コーヒーを飲むと太るの!?太りづらいコーヒーの飲み方とは

ダイエット効果を期待してコーヒーを飲んでいる人も少なくないでしょう。
しかしコーヒーは、飲み方次第では逆に太るといわれています。

今回は、コーヒーを飲むと太るといわれる理由や、太りづらいコーヒーの飲み方についてのご紹介です。

ダイエット効果が期待できるとして注目されている「バターコーヒー」についてもまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。

目次

コーヒーを飲むと太るといわれる3つの理由

コーヒーを飲むと太るといわれている理由は、主に次の3つです。

コーヒーに含まれるカフェイン
コーヒーに入れる砂糖やミルク
コーヒーと一緒に食べるスイーツ

「砂糖やミルク、スイーツで太るのはわかるけど、カフェインで太るの?」と思うかもしれませんね。
ここではコーヒーで太る3つの理由について説明していきます。

太る理由①コーヒーに含まれるカフェイン

コーヒーを飲むと太るのは、カフェインの摂りすぎが原因であると考えられています。
カフェインには脂肪燃焼や血行促進などの効果が期待できますが、過剰摂取すると太ってしまう可能性があるので注意が必要です。

なぜカフェインの過剰摂取が太ることにつながるのか、詳しく説明していきます。

カフェインがストレスホルモンを増加させる

カフェインには、コルチゾールというホルモンの分泌を増加させる働きがあります。
コルチゾールは、身体がストレスを受けたときや危機を感じたときに分泌される、ストレスホルモンの一種です。

脂肪を分解して代謝を促す、肝臓で糖を作り出すなどの作用がありますが、幸せホルモンと呼ばれるセロトニンの働きを抑制する作用もあります。
精神を安定させ、食欲を抑える作用のあるセロトニンが減少してしまうと、食欲コントロールがうまくいきません。

その結果、なかなか満腹感を得られず食べ過ぎてしまい、体重増加につながると考えられています。

カフェインにより睡眠の質が低下する

カフェインには、睡眠物質アデノシンの働きをブロックし、脳を覚醒させる作用があります。
コーヒーを飲むとシャキッとするという人も多いでしょう。
しかし寝る前にコーヒーを飲むと、カフェインの覚醒作用によって寝つきが悪くなったり、睡眠の質が低下したりします。

すると、体脂肪を減少させる作用のある成長ホルモンの分泌が妨げられ、内臓脂肪が増えて太りやすくなるのです。

成長ホルモンは若返りホルモンとも呼ばれ、美肌にも大きく関係しています。
寝る前のコーヒーによる睡眠不足は、肥満と肌荒れの原因になることを覚えておくとよいでしょう。

カフェインの利尿作用でむくみやすくなる

カフェインを過剰摂取すると、利尿作用によりむくみやすくなるといわれています。
カフェインには、体内の余分な水分や老廃物を尿として排出する作用があるため、適量であればむくみが解消されることもあるでしょう。

しかしカフェインを摂りすぎると、水分調節に欠かせないカリウムなどのミネラル成分もどんどん排出されてしまいます。
カフェインの過剰摂取がカリウム不足を引き起こし、その結果むくみやすくなると考えられているのです。

むくみは余分な水分をため込んでいる状態であり、「肥満」ではありません。
ただしむくみは「水太り」につながり、体重が増える可能性があります。

太る理由②コーヒーに入れる砂糖やミルク

コーヒーに入れる砂糖やミルクも太る理由です。
ブラックコーヒーの場合は200㎖あたり約8kcalなので、カロリーを気にするほどではありません。
しかし苦くて飲めないからと砂糖やミルク、ホイップクリームなどを加えると、それだけカロリーが高くなります。

たとえばコーヒーシュガー(6g)を加えたコーヒーは、約31kcalです。
ミルクを加えたコーヒーは約17kcal、砂糖とミルクを入れたコーヒーの場合は約40kcalになります。
ミルクたっぷりのカフェオレなら約71kcal、ホイップクリームをのせたウィンナーコーヒーになると、約94kcalです。

加える砂糖やミルクの量によりカロリーは異なりますが、太りたくない人はブラックコーヒーを選びましょう。

太る理由③コーヒーと一緒に食べるスイーツ

コーヒーを飲みながらケーキなどのスイーツを食べることも太る理由です。
たとえブラックコーヒーを選んでも、クッキーやケーキなどの甘いものがセットになっていると、トータルのカロリーが高くなります。

種類やサイズにより異なりますが、クッキー1枚では約50kcal、ドーナツ1個なら約200kcal~300kcalです。
ブラックコーヒーとスイーツをセットにすると、カロリーがぐんと高くなることを覚えておきましょう。

太りづらいコーヒーの飲み方は?3つのポイントを解説

ここでは太りづらいコーヒーの飲み方をご紹介します。
ポイントは以下の3つです。

コーヒーの適量を守る
ブラックコーヒーを飲む
コーヒーを飲むタイミングに注意する

コーヒーで太りたくない!という人は、ぜひ参考にしてみてください。

コーヒーの適量を守る

ポイントのひとつめは、適量を守ってコーヒーを飲むことです。
たとえブラックコーヒーでも、飲み過ぎるとカフェインの過剰摂取につながります。

厚生労働省の資料によると、カフェインの摂取量は1日400㎎までとなっており、237㎖入りのマグカップなら約3杯分です。
個人差はありますが、1日3杯前後を目安にしてみてください。

毎日3杯以上飲む場合は、カフェインレスコーヒーを選ぶとよいでしょう。

ブラックコーヒーを飲む

コーヒーで太りたくないならブラックコーヒーを選ぶのが一番です。
苦くて飲めないという場合は、ハチミツやカロリーオフの砂糖、低カロリーのミルクなどを少量加えるとよいでしょう。

また、アイスコーヒーは内臓を冷やすため、ホットコーヒーを選ぶのもおすすめです。

コーヒーを飲むタイミングに注意する

コーヒーを飲むタイミングも大切なポイントです。
ダイエット目的なら、「食後30分以内」「運動をする30分前」に飲むことで、コーヒーによる脂肪燃焼効果が期待できます。

また、質の高い睡眠を得るためにも、寝る前のコーヒーは避けるとよいでしょう。
寝る前にコーヒーを飲んでもぐっすり眠れる!という人でも、睡眠の質が低下している可能性があります。

どうしても寝る前にコーヒーを飲みたい場合は、カフェインレスやノンカフェインのコーヒーを選んでみてはいかがですか。

バターコーヒーは太る?ダイエットに効果的な飲み方はこれ!

バターコーヒーはダイエット効果があるとして注目されています。
しかし間違った飲み方をすると、逆に太ってしまう可能性があるので注意が必要です。
ここではバターコーヒーについて見ていきましょう。

バターコーヒーとは

バターコーヒーとは、コーヒーにグラスフェッドバターとMCTオイルを加え、しっかり攪拌した飲み物です。
ただ単にコーヒーにバターを入れたものではありません。

バターコーヒーの考案者は、アメリカのIT起業家であるデイヴ・アスプリー氏です。
彼はチベットのバター茶にヒントを得て「完全無欠コーヒー」を作り上げました。
体重が140kgあったアスプリー氏は、50kgの減量に成功したそうです。

バターコーヒーの正しい飲み方

バターコーヒーは正しく飲まないと逆に太ってしまう可能性があります。
バターコーヒーダイエットのポイントは次の3つです。

朝食代わりにバターコーヒーを飲む
規則正しい生活を送る
レシピ通りに作る

バターコーヒーで太らないためにも、これらのポイントをおさえておきましょう。

朝食代わりにバターコーヒーを飲む

バターコーヒーを飲むタイミングは朝がベストです。
バターコーヒーの脂質がエネルギー源になるため、朝食の代わりにしても十分満腹感を得ることができます。

また、バターコーヒー150㎖あたりのカロリーは、約130kcalです。
砂糖やミルクを加えたり、一緒にパンなどを食べたりすると、ダイエットどころか体重が増えてしまう原因になるので注意しましょう。

規則正しい生活を送る

ダイエット目的でバターコーヒーを飲む場合は、規則正しい生活を送ることも大切です。
バターコーヒーを朝食の代わりにし、栄養バランスのとれた昼食・夕食をとりましょう。

また、適度な運動と十分な睡眠も欠かせません。

レシピ通りに作る

バターコーヒーの作り方は次の通りです。

<用意するもの>

ホットのブラックコーヒー:150㎖
グラスフェッドバター:大さじ1
MCTオイル:大さじ1

分量を間違えると体調を崩すこともあります。
バターやオイルを入れすぎないようにしましょう。

<作り方の手順>

コーヒーにグラスフェッドバターとMCTオイルを入れる
ブレンダーなどを使いしっかり攪拌する

かき混ぜる程度ではバターやオイルが分離してしまいます。
クリーミーなバターコーヒーにするためにも、しっかり攪拌してください。

太らない飲み方を知ってコーヒーを楽しもう

この記事では、コーヒーを飲むと太るといわれる理由や、太りづらいコーヒーの飲み方についてご紹介しました。

コーヒーにはカフェインが含まれているため、適量であればダイエット効果が期待できます。
ただし過剰に摂取すると、食欲コントロールができなくなったり、睡眠の質が下がったりすることがあるので注意が必要です。

太らない飲み方のポイントをおさえ、美味しいコーヒーをお楽しみください。

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