こんにちは。
TOEICでは、リーディングのスコア配分は50%です。
なので、リーディングの点数が上がらないと、全体スコアは上がりません。
そこで今回は、TOEICのリーディングで点数が上がらない理由を解説します。
最初にすること:TOEIC公式問題集で現状把握
現状理解の理由
最初に、TOEIC公式問題集で現状の実力をはかります。
というのも、
ちなみに、TOEIC公式問題集で目標点数がとれていないのに、本番で一気に点数開花、なんてことはないです。
なので、TOEIC公式問題集で目標点数をとれるようになってから、本試験を受けた方がいいです。
TOEIC公式問題集
TOEIC公式問題集は、TOEIC運営団体「Educational Testing Service」が発行しています。
なので、問題の難易度や傾向は本試験に一番近いです。
TOEIC公式問題集は、1年に1回程度、最新版がでるため、TOEIC受験予定者は、かならず最新版を買った方がいいです。
以下は2020年3月時点で最新版の6(2020年2月発売)です。
本試験でリーディングの点数が上がらない理由
もし、TOEIC公式問題集で点数がとれているにも関わらず、本番で点数が取れていない場合は以下の理由が考えられます。
- すでに400点以上取得している
- 時間内に終わらなかった
- たまたま調子が悪い
ひとつずつ簡単に解説します。
すでに400点以上取得している
リーディングの点数が400点を超えてくると、数問の間違いが命取りになります。
というのも、リーディングで400点だと、正答率は85%だからです。
なので、
ケアレスミスで点数が左右されて、点数が上がらない、ということはあります。
もしケアレスミスが気になる人は、最後の5-10分は復習に回した方がいいです。
とはいえ、時間内にすら終わらない、、、という人は次を参考してください。
時間内に終わらなかった
TOEICは問題数が多いので、時間内に終わらないという人も多いです。
時間内に終わらない原因は以下のとおり。
- 文法の理解が中途半端
- 長文読解の1問に想定以上の時間を要した
文法の理解が中途半端
TOEICのリーディング問題の半数近くは文法問題です。
なので、文法問題を正確かつスピーディーに解けないと、長文読解の時間がありません。
これが、時間内に終わらない原因です。
とはいえ、
文法は勉強すればするほど、実際の点数にあらわれます。
出題傾向がパターン化しているからです。
そのため、まずは過去の公式問題集を含め、しっかりと文法をやりこみましょう。
なお、文法も長文読解も1問あたりの配点は同じです。
たとえば、
- 文法で10問正解
- 長文で10問正解
は、点数的には同じです。
一方、繰り返しになりますが、文法はやればやるほど、実際の点数に反映されます。
なので、文法パートで常に90%以上の正答率がとれるようになれば、リーディング全体の点数は安定します。
長文読解の1問に想定以上の時間を要した
長文読解は、焦りや緊張が影響しやすいため、文法に比べ安定的な点数をとることは難しいです。
一方、少しでも点数をあげたいからといって、1問に時間をかけてしまうと、他の問題を解く時間がありません。
これも時間内に終わらない原因です。
なので、
長文問題で手こずりそうなものは、適当にマークを塗りつぶすのもありです。
極論、マークシートです。適当に塗りつぶしても、正解率は25%です。
念のため、繰り返しになりますが、文法も長文も1問あたりの配点は同じです。
なので、いかに解ける問題を選別して確実に解くか重要になってきます。
たまたま調子が悪い
TOEICは良くも悪くも試験です。
たまたま体調が悪くて前回より点数が下がってしまったということはあります。
なので、何度か繰り返し受験すると、本番の点数が上がることも全然あります。
というわけで、TOEICのリーディングの点数が上がらない理由を解説しました。
リーディングはスコアメイクに高い正答率が必要なこともあり、日本人でも点数をあげることに苦労する人が多いと思います。
とはいえ、まずは文法問題で安定的に点数がとれるようになれば、徐々に点数は安定すると思います。
それでは本日は以上です。