キャンプで使える石油ファンヒーターランキング|タイプ別ベストバイ

寒い冬のキャンプを快適にしてくれる暖房器具はたくさんありますが、中でも石油ファンヒーターは、安全かつ使い勝手のよさが魅力です。

そこでこの記事では、石油ファンヒーターのメリット・デメリットを紹介しつつ、キャンプで使える石油ファンヒーターランキングBEST5とタイプ別ベストバイ商品をご紹介します。
特にお子さんと一緒に冬キャンプを楽しみたいファミリーキャンパーのパパやママは、どうぞご参考にしてください。

目次

キャンプに快適をもたらす石油ファンヒーター

家庭で使う暖房器具というイメージが強い石油ファンヒーターですが、オートキャンプ用などの電源が使えるサイトが増えてきた近年では、キャンプ場でも便利に使うことができます。
まずは、石油ファンヒーターがキャンプにおすすめの理由を解説します。

安全に使える

同じ灯油を燃料とした石油ストーブ、あるいはムード満点の薪ストーブは、本体全体が高温になり周囲の空気を暖める構造のため、本体をさわってしまうとヤケドの危険がぬぐえません。
その点、石油ファンヒーターは吹き出し口以外はほとんど熱くならず、ヤケドの危険性が低いため、特に小さなお子さんがいるファミリーキャンパーは安心です。

すぐに暖まる

石油ファンヒーターは、本体内の燃焼部で暖められた空気を、ファンの力で吹き出し口から排出する構造のため、テント内を素早く効果的に暖めてくれます。
また、点火スピードも数十秒程度と早く、他の暖房器具と比べると素早く暖かくなるのが特徴です。

持ち運びがしやすい

石油ファンヒーターは、効率的な温暖効果があることにより、その機能にしては本体がコンパクトで軽量なのも大きな特徴です。
さらに、灯油タンクも独立して取り出すことができる構造ですので、給油時だけでなく運搬時の安全性が高いため、持ち運びしやすいメリットもあります。

設置場所を問わない

出典:Dainichi公式サイト

燃焼部分がむき出しの石油ストーブは、直接風があたる場所では不完全燃焼が起きやすく、テントの外や入口付近では使いづらい傾向にあります。
その点、石油ファンヒーターは燃焼部が本体内部に隠れているため、風が吹きぬけるタープしたなどでも使用できるのはうれしいポイントです。

また、ストーブはテントの布地が燃えたり溶けたりしないように、かなりのスペースをあけて設置しなければなりませんが、石油ファンヒーターは後方から空気が入るようにさえしてあれば、ほとんど設置場所を問いません。

キャンプで石油ファンヒーターを使う注意点|一酸化炭素中毒

電気を使用した暖房器具だとはいえ、石油ファンヒーターの基本的な構造は、灯油を燃焼させて空気を暖める仕組みです。
そのため、空気中の酸素を消費するため密閉されたテント内で長時間使用すると、一酸化炭素中毒の危険があります。
1時間に1回程度の換気を徹底し、寝るときには「絶対に消す」ということだけは忘れずに、安全な使用を心がけてください。

キャンプで石油ファンヒーターを使う注意点|火災

どれだけ防炎加工がされていたとしても、テントは所詮1枚の布地です。そのため、燃焼系の暖房器具を使用する場合には、テントへの引火による火災には十分に注意しなければなりません。
石油ファンヒーターは他の燃焼系暖房器具と比べると、比較的火災の危険が少ないのは間違いありませんが、それでも危険があることには変わりなく、特に灯油の取扱いには十分な注意が必要です。

石油ファンヒーターは燃料タンクが外れる構造になっているため、給油時などでも本体内に残った灯油を使って短時間なら燃焼を続けます。
ただし、その状態で給油したタンクを設置しようとすると、灯油がこぼれて引火してしまう可能性もありますので、給油時は必ず消化状態で行うようにしましょう。

>>参考:独立行政法人製品評価技術基盤機構「石油ストーブ・石油ファンヒーターの事故、5年間で57人死亡~給油時は、細心の注意を払いましょう~」)

石油ファンヒーターの燃料代

出典:Dainichi公式サイト

石油ストーブなどと違い、石油ファンヒーターは灯油だけでは使用することができません。
では、石油ファンヒーターの電気代はどのくらい必要なのでしょうか。
結論から言えば、石油ファンヒーターのランニングにかかる電気代は、燃料費全体の約1/10に過ぎません。石油ファンヒーターの燃料代のほとんどは灯油の価格です。

ただし、近年は原油価格が高騰していることにより、ガスボンベやホワイトガソリンなどと比べて灯油の価格が安いとはいっても、決して軽視できる金額ではないかもしれません。
それでも、石油ファンヒーターには石油ストーブなどにはない、灯油を節約する「エコモード」などがついている製品もありますので、他の暖房器具と比べると燃料効率は高いということができるでしょう。

キャンプで使える石油ファンヒーターランキングBEST5

ここでは、キャンプで使える石油ファンヒーターを、ランキング形式で5選紹介します。
なお、ランキングはあくまで筆者独自の基準に基づいているため、ここでその基準を紹介しておきます。

  • テント内での使用を想定してできるだけ小型であること
  • 車での運搬を考え軽量で持ち運びがしやすいこと
  • 価格がリーズナブルであること
  • 省エネ機能が搭載されていること
  • 安全に配慮されていること

以上の基準にもとづいたおすすめ石油ファンヒーターは次のとおりです。

BEST1:ダイニチ石油ファンヒーター FW-3222NC

 

出典:Amazon

実売価格で2万円を切るという、低価格が魅力の石油ファンヒーターです。
その分、便利機能などはおさえられていますが、キャンプでの使用であればほとんど問題はないでしょう。
それでも、消し忘れ消化機能や耐震自動消化、チャイルドロックなどの安全機能はしっかりと組み込まれています。

  • 暖房の目安:15㎡*
  • 暖房出力:3.20~0.74kW
  • 給油タンク容量:5.0L
  • 燃焼継続時間:16.1~69.4時間
  • 本体寸法:幅37.1×奥行き29.9×高さ42.9cm
  • 本体重量:7.4kg

*暖房目安の広さは、メーカー公表の木造家屋のサイズを参考にしているため、より暖房効率の悪いテント内での使用では、もう少し適応サイズが小さくなることが予想されます(以下商品すべて同様)。

BEST2:ダイニチ石油ファンヒーター FW-219S

出典:Amazon

ダイニチ独自の「パワフル秒速消臭システム」や「低騒音ボックス構造」の採用で、使用時の灯油の臭いと燃焼音を極限までおさえているため、大自然に囲まれた冬キャンプの醍醐味を満喫できます。
エコシステムやスピード着火機能も備えられていながら、実売価格2万円程度とコスパも抜群で、冬キャンプのお供にもってこいです。

  • 暖房の目安:15㎡
  • 暖房出力:3.20~0.74kW
  • 給油タンク容量:5.0L
  • 燃焼継続時間:16.1~69.4時間
  • 本体寸法:幅37.1×奥行き29.9×高さ42.9cm
  • 本体重量:7.4kg

BEST3:コロナ石油ファンヒーター FH-G2YA3

出典:Amazon

自己燃焼熱を利用して灯油をガス化する構造のため、電力をほとんど使用せず消費電力を低減させたモデルです。
火力を極限までしぼれるため、灯油の消費量を節約して長時間運転が実現できます。最大82時間の燃焼時間は、2泊3日程度のキャンプであれば給油なしでまかなえるでしょう。
フタがタンクから外れないカートリッジタンクを採用しているのも、アウトドアでの使用を考えると地味にうれしいポイントです。

  • 暖房の目安:15㎡
  • 暖房出力:3.19~0.63kW
  • 給油タンク容量:5.0L
  • 燃焼継続時間:16.1~82時間
  • 本体寸法:幅38.5×奥行き32.5×高さ42.4cm
  • 本体重量:8.8kg

BEST4:トヨトミ ハイブリッドヒーター LC-SHB40L

出典:Amazon

画一的な他社メーカーと比べて、ちょっと個性的なデザインが魅力のトヨトミ製石油ファンヒーターです。
石油ファンヒーターと遠赤外線の熱を送り出す電気セラミックヒーターのよさをいいとこ取りした、トヨトミ独自のハイブリッドヒーターです。
エコモードに加えて、前シーズンの残り灯油が使える「エコバーナー」方式を採用しているなど、省エネ機能が満載されています。

  • 暖房の目安:15㎡(ハイブリッド運転時:18㎡)
  • 暖房出力:3.19(ハイブリッド時:3.99)~0.79kW
  • 給油タンク容量:5.0L
  • 本体寸法:幅37.6×奥行き29.6×高さ43.8cm
  • 本体重量:9.5kg

BEST5:コロナ石油ファンヒーター(リモコン付き) FH-SR3321Y

出典:Amazon

約7秒の秒速点火モードに加え、リモコンが標準装備されていて、非常に使いやすいモデルです。
臭い軽減やエコモード、灯油切れのお知らせや自動消化タイマーなど、ひととおりの便利機能がついているので、安心して利用することができます。
また、高地切り替えモードが搭載されているので、特にキャンプでの使用におすすめできる石油ファンヒーターです。

  • 暖房の目安:15㎡
  • 暖房出力:3.30~0.63kW
  • 給油タンク容量:5.0L
  • 本体寸法:幅39.4×奥行き32.4×高さ42.6cm
  • 本体重量:9.5kg

キャンプで使える石油ファンヒーターランキング「タイプ別ベストバイ」

石油ファンヒーターを自宅で使う場合と比較して、キャンプで使用するということは、ある種特殊な環境下での利用に耐える必要がでてきます。
そこでこの章では、先のランキングとは別に、特定の条件下で選定したベストバイ石油ファンヒーターを、筆者の独断にもとづいて紹介します。

キャンプに持ち運びできる石油ファンヒーター「コロナ|miniタイプ FH-M2523Y」

出典:Amazon

石油ファンヒーターをキャンプで使用する場合、当然のことながら車での運搬を考えるはずです。しかし、いくら荷物がたくさん持っていける車でのキャンプといえど、あまりにも大型の石油ファンヒーターでは、積載スペースを圧迫してしまうでしょう。
そこで紹介したいのが、このコロナ製「miniタイプ FH-M2523Y」です。
子ども部屋などでの使用を想定して開発された、業界でもトップクラスのコンパクト設計の小型軽量石油ファンヒーターなので、持ち運びがらくなだけでなく、小さめのテントで使う場合にもおすすめできます。

  • 暖房の目安:11.5㎡
  • 暖房出力:2.0~0.66kW
  • 給油タンク容量:3.6L
  • 本体寸法:幅31.2×奥行き30.7×高さ39.0cm
  • 本体重量:7.9kg

小型で激安な石油ファンヒーター「ダイニチ|FW-25S4」

出典:Amazon

小型であること。これは、キャンプで使用する場合には確かに重要な要素です。とはいえ、せっかくならコスパも気になるポイントです。
そこで、ここでは「小型かつ激安」を基準にベストバイ石油ファンヒーターを選びました。
選ばれたのは、ダイニチ製の「FW-25S4」です。

本記事の執筆時点(2023年10月15日)のAmazonでは、最安値の15,995円(税込)は他を圧倒する激安価格でした。
それでいて、エコモードや消臭、スピード着火などひととおりの機能は装備していますので、できる限り安価な石油ファンヒーターを求めるキャンパーには、もってこいの1台です。

  • 暖房の目安:11.5㎡
  • 暖房出力:2.5~0.68kW
  • 給油タンク容量:3.5L
  • 本体寸法:幅32.1×奥行き31.1×高さ39.3cm
  • 本体重量:6.8kg

ポータブル電源で使えるキャンプ向け石油ファンヒーター「コロナ|アウトフィールド FH-CP25Y」

出典:株式会社コロナ製品情報サイト

石油ファンヒーターは灯油と電源を使用する構造のため、電源サイトを利用するか、ポータブル電源を使用しなければなりません。

しかし、ポータブル電源の出力が弱いものだと、十分な電力が供給されず、安定した使用ができない可能性があります。特に、高地などでの利用では、ポータブル電源の機能が低下してしまうためなおさらでしょう。
そこでご紹介したいのが、このコロナ製「アウトフィールド FH-CP25Y」です。

この製品は、低出力のポータブル電源などでの利用を想定して、消費電力をおさえたつくりになっています。
さらに2,000mの高地まで安定した燃焼が可能なつくりで、不完全燃焼を防止。コンパクト設計に加えて、タンクの持ち運び用キャップが付属しているため、持ち運びや収納に適したまさにキャンプでの使用に特化した石油ファンヒーターです。

  • 暖房の目安:11.5㎡
  • 暖房出力:2.5~0.66kW
  • 給油タンク容量:3.6L
  • 燃焼継続時間:14.8~56.3時間
  • 本体寸法:幅31.2×奥行き30.7×高さ39.0cm
  • 本体重量:7.9kg
  • 付属品:固定タンクキャップ、スポイト

一番小さい石油ファンヒーターはどれ?ソロキャンプ向けに3~4畳用はある?

ここまで紹介した石油ファンヒーターは、最低でも木造7畳(11.5㎡)の製品でした。
しかし、ソロキャンプで使用するテントといえば、せいぜい3~4畳(4.8~6.4㎡)程度がほとんどです。

では、そんな3~4畳程度のサイズに適した石油ファンヒーターというのはあるのでしょうか。
結論からいえば、世の中の「石油ファンヒーター」という製品でもっとも省スペースで利用することを想定されたもののうち、最小となるのは当記事で紹介した7畳(11.5㎡)用です。
こうした石油ファンヒーターの広さのめやすは、木造家屋とコンクリート住宅の2つが設定されていますが、通常は木造家屋のほうが小さくなっています。

これは、壁の厚みなどの問題でコンクリート住宅より木造家屋のほうが保温効果が少ないのが原因です
そのため、布一枚の壁しかないテントの場合は、木造家屋よりもさらに少なめに見積もっても良いでしょう。
しかし、家屋と比べて天井も低いテントで熱効率の良い石油ファンヒーターを使用する場合、一番小さい7畳用のものを選んだとしても、ソロテントではオーバースペックかもしれません。

ただし、多くの石油ファンヒーターは温度の調整が容易におこなえるため、低めの値で使用することで、狭いテント内での熱効率を適切に保ち、同時に継続燃焼時間を伸ばすことができます。

キャンプ向き石油ファンヒーターの選び方

石油ファンヒーターにはさまざまな種類がありますが、キャンプで使用する場合はなにを基準に選べばよいのでしょうか。
ここでは、キャンプのテント内で使用することを前提とした、石油ファンヒーターの選び方を紹介します。

テントの広さに合わせて選ぶ

ソロテントとの比較は先に紹介しましたが、石油ファンヒーターを選ぶ第一の基準はテントの広さに合わせた、石油ファンヒーターの大きさです。
石油ファンヒーターの仕様書に書かれた「暖房のめやす」などの項目を参考にして、「木造住宅」の広さよりも6~7割小さめのサイズを参考に、ご自身の持つテントとのバランスで選んでください。

燃焼継続時間で選ぶ

1泊のキャンプであれば24時間、2泊であれば48時間の燃焼継続時間があれば、到着から撤収まで途中で灯油を継ぎ足すことなく、1回のキャンプを楽しむことができます。
この燃焼継続時間を決めるのが、タンク容量と暖房出力です。
ただし、タンク容量が大きいものであればそれだけ長く使えますが、本体自体が大きくなり重くかさばってしまいます。

また、設定温度によって暖房出力を大きくしてしまえば、より多くの燃料が必要となり、燃焼継続時間は短くなります。
キャンプ当日がどれだけ寒いのか、どの程度の広さのテントで使うのかにもよりますが、同スペックのテントであれば、できるだけ燃焼継続時間の長い製品を選ぶほうが、いちいち給油する手間を必要としません。

安全装備で選ぶ

石油ファンヒーターの使用場所として、アウトドアは決して最適な場所だとはいえません。
平らで凹凸のない家屋内とちがって、自然の地面は設置場所としてはどうしても不安定になってしまいます。また、狭いテント内で使用する場合は、ついつい身体や荷物を引っかけてしまい、本体を倒してしまう可能性も少なくないでしょう。
そのため、ある程度の安全機能を備えた石油ファンヒーターを選ぶことをおすすめします。
キャンプで使用する石油ファンヒーターにおすすめの安全機能は、次のようなものです。

  • チャイルドロック
  • 高地切り替えモード
  • 耐震自動消火
  • 不完全燃焼防止機能
  • 給油時自動消化

省エネ機能で選ぶ

先にもふれたように、石油ファンヒーターの燃料代のほとんどは「灯油代」がしめています。特に原油価格が高騰している現在(2023年)では、この費用の削減は大きな問題でしょう。
省エネセンサーやエコモード、あるいは燃料セーブモードなどの省エネ機能を搭載した機種であれば、燃料代の節約に直結するとともに、キャンプという自然の中で楽しむレジャーとして環境問題に目を向けるきっかけにもなってくれるはずです。

その他の機能で選ぶ

石油ファンヒーターには、機種によってその他にもさまざまな機能がついています。
ここでは、キャンプのテント内で使用する際に便利な機能について、その一例をご紹介します。

  • 液晶バックライト
  • おしらせ音のON/OFF
  • 消臭機能
  • 温度調整
  • 人感センサー
  • 燃料タンクの持ち運び用フタ

ブランドで選ぶ

最後のポイントは、石油ファンヒーターのブランド選びです。
石油ファンヒーターの製造・販売元として有名なのは、ここで紹介する国産の3メーカーです。
それぞれのブランドごとに特徴も違い、製品の傾向も大きく異なりますので、ここでご紹介しておきます。

ダイニチ

出典:ダイニチ公式サイト

「ブンゼン気化式」という燃焼方式を使用しており、短時間で点火しすぐに暖まりやすいのがメリットですが、その分消費電力は大きくなるため、ポータブル電源での利用は難しいでしょう。
また、灯油を気化してから噴射するシステムのため、消火時に本体内に灯油が残りづらく、狭いテントの中でもにおいがおさえられるといったメリットもあります。

コロナ

出典:ダイニチ公式サイト

コロナの石油ファンヒーターは「油圧送霧化式」という燃焼方式を採用しており、燃焼音が静かなため大自然の夜に使用するにはもってこいでしょう。
また、消費電力も少ないといったメリットもありますが、やや着火に時間がかかり、においが気になることもあるのが難点です。

トヨトミ

出典:ダイニチ公式サイト

蒸発皿に油を垂らし、ヒーターで直接加熱・点火する「ポット式」を採用しているのがトヨトミです。
その特徴はコロナの「油圧送霧化式」と似ており、消費電力が少ないものの、点火までの時間がかかるのとにおいがやや強いのがデメリットとなります。
3メーカーで唯一、古くなった前シーズンの灯油が使える(条件あり)とうたっているのも大きな特徴です。

キャンプでは安全に配慮してかんたん便利な石油ファンヒーターを使おう

冬キャンプを快適に過ごすためのテント内暖房器具として、石油ファンヒーターをご紹介しました。
暖房効率がよく、ヤケドや火災の可能性が低い石油ファンヒーターは、特にお子さま連れのファミリーキャンパーなどには、おすすめの暖房器具です。
ただし、灯油の他に100VのAC電源を必要とするため、他の燃焼系暖房器具と比べると、利用に若干の制限がかかってしまいます。

しかし、電源サイトを使用したり、高出力のポータブル電源を使用したりすれば、安全・快適・効率的にテント内を暖めてくれる暖房器具ですので、この条件が満たせる場合はぜひとも利用を検討してみてください。
また、石油ファンヒーターは過程でエアコンと併用して利用することで、より効率的な暖房効果をもたらしますので、キャンプと自宅の両方で使用することを前提に購入するのもおすすめです。

今年の冬は、安全に配慮したかんたんで便利な石油ファンヒーターを使って、快適なキャンプを楽しんでみてくださいね。

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この記事を書いた人

多数のジャンル案件を手掛けるWebライター。

趣味のソロキャンプを活かしたアウトドア案件は特に得意とし、取材を兼ねた愛車のジムニーJA-11改でキャンプ場ワーケーションに出かけることも多い。

元飲食店主の経歴もあるためキャンプ飯にはこだわりたいタイプ。

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