焚き火ができる場所はどこ?6箇所を検証!

こんにちは8aGrage(ヤエイガレージ)です。

近年のアウトドアブームを背景に、焚き火の人気も高まっています。

そこで、今回は焚き火ができる場所はどこなのか?合わせてその探し方を解説いたいします。

焚き火に挑戦したいけど、どこでやれば良いのかわからない…

焚き火によるトラブルを避けたい

そんな疑問をお持ちの方は是非参考にしてください。

目次

焚き火ができそうな場所6箇所を検証!

まず始めに「焚き火ができる場所はどこ?」という疑問に答えるため、焚き火ができそうな場所7箇所をそれぞれ検証いたしました。

①公園

1箇所目は「公園」での焚き火が可能かを検証いたします。

日本では「都市公園法」や「自然公園法」という法律があり、基本的に公園での焚き火は禁止されています

都市公園法の11条4号では公衆の都市公園の利用に著しい支障を及ぼす怖れのある行為が禁止されており、その具体例として施行令18条3号で「公園管理者が指定した場所以外の場所で焚き火をすること」が挙げられており、10万円以下の罰金もあり得ます。

このように、基本的には公園での焚き火は禁止されています。

近年では焚き火ができる公園も出てきていますが、焚き火ができると書かれていない限りは焚き火はできないと捉えてください。

②自宅の庭

自宅の庭」で焚き火が可能かは自治体によって異なります

自宅の庭での焚き火を規制するのが廃棄物処理法、消防法、自治体による条例になります。

特に都市部や住宅密集地などでは市町村の条例によって禁止されている場合が少なくないため、しっかりと確認しましょう。

また、自宅の庭だからといって焚き火をすると、煙や匂いの問題で近隣の住人とのトラブルにも繋がる可能性があります。

庭で焚き火を行う場合は、お住まいの自治体だけで無く、近隣の住民の許可もとる必要があります。

③キャンプ場

キャンプ場」での焚き火はほとんどの場所で可能です。

焚き火をする場所のメインとなるのはやはりキャンプ場です。

しかし、最近ではキャンパーの人口が増え、マナーの悪い利用者も増えてきたことから、焚き火が禁止されていたり、直火での焚き火は禁止という場所も増えています。

焚き火が禁止されているキャンプ場で焚き火を行うと、火の粉が飛んで他人のテントに穴を開けたり、燃えかすの処理でトラブルになることがあるため絶対にやめましょう。

キャンプ場で焚き火を行いたい場合は、事前に確認をしておくことをおすすめします。

④道の駅

道の駅」での焚き火は禁止されています。

日本RV協会が定めている公共駐車場でのマナー厳守10か条にも「キャンプ行為は行わない」と記述されており、テントを張ったりバーベキューなどが禁止されているため、焚き火が禁止なのは言うまでもありません。

道の駅は多くの人が利用する公共の駐車場のため、焚き火は絶対にやめましょう。

⑤川原や海辺

川原や海辺」での焚き火は管理している自治体によって異なりますが、「軽微な焚き火」であれば容認されていることがほとんどです。

これも各自治体に問い合わせる必要があります。

また、容認されているからといって、焚き火をした後の燃えかすを放置することは絶対にやめてください。

自然を汚す原因となるだけで無く、マナー違反がひどいと自治体が規制を強化し、焚き火ができない状況を招いてしまう可能性があります。

⑥山

山といえば焚き火のイメージがありますが、自然公園法において特別保護地区では焚き火は「禁止」されています。

特別保護地区意外では自然公園法では規制されていませんが、山を管理している自治体や、所有者によってルールが定められていますので、それぞれ確認を行う必要があります。

山での焚き火は山火事の原因にもなり得ますので、おすすめはいたしません。

多くの人が山で焚き火をすると、ゴミの問題等も発生してきますのでやらない方がベターであるといえます。

山で行いたい場合は、私有の山か完全に許可されている場所で行いましょう。

【まとめ】マナーを守ってトラブル無く焚き火を楽しもう!

以上、今回は焚き火ができる場所はどこか、6箇所を検証いたしました。

結論としては、トラブルを避けたいのであれば、「焚き火が許可されているキャンプ場で行うのがベスト」となります。

道の駅での焚き火は完全に禁止されていますが、その他の場所においては法律の解釈や管理する自治体によって異なるため、一概に可能か禁止かを決めることができません。

自身がそれぞれの管理者や自治体に確認を行って、許可が取れた上で焚き火を楽しみましょう。

公共の場での焚き火は法律面だけでなく、マナーも守らなければトラブルに発展する可能性があります。

法律で禁止されていなくても、周囲に迷惑がかからないように気をつけ、火災に繋がらないように消化の準備をするなど、しっかりと対策を行いましょう。

マナーを守ってトラブル無く焚き火を楽しみましょう!

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この記事を書いた人

北海道の日本海を眺めながらアウトドアに関する情報を発信する「道産子アウトドア編集部」

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