ベランピングは迷惑?マンションや一軒家のベランダでキャンプを楽しむ方法を実例でご紹介!

「ベランピング」は、キャンプ用品を揃えたり遠くのキャンプ場にでかけたりする必要がなく、誰でも手軽にアウトドア気分を楽しめると近年話題となっています。
しかし、楽しみ方を間違えるとご近所トラブルのもとになってしまうので注意が必要です。

そこで今回は一軒家はもちろんのこと、マンションやアパートなど狭いベランダでベランピングを行う際のポイントや、実際に日頃からベランピングを楽しんでいる方々の様子をご紹介していきたいと思います。

ベランピングに興味はあるけれど、ご近所に迷惑をかけるのが心配な方や、狭い空間でもオシャレなグランピングを楽しみたい方はぜひチェックしてくださいね!

目次

ベランピングとは?

出典元:@kith2015(Instagram)
ベランピングは「ベランダ」と「グランピング」を掛け合わせた造語で、ベランダで行うキャンプスタイルのことを指します。

自宅のベランダにアウトドア用品を設置するだけで、あっという間に非日常的な雰囲気を作り出すことができるので、普段から子育てや仕事に忙しい人やペットがいるご家庭の方でも手軽に楽しむことができます。

近所迷惑にならない?ベランピングの注意ポイント

手軽に楽しめるベランピングも事故やトラブルを防ぐために注意しなければいけないポイントがいくつかあるのでご紹介していきます。

焚き火やBBQに注意

キャンプで人気の「焚き火」もベランピングでは要注意!
火起こしによって出た煙や炭のにおいは近隣住民の家まで漂うことも多く、特に洗濯物を干している人にとっては大迷惑!

場合によっては焚き火の火の粉が周囲に引火して火災の原因になる可能性もあるので、近隣住宅が自宅のベランダ側から近い場合は焚き火を避け、ニオイや煙が立ちやすい炭火焼きBBQなども注意が必要です。

集合住宅の場合は”管理規約”に注意

マンションやアパートの場合、ベランダでの火気の使用を禁止するケースが多々あります。
その場合は大掛かりなBBQコンロはもちろんのこと、カセットコンロやシングルバーナーなどの火気アイテムは使用はできないので、自宅内で調理を済ませることが大切です。

また、マンションやアパートのベランダは火災などの際の避難経路として使われることがあるので、消防法で避難の妨げになるようなものは置いてはいけないと規定しています。

そのため、設置するキャンプ用品はその都度すぐに片付けるようにして、避難の邪魔になりそうなものはベランダに置きっぱなしにしないようにしましょう。

音や声に注意する

ベランピングでは大きな音や声もトラブルの元になりやすいので注意が必要です。
特に気分を上げるためにかけた音楽も他者にとっては騒音と感じるケースも多々あるので、スピーカーは使用せずにイヤホンを用いるなどの配慮が大切。

また閑静な住宅街では、ちょっとした話し声でも気になる方もいるので、複数人で楽しむ場合はいつも以上に音や声にには注意を払い、音が響きやすい21時以降はベランピング控えましょう。

子どもがいる場合は目を離さない

普段はベランダの手すりに手が届かないお子さんでも、ベランピングのために設置したテーブルやイスに万が一登って仕舞えば手すりを越える高さになりやすくとても危険です。

また、小さなお子さんが室内からベランダ扉の鍵をかけて親がベランダに取り残されてしまうケースもあるので、ベランダで子どもと過ごす場合は、必ず目を離さないようにしましょう。

狭いベランダでもベランピングを楽しむポイント

ベランダでベランピングを楽しむ際は空間に適したサイズのアウトドア用品を設置するのがポイントです。
特にベランダが狭い場合はサイズの小さなテーブルや椅子を設置して、シェラカップやメスティン、ランタンなどを使用するだけで一気にアウトドアな雰囲気が高まります。

また、ベランダの床が無機質なコンクリートの場合は人工芝やウッドパネルを設置するだけでもオシャレな空間に早変わり。

ガーランドやランタンなど吊り下げ式のグッズを使って縦の空間を生かすのもおすすめです。

実際にみんなはどう楽しんでる?ベランピングの楽しみ方をご紹介!

ここでは、自宅のベランダでみんながどんな風にベランピングを楽しんでいるかをご紹介していきます。
ちょっとした工夫でおしゃれなアウトドアスタイルを満喫できるヒントが詰まっているので、ぜひチェックしてみてください!

ベランピングでDIYを楽しむ

DIYが好きな方は、ベランピングに必要なものを自分で作って楽しむのもおすすめです。
@taisuke_f.campさん手作りのラックや折りたたみテーブルはベランピングだけでなく、実際のキャンプでも大活躍!
ベランダの床も人工芝やウッドパネルを敷き詰めることで、オシャレなベランピングの空間を演出しています。

ハンモックで楽しむ

ベランピングでリラックスした空間を作りたい方におすすめなアイテムが「ハンモック」です。
ベランダにハンモックを設置して寝転べば、ゆったりと読書やお昼寝をすることができ、優雅な気分も味わえますよ。

レイアウトを楽しむ

ベランダが広い場合は、お気に入りのキャンプギアやアイテムを並べて自分だけのオリジナルサイトを作って楽しめます。

自宅のベランダならいつでもレイアウトを試行錯誤できるので、「キャンプでオシャレなサイトを目指したいけど、実際キャンプ場でやると難しい…」という方にもぴったりです。

朝日を浴びながら朝食を楽しむ

清々しい青空の下で食べる朝食は、まさに格別!
@yurameki_sukiさんのように、朝日を浴びながら焼き立てのトーストや淹れたてのコーヒーを堪能できれば、それだけで素敵な1日のはじまりとなりそうです。

ベランピングでランチを楽しむ

ランチタイムにメスティンやシングルバーナーなどを使ってキャンプ料理を作り、快晴の下で食事を楽しむのもベランピングの楽しみ方のひとつです。
ソロ用のアイテムを使用すれば設置や片付けも簡単なので、在宅勤務の方の気分転換としても最適ですよ。

女子会を楽しむ

キャンプに興味があっても外で寝泊まりしたり、テントを建てたりするのが大変だと感じる女性もベランピングなら手軽に楽しむことができます。

複数人で楽しむ場合は周囲への配慮が必要とはなりますが、会話が盛り上がりそうな時はいつでも室内に戻ることができるので、女子会にもおすすめです。

晩酌を楽しむ

一日の締めくくりに、外でのんびりとビールや焼酎、ワインなどのお酒を嗜むのも最高のひととき。
ランタンの火を灯せばBARのような雰囲気を演出することもでき、仕事終わりでも気軽に大人時間を楽しむことができます。

マナーを守ってベランピングを楽しもう!

今回はベランピングの注意点やポイントをご紹介するとともに、実際にベランピングを楽しんでいる方の様子をご紹介しました。

ベランピングは近隣住民への配慮が欠かせませんが、手軽にアウトドア気分を味わうことができるので、ぜひ皆さんもルールやマナーを守ってベランピングを楽しんでみてくださいね!

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この記事を書いた人

趣味であるアウトドア分野や医療系分野をメインに執筆活動を行う看護師ママライター。

定番のアウトドアブランドからガレージブランドまで、幅広いギアの情報を集めるのも大好き!

当メディアでは皆さんのお役に立つ情報をお伝えしていきます。

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