皆さんはキャンプの際、どんな「枕」を持参していますか?
なかには最初から用意していない方や、ご自身に合っていないものを使用して、キャンプの際に快眠できていない方もいるのではないでしょうか?
そこで今回は、キャンプでの睡眠の質を高めるのに最適な持ち運びもしやすい枕をご紹介していきます。
エアータイプや、自動で膨らむタイプのもの、低反発の枕など、筆者オススメの10選ご紹介していきますので、ぜひ参考にしてくださいね。
キャンプに枕は必要なのか?
ご家庭には必ずと言っていいほどある「枕」も、キャンプとなれば荷物になるからと持参しない方もいると思います。
しかしテントの設営や薪割りなど、意外と体力を使うキャンプではその日の夜の睡眠の質がとても重要。
翌日まで疲れを残さないためにも自分に合った枕を選んで持っていきましょう!
キャンプに適した枕の選び方
外で使うアウトドア用の枕を選ぶポイントをご紹介していきます。
携帯性
キャンプ用の枕は収納時のサイズや軽さなど持ち運びのしやすさが重量なポイント。
自宅で使うような快適な枕でも、あまりに大きすぎると持ち運びに苦労し、場合によってはいざキャンプに行こうと思っても荷物に入らず持参できないケースも考えられます。
そのため特にバックパックやバイクでキャンプを楽しみたい方は、できるだけコンパクトかつ軽量化された枕を選ぶようにしましょう。
枕のタイプで選ぶ
アウトドアや旅行用の枕は主に下記の4つのタイプに分けられます。
使いやすさや寝心地の良さなど自分に合ったものを選んでくださいね。
【エアー注入タイプ】
空気をいれて膨らませるタイプの枕のメリットは、よりコンパクトに収納できて注入する空気の量で高さや硬さを調節できること。
そのため、主に登山キャンプやバックパッキングにオススメです。
デメリットとしては表面に穴が空くと使用できなくなることと空気を入れる手間がかかってしまうこと。
そのため空気を入れるタイプの枕は耐久性の高さを重視して選ぶようにしましょう。
【スポンジタイプ】
枕の中にスポンジが入っているタイプのメリットは寝心地の良さです。
自宅で使用しているものと変わらないスポンジを採用していることも多く、中には低反発素材を使用したモデルも販売されています。
しかしコンパクトに収納できるものが少なく、エア注入タイプの枕より嵩張り重くなってしまうこが難点。
オートサイトキャンプや車中泊などを楽しむ方にオススメです。
【インフレータブルタイプ】
エア注入式枕より簡単に空気を入れられ、スポンジタイプの枕よりコンパクトになる、両者のいいところどりをしたのがインフーダブルタイプ枕の特徴です。
重量はエア注入タイプの枕よりは重たくなりますが、空気を入れるだけでなく抜くのも簡単なため初心者キャンパーにもオススメです。
収納時は多少コンパクトになりますが、中にスポンジが入っているので車で移動する方にオススメです。
【スタッフタックタイプ】
スタッフタックは収納袋に使用していない衣服やタオルを入れて使用するタイプの枕です。
入れるものの種類やサイズ、柔らかさで自分好みの高さや硬さにすることができます。
もともとは収納袋なので、軽量かつコンパクトに持ち運べ、登山キャンプやバックパッキングにオススメなタイプです。
キャンプ用おすすめ枕10選!
それでは筆者おすすめのキャンプ用枕を10選ご紹介していきます。
サーマレスト コンプレッシブルピロー
中にウレタンスポンジが入っており、収納袋から取り出せばゆっくり自然と膨らむタイプの枕です。
生地も手触りが良く伸縮性があり、使い心地も良好。
収納時は本体を丸めて収納袋に入れると約⅓の大きさまで小さくすることができます。
サイズはS〜XLの4種類を展開し、カバーバリエーションも豊富なので、お好みのデザインや大きさを選べるのも嬉しいポイントです。
【スペック】
使用サイズ | S:30×41×10cm |
収納サイズ | 展開サイズの⅓程度 |
重量 | 198g |
DOD ソトネノマクラ
DODのインフレータブルタイプの枕はキャンプ用としては少し大きめなサイズとなっていますが、寝返った際に枕から落ちる心配もありません。
また、首から頭が枕にフィットしやすい形状や肌触りのよいポリコットン生地を使用し、快眠をサポートしてくれます。
サイズが大きいので、車で移動する方にオススメですよ。
【スペック】
使用サイズ | 47×30×7.5cm |
収納サイズ | 32×12×12cm |
重量 | 420g |
NatureHike 自動インフレーターピロー
インフレーターを採用しているので、簡単に展開でき、空気量を調節することでお好みの高さにすることができます。
中央部のくぼみは仰向け時の頭部をしっかり支えてくれるので、快適な睡眠に導くアイテムになること間違いありません。
収納時もコンパクトにすることができ、カラーは3種類から選べますよ。
【スペック】
使用サイズ | 27×46×9.5cm |
収納サイズ | 39×25×1.5cm |
重量 | 250g |
テンピュール トラベルピロー
低反発素材を普段使用している方にオススメなのがこちらの枕。
枕にしては高めな値段ですが、NASAが認めた唯一のマットレス・ピローブランドのテンピュールのため、寝心地の良さは抜群です。
嵩張るのが難点ですが収納袋が付属されているので、比較的コンパクトにすることができ、車移動の方にオススメです。
【スペック】
使用サイズ | 25×31×10〜7cm |
重量 | 660g |
コールマン コンパクトインフレーターピロー2
インフレータブルタイプの枕で、中には1つ1つカットされたウレタンスポンジを使用。
表面は肌触りがよくコットやマットの上に置いても滑りにくいようにピーチ加工を採用。
中央の浅めのくぼみは睡眠中の安定感をもたらし快適な睡眠に導いてくれます。
【スペック】
使用サイズ | 48×31×9cm |
収納サイズ | 32×10×10cm |
重量 | 280g |
イスカ ノンスリップピロー
イスカのインフレータブル式のキャンプ枕はバルブを開くと自動で膨らみ、収納時もコンパクトで持ち運びもしやすいのが特徴です。
睡眠中にコットやマットで滑らないよう、枕の底面には滑り加工を施しているので、寝返りをうつたびに枕がズレる心配も少なく安心できますよ。
【スペック】
使用サイズ | 30×40×5cm |
収納サイズ | 28×8×8cm |
重量 | 190g |
LEEPWEI エアピロー
Amazonでのベストセラーとなっている人気商品。ピローは3〜5回ほど空気を吹き込めば最大12cmまで膨らむことができます。
頭と首の曲線に合わせた形状と、使い心地のよい綿100%のカバーで快適な睡眠にみちびきます。
防水加工や空気漏れしにくい構造も人気の秘訣です。
【スペック】
使用サイズ | 31×41×12cm |
収納サイズ | 13cm×8cm×8cm |
重量 | 180g |
ノルディスク アフテン ピーナッツシェイプピロー
ノルディスクの枕は自分で空気を入れるタイプで収納時は専用ケースに入れることで9×5×10cmとコンパクトに持ち運ぶことができます。
エア注入タイプの枕は頭部のフィット感に欠けることもありますが、当製品は頭部が接する面に中綿を入れたり、頭部から首までフィットするような形状を採用することで寝心地の良さも追求しています。
【スペック】
使用サイズ | 20×35cm |
収納サイズ | 9×5×10cm |
重量 | 100g |
ロゴス セルフインフレートまくら
ロゴスのインフレータブルキャンプ枕はバルブを開けば簡単に展開できます。
特にスヌーピーとコラボした可愛らしい枕は女性やお子様などファミリーキャンパーに人気のモデル。
使い心地だけでなく見た目もこだわりたい方にオススメですよ。
【スペック】
使用サイズ | 40×30×12cm |
収納サイズ | 30×8.5×8.5cm |
重量 | 235g |
THERMAREST(サーマレスト)スタッフサックピロー
アウトドア用の寝具で人気なサーマレストのスタッフサックピローは、柔軟性と吸湿性に優れているので、衣類やタオルを中に入れれば使い心地のよい枕へと変身します。
重量も64gと超軽量なので、枕として使用しない場合は収納袋としても使え、バックパッキングやツーリングなどにもオススメですよ。
【スペック】
使用サイズ | 43×19cm |
重量 | 64g |
キャンプ用枕で疲れ知らずの快適な睡眠をとりましょう!
今回はキャンプにオススメしたい製品をご紹介しましたが、現在使用しているマットやコットとの相性でも寝心地は異なってきます。
「たかが枕…」と思わずに、とことん寝心地の良さを追求し、自分にあったモデルを見つけてキャンプの夜を快適に過ごしてくださいね!