買って良かったキャンプ用品2020

2020年が始まったばかりですが、最近僕が購入した”火に関するキャンプ用品”の中から、特に便利だったアイテムをランキング形式で5つご紹介したいと思います。

ウェアから小物、焚き火台などジャンルは様々ですが、共通するのは冬キャンプで活躍する、焚き火周りで使うアイテムがピックアップされています。

またキャンパーにとって重要な「長く使える良品かどうか?」という点も重視して選びました。

「今年は何を買おうかな〜」とか「焚き火をやりたいけど何が必要だろう?」なんて思ってる方にはきっと役に立つと思います。ぜひ参考にしてみてください。

目次

第5位 キンコ カウハイドドライバーグローブ

1つめはキャンプウェアの紹介です。僕の場合、テントや焚き火台など、ギアに投資をしてしまい、服装は後回しになりがちなんですが、

このキンコのカウハイドドロライバーグローブは手頃な値段ですがデザインもかっこよく、フィット感もよくて気に入りました。

ナイフワークがしやすい

搬入や設営作業であれば、引っ越しなんかで使うラバー付き軍手なんかでも大丈夫なんですが、

斧を使った薪割り、ナイフを使ったバトニングやフェザークラフトなど、刃物を使う時は丈夫な皮のブローブのほうが絶対安心です。

熱いものも多少は触れる

これが引っ越し用ラバー軍手では絶対できない作業ですね。

革のグローブは、焚き火にかけたフライパンやケトルを触ることができるのが便利です。

ただし、正式な耐熱グローブではないので、ダッチオーブンを持つのは3〜5秒くらいが限界かと思います。

キャンプではグローブは絶対あったほうがいい

この場を借りてこれからキャンプをする人にアドバイスさせてください。

「キャンプでは絶対にグローブを持っていってください!!」

最初はナイフワークもダッチオーブン料理をしないでしょうから、引っ越し用ラバー軍手木綿軍手の2種類だけでいいです。

ラバー軍手

荷物を運んだりテントを設営するときに使います。摩擦が効くので重たいものも楽に持てますし、テントポールに指を挟んだり、怪我をする心配が一気に減ります。

またこれがけっこう重要なんですけど、素手なら絶対触りたくない虫も、グローブをつけると全然強気で戦えます(笑)

なので自分の分だけじゃなくて、一緒に行く彼女や奥様、子供やお友達の分も持っていきましょう。たった数百円の出費ですが絶対に喜ばれますよ。

木綿軍手

ラバー軍手は安くて軽くてフィット感良くて最高なんですが、唯一熱にはめっぽう弱いんですよね。

バーベキューなどで熱い網や鉄板を触ることがどうしてもあるので、木綿100%の厚手の軍手を持っていきましょう。もちろんゴムの滑り止めなんて付いてないやつです。

軍手は濡れると断熱性がなくなるので、予備を含めて3枚くらいは持っていきましょう。

第4位 ブッシュクラフト メタルマッチ

Bush Craft ブッシュクラフト
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第4位はブッシュクラフト メタルマッチ です括弧付きで(ブッシュクラフト ファイヤースチール)とも書いてあって、「どっちやねん」と突っ込みたくなる名称はさておき、性能は確かに良かったです。

メタルマッチ とは

マグネシウムの棒を削って火花を飛ばして、火口(ほぐち)に火を付ける道具です。

雨にぬれても拭けば使えるし、ライターがガス圧低下で使えないほどの寒い時でも使えるので、軍隊とかサバイバルする人が使っています。

とは言っても、ぶっちゃけ夏場のキャンプならチャッカマンのほうがずっと便利です(笑)

それでもあえて焚き火付きの人(タキビスト)がメタルマッチを使うのは、ワイルドでロマンを掻き立てる魅力があるからだと思います。

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簡単に強い火花を起こせる

で、メタルマッチ は各メーカーから出ておりまして、やすいものだと500円程度で買えるので、こちらのメタルマッチ は2500円とかなり高額な代物です。

でも使ってみると、マグネシウムのロッドも長いし、ストライカー(マグネシウムを削るプレート)も使いやすいので、強力な火花を簡単に飛ばせます。

これは「広告に偽りなし」という性能でした。

「火花なんて出ればどれも同じでしょ?」と思われる方もいるかもしれません。

でも実際やってみると、着火の成功率ってトライ回数より、1回の火力による所の方が大きいんですよ。

小雨が降ってたりするバッドコンディションだと小さい火花を何度飛ばしても失敗しがちです。

なのでこの火力のためなら買う価値ありだと思います。

第3位 グリップスワニー ファイヤープルーフポンチョ

グリップスワニー(GRIPSWANY)
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第3位はついつい後回しにしがちだったファッションアイテム第2弾です。今回思い切って買ったグリップスワニーの焚き火ポンチョは買って正解でした。

焚き火の火の粉から守ってくれる

一般的なアウトドアウェアの代名詞、ダウンジャケットはナイロンやポリエステル素材などを使っていて、暖かい軽い撥水効果があるなど、高機能さがウリになっているんですが、

耐水性耐風性保温性耐火性
ダウンジャケット×
焚き火ポンチョ×

火は絶対NGという決定的な弱点があります。焚き火の前に座ったりしたらすぐに火の粉で穴だらけになってしまいます。

その点このファイヤープルーフポンチョは難燃加工をした綿100%素材でできているため、安心してBBQや焚き火ができます。

アウターの上から着れる

難燃素材のアウターは世の中にいくつかあるのですが、ポンチョ型というのが大きなメリットになっています。

  1. 袖がなくて、頭を通してすっぽりと被るだけで着られるので、下に厚手のダウンジャケットなんかを着ていても重ね着ができる。
  2. コットン生地1枚で中綿が入ってないので、組み合わせる重ね着次第で、オールシーズン使える。
  3. サイズはフリーサイズなので男女兼用なので、女の子とキャンプに行く時、このポンチョを貸してあげれば、洋服が穴あく心配もないし、絶対喜ばれます。

カウボーイ・カウガールになれる

写真を見てもわかるように、ポンチョ独特のフォルムと素朴な生地感が、カウボーイやスナフキンになったような気分にさせてくれます(笑)

キャンプの気分が増しますし、軽いコスプレをしてるみたいで注目されてけっこう楽しいです。

第2位 ユニフレーム 薪グリルラージ

近頃すっかり増えた焚き火台。

いろんなメーカーから斬新なモデルが次々誕生していますが、その中でも老舗といえばスノーピーク、ユニフレーム、ロゴスの焚き火台ではないでしょうか?

今回はその中でも独特なフォルムと、焚き火料理に特化した機能が特徴の薪グリルのラージサイズをご紹介します。

焚き火で料理できる

こちらの焚き火台はなんと言っても「焚き火で料理がしやすい」というのが最大のポイントです。

焚き火って炭火と違ってバーベキューには使えないので、温まったり、雰囲気を楽しむためにする方が多いと思うんですが、薪グリルは料理をすることを前提に設計されています。

別売りオプションなしで焚き火の上にケトルやスキレットを置けるのでお湯を沸かしたり、調理ができちゃいます。

ストーブみたいに暖まれる

ステンレスの風防がリフレクター代わりとなります。熱をこちら側に反射してくれるので、まるで輻射ストーブのように暖かいです。

※ただし、当然ですが後ろ側や横は暖かくないので、大勢で焚き火を囲みたいシチュエーションには向きません。

風が強くても焚き火ができる

さきほどと被りますが、がっちりとした風防に囲まれているため、多少の風が吹いてもへっちゃらです。

オススメの使い方はコットン製のテントの入り口の前に設置すること。そうすれば全ての方向からの風をシャットアウトして焚き火ができますよ!

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第1位 コールマン ケロシンランタン12022-L 

最後、5つ目の買ってよかったキャンプ用品はコールマンのケロシンランタン12022-Lです。

ケロシンというのは英語で”灯油”の意味です。

コールマンジャパンのランタンは、

  1. LEDランタン
  2. LPガスランタン
  3. ホワイトガソリンランタン

しかありませんが、じつは本家アメリカのコールマンはケロシンランタンも売っているんです!!

ケロシン(灯油)だったら何がいい?

何と言ってもコスパの良さ!

これに尽きますね。ホワイトガソリンが2020年2月現在、Amazonで4L缶で2664円。対する灯油は店頭価格で1Lで93円です。表にして比較すると。

1リットル当たり税込単価
ホワイトガソリン666円
灯油93円

灯油はホワイトガソリンに比べて1/7以下という圧倒的な安さです。

安さだけではなくて、わざわざキャンプ用品店に行かなくても、近所のガソリンスタンドで買えるのもいいですよね。

その他のメリット

爆発の危険性が低いので安心。ということも灯油の大きなメリットです。

他にもハリケーンランタンや灯油ストーブと燃料種類を一本化できるということも、荷物を減らしたいキャンプではかなり大きなメリットになります。

ペトロマックスHK500と比べるとどうか?

では同じケロシンランタンの代表選手ペトロマックスと比べてみましょう

程よい明るさ

ケロシンランタンのペトロマックスHK500は非常に明るく、電球だと400w相当になります。グループキャンプで使う場合は良いですが、1〜2人など少人数で使うには、正直明るすぎ、眩しすぎだと思います。

明るさ
ペトロマックスHK500400W相当
コールマン12022-L60W相当

その点このコールマンのランタンは、スペックはルーメン表記で784lmとなっております、ワットにするとおおよそ60wで、柔らかくて落ち着いた灯りになります。

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ポンピングがラク

HK500が100回近くポンピングをしなければならなくてかなりシンドイのに対して、こちらは20回程度で適正圧力になります。しかもポンプも柔らかく圧倒的にラクです。

デメリットは?

ガスやホワイトガソリンに比べて光量に劣るということも特にありませんし、故障も少ないランタンですが、念の為デメリットと思われる点と、対応方法を紹介します。

日本語説明書がない

輸入品なので、日本語説明書はありません。しかし使い方はYouTubeでも動画がたくさん出てますので、それを見れば大丈夫です。

プレヒートにアルコール燃料が必要

加圧式の灯油ランタンは、点灯させる前にプレヒートと言う燃料を温める準備が必要なんですが、その方法は内臓の灯油バーナー方式か、アルコール燃料を使う方法があります。

このケロシンランタン12022-L は後者の方です。アルコールを使うメリットは、ポンピングした圧力を維持したままプレヒートできる点です。

バーナーを使うタイプは一気に圧力低下するので再び面倒なポンピング作業が必要となってしまうんですよ。

このアルコール燃料はドラッグストアーで手軽に購入できますよ

コールマンジャパンでは修理してくれない

コールマンジャパンの正規品ではないので修理してくれません。ただしペトロマックスHK500を扱っているようなお店なら修理を受けてくれるところもあります。

とは言っても、大概は灯油菅などにススが詰まって起きる故障がほとんどなので、ジェネレーターというパーツをAmazonで注文して交換すれば直ります。

まれに初期不良品がある

その際はアマゾンで交換すればOKです。

ただしゆうパックで送る場合は一度燃料を入れたランタンと言うと受け付けてくれないので注意しましょう。

まとめ

というわけで、今回1番買ってよかったキャンプ用品は、燃料コスパが素晴らしいコールマンのケロシンランタン12022-Lでした。

国内のキャンプ用品店では残念ながら売ってませんが、Amazonで輸入品が買えるので大丈夫です。

以上「買って良かったキャンプ用品2020」の5アイテム紹介でした。いかがでしたでしょうか。キャンプ用品購入の参考になれば嬉しいです。

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この記事を書いた人

北海道の日本海を眺めながらアウトドアに関する情報を発信する「道産子アウトドア編集部」

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