ナンガ(NANGA) オーロラライト450DX 寝袋(ダウン)の評価が良い理由とは?

寝袋の購入を考えている方でこんな悩みはありませんか?寝袋メーカーが多すぎて、どのブランドの寝袋を選んだらいいのか分からない。

そこで今回は国産の寝袋メーカーで人気が衰えない「ナンガ」の寝袋について徹底解説していきます。なぜ、国内外で圧倒的な人気を誇っているのか、実際の使い心地はどうなのかについて年間100泊以上キャンプや車中泊を経験している筆者が紹介していきます。

最後まで読めばナンガって実際どうなんだろう?使い心地や使用したレビューを知りたい、という方の疑問が解決するでしょう。

本記事ではナンガの寝袋シリーズでも人気の「オーロラライトシリーズ」の3シーズンモデル「オーロラライト450DX」をご紹介しています。購入を検討しているという方やダウンシュラフで悩んでいる、と言う方はぜひ参考にしていただけると嬉しいです。

それでは、さっそくいってみましょう。

目次

日本製NANGA(ナンガ)の特徴とは?

はじめに「ナンガ」という会社がなぜ世界中でこんなにも注目されているのか。その人気の秘密に迫っていきたいと思います。

日本製【ナンガ】の会社には大きく3つの特徴があります。

1.羽毛の町から誕生したブランド
2.長年培ってきたノウハウが詰まっている
3.自信があるからこその「永久保証」

それぞれについて具体的に解説していきますね。

羽毛の町から誕生したブランド

あまり知られていませんがナンガという会社は国内の羽毛の町である「近江真綿布団の産地」からスタートした寝袋メーカーです。

国内羽毛布団の約40%のシェアを誇る滋賀県でも特に敷き布団の製造が盛んな地域からナンガははじまったとされています。

ナンガはもちろんですが、そのほかにも真綿布団などの有名な羽毛布団の産地であるということが一つの特徴ですね。そんなダウンの町から誕生したメーカーであるからこそ自信をもって商品を製造できるのかも知れませんね。

長年培ってきたノウハウが詰まっている

ナンガは1941年の創業から長年培ってきた、羽毛の選定・洗毛・管理のノウハウによって、よりあたたかい羽毛製品を作り続けています。

ナンガが使用する全ての羽毛は国内洗浄されたものしか使用しておらず、安全性と質にこだわりをもって作られています。製造においても熟練した縫製職人によって製品の完成まで管理されていると言ってもいいでしょう。

自信があるからこその【永久保証】

中でもナンガの寝袋の一番の特徴と言われているのが【永久保証】。自社工場ですべての工程を製造することで得た独自のノウハウがあるからこそ実現できることですね。

ナンガの寝袋であれば期間を限定せずに永久に修理保証してくれるのは、ユーザーから選ばれる理由とも言えます。

もちろん、修理が可能かどうかは商品の状態の確認をしてからにはなってしまいますが、大事に使っている寝袋だからこそ直してでも長く使いたいというユーザーの気持ちに寄り添っているのが嬉しいポイントです。

また、永久保証があるからキャンプや登山でも汚れや破れを気にせず安心してガシガシ使えるといったメリットもあります。

紹介する寝袋【オーロラライト450DX】の使い心地

本記事で紹介するのはナンガの寝袋のシリーズの中でも人気の「オーロラライトシリーズ」になります。オーロラライトシリーズの特徴としては浸透性が高く、さらに防水の素材を使用しているためテント内に付いた結露からダウンを守ることができます。

オーロラライトシリーズも快適温度によって「450」「600」など中のダウンの量の違いによってさまざまなタイプがあります。

今回紹介するのは3シーズンモデルとして人気の「オーロラライト450DX」。軽量な装備を意識した登山はもちろん、平地や山でのキャンプにも使用可能な寝袋です。

「オーロラライト450DX」の特徴としては4つあります。

1.軽量化された3シーズンモデル
2.コンパクトに収納が可能
3.ダウンを守る保管用バッグ付き
4.圧倒的な保温性

それぞれ具体的に説明していきますね。

軽量化された3シーズンモデル

冒頭でも少しふれましたが、オーロラライト450DXはダウン量450gで総重量が約865gと登山向きとも言える軽量な寝袋です。

高品質なダウンを使用しつつも、圧倒的な軽量さを持っているので登山でもキャンプでも持ち運ぶ際のストレスを軽減できます。

コンパクトに収納可能

NANGAの寝袋に共通している点ではありますが、ナンガの寝袋はコンパクト性に優れたものが多く、人気の理由とも言えます。

荷物が増えてしまいがちなアウトドアでもコンパクトさに長けた道具であることは大事なポイントですね。同じ快適使用温度のものと比べてもナンガの方がコンパクト性に優れているものも多くあります。

登山やバックパックでのキャンプをする場合は特に収納スペースの問題などで荷物の量が限られてしまうのでコンパクト、軽量であることはまず最初にこだわるべきポイントとなっていますよね。

ダウンを守る保管用バッグ付き

コンパクトに収納できるのはメリットなのですが、寝袋に使用しているダウンを小さく圧縮して収納してしまうと、寝袋のダウンの羽が折れて保温性を失ってしまいます。

それを防ぐためにNANGAの寝袋には大き目の保管用のバッグがほとんどの寝袋に付属しています。保管用バッグに入れておくことで中のダウンを傷つけることなく収納しておけます。

特に長期間使用しない場合などは保管用バッグに入れて押し入れやクローゼット内で管理するのがいいでしょう。

圧倒的な保温性

オーロラライトの特徴として、眠るときに身体の上にかぶせる面と身体の下にくる面で異なる構造を取り入れているといった特徴があります。

上部(睡眠時に身体の上にかぶさる面)はシングルキルト構造といわれ、シンプルに重量を抑えられる縫製方法になります。

また、下部(身体の下にくる面)にはボックスキルト構造という独自のダウンの保温性能を活かすために最も効率的な方法を採用。上下の異なる構造により、高い保温性を保っているといったオーロラライトシリーズの特徴があります。

NANGAの寝袋を選ぶ際の注意点

ナンガの寝袋「オーロラライト450DX」について詳しく解説してきました。メリットしかないように思えますが、もちろん注意するポイントもあります。

ここでは、そんなナンガの寝袋を選ぶ際の注意点を2点ご紹介していきます。

1.快適使用温度をしっかりとチェック
2.収納バッグの破れに注意

快適使用温度をしっかりとチェック

快適使用温度は寝袋によって定められています。たとえばオーロラライト450DXであれば【快適使用温度】0℃/【下限温度】-5℃といった表記が定められています。とはいえ人によって温度の感覚は異なるということに注意しておきましょう。

目安として表示している気温よりもプラス5℃ほどが実際の快適使用温度/下限温度という理解でいいかと思います。

同じ外気温0℃でも風や地面からの冷気によって体感温度は変わってきます。中に着込むことも想定しながら寝袋を選ぶようにしましょう。

収納バックの破れに注意

ナンガの寝袋の特徴としてコンパクトさが優れていると言うことをお伝えしましたが、収納バックに入れる際は注意しなければならない点があります。

それが、「収納バッグの破れ」です。

収納のコツとしては寝袋をたたまずにどんどん圧縮しながら収納バッグに入れていくと言う方法が一番おすすめなのですが、その際に力を入れすぎて収納バッグが破れてしまう可能性があります。収納バッグの破れには注意しながら収納していくようにしてくださいね。

まとめ

ナンガの寝袋はキャンプ初心者から上級者まで幅広く愛されている寝袋です。国産で安心の寝袋で使えば使うほど愛着もわき、手放せないギアとなること間違いなしでしょう。

今回紹介したオーロラライト450DXは寝袋内での服装を調整すればオールシーズン使用できる寝袋とも言えます。

しっかりと品質の管理された安心できる寝袋で快適な睡眠を確保したい。というかたは是非オーロラライト450DXを試してみてはいかがでしょうか。

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この記事を書いた人

北海道の日本海を眺めながらアウトドアに関する情報を発信する「道産子アウトドア編集部」

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