オイルマッチは永久に使える!?使い方や危険性を徹底解説!

今回は永久に使える!?と噂の「オイルマッチ」について、実際に購入したレビューや使い方、危険性などを徹底解説いたします。

オイルマッチに興味があるけど実際に使用できるの?

使用した感想や、使い方、危険性を知りたい!

そんな方は今回の記事をぜひ参考にしてください。

目次

オイルマッチとは?

オイルマッチとはマッチのような形状をした着火具で、オイルを染み込ませた芯

棒と火打ち石を擦り合わせることで着火させ使用します。

1度しか使用できないマッチとは異なり、何度も使用できて、メンテナンスをしっかり行えば長年使用できることから、別名「パーマネント(permanent=永久)マッチ」や「無限マッチ」と呼ばれています。

マッチのように火の取り扱いがしやすく、オイルライターのように何度も使用できるという、2つの良いとこどりの機能性を持っています。

上記の写真のように円筒状のものや、下記のようにカラビナの形状をしたオイルマッチも存在しています。

格安オイル(永久)マッチを実際に購入してみた

今回は実際にAmazonで販売されている格安オイルマッチを購入し、使用した感想を紹介いたします。

今回はAmazonで529円で販売されている、以下のメタルマッチを購入しました。

シルバーと黒の本体がカッコよく、価格の安さが決めてとなってポチりました。

そして、届いた商品がこちら!

大きさは縦6.3×横1.5×奥1.5cmとコンパクトで黒い収納ケースも付属していました。

パッと見た印象としては「ガチャガチャのおまけのような安っぽさ」を感じました。

しっかり閉めても、キャップが斜めになったり…

プラスチック部分にバリが残っていたりと、作りに甘さがあるのため、なんとなく安っぽさを感じてしまうのです。

とは言っても529円と格安なのであまり文句は言えません。

Amazonの画像のようなメタルの重厚感や輝き、カッコよさみたいなものは無いため、高級感を求めている方は購入をおすすめしません

しっかりとしたものが欲しい方は、それなりに高いものを購入する必要がありそうです。

マッチを取り外すと写真のようになります。

芯の先には繊維がついており、ここにオイルを染み込ませて使用します。

見た目は安っぽさが溢れていましたが、重要なのは機能性です。

次は実際に使用しながら、オイルマッチの使い方を紹介いたします。

オイル(永久)マッチの使い方

それではオイルマッチの使い方を実際に使用しながら解説いたします。

使い方を間違うと、火事や火傷など大きな事故に繋がるため、事前にしっかりと確認しましょう。

①オイルを充填する

まずはじめにオイルライター用のオイルを本体に充填します。

オイル自体はコンビニなどで購入可能です。

充填の際は穴が小さくこぼしやすいので細心の注意を払ってください。

中が見えないのでどのくらい充填されたのかわからないので不安になりながらも、適当なところで充填完了。

あまり入れすぎるとマッチを戻した際にオイルが溢れてしまう可能性があるため、入れすぎには注意してください

②オイルを染み込ませる

マッチを本体に戻し、芯の先にオイルを染み込ませます。

しっかりオイルを染み込ませる前に使用すると、着火ができなかったり、芯がすぐに燃え尽きてしまうため注意してください。

③本体の火打ち石に擦り合わせて着火!

写真のように、本体に付いている火打ち石にマッチをセット。

勢いよく、マッチこ擦ると火花が上がり、着火!

着火成功です!

メタルマッチの使い方は以上の通りです。

次に、実際に使用した感想を紹介いたします。

オイル(永久)マッチを実際に使用した感想

それではオイルマッチを実際に使用した感想を紹介いたします。

実際に使用しないと気づけない点もあったため、購入を考えている方はぜひ参考にしてください。

①火がものすごく大きい

上の画像でもわかる通り、着火した火が思ったよりも大きいです。

結構な勢いで燃え上がるため、慣れていないと火傷などの大きな事故に繋がる可能性があります。

また、オイルが手についていたり、漏れたりしていると引火する危険性もあるため注意してください。

②着火に苦戦する

この製品に限ってかもしれませんが、慣れるまで着火が難しかったです。

購入したては火打ち石にコーテイングがされており、なかなか火花が立たず、何度も擦り付けているとやっと着火することができました。

慣れるまでは着火に苦労するだけでなく、衝撃でオイルが漏れたり、飛び散ることもあります。

そのまま着火した際には、大きな事故に繋がる可能性があるため非常に危険です。

③オイルが手につく

収納時はマッチの棒の部分はオイルに浸かっているため、使用時にその部分に触れて手にオイルがつきます。

上の画像のようにオイルがついていない部分だけ持つと、非常に安定感が悪く、着火した勢いで手から飛んでいく危険性が高いです。

また、手にオイルがついた状態で着火すると手に引火する可能性もあるため注意しましょう。

オイルマッチは危険?オイル漏れなどをチェック

オイル漏れに関しては、マッチの上部にパッキンがついており、現状では見られませんでした。

横にしたり、振ったりしてもこぼれはありませんでした

レビュー等を見るとパッキンの装着が甘いモノがあったり、長時間放置するとオイルが気化してしまうモノも見られたようです。

オイルマッチの危険性についてですが、個人的には「高い」と考えられます。

先ほどの使用した感想で紹介した通り、火が大きく、オイルをこぼしたり、引火したりなどの危険性が通常のライターと比較して大きいです。

マッチよりも着火が難しいため、着火ミスによる事故の可能性も高いです。

また、運搬時のオイル漏れの可能性なども考慮すると「危険性が高い」という結論に至りました。

オイルマッチは永久に使用可能?

永久マッチとも呼ばれるメタルマッチですが、その名の通り永久に使用可能なのでしょうか?

数回使用した後のマッチの先が上記の画像です。

購入した時と比較すると、明らかにマッチの先の芯が燃えて短くなっていることがわかります。

そして、実際に火の付きが明らかに悪くなりました

数回使用してこの劣化のため、この格安オイルマッチに関しては「永久に使用できるとは言えません。」

また、品質も悪く、パーツの交換もできないため数十回程度しか使用できないことがわかりました。

今回紹介した商品はできませんでしたが、パーツ交換可能な、しっかりとした品質の製品を購入すれば、長く使うことはできるかもしれません。

オイルマッチを使用する際の注意点

オイルマッチを使用する際は火事や火傷といった事故に繋がらないために細心の注意を払う必要があります。

オイルマッチを使用する前に事前に確認しておきましょう。

室内での使用は要注意!

室内で使用する際は必ず周囲に燃えやすいものが無い場所で使用しましょう。

某動画配信サービスでオイルマッチを室内で使用して火事が起こってしまった動画が見られますが、ごみや衣類などの可燃物が周囲に多くあったためです。

オイルマッチは思いがけず火が大きくなることがあるため、驚いてマッチを手放してしまう危険性があります。

そういった場合でも周囲に可燃物がなければ大きな事故につながる可能性は減少します。

着火の前にはオイル漏れがないか確認

着火の際にオイル漏れがあると、マッチ意外の場所に引火し大きな事故に繋がる可能性があります。

本体を床に落としてしまうと中のオイルが漏れ出し、さらに大きく火が広がってしまうといった危険性もあります。

着火前に一度本体を拭くなどの確認しましょう!

安全な高級オイルマッチ・ライター4選!

安すぎるオイルマッチは粗悪品が多く着火がしにくかったり、オイル漏れが見られるなど事故に繋がる危険性が高いです。

購入をお考えの方はある程度の価格で信頼できる製品を購入することをおすすめいたします。

今回はオイルマッチやオイルライターで評判の良い製品をまとめましたのでぜひ購入の参考にしてください。

DEWEL:オイルライター

真鍮製で長年使い込んだようなヴィンテージな風合いが特徴のオイルライターです。

ワンアクションで簡単に着火できるため、比較的安全に使用することができます。

レビューも多くついており、購入者の評判も良い製品です。

IMCO(イムコ) :フリントオイルライター スーパー 6700P

創業1918年、現在のライターの世界基準を作った「IMCO」の過去のモデルを再現したクラシックラインです。

シンプルな着火と持ち運びに便利なコンパクトなサイズ感が魅力のモデルです。

DEWEL:オイルライター レトロタイプ

ゴールドカラーで、レトロ感が魅力のオイルライターです。

オイルを補充すれば長期間使用することができます。

価格も2千円代で購入することができ、コスパの良い製品です。

RONSON(ロンソン):ライター スタンダード R02

1895年にルイス・V・アロンソンによってアメリカ合衆国に設立されたライターメーカー「ロンソン(RONSON)」のオイルライターです。

スタンダード R02は1943年に発売されてから今でも変わらないベストセラーモデルで、小振りなサイズ感とメカニカルなフォルムが特徴的です。

アウトドアシーンで使用できるおすすめマッチ&ライター

今回購入したオイルマッチはあまりおすすめできなかったため、他のおすすめマッチ&ライターを紹介いたします!

ターボライター

火口が伸縮できるタイプのターボライターで、風がある場所でも使用できます。

火口が伸びるので、安全に着火することができ、使用しない時は縮めてコンパクトに収納することができます。

ガスがなくなった場合は、専用の商品でガスを注入することも可能です。

メタルマッチ:ブッシュクラフト ファイヤースチール

メタルマッチでおすすめなのが「ブッシュクラフト ファイヤースチール」です。

火の粉の元となるロッドが大きく、ストライカーもスパークさせやすい構造となっているため、着火がしやすいメタルマッチとなっています。

雨天時でも、拭けばいつも通りに使用できるため、悪天候でも活躍します。

Bush Craft ブッシュクラフト
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【まとめ】格安オイルマッチは危険で使い勝手も悪く、永久に使用できない!品質の高い製品の購入がベスト!

以上、今回はオイルマッチの使い方や危険性、実施に使用した感想を紹介いたしました。

結果としては、今回購入したオイルマッチは危険で使い勝手も悪く、数十回程度しか使用できないという結論に至りました。

格安だからと言って、粗悪品を使用すると火事や火傷などの事故に繋がる可能性も高くなりますので注意してください。

オイルマッチを購入したいという方はしっかりとした品質のものを選ぶことをおすすめいたします。

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この記事を書いた人

北海道の日本海を眺めながらアウトドアに関する情報を発信する「道産子アウトドア編集部」

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