OMOiDヘキサテーブルをキャンプテンスタッグ製と比較!軽さと浮き造り加工が魅力!

こんにちは、本日は北海道のガレージブランドが作ったヘキサテーブルをご紹介します

ヘキサテーブルとは言えば最近はいろいろなメーカーからリリースされていますが、今回ご紹介するのは北海道札幌のガレージブランド「OMOiD」の“浮造り”仕上げヘキサテーブルです。

乱立するヘキサテーブル達の中でも、素材にこだわった良質なテーブルとなっていますので、著者が実際にキャンプで使ってみた感想をご紹介します。

またベンチマークとして、鹿番長ことキャプテンスタッグのヘキサテーブルとの比較をしてみましたので、ヘキサテーブル購入を検討している方のご参考になればと思います。

目次

OMOiD(オーエムオーアイディー)ってどんなブランド?

OMOiDは北海道に拠点を置くキャンプ好きが集まり、サステナブルを意識したキャンプギアを作るチームです。

ネーミングの由来は、「自分だけの」という意味「On My Own」と「識別」などの意味「iD」を組み合わせ、「OMOiD」になっているとのこと。略称はなく「オーエムオーアイディー」と呼びます。「思い出」と呼ぶ人がけっこう多いとか・・・。

クラウドファウディングのMakuakeで2021年に本製品を発表。そのコンセプト通り、このヘキサテーブルにも「iD」である製造番号が刻まれています。

OMOiDの公式サイトは以下のリンクをご覧下さい↓↓↓

https://cbl.thebase.in/

OMOiDの「浮造り仕上げヘキサテーブル」

こちらがヘキサテーブルです。カラーバリエーションはNaturalとBlackの2種類。

このヘキサテーブルの名前になっている「浮造り」というのは、「木材のやわらかな部分を磨いてへこませ、木目を浮き上がらせる伝統的な仕上げ方法」だそうで、木目の凹凸が面白く、より木材の温もりを感じられる手触りが楽しめます。

テーブルのスペックは以下の通り

キャンプテンスタッグのヘキサテーブルと比較してみると

スペックを細かく見ていくのに、ベンチマークとして鹿番長ことキャンプテンスタッグのヘキサテーブルと比較してみようと思います。

基本データ比較

OMOiDキャプテンスタッグ
収納サイズ65×33×厚さ14cm80×20×厚さ20cm
展開サイズ対角幅92 高さ31対角幅137 高さ27cm
重量7kg14kg
材質杉合板天然木化粧合板
塗装ウレタン樹脂塗装ウレタン樹脂塗装

サイズの比較

まずはサイズですが、キャンプテンスタッグよりだいぶコンパクトです。

純粋にテーブルとして考えるとキャプテンスタッグは大きすぎ、OMOiDは4〜6人で使う際に丁度い感じです。

ただし、焚き火台を囲むということになると、話は少し変わってきます。

中央スペースが小さい(47cm)しかないので一般的なサイズの焚き火台を置くとこうなります。

かなり火からの距離が近いのでテーブルが焦げる(焼ける)リスクがありますので、小さな焚き火台を使うか、もしくはアルパカなどの石油ストーブを使うのが良いかと思います。

テーブルの面積に関してはOMOiDの方が奥行きが広く使いやすいと感じました

高さもキャプテンスタッグは低すぎるのでOMOiDの方が使いやすいです。

組み立てやすさを比較

次に、ヘキサテーブルの一番悩ましい問題である、組み立て方法についてみてみます。

まず部品数ですがOMOiDは15個と割と少なめ。

キャプテンスタッグが24個とかなり部品数が多くなっており、重量増にも繋がっています。

キャプテンスタッグとOMOiDは組み立て構造が大きく違います。

キャプテンスタッグは小さな独立したテーブルが6個出来上がり。それを並べることでヘキサ(6角)のカタチになります。

対してOMOiDは最低限のパーツ数で自立する構造になっています。

で、どちらが簡単か?

キャプテンスタッグは構造はシンプルですが、合計6個のミニテーブルを作るのは途中から面倒くささを感じます。

OMOiDは、部品を差し込む角度があるので、パズル的な難しさは感じるものの、パーツ数が少ないので慣れれば早く完成します。

テーブルの取り回しを比較

この手の組み立て式ファニチャーは、金具も使わずミニマルでお洒落なんですが、完成後に持って移動させるときはバラバラに壊れてしまいやすいので注意が必要です。

キャプテンスタッグは6個のミニテーブルを並べるだけなので、もちろんまとめて移動はできません。その代わり写真のように好きなように配置ができます。これを良しとするかどうかは人によると思います。

OMOiDは連結されていますので、小分けして使用はできません。2人で持てば移動可能です。これは2人じゃないとできませんので、ご注意ください。

やはりどちらも、設置後の移動は不便と言わざるを得ませんが、組み立てヘキサテーブルの宿命ですね。

重量を比較

ヘキサテーブルはオール木製なのでなのでどうしても重くなりがち。

キャプテンスタッグはかなり重い14kgです。男でもキツイです。女性は片手で持ち上げることはできないでしょう。

OMOiDは7kgでした。なぜかMakuake上のスペックでは12kgとなっていましたが、あまりに軽いので実測したら7kgでした。キャプテンスタッグと比べるととても軽く感じます。

この重量差はパーツ数の違いももちろんあるんですが、それ以前に木材そのものの重さが大きく異なります。

ご覧のようにパーツの大きさが違いますが、それでも明らかに持った感じ、OMOiDは杉材を使っているということで非常に軽さを感じます。

素材感を比較

最後にルックス比較をします。この製品のウリになっている「浮き造り」の出番です。

こう比較すると、キャプテンスタッグは「よく見るやつ」ですね

OMOiDはブラックカラーを選んでいるので色味は当然違いますが、確かに木目がワイルドで個性が強いですね。

これは完全に好みの問題だと思いますが、ベーシックなものより尖ったデザインが好きな人や、人と被らないギアを持ちたい人には、嬉しいポイントではないでしょうか。

どうでしょう、かなりカッコいいと思います。

好みの問題ですが、著者的にはブラックカラーが好きです。

というのはキャンプのキッチン用品って木製のものが多いので、テーブルが普通のウッドカラーだと、色が同化してメリハリがない風景になってしまうのですが、テーブルがブラックカラーだとウッド調のアイテムやシルバー系のアイテムも全部映えて見えます

こちらは冬に撮った写真なので、かなりダークな雰囲気ですが、カッコ良さは伝わると思います。

おまけ スマホ置き台

地味に嬉しい部分がここ

スマホ置きスペースです。テーブル上に置いていると食べ物で汚れることもありますから、嬉しい気遣いですね!

まとめ OMOiDのヘキサテーブルの良かった点・気になった点

いかがでしたでしょうか? キャプテンスタッグのテーブルと比較することで、いろいろ見えてきたことがあったと思います。

最後にまとめておして著者が良かった点をまとめます

  • 木材が軽くて持ち運びがラク
  • 4〜6人で囲むのにちょうどいい大きさと距離感と高さ
  • 浮き造りのデザインが個性的でカッコいい
  • スマホ置きが便利

気になった点

  • 一般的焚き火台(スノピやロゴス)を囲むには内径が小さくて、火を使うのをためらう
  • 組み立て後に持って移動するのが1人だとできない

大きな焚き火を囲むには向きませんが、それ以外は優秀なヘキサテーブルだと思いました

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この記事を書いた人

北海道の日本海を眺めながらアウトドアに関する情報を発信する「道産子アウトドア編集部」

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