バナナとコーヒーは組み合わせとして最適なのか調べてみた!美味しいレシピも併せてご紹介

コーヒーを飲むときに、一緒に何かを食べるという方も多いでしょう。
レジの横でバナナを売っているカフェもあるため、バナナを食べることもあるかもしれませんね。
実は、バナナとコーヒーを組み合わせるとさまざまな健康効果が期待できるといわれているのです。

そこで、コーヒーとバナナの相性がよいとされる理由や、バナナコーヒーに期待できる効果について調べてみました。
バナナコーヒーの美味しいレシピもまとめましたので、バナナコーヒーを試してみたい方はぜひ参考にしてみてください。

目次

バナナはコーヒーと相性抜群!バナナコーヒーとは?

バナナとコーヒーはとても相性がよく、特に朝食におすすめの組み合わせです。
ここではバナナとコーヒーが相性抜群といわれる理由や、「バナナコーヒー」について説明していきます。

バナナとコーヒーの相性

カフェインを含むコーヒーと、意外と低カロリーで栄養素を豊富に含むバナナ。
なぜこの組み合わせが最適なのでしょうか。

コーヒーには利尿作用や覚醒作用、脂肪燃焼促進作用などがあり、さまざまな健康効果が期待できるといわれています。
しかし、カフェインがミネラルバランスを崩すこともあるなど、コーヒーにはデメリットもあるのです。
カフェインを摂ると一時的に血糖値がぐんと高くなり、その後血糖値が下がって頭痛や吐き気を引き起こすこともあります。

一方バナナは、たんぱく質や炭水化物、ミネラルやビタミンなどがバランスよく含まれている食べ物です。
バナナには血糖値バランスを整える働きがあり、カフェインの摂り過ぎによる頭痛を防ぐことができると考えられています。

カフェインによるデメリットの解消や栄養補給にバナナの栄養素が役立つため、コーヒーとバナナは相性抜群といわれているのですね。

朝はコーヒーだけで済ませているという方は、エネルギーを補給できるバナナも加えてみてはいかがでしょうか。

バナナコーヒーとは

バナナコーヒーとは、バナナとコーヒーを組み合わせて体にとり入れることです。
コーヒーを飲みながらバナナを食べる、コーヒーにバナナを入れて飲むなどの方法があります。
バナナにはコーヒーに含まれていない栄養素がたっぷりつまっているので、一緒にすることで体に必要な栄養を補うことができますよ。

また、バナナは他のどんなお菓子よりもヘルシーです。
コーヒーを飲みながら甘いものが欲しくなったときは、クッキーやケーキを食べずにバナナコーヒーにしてみましょう。
加熱調理は不要なので、手間をかけずに栄養補給したい方にもおすすめです。

バナナコーヒーに期待できる3つの効果

バナナコーヒーには次のような効果が期待できます。

  • 高血圧の予防・改善
  • カフェインの過剰摂取対策
  • 美肌効果
  • 便秘解消効果

ここでは、バナナとコーヒーの組み合わせによる4つの健康・美容効果について見ていきましょう。

高血圧の予防・改善

バナナとコーヒーを組み合わせると、高血圧の予防・改善効果が期待できるといわれています。
ポイントとなるのは、バナナの栄養素「カリウム」と「GABA(ギャバ)」、そしてコーヒーの「カフェイン」と「クロロゲン酸」です。

カリウムは体内の余分な塩分「ナトリウム」を排泄し、高血圧やむくみの解消、予防に役立つ成分です。
GABAはアミノ酸の一種で、血圧を下げる効果やリラックス効果があることが知られています。

そして、カフェインの利尿作用とクロロゲン酸の抗酸化作用による血圧安定効果が期待できるのがコーヒーです。
さらにコーヒーの香り成分には、血液をサラサラにする効果があることもわかっています。

カリウムは熱や水に弱く、調理により失われやすいのですが、バナナは基本的に加熱したり洗ったりしません。
高血圧が気になる方は、バナナコーヒーを試してみてはいかがでしょうか。

カフェインの過剰摂取対策

バナナとコーヒーを組み合わせることで、カフェインの摂り過ぎによるデメリットを解消できるといわれています。

カフェインの過剰摂取によるミネラルバランスの乱れや頭痛対策に効果的なのは、バナナに含まれる栄養素です。

バナナは炭水化物であり、血糖値を整える作用があります。
また、さまざまなミネラルを含んでいるため、乱れたミネラルバランスを整える効果も期待できるでしょう。

コーヒーをたくさん飲む方は、カフェインの過剰摂取対策としてバナナも一緒に摂ることをおすすめします。

代謝アップによる美肌効果

コーヒーとバナナは、どちらも美肌効果が期待できる成分を含む食品です。

コーヒーのクロロゲン酸には高い抗酸化作用があり、美肌の大敵であるシミやシワを防ぐ効果があるといわれています。
バナナは「美容ビタミン」とも呼ばれるビタミンB群を豊富に含むため、シミ・シワの改善や肌のキメを整えるのに効果的です。

コーヒーとバナナを組み合わせることで、高い美容効果が期待できるといえるでしょう。

また、食べるときに取り除かれやすい細長いスジの部分は、人間でいうと血管にあたります。
抗酸化作用のあるポリフェノールがたっぷり詰まっているので、ぜひ実と一緒に食べてみてください。

便秘解消効果

バナナコーヒーには便秘の予防・解消効果も期待できます。

バナナの成分のうち便秘の改善効果があるのは「食物繊維」「オリゴ糖」「マグネシウム」です。
食物繊維が腸のぜん動運動を促し、オリゴ糖は善玉菌のエサとなり、マグネシウムは便を柔らかくします。

腸のぜん動運動を促すのはコーヒーの成分であるカフェインも同様です。
コーヒーオリゴ糖は善玉菌のエサとなり、腸内環境を整えて便秘改善に効果が期待できるといわれています。

便秘でお悩みの方は、ぜひバナナコーヒーを試してみてください。

またバナナコーヒーは、ダイエットしている方の朝食にもおすすめです。
バナナ100gあたりのカロリーは88.7kcal、コーヒー1杯(150ml)のカロリーは約4kcal。
バナナコーヒーは100kcal以下と低カロリーで、むくみ解消効果や脂肪燃焼効果などが期待できます。

ただし、朝食をバナナコーヒーに置き換える場合は、昼食・夕食の栄養バランスや分量に注意しましょう。

バナナ&コーヒーの美味しいレシピ3選!

ここではバナナ&コーヒーの美味しいレシピを3つご紹介します。

  • バナナコーヒースムージー
  • ホットコーヒーバナナ
  • バナナコーヒーヨーグルト

バナナは若いものよりも、皮が黒くなったもののほうがおすすめです。
皮の色が変わってしまったバナナは甘みが強く、抗酸化作用のあるポリフェノールや代謝を活性化する酵素が増えています。
そのまま食べるのはちょっと抵抗があるという場合は、コーヒーバナナスムージーなどにするとよいでしょう。

また、牛乳ではなく無調整の豆乳を使ったり、きなこをトッピングするのもおすすめです。
豆乳やきなこには、抗酸化作用のある大豆サポニンが含まれています。
バナナコーヒーの美容・健康効果を高めたい方は、豆乳やきなこを使ってみてくださいね。

バナナコーヒースムージー

バナナコーヒースムージーの作り方は2通りあります。

<材料>

バナナ1本(約100g)
コーヒー80~100ml(インスタントコーヒー+お湯でもOK)
牛乳80~100ml

※コーヒーや牛乳の分量はお好みで調整してください。ドリップコーヒーを使う場合は、やや濃いめに抽出したものを使うとコーヒーの味を感じやすくなります。

<凍ったバナナを使う作り方>

  1. バナナを輪切りにして、ラップで包んで冷凍する
  2. ミキサーに凍ったバナナ、アイスコーヒー、牛乳を入れて攪拌する

<常温のバナナを使う作り方>

ミキサーにバナナ、アイスコーヒー、牛乳、氷を入れて攪拌する

ホットコーヒーバナナ

バナナコーヒーはホットもおすすめです。
コーヒーにバナナの甘味が加わるので、砂糖やミルクなしでも飲みやすくなりますよ。

<材料>

バナナ1本(約100g)
ホットコーヒー150ml

※コーヒーの分量はお好みで調整してください。

<作り方>

  1. バナナをカップに入れてスプーンなどでつぶす
  2. ホットコーヒーにつぶしたバナナを入れてかき混ぜる

バナナコーヒーミルク

バナナコーヒーに加えるミルクをヨーグルトにすると、バナナコーヒーヨーグルトになります。

<材料>

バナナ1本(約100g)
コーヒー150ml
プレーンヨーグルト50g

※コーヒーやヨーグルトの分量はお好みで調整してください。

<作り方>

  1. バナナをカップに入れてスプーンでつぶす
  2. ヨーグルトを加えてよく混ぜたらコーヒーも加える

お好みでハチミツを加えるのもおすすめです。

バナナだけじゃない!コーヒーと合う食べ物は?

コーヒーと相性がいい食べ物はバナナだけではありません。
コーヒーと組み合わせたいおすすめの食べ物は次の3つです。

  • ヨーグルト
  • ナッツ類
  • はちみつ

コーヒーと組み合わせることで得られる効果についてもまとめました。

ヨーグルト

ヨーグルトは乳酸菌をたっぷり含んでおり、便秘解消に効果的です。
消化を助けるカフェインを含むコーヒーと組み合わせると、相乗効果による整腸作用が期待できます。
ベトナムのヨーグルトコーヒーは、コーヒーの味をマイルドにするために誕生した飲み物なので、コーヒーの苦みが苦手な方にもおすすめです。

ナッツ類

ナッツ類に含まれるアルギニンは、脂肪燃焼や疲労回復などに役立つアミノ酸の一種です。
コーヒーに含まれるクロロゲン酸と一緒に摂ることで、より高い脂肪燃焼効果が期待できるといわれています。

ナッツ系の香りがするコーヒー豆で淹れたコーヒーとの相性がいいので、ぜひ一度お試しください。

はちみつ

砂糖よりも甘味が強く、砂糖よりも低カロリーなはちみつは、ミネラルやビタミンなど150種類以上の栄養素を含んでいます。

コーヒーにハチミツを加えることで、美肌や風邪予防などさまざまな美容・健康効果が期待できますよ。

バナナでコーヒーのデメリットを解消しよう

今回は、コーヒーとバナナの組み合わせについてご紹介しました。
高血圧の予防・改善、美肌効果や便秘解消効果などが期待できることから、バナナとコーヒーの相性は抜群といえます。

コーヒーを飲みながらバナナを食べる、バナナコーヒースムージーを朝食代わりにするなど、簡単に始められるバナナコーヒー。
カフェインによる体調不良を防ぐためにも、バナナコーヒーをとり入れてみてはいかがでしょうか。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次