初心者にもおすすめ!モンベル 「クロノスドーム」を徹底レビュー!テントの選び方から使い方まで解説していきます!

今回は長年愛されているモンベルのクロノスドームを徹底レビューしていきます。

特に初心者の方は、初めてのテント選びはわからないことが多いと思いますので、納得して購入できるよう、こちらの記事を参考にしてくださいね。

クロノスドームで快適なテント泊を楽しんでもらえたらとても嬉しく思います!

目次

⒈mont-bell(モンベル)とは

まずモンベルについてですが、アウトドアを楽しんでいる方は誰もが知っているブランドではないでしょうか。

1975年に設立され、「Function is Beauty(機能美)」と「Light & Fast (軽量と迅速)」をコンセプトとして商品開発を行ってきました。

比較的低価格で、機能性が高くとても評判が高いブランドで、個人的にもコストパフォーマンスが最高なブランドの一つだと感じています。

アウトドア初心者から上級者まで幅広い商品ラインナップで、各レベルに合わせた商品を製造しています。

値段もクオリティも両方の面で安心して購入できるブランドです。

⒉クロノスドームとは

クロノスドームは、春夏秋の3シーズン対応に対応したテントです。

キャンプはもちろん、ツーリングや無雪期登山のテント泊など幅広いフィールドで使用することが可能です。

私は、クロノスドーム1型を使い、4月から12月上旬くらいまでキャンプをしています。

寒さに強いシュラフやマットレスを使用すれば、春先や秋の終わりでも、寒さは怖くはありません。

比較的軽量で、簡単に設営可能あり、普通のキャンプ場で使用するのであれば非の打ち所がないテントです。

クロノスドームの基本仕様

フライシートは、撥水加工が施され雨の浸透を防いでくれます。

また難燃加工により、万が一焚き火から飛び火しても燃え広がることを防いでくれます。

フロアシートの耐水圧2,000mmは、地面からの浸水の心配もありません。

【素材】
・キャノピー(フライシート):68デニール・ポリエステル・タフタ(通期撥水加工、難燃加工)
・フロア:70デニール・ナイロン・タフタ(耐水圧2,000mmウレタン・コーティング、難燃加工)
・ポール:アルミニウム合金(ポール径:φ8.5mm)

モデル毎のサイズ比較

クロノスドームの各モデルのサイズ比較をしていきます。

使用するシチュエーションに合わせて選んでくださいね。

例えば、登山泊やバックアップでのキャンプは1型、ツーリングであまり重さを気にしないようでしたら2型、ファミリーキャンプであれば4型をおすすめします。

■クロノスドームサイズ比較表

 サイズ重量※2人数入口数
展開サイズ※1収納サイズ
1型100×220×105cm約φ16cm×43cm1.95kg(2.19kg)1〜2前室1箇所
2型130×230×105cm約φ17cm×44cm2.18kg(2.43kg)前室1箇所
4型210×240×123cm約φ20cm×53cm3.36kg(3.64kg)3〜4前後室2箇所

※1 サイズ:幅×縦×高

※2()は、ペグ、貼り綱、スタッフバッグ含めた総重量

⒊クロノスドームが初心者におすすめな理由4点!

モンベルの数あるテントの中で、なぜクロノスドームが初心者におすすめなのかまとめていきます。

①簡単に設営・撤去が可能

特に初心者の方のテント選びで重要な一つとして、設営・撤去の簡易さが挙げられます。

クロノスドームは、コツさえ掴めば5分も必要なくテント設営と撤去ができてしまいます。

まだキャンプに慣れていない方にとってもストレスないテントだと思います。

②コストパフォーマンス抜群

初めてテントを買う時、テントの値段にびっくりしました。

クロノスドーム1型でも2万円を超えます。

ただ購入して4年が経ちますが、シートが破けたりポールが折れるなどの不具合はありません。

品質がよく、長年使用できるため長い目で見るとコストパフォーマンスに優れています。

3)テント内の広い居住空間を確保

出典:https://webshop.montbell.jp/goods/disp.php?product_id=1122490

ポールを直角に交差させたバーティカル・クロス・システムを採用し、広い居住空間を実現させています。

こちらのシステムは特許を取得していて、モンベルの独自の技術となっています。

4)広い全室部分を確保

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意外とこの全室部分て重要になります。

天候の急変や朝雨などで予期せぬ雨に見舞われた時、全室スペースに靴をしまう事ができ、足が濡れることもありません。

突然の悪天候に遭い、このスペースに何度も助けられた事がありました。

⒋クロノスドームの設営方法

クロノスドームは本当に簡単に設営できます。

今回は私が持っている1型を使い、設営方法を紹介していきます。

基本的な設営は、2型も4型も同じになります。

購入したら自宅で一度組み立ての練習すれば、キャンプ場ですんなりと組み立てる事ができますよ。

1)フロアシートを設置しペグ打ち

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しっかりとシートにテンションがかかるようにペグを打つ事がポイント。

2)ポールを組み立てフロアシートに取付け

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黒色プラスチックを全てポールにひっかけてから、4つ角の丸金具に差し込む事がポイント。

3)フライシートをかけてペグ打ち

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ここでもフライシートにテンションがかかるようにペグを打つ事がポイント。

以上で完成となります。

慣れれば5分も掛からずに設営する事ができますので、キャンプの準備にもストレスがかかりません。

キャンプ場に到着して、テントを設営しすぐに他の準備も始めることができ、時間の節約にもなります。

⒍クロノスドームのメリット・デメリット

1)クロノスドームのメリット

■コストパフォーマンスが抜群!

クロノスドームを使用して感じることは、モンベルの低コストで高い機能性を求めている企業努力です。

フライシートの難燃加工や撥水加工、フロアシートの耐水圧2,000mmは、この価格帯では大満足の機能です。

土砂降りの中のキャンプは何度もありましたが、テント内まで濡れたことは一度もありません。

■利便性抜群!

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入り口の全室や、室内にあるちょっとしたポケットなど細かいところに気が配られてデザインされ、ここでもモンベルのいい商品を作ろうとする努力が感じられます。

ちょっとしたデザインが快適なテント泊にしてくれています。

2)クロノスドームのデメリット

■登山泊での使用は少し重いかも

クロノスドーム1型の重量は約2kgほどです。

体力がある人であればそこまで重さを感じませんが、登山泊に慣れてない人には少し重さを感じるかもしれません。

自分の体力と相談してみてください。

■パッキング時に少し嵩張る

私は30Lのバックパックでキャンプにいきますが、クロノスドーム1型をバックパックの中に入れると、意外と他の道具を詰めるスペースがなくなってしまいます。

他の荷物が少ない私にとっては問題ありませんが、自分が普段使用する道具や荷物を考慮して購入した方がいいかもしれません。

■ペグを打つハンマーの付属はなし

購入して初めて使用した時、ハンマーがないことに気付きました。

地面に落ちている大きめの石を使いペグを打つことができました。

ペグを持っていたっ方が、よりストレスなく設営ができると思います。

⒎まとめ

以上で、クロノスドームについてまとめてきました。

メリット・デメリットもありますが、値段、利便性、携帯性など総合的にみて、90点のテントだと感じます。

使ってみるとクロノスドームの良さがわかりますので、最初のテントには本当におすすめします。

クロノスドームでテント泊を楽しんでいただけたら、本当に嬉しく思います。

ぜひ検討してみてください!

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この記事を書いた人

北海道の日本海を眺めながらアウトドアに関する情報を発信する「道産子アウトドア編集部」

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