焚き火が大好きな496人の声で完成した「Hygge Time(ヒュッゲタイム)焚き火台」。
クラウドファンディングサイト「Makuake」で、焚き火台を使う多くのキャンパーの理想が形になりました。
北欧を感じさせる2つのデザインが、おしゃれキャンプにぴったりのアイテムです。
この記事では、セット内容から組み立て、火入れ、安全な火消しまでリアルな使用感をお届けします。
美しいデザインと機能性どちらも兼ね備えた「Hygge Time(ヒュッゲタイム)焚き火台」をレビューとともにお伝えしていきますので、焚き火台選びの参考にしてくださいね。
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Hygge Time(ヒュッゲタイム)焚き火台とは?
デンマーク語で「居心地がいい空間や時間」という意味のヒュッゲ。「Hygge Time(ヒュッゲタイム)焚き火台」は、そんなヒュッゲを楽しむための焚き火台です。
「Hygge Time(ヒュッゲタイム)焚き火台」の大きな特徴は4つ。
- 焚き火台利用者496人の声から誕生
- おしゃれキャンプに取り入れたい北欧デザイン
- 火消しカバーで完全消火できるので寝る時も安心
- ソロキャンプに便利!テーブルになる焚き火台
ここでは、これらの特徴に触れながら焚き火台の魅力についてお伝えしていきます。
「Hygge Time(ヒュッゲタイム)焚き火台」の特徴
出典:Makuake
「Hygge Time(ヒュッゲタイム)焚き火台」は、キャンプで焚き火台を使っている496人の悩みや「あったらいいな」の声が反映されています。
その結果、ずっと眺めていられるおしゃれなデザインに加えて、かゆいところに手が届く機能が備わったベストバイな焚き火台が完成しました。
出典:Makuake
デザインは、北欧のモダンデザインと夜空のオーロラをイメージした「Aurora(オーロラ)」(写真左)と北欧の森をイメージした「Forest(フォレスト)」(写真右)、の2種類です。
黒いボディの中に赤く揺らめく炎が外から見えるデザインで、夜の焚き火タイムでヒュッゲを堪能できます。
機能面で特筆すべきは、火消しカバーがついていること。寝る前に完全に消火することができて安全です。
焚き火が終わった後も、しばらくは炎を上げずに芯が燃えている熾火(おきび)という状態が続いてなかなか火が消えません。
この火消しカバーを使えばすぐに消火できるため、安心して就寝することができますよ。
出典:Makuake
「Hygge Time(ヒュッゲタイム)焚き火台」には天板が付属しており、テーブルとして使用することも可能です。
ソロキャンプで荷物を1つでも減らしたいとき、1台2役になる焚き火台は便利なアイテムになります。
Hygge Time(ヒュッゲタイム)焚き火台のスペック
・サイズ
使用時:直径38cm、高さ33cm
・重量
焚き火台:約3.3kg
火消しカバー:約1.5kg
テーブル天板:約1kg
・付属品:焚き火台、火消しカバー(兼 収納ケース)、テーブル天板、ちりとり、ほうき、収納袋
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Hygge Time(ヒュッゲタイム)焚き火台レビュー
それでは実際に「Hygge Time(ヒュッゲタイム)焚き火台」を使用した様子をご紹介します。
セット内容
焚き火台、火消しカバー(兼 収納ケース)、テーブル天板、ちりとり、ほうき、軍手、収納袋の7点セットです。
<焚き火台>
まずは焚き火台本体から。材質は鉄で、さび止め塗装がされています。
重量としては重めの部類に入るので、特に女性は取り扱いが少し大変かなという印象を受けました。
大きさは他メーカーのLサイズに相当し、35cmまでの薪なら本体内に収まります。
<火消しカバー>
焚き火台本体より一回り小さく、ステンレス製で重さは本体の半分くらいです。
使わないときは裏返して物入れになります。
<テーブル天板>
焚き火を使っていない時には、天板を置くことでテーブルとして使用することができます。
ファミリーのテーブルとしては手狭ですが、ソロキャンプのテーブルとして使う、またはデュオキャンプで飲み物を置いて語らう場面で使うのにちょうどよい大きさです。
<ちりとり、ほうき>
焚き火台の中の灰を掃除するのに便利なアイテム。小さいので隅までしっかりと灰を取り切ることが可能です。
<収納袋>
これらのセットをすべて収めることができる収納袋は、厚手の布地で丈夫なつくりになっています。
フタが大きく開くので、本体を収納しやすいと感じました。
組み立て
本体の底から3本の脚を出すだけの簡単な組み立ては、焚き火台セッティングの時間短縮になります。
クラウドファンディング「Makuake」の応援購入コメントにも「大きくても組み立てが楽なので問題なし」というコメントがありました。
組み立て完了です。屋外に移動しました。
ゆっくり組み立てても10秒もあれば完成してしまいます。
この黒い板は、本体の「灰かき出し口」のカバーです。
焚き火をしている間は灰かき出し口にカバーをして、薪のカスや灰が外に出ないようにします。
火入れ
写真の薪は35cmです。
直径38cmの大きな焚き火台なので、35cmの薪はすっぽり底面に収まります。
40cmの長めの薪の方が側面につっかえて底面と間が空くので、うまく燃焼するかもしれません。
火を入れます。
薪をきれいに燃やすためには空気が必要ですが、デザインになっている部分から多くの空気を取り入れられるため、火おこしは問題ありません。
ただ、大きな焚き火台に対して焚き付けの木が短かかったため、組んでもズルズルと滑ってしまい、何度か位置を直しながらの火おこしとなりました。
少しずつ太い薪を入れて、焚き火の本番です。
筆者はいつもティピー型の組み方なのですが、焚き火台が大きいため30cm〜35cmの短い薪は組んでもすぐに崩れてしまいました。
こまめに薪の位置を変えたり別の角度から組んだりして、空気の流れる隙間を確保します。
美しいデザインと炎のコントラスト
本体が黒いので周囲の暗闇と一体化して、中の炎がよりきれいに見えるつくりになっています。
ステンレス色の焚き火台が多い中、考えられているなと関心しました。
ゆらめく炎はいつまでも眺めていられますね。
専用カバーで火消しが簡単
薪の形がなくなってきたので消火します。
炎はなくなっても、この熾火(おきび)がなかなか消えないので厄介です。
木の水分がなくなり軽くなっているため、風に煽られて飛ぶことも考えられるので、そのまま放置して寝てしまうのは大変危険です。
完全消火させるために、上から水をかけて強制的に消火する人もいますが、熱くなっている焚き火台に水をかけて急激に冷やすと変形の原因にもなるのでおすすめしません。
焚き火台の底と火消しカバーの間に、燃えかすなどが挟まって隙間があると火が消えないので、あらかじめ火ばさみなどで真ん中に寄せ、灰かき出し口カバーを外してから火消しカバーをかぶせます。
火消しカバーを火にかぶせるだけで消火ができるのが便利ですね。
焚き火が消えるまで寝られないので、筆者はいつも早めに焚き火を終わらせていました。
これなら寝る直前まで焚き火を楽しむことができます。
火消しカバーの中の酸素がなくなるまで少し待ちます。
カバーの隙間から煙が出てきました。
5分ほど待ってから火消しカバーを外してみました。
まだ熱はもっているものの、熾火はちゃんと消えています。
すぐに消えるのはとても便利に感じました。
焚き火を終えて、焚き火カバーをかぶせて周りの片付けをしている数分の間に消火完了できるなんて夢のようです。
灰捨て
完全に消火して灰の温度が下がったのを確認したら、専用のほうきとちりとりで焚き火台の中の灰を掃除します。
火は消えても灰が冷めるのに時間がかかるので、寝る前に消火しカバーをかぶせたまま就寝し、翌朝に掃除をするのがおすすめです。
付属のほうきで灰かき出し口まで寄せていきます。
灰捨て口の下にちりとりを用意して、燃えカスや灰を出していきます。
ちりとりは灰かき出し口に対して大きめなので、しっかり燃えカスや灰を受けることができます。
欲を言えば、もう少しちりとり側面の立ち上がりが高いと、燃えカスが外に飛び散りにくいと感じました。
焚き火台に残った燃えカスや灰が多い場合には、消火しカバーをひっくり返して灰入れとして使うのも良さそうです。
取っ手がついているので、そのまま灰捨て場へ持っていくことができます。
ほうきだけで焚き火台の中がきれいになりました。
収納
灰を捨てて、水洗いや濡れぞうきんで拭くなどして焚き火台をきれいにしてから専用バッグに収納します。
はじめに、焚き火台本体の脚を折り込んでおきます。
焚き火台の中に火消しカバーやほうき・ちりとりを収納し、天板をかぶせます。
あとは収納袋に入れるだけです。
大きくて重い焚き火台を入れやすいように、収納袋は側面2箇所がジッパーで開くようになっています。
本体を収納したら、ジッパーを閉めます。
ふたを閉めて収納完了です。
使う前の印象と実際に使ってみた感想
筆者は、ワンアクションで畳んで厚みがなくなるスノーピークの焚き火台を長年愛用してきたので、「Hygge Time(ヒュッゲタイム)焚き火台」の畳むことのできない大きな本体に少し抵抗を感じていました。
実際に使ってみると、大きくても付属品をすべて本体の中に収納でき、最後に本体を収納袋に入れるだけの簡単さで、大きさは気にならなくなりました。
畳まれている脚を出す以外の組み立ては不要のシンプルなつくりで、掃除のストレスもありません。
出典:Makuake
ただ、公式のおすすめポイントとして「自宅使いができる」というものがありますが、大きな本体の置き場所や小さな子供がいる家での安全性など、インテリアコーディネートするには少し上級者向けかなと思いました。
出典:Makuake
まずは本体の中にLEDライトを入れてフタをする「ルームライト」から始めてみるといいかもしれません。
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Hygge Time(ヒュッゲタイム)焚き火台のメリット・デメリット
出典:Makuake
実際に「Hygge Time(ヒュッゲタイム)焚き火台」を使って感じたメリットとデメリットをご紹介します。
使用して感じたメリット
筆者が「Hygge Time(ヒュッゲタイム)焚き火台」を使ってメリットと感じたところは、他の焚き火台と比べて消火〜掃除が簡単だという点です。
愛用しているスノーピークの焚き火台Lは重さが5.3kgあるのですが、これを灰捨て場まで持っていかなければならないのが毎回憂鬱の種になっています。
灰捨て場が近くにあればいいのですが、キャンプ場によっては数十メートル離れていることもあり、これまで腕が筋肉痛になることもしばしばありました。
ほうきとちりとりで灰をきれいに取り除くことができれば、重い焚き火台を持って数十メートル往復することもなくなり、少しの労力で焚き火台をきれいな状態にすることができるのは良いポイントだと感じます。
繰り返しになりますが、火消しカバーで完全消火できるのは、「Hygge Time(ヒュッゲタイム)焚き火台」最大のメリットです。
火消しカバーがあることで、寝る直前まで焚き火を楽しむことができるのは、多くのキャンパーにとって嬉しいポイントだと思います。
他にも、完全消火したあとは掃除で取り出した灰を入れて灰捨て場まで持って行ったり、撤収時にぞうきんの水洗いバケツ替わりになったりと、様々な用途で使うことが可能です。
使用して感じたデメリット
メリットが多い「Hygge Time(ヒュッゲタイム)焚き火台」ですが、デメリットに感じたところもありました。
大きくて重い焚き火台は、女性が取り扱うには少し大変な面もあります。
また、コンパクトなキャンプを好むキャンパーにとってはオーバースペックになりそうです。
また、筆者の車はミニバンなので焚き火台を積んでもあまり窮屈感はありませんが、軽自動車などでは多少の圧迫感を感じてしまうかもしれません。
Hygge Time(ヒュッゲタイム)焚き火台はこんな人におすすめ
出典:Makuake
実際に使ってみて、「Hygge Time(ヒュッゲタイム)焚き火台」は次のような人におすすめだと感じました。
デザイン面でおすすめしたい人
- おしゃれキャンプを楽しみたい
- 他の人とかぶらない焚き火台が欲しい
機能面でおすすめしたい人
- 寝る直前まで焚き火を楽しみたい
- 荷物を減らしたい(焚き火台+テーブルになる)
- 重い焚き火台を持って灰捨て場へ行くのが面倒
反対に、少ない荷物でコンパクトキャンプを好む人には、大きすぎると感じるためおすすめしません。
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