バターコーヒーダイエットに興味があるけれど、デメリットに不安を感じていませんか?
「本当に効果が期待できるの」や「体への悪影響が心配」という方も多いのではないでしょうか。
この記事では、【バターコーヒーダイエット】その効果とデメリットを検証というテーマで、あなたの疑問に答えていきます。
デメリットへの対処法も解説するので、あなたのダイエットの成功につながるでしょう。
また、バターコーヒーダイエットについての記事はこちらもおすすめです▽
バターコーヒーダイエット デメリットとは
出典:Canva
バターコーヒーダイエットは、正しく行わないと体に悪影響があります。
具体的には以下の症状があらわれるでしょう。
- コレステロール上昇
- 体臭がきつくなる
- お腹の調子が悪くなる
- 脂質異常症のリスクが高まる
バターコーヒーダイエットをした人のリアルな声とともに、デメリットを詳しく解説していきます。
バターコーヒー ダイエットを続けた結果
バターコーヒーダイエットで痩せたという口コミもありますが、体調を崩したという人もいるようです。
バターコーヒーダイエット、味はクリーミーなカフェラテ。コーヒーやラテが好きな人なら何の苦もなく続けられるのでオススメです。2年前にガチでやった時は半年で15kgくらい落ちましたw pic.twitter.com/muHl3w1Soi
— PUKU (@puku0820) June 3, 2023
今日からバターコーヒーダイエット再開したんだけど初日から結構キツいかもしれん
バリ腹痛い
慣れるまで我慢やな?— ゆうのん (@F7Ss0yuunon) August 3, 2023
体調に影響するダイエットは、抵抗がありますよね。
具体的に、どのような原因で体に悪影響がでるのか、詳しくみていきましょう。
バターコーヒーで コレステロール 上昇
バターコーヒーは、飲み方を間違えるとコレステロールを上昇させる可能性があります。
これは、バターコーヒーに含まれる脂質の過剰摂取によるものだと考えられます。
成人が1日にとる脂質の目安量は、約40〜60gです。
油の使用料で考えると、目安は大さじ1〜2程度になります。
バターコーヒーは、グラスフェッドバターとMCTオイルをコーヒーに溶かした飲み物です。
一杯あたりの脂質量は、約23〜30gほどあるため高脂質の飲み物と言えるでしょう。
1日の脂質摂取量をコントロールせずにバターダイエットに取り組むと、脂質を過剰摂取してしまいます。
その結果、コレステロール上昇の恐れがあります。
やめた後の変化
バターコーヒーダイエットをしている時とやめた後で、体重増加以外に以下のような変化が見られるようです。
- 間食が増えた
- 集中力が低下した
- 仕事の効率が下がった
- 便秘になった
- コレステロールが正常値に戻った
- お腹の調子が良くなった
逆を言えば、バターコーヒーダイエットには集中力の向上や便秘の改善、間食を抑える効果など、多くのメリットもあるようです。
sorasmomoさん、おはようございます。一時期バターコーヒーにハマり、グラスフェッドバターをガンガン摂っていたら1年でLDL爆上がりしてました(やめた今はまた正常範囲内)。動物性脂肪に気をつけてみては。また運動継続でHDLも上がります。これでセットオフすることもできますよ!
— 244@ズッコケ断酒問答/断酒投資筋トレーニー (@zk_danshu_mondo) February 2, 2022
しかし、コレステロールの上昇など、体への悪影響もあるのが事実です。
他のデメリットについても見ていきましょう。
バターコーヒーが与える体臭の影響
バターコーヒーダイエットを行うことで、体臭を感じやすくなるかもしれません。
これは、ケトン体の匂いによるものです。
バターコーヒーダイエットは、糖質を制限し良質なタンパク質や脂質を摂取することで脂肪燃焼をうながすダイエットです。
体脂肪が燃焼する際に、ケトン体という独特の匂いのある物質が生成されます。
ケトン体が汗などに混ざって体外へ出ることで、体から甘酸っぱいお酢のような臭いがしてくるのです。
バターコーヒーの危険性とは
バターコーヒーを飲むことで、下痢や腹痛、嘔吐、強い眠気などの症状を感じることがあります。
これはMCTオイルの過剰摂取によって起こります。
MCTオイルは中鎖脂肪酸という消化吸収の早い成分でできています。
吸収力の早さゆえ腸に負担をかけやすく、下痢や腹痛の原因となるのです。
また、MCTオイルを摂取すると血中のケトン濃度が高まり、嘔吐や強い眠気などの副作用が出る可能性もあります。
このように、バターコーヒーを飲むと、体調不良を生じる危険性もあるでしょう。
脂質異常症のリスク
バターコーヒーダイエットによって、脂質異常症を引き起こす可能性があります。
脂質異常症は、心筋梗塞や脳梗塞などの原因になる症状です。
脂質異常症の要因としてもっとも多いのが、過食や偏食、運動不足などの生活習慣の乱れによるものです。
バターコーヒーダイエットは、朝食をバターコーヒーに置き換えるので、栄養が偏ります。
また、高脂質な飲み物は脂質異常症のリスクを引き上げます。
このことから、バターコーヒーダイエットが脂質異常症を引き起こす可能性は十分にあると言えるでしょう。
参考:王子総合病院 脂質異常症とは
バターコーヒーダイエット デメリットの対処法
出典:Canva
前半では、バターコーヒーダイエットのデメリットについてお話してきました。
適切な対処法を実践すれば、そのデメリットを減らすことができるのです。
具体的な対処方法について解説していきますね。
おすすめの摂取方法
ダイエットに適した、バターコーヒーのレシピは以下になります。
- グラスフェッドバター…10~20g
- コーヒー(できればスペシャリティコーヒー)…1杯分
- MCTオイル…大さじ1
グラスフェッドバターとMCTオイルを分量どおりにコップに入れ、コーヒーを入れてミルクフォーマーなどで少し泡立つ程度までよく混ぜます。
ダイエット効果の高い摂取方法は以下の2つです。
- 朝食をバターコーヒーに置き換えて飲みましょう。
- さらに効果を上げたい場合は、だいたい14〜20時の間で昼と夜ごはんを摂りましょう。
そうすることで、体内に糖の少ない状態が続き、体脂肪をエネルギー源として消費するため、痩せていくのです。
炎症を防ぐ方法
バターコーヒーを飲むことで、体調不良が生じる可能性があることは、前半にお話ししました。
それを防ぐために注意すべきは、グラスフェッドバターとMCTオイルの量です。
- グラスフェッドバターは20g以上摂取しないようにしましょう。
- MCTオイルは一度に最大15mL(大さじ1杯)までとしましょう。
MCTオイルは、小さじ1杯(5mL)程度から徐々にはじめて慣らしていくことをオススメします。
また、そのまま摂取するのではなく、食べ物や飲み物に混ぜて摂ることもオススメです。
負担の少ない方法で少しずつ試すことで、体調不良を防げますよ。
健康診断の重要性
出典:Canva
定期的な健康診断を受けることも大切です。
バターコーヒーダイエットにより、コレステロール値の上昇や脂質異常症のリスクが高まることを前半でお話ししました。
これらは、目に見える異常ではありません。
そのため、定期的に健康診断で検査を行い、異常値に達していないかを知っておく必要があります。
コレステロール値の上昇や脂質異常症は、心筋梗塞や脳梗塞などの原因となるため、早めの対応を心がけましょう。
他のダイエット法の比較
バターコーヒーが他のダイエット法と比較していい点は、運動量が少なくても痩せられるという点です。
朝食をバターコーヒーに置き換えることで、カロリーの削減ができます。
さらに、バターコーヒーに含まれる脂肪燃焼作用のある脂質が、体脂肪の燃焼を促します。
運動しなくても痩せられるため、「運動が苦手な方」や「在宅ワークで運動不足になった方」、「運動する時間の取れない方」などは、バターコーヒーダイエットが適しているでしょう。
バターコーヒーの科学的根拠
出典:illustAC
バターコーヒーダイエットは科学的な観点からみても根拠のあるダイエット方法です。
摂取方法と成分から、根拠を詳しく確認していきましょう。
摂取方法による科学的根拠
バターコーヒーダイエットは、ケトン体回路を働かせたダイエット方法です。
人は、エネルギーを消費する際に以下の順番で体内の物質を使います。
- 糖質(ごはん、パン、麺など)
- 脂質(油など)
- タンパク質(肉やさかな、卵など)
エネルギーとなる糖質がなくなると、脂質を燃やしエネルギーとします。
これがケトン体回路です。
バターコーヒーを朝食に置き換えることで、上記のケトン体回路が働き痩せていくのです。
成分による科学的根拠
バターコーヒーに含まれる成分には、脂肪燃焼を助ける効果があります。
- コーヒー:クロロゲン酸(脂肪の燃焼を助ける)
- グラスフェッドバター:共役リノール酸(脂肪の燃焼を助ける)
- MCTオイル:中鎖脂肪酸(脂肪の蓄積を抑制)
バターコーヒーには、科学的根拠のある脂肪燃焼を助ける成分が含まれているのです。
参考:J-STAGE 共役リノール酸(CLA)の生理機能と食品への応用
バターコーヒーと一緒に摂るべき栄養素
野菜やタンパク質が豊富な食材を取り入れ、バランスの良い食事をとりましょう。
バターコーヒーダイエットは、朝食を置き換えるため、栄養不足になりがちです。
なので、お昼と夜はバランスの取れた食事をとりましょう。
また、バターコーヒーダイエットの影響で、体臭がきつくなることがあります。
その対策として、海藻類や梅干し、大豆などのアルカリ性の食品を食べると良いでしょう。
栄養バランスのとれた食事メニューにすることで、ダイエットの効果を最大限に引き出せるでしょう。
【バターコーヒーダイエット】その効果とデメリットを検証 のまとめ
今回は、【バターコーヒーダイエット】その効果とデメリットを検証、というテーマでお話してきました。
バターコーヒーダイエットは、正しい材料やレシピ、摂取方法で行うことが大切です。
バランスの取れた食事メニューとともにバターコーヒーを飲むことで、健康的に痩せることができます。
デメリットを気にしている方は、紹介した対処法を参考にしてみてください。
きっと、バターコーヒーダイエットの効果があらわれるでしょう。