WAQのアウトドアワゴン使用レビュー!路面を選ばないタフさが魅力!

近年のキャンプシーンで何かと注目を集めているキャンプ用アウトドアワゴン。

ちょっと気にはなっているけど、実際の使用感とかはどうなんだろう?なんて気になっている人もいらっしゃるのでは無いでしょうか?

この記事ではそんなアウトドアワゴンの魅力をお伝えするとともに、中でも最近人気の「WAQ アウトドアワゴン」の使用感やメリット・デメリットなどをご紹介したいと思います。

  • キャンプ場で駐車場からサイトまでの荷物運搬で悩んでいる方
  • アウトドアワゴンを買おうか悩んでいる方
  • WAQ アウトドアワゴンの詳細が知りたい方

こんな方はどうぞ最後までお付き合いください。

目次

アウトドアワゴンはキャンプの強い味方

無くても全然構わないけれど、やっぱりあれば便利だし、なによりテンションが上がるキャンプギアってありますよね?

アウトドアワゴンはまさにそんなキャンプギアの1つです。

私も最初は「そんなものいらないだろ」と思っていたのですが、実際に購入して使ってみると、これが思いの外便利なものでした。

特に自然の豊かなキャンプサイトなどの場合、サイトの真横に車を横付けできないキャンプ場も多く、そうした場所では強力な味方になってくれます。

もちろんキャンプサイトでだけではなく、自宅と駐車場の往復時にも便利なことは間違いなし。

たくさんの荷物を一度に楽に運べるだけでなく、そのちょっと大げさな存在感がキャンプ気分を盛り上げてくれ、おしゃれな外見は「バエる」サイト作りに役立ってくれるアウトドアワゴンは、これからのキャンプトレンドと言ってもいいでしょう。

WAQアウトドアワゴンとは

出典:WAQ公式サイト/アウトドアワゴン

話題の商品を次々と発表し、ここ数年の間に急激に人気を得てきた日本初のアウトドアブランドWAQ(ワック/本社:大阪府)。

今回私が購入したのが、高性能かつリーズナブルな製品で評判の同社が、2018年にリリースしたアウトドアワゴンです。

各社から販売されるアウトドアワゴンの中でも、このサイズ(106L)、高耐荷重(150kg)という性能を持ちながら、同程度の製品と比べると比較的安価(メーカー希望小売価格:9,980円)で手に入るということで、時に売り切れになるほど人気を集めています。

WAQアウトドアワゴンのサイズ

出典:WAQ公式サイト/アウトドアワゴン

本体を広げた使用時のサイズは、画像の通り全長95cm(ワゴン部の全長91cm)×横幅49cm。高さはハンドルの伸長により100cm~116cmまで変化します。

出典:WAQ公式サイト/アウトドアワゴン

収納時のサイズは幅34cm×奥行き23cm×高さ82cm。

ちなみに総重量は11.2kgと、けしてコンパクトで軽量という製品ではありませんが、後述しますがそれがアウトドアでのタフな使用に耐える作りとなっています。

WAQアウトドアワゴンの素材

ワゴン本体のフレームの基本部分は、頑丈なスチール製です(一部プラスチック素材も利用)。

荷室のシートは、これまた丈夫なキャンバス生地で作られており、雨風にも十分耐えうることが素材からもうかがえます。

WAQアウトドアワゴンのデザイン

出典:WAQ公式サイト/アウトドアワゴン

構造上では他のアウトドアワゴンと比べた大きな特徴はありませんが、比較的派手目なカラーが多い中、WAQのアウトドアワゴンはキャンプに特化した自然と溶け込みやすいカラーがそろっています。

また、フレームとシートは四隅のベルクロ、サイドと底面のマジックテープを外すことによりスッポリと分類することも出来ますので、汚れた場合にはシートだけを洗うこともかんたんにできる作りは便利です。

WAQアウトドアワゴン3つの魅力

それでは、WAQアウトドアワゴンが他のワゴンと比べて優れている所を3つご紹介します。

太いタイヤで路面を選ばず楽チン

同程度のアウトドアワゴンと比べても大きなタイヤサイズは、WAQアウトドアワゴンのもっとも特筆すべき点です。

これにより多少のフィールドの凹凸などは気にせず、悪路走行に適した作りになっています。

お手頃価格で高性能

耐荷重150kgというのは、同ランクの製品と比べてもかなり高耐荷重です。

このように体重85kgの筆者が乗ってみても、ビクともしませんでした。

ただし、あくまでも150kgというのは分散耐荷重の数値であり、キャンバス地でカバーされた底板の中身はプラスチック素材ですので、一箇所に荷重をかけると割れてしまうこともありますので注意が必要です。

頑丈で機能性も高く、太いタイヤで悪路走破性が高いという高性能なワゴンでありながら、価格が手頃というのは何より嬉しいポイントですね。

テーブルセットで幅広い使い方も可能

出典:WAQ公式サイト/アウトドアワゴン

純正オプションとしてアルミと木製の2種類のテーブルパーツが用意されており、それを利用することでワゴンそのものを運搬に使うだけでなく、キャンプ時にはテーブルとして利用することができます。

その取り付けも3ステップというかんたん操作でOKです。

WAQアウトドアワゴンの残念な所

頑丈なスチールパイプで作られた同製品は、先述のように折りたたんだ時でもそれなりのサイズがあり、その分車の荷室でもそれなりのスペースを専有してしまいます。

(写真は、筆者のジムニーJA11の荷室に搭載してみた状態です)

もちろん使わない時に自宅でしまっておく場合などでも、ひとり暮らしのアパートなどでは結構な荷物になってしまうかもしれませんね。

また、タイヤの中央には滑り止めのゴムがハメてあるのですが、これが悪路走行の後などに外れたりしてしまうことがたまにありました。

WAQアウトドアワゴンの使用感

それでは、気になるWAQアウトドアワゴンの使用レビューをしてみようかと思います。

ぜひとも参考にしてみてください。

組み立て方とたたみ方

まずはカバー下部のマジックテープを外し、脇のファスナーを上げ本体からカバーを取り外します。

本体が広がらないように止められたマジックテープを外す。

そのまま左右に引っ張って・・・

ワゴンを広げればあっという間に組み立て完了です。この間、わずか1分もかかりません。

カバーサイドにしまわれた四つ折りの底板を底面に広げれば、後は荷物を積むだけ。

荷物を積み込んだら、付属のゴムバンドを取り出します。

両サイドに作り付けられたフックにゴムバンドを引っ掛けて荷物を固定。

荷物のガタツキをチェックしたら、ハンドルを伸ばして、さぁサイトへでかけましょう!

写真の例では、荷物を満載したTrustの53LコンテナとAstageの45Lコンテナに加え、小物類が入った収納ケースを積んでありますが、収納スペース(シート内含む)と重量的にもまだまだ余裕がありそうでした。

続いてはWAQアウトドアワゴンのしまい方です。

まぅはストッパーを解除してハンドルをたたみます。

底板を取り外し、中央のつまみを上に引っ張りあげます。

それと同時に左右からフレームを寄せれば、かんたんにたためます。

本体に作り付けのマジックテープで、フレームが広がらないように固定。

ハンドルとは逆サイドにファスナーがくるようにカバーをかぶせ、ファスナーを止めた後下部のカバー固定用マジックテープをガイドに通して止めます。

カバーサイドのポケットに、四つ折りにした底板を収納。

後は車に積むだけです。

ワゴンの操作性

ハンドルの長さを個人の体格に合わせて調整出来ますので、足が引っかかるようなこともまるでありません。

舗装した駐車場などでは、まったくノンストレスで牽引することができました。

出典:PR TIMES/日本発のアウトドアブランド”WAQ”から、キャンプ・アウトドアでの荷物運びを快適にする『WAQ アウトドアワゴン』をリリース!!

ハンドルが独立して左右に動くような作りになっているため、方向転換の時なども小回りがききます。

ちなみにカバーにも取手が付いていますので、たたんだ状態でも引っ張って持ち運ぶことはできますが、安定性や回転性はほとんどありませんので、この状態では短距離の移動のみと割り切った方が良さそうです。

路面による使用感レビュー

路肩のようなこうした段差も、巨大なタイヤと滑り止めがガッツリホールド。

楽に引っ張り上げる事ができました。

とはいえ、さすがに後輪が段差を越えるためにはそれなりのパワーは必要です。

よく見かけるこうした木の根が張り巡らされた、林間サイトのようなラフな地面での走行も、問題なく乗り越えることができました。

写真にはありませんが、以前砂利道を走行した時もほとんど気にせず進むことができましたが、砂地などではある程度の力は必要です。

まとめ

自宅と車、駐車場とキャンプサイトとの荷物運びが楽になるだけでなく、サイトをおしゃれにして気分を盛り上げてくれるアウトドアワゴン。

その中でも人気の高いWAQアウトドアワゴンを紹介しました。

どうしても無ければいけないモノではありませんが、確実にあれば便利なことは間違いなしです。

車でキャンプに行く方で、サイトに車を付けられない自然サイトが好きな方などは、購入を検討してみてはいかがでしょう?

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この記事を書いた人

多数のジャンル案件を手掛けるWebライター。

趣味のソロキャンプを活かしたアウトドア案件は特に得意とし、取材を兼ねた愛車のジムニーJA-11改でキャンプ場ワーケーションに出かけることも多い。

元飲食店主の経歴もあるためキャンプ飯にはこだわりたいタイプ。

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