最近暖かい日が続き、バーベキューを楽しむ季節になってきました。
コロナ禍ということもあり、家で気軽にバーベキューが出来れば最高ですよね。
しかし、煙やニオイがご近所トラブルの火種になることもあるので、家でのバーベキューを諦めている方がいるのではないでしょうか?
我が家もまさにそんな家族のひとつでしたが、その悩みを解決してくれそうなグリルがありました。
それは、ドイツ生まれの無煙炭火バーベキューグリル「ロータスグリル」です。
なんとこれは、炭火を使うのに煙がほとんど出ないそうなんです。
憧れのお庭バーベキューに期待を抱き、思わず購入した我が家。
実際に使用してどうだったのか、本当に無煙なのか気になる方もいると思います。
そこで今回は、ロータスグリルを実際に使用して感じた印象をご紹介していきたいと思います。
【HAFELE】のロータスグリルとは!?その仕組みを解説!
ロータスグリルはなぜ炭火を使用するのに「無煙」でバーベキューが出来るのでしょうか?
まずはロータスグリルの構造について調べてみました。
ロータスグリルは内部に電池で駆動するファンがついており、このファンが空気を炭に直接吹きつけ、火をつけた時により効果的に燃えるそうです。
また、容器は二重構造なので火が燃えていても外側は熱くならず、インナーボールと網は食器洗浄機にも対応しているという、素晴らしい構造になっていました。
そしてなぜ無煙でバーベキューが出来るのか。
その理由は、炭を入れるチャコールコンテナの位置に注目してみると分かりました。
普通のバーベキューグリルの場合、焼いた肉の脂が直接炭火に落ちることによって煙が発生してしまいます。
しかしロータスグリルの場合、チャコールコンテナより大きいプレートが網の中央に取り付けられているので、焼いたお肉の脂が炭火に落ちずインナーボールに落ちていく仕組みになっています。
この構造が無煙で炭火焼きを可能にさせているようですね。
そんなロータスグリルのサイズは全部で4種類。
お手軽サイズで1〜2人用には丁度いいSサイズから6人以上の大人数で楽しめるXXLサイズまで揃っているため、使う人数や用途に応じて選ぶ必要がありますね。
Sサイズ(G280) | Rサイズ(G340) | XLサイズ(G435) | XXLサイズ(G600) | |
直径(mm)上部/下部 | 292/220 | 350/260 | 435/350 | 600/488 |
高さ(mm) | 210 | 234 | 257 | 284 |
重量(kg) | 2.8 | 3.7 | 6.5 | 21.8 |
電源 | 単三電池4本/USBケーブル | 単三電池4本 | ||
カラー | レッド、グレー、オレンジ | レッド、グレー |
Sサイズ
Rサイズ
XLサイズ
XXLサイズ
出典元:ロータスグリル
我が家は4人家族で、時々両親も含めて6人でバーベキューをするので、XLサイズのロータスグリルを購入してみました。
4-5人くらいで使うにはちょうどいいサイズ感です。
それでは実際に使用していきたいと思います。
①電池を入れる
まずはロータスグリルの底に、単三電池4本入れていきます。
②炭を入れる
次にチャコールコンテナに炭を詰めます。
ここでのポイントは、空気が通る隙間を与えながらもコンテナに出来るだけ炭を詰め込むことです。
チャコールコンテナは小さめな作りになっているので、隙間なく炭を詰め込んでしまうとファンの空気が通らず火がつきにくくなってしまいます。
③着火剤をセット
着火剤を着火プレートの真ん中の周囲に沿って一周するようにセットしていきます。
④ファンを回す
着火剤をセットしたら、側面に付いているダイヤルを回し、ファンのスイッチを入れていきます。
⑤火をつける
着火材に点火していきます。
着火材はすぐに火がつきやすいので、火傷や服の袖口などに火がつかないように十分気をつけて下さいね。
⑥チャコールコンテナを設置
着火材に火がついたら、炭を入れたチャコールコンテナを設置しましょう。
ファンによって送られてくる空気で、徐々に炭に火が移ります。
はじめて使ったときは、簡単に炭に火がつき驚きました。
⑦網をセット
専用の網をセットします。
この際、本体のストッパーを引っ掛ける部分が網に付いているので、安定して取り付けることができますよ。
⑧好きな食材を焼く
網をセットした後、しばらくするとチャコールコンテナの内部が火で赤く光り出し、網からも予熱が伝わってきます。
こうなればあとはダイヤルで火加減を調整しながら好きな食材を焼いていくだけ完了です。
思ってたよりとても簡単に使用できました。
炭火なので、本来は屋外で使うものです。
しかし無煙であるとともに、側面や底が熱くならず
テーブルなどにも置ける構造。
もし室内でも使えるとしたら良いですよね。
そこで今回は室内でも使用可能なのか実際に試してみました。
まず初めに室内の窓は全開にして、換気扇をつけておきます。
今回は万が一の為に、換気が1番しやすいキッチンの換気扇の下で使用してみました。
そして実際に食材を焼いてみると‥
コンテナ部分の炭はしっかり火が付き、炭火のニオイがして来ましたが、煙は出てきません。
今回はついでに焼き鳥と串揚げも作ってみましたが、温度変化に敏感な揚げ物もしっかり作ることが出来ました。
ロータスグリルを使った周囲が灰で汚れるかも心配でしたが、多少の黒い炭がチラホラ付着していた程度で、想像していたよりも意外と綺麗でした。
最後に、後片付けもキッチンで出来るかしてみました。
ロータスグリルの場合、チャコールコンテナの灰を捨てるだけなので炭の処理は結構簡単で、網もコゲ落とし用のスポンジを使い、綺麗に洗うことが出来ました。
検証の結果、
炭火のニオイはするので、室内にニオイがこもるのが嫌な方にはオススメは出来ませんが、換気をしっかりしていれば室内での使用は可能ということが分かりました。
実際に使用して感じたロータスグリルのデメリット!
ロータスグリルは無煙であることやテーブルにも置ける構造であることがメリットでしたが、私が実際に使用して感じたデメリットもご紹介していきたいと思います。
火力が弱い
ロータスグリルの場合ダイヤルを回してファンの強さを調整出来ますが、最大出力にしても通常のバーベキューコンロに比べると火力は弱いです。
そのため、は炭火でガンガンお肉を焼いていきたい方には不向きかもしれません。
しかし、ゆっくりじっくり焼くことでお肉自体が柔らかく出来上がりとても美味しく仕上がります。
炭を入れるコンテナが小さい
上記でもお伝えしましたが、炭を入れるコンテナ部分が小さいため、大きな炭を入れるとすぐに満杯になってしまいます。
また、途中で炭を追加しなくてはいけなくなった時の作業が意外と大変です。
まず、焼いている食材をどかしてから耐熱グローブなどで網をはずし、炭用のトングなどでチャコールコンテナー(炭を入れる容器)のフタを外します。
そして、やっと追加の炭を投入することが出来ます。
通常1回分の炭で加熱できる時間は90〜120分程度なため、ゆっくり時間をかけて楽しみたい時や大人数でする場合は、交換用にもう1つコンテナーを買っておくのもいいかもしれませんね。
網目が大きい
写真でも分かるように、網目が結構大きめです。
その為我が家では、食材がインナーボールに落ちてしまうこともしばしば‥
そのため、小さめの食材を焼く場合は100円均一などの網目の細かい網を上に置いて使用したり、焼きそばなどの麺類を炒める際などは、別売りのグリル用マットなどを使用してもいいかもしれません。
出典元:ロータスグリル
ロータスグリルはこんなこんな人におすすめ!
デメリットもあるロータスグリルですが、無煙バーベキューコンロは以下の方にとてもおすすめだと感じました。
・家で気軽にバーベキューを楽しみたい
・煙が出ないバーベキューをしたい
・小さな子供がいて安全に使いたい
・ゆっくり、じっくりバーベキューを楽しみたい
こんな人にはオススメな商品だと思いました。
ロータスグリルは煙が少なく、匂いも付きにくい!じっくり料理したい方におすすめ!
いかがだったでしょうか?
ロータスグリルの「無煙バーベキュー」という響きに心を惹かれ購入した我が家。
使ってみて感じたことは、「購入して良かった」ということでした。
おうち時間もますます増えそうなご時世。
そんなときに気兼ねなく家でバーベキュー出来るのは本当に有難いです。
自宅で安心して使用できるロータスグリル。
庭でバーベキューしたいけど悩んでいる方は、是非検討してみてくださいね。