100均からモンベルまでキャンプでぐっすり熟睡できちゃう枕おすすめ10選!

人の生活において、「眠り」は重要です。それは、キャンプでも同じこと。
質のよい睡眠がとれなければ、キャンプを存分に楽しむことはできませんし、場合によっては体調不良やケガへつながる可能性すらあります。

よく「枕が変わると眠れない」なんて話があるように、熟睡するためには枕のもつ役割は重要です。
そこでこの記事では、キャンプにおける眠りの質を高めてくれる、キャンプ用枕(キャンプピロ-)を100均からモンベルまで10個集めてご紹介します。

あわせて、キャンプ用枕の選び方も解説しますので、キャンプの思い出を楽しいまま終わらせたいキャンパーさんは、どうぞ最後までお付き合いください。

目次

キャンプ用の枕は快適さのカギ

キャンプでも枕にこだわると睡眠の質が変わり、楽しさや快適さ、ひいては安全性までアップします。
そこでまずは、キャンプにおすすめの枕(ピロ-)を10選ご紹介します。

エアーピロー|CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)

出典:Amazon

肌ざわりがよくノンスリップ加工されたポリエステルの表生地が、高い強度と防水性を持ったキャンプピロ-です。
中にポリウレタンフォームをはさみ込んだインフレータブル式枕のため、バルブを開けるだけで自動的に空気が入って本体がふくらみます。
空気の量を調整すれば、好みの高さにあわせられる、寝心地の快適さを追求した枕です。

  • 使用時サイズ:幅約500×奥行き300×厚さ130mm
  • 重量:約270g

ソトネノマクラ|DOD(ディーオーディー)

出典:Amazon

ユニークな名前どおり、アウトドアでの快適な眠りを追求したキャンプ専用枕です。
ポリウレタンフォームを中材に使用したインフレータブルタイプでコンパクトに収納できながら、寝返りを打っても余裕のある大判サイズ。さらに、ポリコットン製で丸洗いOKのカバーで包まれているため、キャンプでのタフな使用にもしっかりと答えてくれます。

  • 使用時サイズ:幅約470×奥行き300×厚さ75mm
  • 重量:約420g

インフレータブルピロー|FIELDOOR(フィールドア)

出典:Amazon

自動的にふくらむインフレータブルタイプを採用し、高密度ウレタンフォームがしっかりとしたクッション性で快適な眠りをサポートしてくれます。
空気の量で厚みと枕そのものの硬さを調節できますが、生地自体が少し硬めなため、頭が沈み込まないタイプの枕が好きな方には特におすすめです。

  • 使用時サイズ:幅約440×奥行き300×厚さ100mm
  • 重量:約370g

コンパクトインフレーターピローⅡ|Coleman(コールマン)

出典:Amazon

肌ざわりがよく滑りにくい加工を施された、アウトドアブランドの老舗コールマンのベストセラー枕です。
中央部にはくぼみが作られているため、頭の位置がしっかりと収まりますので、寝相のよい方には特におすすめします。
中のスポンジはカットした切れ端を利用しているため、環境問題にも配慮された製品です。

  • 使用時サイズ:幅約480×奥行き310×厚さ90mm
  • 重量:約300g

ストレッチピロー|snow peak(スノーピーク)

出典:Amazon

ストレッチ性のあるポリエステル製の表生地と、ノンスリップ加工された裏地をあわせたキャンプ用枕です。
インフレータブル方式を使用しながら、最大18cmまでふくらませることができますので、高い枕でなければ落ち着かないという方でも、快適に眠ることができるでしょう。

  • 使用時サイズ:幅410×奥行き300×厚さ180mm
  • 重量:約220g
スノーピーク(snow peak)
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セルフインフレートまくら|LOGOS(ロゴス)

出典:Amazon

表はアップルグリーン、裏はブラウンというリバーシブルカラーを採用したキャンプ用枕のため、その日の気分や他のキャンプギアとの調和を考えてお好きな面を利用することができます。
高さを7cmから12cmまで調整できるセルフインフレートシステムを採用し、ワイドバルブでサッとセッティングが完了します。

  • 使用時サイズ:幅約400×奥行き300×厚さ120mm
  • 重量:約235g

スタッフサックピロ-|THERMAREST(サーマレスト)

出典:Amazon

「すべてのフィールドで良い一夜を過ごすために」を考え抜いたTHERMARESTでは、荷物を減らしたい登山などでも快適な眠りを提供するため、中に着替えなどを詰めて自分で枕を作る、スタッフサックスタイルを採用しました。
肌ざわりのよい起毛ポリエステル製の本体は、丈夫で使い勝手もよく、ウルトラライトキャンパーでも快適な眠りを手に入れることができます。

  • 使用時サイズ:長さ約430×直径190mm
  • 重量:約64g

トラベルピロー|Tempur(テンピュール)

出典:Amazon

低反発マットや枕で有名な寝具メーカーのテンピュールが、アウトドアや旅行用に開発したコンパクトサイズの持ち運び枕です。
筒状の専用ポーチから取り出すだけで元の形を取り戻す低反発ウレタン製の本体は、アウトドアでも上質で快適な眠りが手に入れられます。
テンピュール素材は洗濯できませんが、外カバーがついていますので清潔さも保てます。

  • 使用時サイズ:幅約250×奥行き310×厚さ70~100mm
  • 重量:約270g
テンピュール(Tempur)
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トラベルピロー|Mozambique(モザンビーク)

出典:Amazon

フリース製の外カバーの中に、ウレタンフォームが詰められた寝心地重視の枕です。
インフレータブルタイプに見られる硬さを解消した、自然と頭が沈み込み全体を包み込んでくれるウレタン枕ですので、やわらかな寝心地を実現してくれます。
空気を入れるタイプではないため、あまり小さく収納はできませんが、クルクルと丸めて直径15cm程度の筒状にして持ち運びも可能です。

  • 使用時サイズ:幅約440×奥行き340×厚さ140mm
  • 重量:約480g

エアーピロー|Can Do(キャンドゥ)

出典:Can Doネットショップ

近年キャンプ用品に力を入れている100均ショップですが、特にCan Doのラインナップには定評があります。
この枕は550円(税込)商品ですが、本格的なインフレータブル方式を採用した枕が、550円で手に入るのは驚きです。
専用の収納袋も付属して、サイズも性能も文句のつけようのないキャンプ枕は、入門編としては最適でしょう。

  • 使用時サイズ:幅約460×奥行き270×厚さ70mm
  • 重量:不明

キャンプ用枕の選び方

キャンプで快適な眠りがほしければ、枕を使用するのが一番の近道です。とはいえそれは、どんな枕でもあればよいというわけではありません。
そこでここでは、キャンプ用枕の選び方をご紹介します。

収納性

キャンプでは、やはり「ギアの収納性」も重要になってきます。
特に徒歩やツーリングキャンプなどの場合では、どれだけコンパクトに収納できるかも重要なポイントです。
使用時のサイズがある程度大きい方が快適なのは間違いありませんが、たたんだときにどれだけコンパクトに収納できるかも、重要な選択肢となるでしょう。
そうした収納性は、次に解説する枕のタイプによっても大きく変化します。

タイプ

キャンプ用枕のタイプは、大きく分けて次の4タイプがあります。

  • エアータイプ
  • インフレータブルタイプ
  • スポンジタイプ
  • スタッフサックタイプ

それぞれの特徴や、メリット・デメリットについてご説明します。

エアータイプ

ビニールやポリエステルなどでできた本体に、文字通り空気を吹き込んで使用するタイプの枕です。
他のタイプと比べてコンパクトにたたむことはできますが、ようは浮き輪を枕にしているようなものですので、寝心地は今一つといったところでしょうか。
ただし、空気の部屋がいくつにも分けられたタイプであれば、頭の形状にフィットする製品が見つかるかもしれません。
また、穴が開いてしまったら一切使えなくなってしまうというのも、エアータイプの弱点です。

インフレータブルタイプ

ウレタンなどの素材を中材に使用し、その回りをバルブ付きのエアー枕で包んだ製品がインフレータブルタイプと呼ばれる枕です。
バルブを開ければ、ウレタン自体が元の形にもどろうとする力で、自然と枕をふくらませ、同時に空気を取り込みます。
仮に穴が開いてしまっても、中材があるため使用できなくなるということはなく、空気の量で高さや硬さを調節できるなど、エアータイプの弱点を補った枕といえるでしょう。
ただし、その分収納サイズには限界があり、よりコンパクトに荷物をまとめたいキャンパーにはあまりおすすめができません。

スポンジタイプ

家庭用枕と同じように、スポンジなどの中材をカバーで包んだ、もっとも平均的な「枕」です。
袋を空気でふくらませた前2つのタイプとは異なり、空気はスポンジとその回りに含まれているだけのため、寝心地はふんわりとして、硬さを感じることはないでしょう。
ただし、たたむときには内包した空気を押し出す程度の収納しかできませんので、コンパクトさには少々欠けるのが難点です。
キャンプでも収納性より寝心地が優先!という方は、スポンジタイプを選ぶのもよいでしょう。

スタッフサックタイプ

スタッフサックタイプとは、丈夫で肌ざわりなどにも配慮されたカバーに、タオルや着替えなどを詰めて枕として利用するスタイルの枕です。
つまり、枕カバーだけの専用品(スタッフサック)ともいえるでしょう。
利点はやはり、圧倒的にコンパクトにたためるところと、中身の詰め方で好きな厚さ・硬さに調節できる点です。
たたんだスタッフサック枕をポケットに放り込んでおくだけで、他に特別なモノを必要とせず、登山などの快適さを望むべくない状況下でも、上質な眠りを提供してくれます。

究極の選び方

キャンプ用の枕を大きく分けると、コンパクトさを重視したエアータイプとスタッフサックタイプ、そして寝心地を重視したインフレータブルタイプとスポンジタイプに分けられます。
どれを選んでも一長一短は当然あり、理想の寝心地を追求するには、多少の試行錯誤は必要でしょう。
しかし、もしもオートキャンプなどで持っていける荷物に余裕があるのであれば、究極の枕の選び方があります。
それは、自宅で使っている枕をそのまま持っていってしまうことです。
荷室とテントにさらに余裕があれば、布団ごと持っていくことだって可能ですので、まさに自宅レベルの究極の寝心地を手に入れる方法といってよいでしょう。
ただし、「キャンプ」という風情はまったくありませんのでご注意を。

機能性

枕に限らずすべてのキャンプ道具は、アウトドアでの使用を想定した機能性が求められます。

  • 素材が丈夫でかんたんに破れたりしないか
  • 丸洗い、あるいは外カバーを外して洗うことができるか
  • 汚れが付きにくい防水性・撥水性はあるか
  • 万が一に備えて火の粉などで破れない耐火性はあるか
  • 頭に当たる部分にファスナーやバルブが来ていないか

などなど、こういった機能性で枕を選ぶことも、キャンプにおいては重要なポイントです。

まとめ~枕が変わるとキャンプが変わる

快適な眠りのために欠かせない、キャンプ用枕について、その選び方とともにおすすめの製品10選をご紹介しました。
どんな枕であったとしても、キャンプでも枕がないよりはあったほうが、はるかに快適に眠ることができるものです。
「枕が変わると眠れない」とはいっても、「枕が変わるとキャンプでの眠りの質が変わる」こともまた事実ですので、安全で快適なキャンプを楽しむためにも、ぜひともお気に入りの枕をお供に連れて行ってみてくださいね。

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この記事を書いた人

多数のジャンル案件を手掛けるWebライター。

趣味のソロキャンプを活かしたアウトドア案件は特に得意とし、取材を兼ねた愛車のジムニーJA-11改でキャンプ場ワーケーションに出かけることも多い。

元飲食店主の経歴もあるためキャンプ飯にはこだわりたいタイプ。

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