国内外を問わず、キャンプ用品のブランドは数多く存在します。
その中でも、初心者から上級者まで幅広い人気を集めているブランドの1つがUNIFLAME(ユニフレーム)です。
そこで今回は、UNIFLAME(ユニフレーム)のブランドとしての魅力を深掘りしつつ、おすすめのキャンプギアTOP10をご紹介します。
どうか、あなたのキャンプサイトを彩るギア選びの参考にしてください。
金属加工の街生まれのUNIFLAME(ユニフレーム)
出典:ユニフレーム公式ホームページ
金属加工の街として有名な新潟県燕三条に本社を構えるUNIFLAME(ユニフレーム)は、キャンパーの間で絶大な人気を誇る国産アウトドアブランドで
す。
そのブランドの成り立ち、そして製品の特徴と魅力について解説します。
UNIFLAME(ユニフレーム)ブランドヒストリー
出典:ユニフレーム公式ホームページ【ブランドメッセージ】
1985年3月14日。上越新幹線の上野駅乗り入れと同日にUNIFLAME(ユニフレーム)は、新潟県燕三条で生まれました。
最初の商品は、カセットガス使用の工芸用トーチ「ユニトーチ」。
その後、携帯用ガスヒーターやカセットガス使用のキャンプ用ツインバーナー(日本初)などを次々と発売し、日本の第一次キャンプブーム(1990年代)の牽引役を果たしていきます。
「ユニークな炎(フレーム)を創造する」というブランド名の由来通り、火にまつわる革新的な製品を続々と発表していますが、取り扱うギアはテントからテーブルウェアなど多岐にわたり、今では日本を代表する総合アウトドアブランドの地位を確立しています。
以前は社名もUNIFLAME(ユニフレーム)でしたが、2014年に「株式会社新越ワークス」と変更しました。
UNIFLAME(ユニフレーム)製品の特徴と魅力
出典:ユニフレーム公式ホームページ【ブランドメッセージ】
特にカセットガス(CB缶)を使用したコンパクトバーナーやランタンなど、社名通り火にまつわる革新的な製品を数多く世に送り出すUNIFLAME(ユニフレーム)ですが、それ以外にも幅広い商品を展開しています。
デザインは独創的かつ洗練された遊び心満載のモノが多く、また、金属加工の街のブランドらしくサビに強い頑丈なステンレス鋼を用いた製品が多いのも特徴です。
さらに、従来ではプラスチックを使用していたパーツを木製に置き換えるなど、日本のメーカーとして「和」のコンセプトを取り入れた商品ラインナップも魅力の1つとなっています。
それでいて、初心者でも手が出しやすい「高品質・お手頃価格」の商品が多いのが、UNIFLAME(ユニフレーム)最大の魅力であり特徴です。
UNIFLAME(ユニフレーム)の人気キャンプギアTOP10
出典:ユニフレーム公式ホームページ【製品情報/薪グリル】
それではここから、ユニフレームの人気キャンプギアTOP10をご紹介します。
ランキングの基準は、Amazonや楽天市場などで実際に売れ筋となっている商品。つまり、多くのキャンパーから人気を集めている製品であることです。
それに加えて、筆者の独断と偏見による「ソロキャンで使ってみたい」という要素を加味してランキングしましたので、どうぞご参考になさってください。
第10位/ゆのみSUS
出典:Amazon
中空二重構造となったステンレス鋼製の「湯呑み」です。
スタイリッシュな本体と、フタと茶こしがセット(収納ケース付き)になった、直径82mm、約270mlのおしゃれな湯呑みは、ソロキャンパーの遊び心を存分にくすぐってくれます。
キャンプでは豆から挽いた本格ドリップコーヒーを楽しむ人も多いですが、たまにはこんなおしゃれな湯呑みで、日本人らしいティータイムを楽しんでみるのはいかがですか?
第9位/REVOタープsolo
出典:Amazon
最大長350cm×340cmのソロ用変形タープです。
ヘキサタープを斜めに傾がせたような独特な形状のため、約7×7mという敷地面積で効率的に張ることができます。
ポールとペグなどは別売となりますが、ポリエステル製の幕体は1.1kgと軽量かつコンパクトに収納でき、ソロキャンパーにはもってこいのタープです。
別売のウォール(REVOウォール<solo>)と組み合わせることで、シェルター仕様にすることもできます。
第8位/TSURUBAMI 燕三条乃斧
出典:Amazon
全長約275mm(刃長約115mm、刃厚約5mm)、重量450gのお手頃サイズの片手斧。
グリップ部はゴム製で握りやすく、通常の薪割りだけでなく、ナイフのようにバトニングもできるユーティリティの高い斧です。
また、刃の裏側には薪をテコの原理で折るための溝が作られ、小型ストーブ用の薪も作りやすくなっています。
ミニマムキャンパーにはもってこいのコンパクトで使いやすい片手斧は、ひとつあると安心です。専用シース付き。
第7位/ちびパン&ちびパンリッド2点セット
出典:Amazon
直径約16.3cm、深さ35mmの黒川鉄板製のミニフライパンです。
1人分の調理や、おつまみ作りにピッタリのサイズ感で、重量も本体390g、フタ130gと軽量なため、ミニマムスタイルのキャンプでも、ガッツリ調理をしたいソロキャンパーの強い味方になってくれます。
おいしいステーキを焼きたいけれど、スキレットや極厚鉄板だと重すぎるというバックパックキャンパーなどには、特におすすめしたい本格的鉄フライパンです。
第6位/コーヒーバネット cute
出典:Amazon
1本のステンレスワイヤーからできていて、使わない時はペタンとたたんでおけるコンパクトなコーヒー用ドリッパー(収納ケース付き)です。
通常のドリッパーと違い壁面が無い構造のため、お湯を注いだ時にコーヒー豆が発生する余計なガスを効率よく逃し、より雑味のないおいしいコーヒーが淹れられます。
2人用のペーパーフィルター用でありながら、重量もわずか65gと超軽量コンパクト設計なため、荷物の端に突っ込んでおけば、アウトドアでも快適なコーヒータイムを楽しむことが可能です。
第5位/燕三条乃鋸
出典:Amazon
金属加工の街・燕三条で仕上げたフォールディング式の鋸(のこぎり)です。
刃渡り90mmのコンパクトな鋸ながら、本格的なSK-5炭素工具鋼で作られ(柄:ステンレス鋼)ているため、切れ味は文句なし。
収納時には約14cm、重量約165gとコンパクトになるため、道具入れの端に入れておいてもじゃまになりません。
カラビナが付いているので、キャンプ場ではズボンのベルト通しなどに引っ掛けておくこともできます(正当な理由なく一般の場所で刃物類を携帯することは法令により禁止されています)。
第4位/ダッチオーブン8インチ
出典:Amazon
直径約20.5×深さ9.5cm、満水容量約2.9Lという、コンパクトでソロ~デュオキャンプにピッタリなサイズのダッチオーブンです。
小さいながらも1枚の黒革鉄板から作られた本格的ダッチオーブンで、重量はしっかり4.2kgほどありますので、その密閉性と加圧性を活かしたダッチオーブン料理が楽しめます。
また、ダッチオーブンの主流であった鋳鉄製と違い、黒川鉄板は「耐衝撃性」「耐錆性」「耐温度変化」にすぐれ、お手入れがかんたんなのもUNIFLAME(ユニフレーム)製ダッチオーブンをおすすめするポイントです。
第3位/焚き火テーブル
出典:Amazon
使用時のサイズが約55×35cm、高さ37cmのキャンプテーブルです。
アクセントとなる左右の木部をのぞけば、特殊エンボス加工された天板と直径19mmのパイプ製の脚共に頑丈なステンレス鋼で作られていて、重量は2.3kgと、このサイズのテーブルとしては少し重くなっています。
その分、焚き火のそばで少々乱暴に使っても問題ない頑強性と、熱い鍋やバーナー、ファイヤーストーブなどを直接天板に置ける使い勝手の良さが大きな魅力です。
通常は別売りのモスグリーンのパラフィン加工された6号帆布製トートバックがセットになったこちらのセットがあれば、ソロキャンプの食卓なら十分ですね。
第2位/ファイアグリルsolo
出典:Amazon
ユニフレームといえばファイアグリルというぐらい、同ブランドの代名詞ともいえる大人気商品です。
人数や利用シーンに合わせてさまざまなサイズが発売されていますが、こちらはソロにピッタリの29.5cm角のサイズ(重量約900g)となっています。
本体に加え、脚と網、専用ケースもセットになっており、これ1つあれば焚き火から炭火バーベキューまで、キャンプの楽しみが大きく広がります。
3位の焚き火テーブルの上で使うにもちょうどいいサイズです。
第1位/薪グリル
出典:Amazon
独特の形状をしたユニフレームオリジナルの「薪グリル(レギュラーサイズ)」を、TOP1に選出しました。
焚き火台だけでなく炭火コンロとしても使え、調理に最適なカマドのようにして使うことのできる独自のフォルムは、キャンプでも本格的な調理を楽しみたいキャンパーにとっては、実に魅力的な商品です。
レギュラーは41×30×35cmという少々大きめのサイズとなり、ソロキャンパーは1サイズ小さいsolo(20.5×18×18.5cm)の方が適しているかもしれません。
しかし、より積極的に料理を楽しめるサイズということで、今回はレギュラーサイズをランクインさせました。
ケトルをかけたままフライパンを使う。またはダッチオーブンとスキレットを同時に使うなど、調理の幅が広がるお料理キャンプを存分に楽しみたいソロキャンパーなら、きっと楽しんで使う事ができる商品です。
Sotopia編集部より
ユニフレームの薪グリルは焚き火を楽しむことや、暖房効果が高く、焚き火料理を作る事も出来ます。ただ一つだけデメリットがあるとすれば、既存の収納袋が破れやすいという事です。
8A GARAGE PRODUCTでは、ユニフレームの薪グリルがシンデレラフィットする帆布製の丈夫な焚き火バッグを作り販売しています。ユニフレームの薪グリルファンには人気の商品です。
まとめ
金属加工の街・新潟県燕三条のアウトドアブランド、UNIFLAME(ユニフレーム)のご紹介をするとともに、同社の人気商品を「ソロキャンプで使いたい」という視点に立って独自にランキングしました。
特に1位になった薪グリルは、焚き火と向き合いながら同時に調理を楽しみたいソロキャンパーにとっては、実に魅力的な商品であるだけでなく、デュオやちょっとしたグルキャンでも使えるユーティリティあふれる商品です。
このランキングを参考に、あなたのキャンプライフを盛り上げるお気に入りのキャンプギアを見つけてみてください。