シャドーイングのいいところは、ヘッドフォンさえあれば、移動時や通勤時など、どこでも練習できることです。

シャドーイングを続けることは結構大変ですが、通勤時など毎日の生活リズムに練習できれば、習慣化され続けやすいですよね。

オンライン英会話

あとは、オンライン英会話です。

英会話スクールでは基本的に朝5時にレッスンを受けることは不可能ですが、オンライン英会話では、24時間レッスンを受けることができるからです。

オンライン英会話のおすすめは、レアジョブ、DMM英会話、NativeCampのどれかです。

いずれのオンライン英会話も講師はノンネイティブですが、アウトプットを考えるのであれば、ノンネイティブでも問題ないと思います(DMM英会話はプラスネイティブプランがあります)。そして、この3つは正直大きな違いはないです。

もし、ネイティブ講師のレッスンを受けたい場合は、Camblyがおすすめです。予約なしにネイティブとオンライン英会話をすることができ便利ですが、上記3つに比べ、価格は高いです。

目標を決める

最後に目標を決めましょう。

社会人・30代の貴重な時間を使い本気で英語を勉強し直すわけですから、何か結果として残した方がいいと思います。

前述のアウトプット重視の考えと矛盾するかもしれませんが、一番わかりやすいのはTOEICの点数ですね。

ただし、TOEICで高得点をとるためには、上記のシャドーイングやオンライン英会話だけではなく、TOEIC用の単語を覚えたり公式の問題集やテキストで勉強する必要があります。

ですが、TOEICは毎月受験できますし、学習のモチベーションを保つのによいベンチマークになります。また、実際のスピーキング力に比べ、TOEIC用の試験対策で比較的高得点がねらいやすいです。

TOEICで高得点が取れれば、会社内でも英語人材として認められたり海外駐在の機会がおとづれたりと何かと仕事の幅も広がると思います。

まとめ

今回は、社会人・30代から英語をやり直すことについて、時間の使い方や学習方法などを紹介しました。

30代は仕事だけではなくプライベートでも変化がある時期なので、英語学習の時間を作るだけでも大変です。

ですが、お酒を飲まないなどやらないことを決めれば、時間は必ず捻出できます。

お酒はちょっと…と思う方は、正直英語をやり直すのは諦めた方が良いです。

一方、いまからでも英語はやり直せますし、TOEICで高得点をとることができれば、海外駐在など仕事の幅も広がるので、チャレンジする価値があるのではと思います。

目次