焚き火シートのおすすめ10選!その選び方や使い方を解説!

キャンプで焚き火をする時に不可欠なのが、焚き火シートです。

最近では、直火を禁止しているキャンプ場も増えており、キャンプ場で焚き火をしているキャンパーのほぼ全員が、焚き火シートを使用しているのではないか、というほど普及しています。

今回は、焚き火シートの選び方と、おすすめの焚き火シート10選をご紹介します。

是非、焚き火シート選びに活用してください。

目次

焚き火シートとは?その使い方も紹介!

焚き火シートは、主に2つの目的で使用します。

1つは、「焚き火台を置く地面を火の粉や熱から保護するため」、もう1つは、「火が焚き火台の外へ燃え移るのを防ぐため」です。

キャンプの醍醐味でもある焚き火ですが、安全に行うことができなければ火災に繋がる恐れがあり、また、環境保護もできなくなってしまいます。

焚き火シートはいらない?必要?

結論から述べると「焚き火シートは必要」です。

特に最近ではキャンプサイトへのダメージを軽減するため、焚き火のマナーに厳しいキャンプ場が増えてきました。

筆者も、焚き火台のみを使用し下に何も敷かずに焚き火をした経験があります。

地面にダメージを与えてしまい、細かい薪のくずが拾いきれず、大変反省しました。

また、水に浸した濡れ毛布を焚き火シートの代用として使用した経験もありますが、準備・後処理共に大変手間がかかりました。

それ以降は、焚き火シートを使用しています。

焚き火シートを使用することで、安全かつ快適に焚き火を楽しむことができます。

焚き火キャンパーさんは、焚き火シートを1枚は持っておきましょう。

焚き火シートの選び方を紹介!チクチクしない繊維はどれ?

焚き火シートの購入を考えているけど、どのように焚き火シートを選んだら良いかわからない…、チクチクする繊維は苦手…という方も多いと思います。

そんな方のために、焚き火シートの選び方をご紹介します。

素材

焚き火シートの素材は主に3つあります。「耐炎繊維」、「ガラス繊維」、「シリカ繊維」の3つです。

それぞれの特徴をみていきます。

・耐炎繊維

耐炎繊維は、飛び散る火の粉への耐性が高いことが特徴です。

さらに、繊維が大変柔らかく、コンパクトに折りたたんで持ち運びができるのも、キャンパーには嬉しいポイントです。

他の繊維で出来た焚き火シートは、素材の特性上手触りがチクチクしてしまいますが、この「耐炎繊維」だけは、手触りがなめらかです

優れた素材ですが、他の2つの素材と比較すると少しお値段が高めです。

・ガラス繊維

ガラス繊維は、ガラスでてきており、耐熱性が非常に高いことが特徴です。連続使用可能温度が1000度以上となっています。

シリコン加工が施されている商品では手触りが柔らかいですが、そうでない場合は表面が硬く、チクチクしています。持つときに痛いです。

お値段は比較的安いものが多いです。

・シリカ繊維

シリカ繊維は、ガラス繊維からさらに不要な物質を除去して作られた繊維です。

連続使用可能温度が1100度以上と、ガラス繊維より少し高くなっていることからも、耐熱性が最も強いタイプです。

火の粉の吸着性は、耐炎繊維とガラス繊維の間くらいです。

シリカ繊維もガラス繊維と同様、チクチクとした手触りです。

中には、細かいガラスの破片が表面に出ている場合もあり、注意が必要です。

長時間の使用により傷みやすいというデメリットがあります。

キャンプで短時間焚き火を楽しむ程度の場合は、どの繊維のものを選んでも問題ありません。

手触りの良いものを選ぶならば、「耐炎繊維」のものか、シリコン加工されたものをおすすめします。

チクチクするものを触る時には、軍手の装着を忘れないようにしましょう。

大きさ

焚き火シートにはさまざまな大きさのものがありますが、基本的には「使用したい焚き火台の大きさの4~5倍程度の面積のものを選ぶこと」がポイントです。

小さいものだと、火の粉が吸着しきれず地面を汚してしまったり、延焼が起きたりしてしまいます。少しゆとりをもって大きめのシートを用意すると、後片付けも簡単です。

ペグ穴つきが便利

出典:amazon

焚き火シートを選ぶ際に、素材や大きさだけでなく、「使いやすさ」も考えましょう。

焚き火台シートの四隅にペグ穴がついているものは、焚き火台を地面に頑丈に固定できるので、風の影響を受けづらく、おすすめです。

ペグ穴がないシートの場合は、重い石などでシートを十分に固定しておきましょう。

焚き火シートは100均やホームセンターでも購入できる!?ワークマンは?

焚き火シートはアウトドアショップ以外にも、100円均一ではキャンドゥ、ホームセンターではカインズホームで購入することができます。

特にカインズホームでは溶接用のスパッタシートとして売られているため、性能が良くて素材の種類も豊富です。

まずは焚き火シートの実物を見てみたいという方はお近くのホームセンターをチェックしに行くことをおすすめいたします。

アウトドアグッズや難燃性素材というとワークマンを連想される方も多いと思いますが、現在は焚き火シートは販売されていないようです。

おすすめの焚き火シート10選!

それでは。おすすめの焚き火シート10選をご紹介します。

それぞれのスペックを比較し、ご自身にぴったりな焚き火シート選びにお役立てください。

1.ロゴス「焚き火台シート」 

筆者は、焚き火台がロゴスのものなので、焚き火シートもこちらを使用しています。

焚き火シートが一般的に使用されるようになったのは、こちらのロゴスの焚き火シートの販売がきっかけとなりました。

シンプルなデザインで大きさもちょうど良く、使いやすいです。

同シリーズの、80cm×130cmのものもありますので、大きな焚き火台を使用している人はそちらもおすすめします。

表面が弾くタイプなので、後片付けが簡単です。

焚き火をしない時は、BBQコンロや燻製器の下敷きとしての使用もできます。

2.コールマン 焚き火シート ファイアープレイスシート

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こちらもシンプルなデザイン。皆大好き、コールマンのアイテムです。

ペグ穴が付いているのがおすすめポイント。

3.BUNDOK 焚き火シート

・サイズ:60cm×60cm
・総重量:140g
・耐熱温度:700度
・価格:1280円

キャンパー間で話題になっているのが、こちらのアイテム。

バンドッグは、高機能、リーズナブルなキャンプギアを取り扱い、全国のホームセンターなどで商品展開がされています。

カーボンフェルトタイプで、使いやすいさ抜群です。書道の際に使用する下敷きのような手触り、見た目をしています。

黒いため、汚れ目が目立ちにくいです。

4.DOD タキビバビディブー

・サイズ:100cm×100cm(収納時サイズ33cm×20cm×5cm)
・総重量:460g(付属品を含む)
・耐熱温度:250度
・価格:2600円

かわった形、おもしろい名前ををしている、DOD(ディーオーディー)のタキビバビディブー。

大人数で焚き火を囲むのに最適な、八角形の形です。

カーキの色味がおしゃれで、他のキャンプギアや自然にもなじみます。

こちらのアイテムは、耐火性には優れていますが、耐熱性はありません。

火の落下による薪などへの引火には十分注意しましょう。

5.ICHIFUJI online 焚き火シート

・サイズ:60cm×60cm
・総重量:900g
・耐熱温度:700度
・価格:2,280円

厚手の素材で、ペグ穴つきです。

がっつり焚き火を楽しみたい人には、こちらのシートがおすすめです。

また、芝生の上でも使用できる素材になっているのも魅力です。

6.FUNKS STORE たき火シート

・サイズ:2m×2m(収納時サイズ34cm×28cm)
・総重量:2.3kg
・耐熱温度:550度
・価格:6480円

大変大きな焚き火シートです。

このシートの魅力は、焚き火台とBBQコンロの両方を置けるスペースがあることです。

主に耐炎繊維でできており、片面はシリコン加工されているため、手触りも柔らかいです。

7.Supracing タキトラ焚き火台シート

・サイズ:85cm×65cm
・総重量:270g
・耐熱温度:500度
・価格:1180円

ガラス繊維でできているこちらのシート。以前はチクチクした手触りが気になりましたが、最近改良され、コーティングされています。

ペグ穴もついており、固定もばっちりです。

断熱性にも優れており、熱を通しにくいので、地面を焦がさずに焚き火が可能です。

8.キャンプグリーブ 焚き火シート

・サイズ:80cm×60cm
・総重量:280g
・耐熱温度:800度
・価格:1880円

ガラス繊維でできていますが、コーティングされているのでチクチク感はありません。

こちらのアイテム、焚き火台の下に敷くのみでなく、薪ストーブの煙突に巻いてテントを養生する使い方も、メーカーが推奨しています。

耐熱温度が高く、劣化が防げるのがこのシートの特徴です。繰り返し使うのに適しています。

9.populuxcy 焚き火シート

・サイズ:50cm×50cm(収納時サイズ25cm×18cm×0.7cm)
・耐熱温度:550度
・価格:2471円

ガラス繊維でつくられていますが、コーティングされていて、素手で触れるようになっています。

耐炎に優れているので、安全に使うことができます。

10.YOLER スパッタシート 2枚セット

・サイズ:25cm×25cm 、 45cm×45cm
・総重量:84g
・耐熱温度:700度
・価格:3384円

他の焚き火シートと比較すると小さめサイズなので、ソロキャンパーさんにおすすめしたいシートです。

2サイズ入りなので、焚き火台の大きさによって使い分けることができます。

焚き火台シートで環境に配慮し、快適な焚き火キャンプを楽しみましょう!

以上、今回は焚き火シートの選び方や、おすすめアイテム10選をご紹介しました。

最近では、焚き火を楽しむ上で焚き火シートは必須のアイテムとなっています。

キャンプ場を利用する方や、環境に配慮するために焚き火シートを購入することをおすすめいたします。

焚き火台の大きさや使用頻度などを踏まえ、ぴったりな焚き火シートをゲットして、快適なキャンプライフを送りましょう。

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この記事を書いた人

北海道の日本海を眺めながらアウトドアに関する情報を発信する「道産子アウトドア編集部」

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