1つあると便利な調理器具「メスティン」は、ソロからファミリーまで今やキャンプには欠かせないアイテムの1つになっています。
メスティンとは角型飯盒(はんごう)の総称です。日本人にとって「飯盒」といえば、あのそら豆のような独特の形をしたものが一般的でしたが、メスティンの登場以来そのイメージもずいぶんと変わりましたよね。
では、そんな角型飯盒メスティンのおすすめはどのメーカーのものでしょうか。そして、メスティンを使用するときに誰もが悩む焦げつきを防止する「焦げないメスティン」というのはあるのでしょうか。
この記事では、2023年版オススメのメスティンをズバリ10選ご紹介します。
キャンプめしをおいしく快適にしてくれる、頼もしい相棒選びの参考にしてください。
【2023年】メスティン人気ランキング10
それでは、早速2023年版のメスティン人気ランキングをご紹介します。……といいたいところなんですが、ちょっとだけお待ちください。
一口にメスティンといっても、とくに「焦げないメスティン」を探したい場合は、メスティンには2つの種類があるということを覚えておいてください。
2種類のメスティン。それは次のようなものです。
- ノーマルメスティン
- 特殊加工メスティン
この2つの種類があるということを理解していただいたうえで、以下それぞれごとに5つずつオススメのメスティンをご紹介します。
ノーマルメスティン
ノーマルメスティン。これは、その名のとおりとくになんの加工なども行われていないメスティンのことを指しています。
メスティンの素材はほとんどの場合アルミ合金ですが、そのアルミを形に曲げただけのメスティンということですね。
ノーマルメスティンのオススメは、次の5種類です。
1.トランギア「メスティン TR-210」
出典:Amazon
「メスティンといえばこのメーカーの製品名」と誤解している人も多いほど、メスティンの代名詞ともいえるのが、スウェーデンの「trangia(トランギア)」の「TR-210」です。日本では、イワタニ・プリムス株式会社が正規輸入代理店として取り扱っています(2023年11月現在)。
シンプルな形、というよりも、この製品がメスティンブームの火付け役となったため、もっとも基本的な形がここにあるといってよいでしょう。
価格も手頃で手に入れやすいということもあり、一時期は品切れが続いていましたが、今はアウトドアショップやECサイトなどどこでも手に入れられます。
本製品は、容量が750mlとなっており、約1.8合までのごはんを炊くことができます。
2.トランギア「ラージメスティン TR-209」
出典:Amazon
先述の「TR-210」と同じトランギアの一回り大きな「ラージメスティン TR-209」がこちらです。容量は1,350mlで、約3.5合までのごはんを炊くことができます。
「TR-210」がソロ~デュオに向いたサイズとすれば、こちらは3~4人でも対応できる、ファミリーやグループキャンプに向いたサイズということができるでしょう。
とはいえ、メスティンはごはんを炊くだけでなく、普通にコッヘルとして利用することもできる調理器具です。そう考えた場合、TR-209の中にTR-210はキレイにスタッキングできますので、丸形コッヘルなどと比べてもキャンプ用の道具箱などにコンパクトにしまっておけるのも大きな魅力ですね。
3.キャプテンスタッグ「メスティン」
出典:Amazon
日本のアウトドアメーカー「CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)」のメスティンです。容量は1L。
1合のごはんを炊くときの米と水、250ccと500ccのメモリが内側につけられているため、なれていない人でも水加減を間違えることなく、おいしいごはんが炊けるはずです。
また、トランギアタイプと違い2本のハンドル(折りたたみ可能)が取り付けられているため、中身がいっぱいのときでも安定して持ち運びができるのもうれしいポイントです。
フタにエンボス加工された鹿のエンブレムも、キャンプ気分を盛り上げてくれますね。
4.山善「キャンパーズコレクション メスティン」
出典:Amazon
工作機械や産業機械、あるいは家庭用消費財を扱う総合商社「山善」では、レジャー・防災グッズの一環としてキャンプ用品をいくつか開発・販売しています。
その中でも、この「キャンパーズコレクション メスティン」は、実売価格1,200円ほど(2023年11月現在)という低価格ながら、バリ(アルミ断面に生じた出っ張りやギザギザ)が完璧に処理されており、コスパを重視するキャンパーの間では密かな人気です。
ECサイトの他、アウトドアショップよりもホームセンターなどで取り扱っていることが多いようで、それと知らずに手に取ったキャンパーさんも多いのではないでしょうか。
容量は850mlで、最大1.8合までのごはんを炊くことができます。
5.ダイソー「メスティン(1合用)」
出典:ダイソーネットストア
100円ショップ「DAISO(ダイソー)」のキャンプギアシリーズでは、数種類のメスティンが販売されています。
その中でも本製品は、もっとも小型で安価なタイプです。その価格はなんと税抜き500円。サイズを別にしても、これほど安価なメスティンは他にないでしょう。
しかし、安かろう悪かろうではありません。容量こそ約500ml、1合炊飯までと小型ではありますが、バリの処理やアルミの厚さ(底部1mm)などを考えても、通常のキャンプでの使用ではまったく問題はありません。
ただし、若干角が丸くなっているため、他メーカーのメスティンとスタッキングするのが難しいのは小さなマイナスポイントです。
特殊加工メスティン
続いては、特殊加工されたメスティン5つをご紹介します。
特殊加工メスティンとは、マーブル加工、テフロン加工、アルマイト加工など、さまざまな焦げ付き防止の特殊加工をほどこされたメスティンの総称と捉えてください。
加工方法は各社工夫を凝らしていますが、どんな加工であれ焦げ付きを劇的に防止し、使用後の洗浄やメンテナンスの手間を大きく減らしてくれます。
特殊加工の分だけノーマルメスティンより価格が高いのは最大のデメリットですが、大切に取り扱って長く愛用することを考えれば、決して高い出費ではないかもしれませんね。
6.ヤエイガレージ「 スリップメスティン(Rサイズ)」
出典:8A GARAGE 公式オンラインショップ
北海道のアウトドアガレージショップ「8A GARAGE(ヤエイガレージ)」の、レギュラー(R)サイズメスティンです。
アルマイト処理されたアルミ本体の内側には、特殊なスリップ加工がほどこされているため、炊き込みごはんのおこげなどもカンタンに剥がれ、あとのお手入れも楽ちん。山登りなどの水場がないところでも、ウェットティッシュで拭くだけでちょっとした洗浄は終了します。
出典:8A GARAGE 公式オンラインショップ
こちらの写真のように、焦げ付きやすい目玉焼きもラクラクおこなえますので、調理の幅が広がることは間違いありませんね。
本製品は容量800ml、1.8合まで炊飯可能なRサイズですが、その他にも一回り小さなSサイズ、一回り大きなLサイズも用意されており、3つのメスティンはキレイにスタッキングできますので、コッヘルセットとして利用することもできそうです。
また、限定カラーなども販売されていますので、使う楽しみがますます増えるオススメのメスティンですね。
8A GARAGEのスリップメスティン(ラージサイズ)を実際に使ってみた記事もこちらにあります。参考にしてみてくださいね。↓
7.フィールドア「メスティン アルミクッカーLサイズ」
出典:Amazon
ブラックボディがかっこいいメスティンですが、こちらもアルミの表面にノンスティック加工がほどこされています。
しかも、本体だけでなくフタもコーティングされているので、フタをちょっとした鉄板やフライパンとして利用することができる(ただしあまり高温の直火にさらすと歪む可能性があるのでご注意ください)だけでなく、お皿として利用した場合でもカンタンに汚れを落とすことができます。
本製品は最大約4合まで炊飯できるラージ(L)サイズですが、一回り小さなMサイズも用意されているので、人数に合わせて選択できるのもポイントです。
8.ミニマルワークス「ランチ メスティン」
出典:Amazon
テフロンコーティングがほどこされた2色が特長のメスティンは、韓国発のアウトドアブランド「ミニマルワークス」の製品です。
容量1.69Lという大型のメスティンではありますが、両開きのハンドルを採用している分、安定感もバッチリでしょう。
専用の収納袋が付属していたり、内部にしまえる蒸し料理用の網や専用の敷きパッドなどがオプションとして販売されていますので、オシャレなキャンプめしを楽しみたいキャンパーにはとくにオススメです。
9.ロゴス「メスキット」
出典:Amazon
ハードアルマイト加工がほどこされ、傷つきにくく焦げにくい「LOGOS(ロゴス)」のメスティンは、写真のグレー以外にもイエロー、グリーン、ベージュ、レッドなど5色展開されています。
それに加えて、他のメスティンではなかなか見かけない、フタに取っ手がついたデザインなど、オシャレ派のきゃんぱーさんにはオススメですね。
また、コスパのよいオシャレキャンプグッズに定評のあるロゴスらしく、特殊加工されたメスティンでありながら、実売価格2,000円以下(2023年11月10日現在)で購入できるのは、うれしいポイントです。
10.スケーター「アルミメスティン」
出典:Amazon
メタリックな赤いフタが目を引く「skater(スケーター)」のメスティンですが、実はこのフタには他にシルバー、イエロー、グリーンのバリエーションがあります。さらに、フタの刻印がアベンジャーズなどでもおなじみの「MARVEL」とコラボしたマーベルロゴの入ったシルバータイプも用意されています。
サイズも600ml、800ml、1Lと3タイプ用意されているので、人数や使用方法に合わせてチョイスも可能です。
加工は最低限のアルマイト加工で、「焦げ付かない」というには少々ムリがあるかもしれませんが、カラーバリエーションなど、こだわり派のキャンパーさんには楽しい製品でしょう。
メスティンにまつわるQ&A
メスティンのおすすめ10選をご紹介しましたが、どのメスティンを選べばいいのか。その基準はどこにあるのか。そんな疑問が浮かぶのは当然かもしれません。
そこでこの章では、メスティンに関わる「よくある疑問」を取り上げ、それに対する答えを解説しますので、あなたにピッタリなメスティン選びの参考にしてください。
メスティンの元祖はどのメーカーなの?
日本のキャンプシーンで「メスティン」という言葉がよく聞かれるようになったのは、2020年ごろからではないでしょうか。
コロナ禍の影響で密を避けるアウトドアレジャーが大流行し、キャンプ人口が爆発的に増えたころは、キャンプ用品店でもECサイトでも、品切れ&入荷未定の状態が続いていたものでした。
このブームの引き金となったのが、スウェーデンのキャンプ用ポータブルストーブ&クッカーブランド「トランギア社」のメスティン「TR-210」です。
トランギアは1925年に創設したブランドで、当初は家庭用のクックウェアを生産していたものの、1930年代から高まったキャンプギアの需要に応える形でキャンプ用クッカーの製造をはじめました。
そして、スウェーデンで生まれた取っ手付き飯盒を「そのまま弁当箱にもなる角型飯盒=メスティン」として、トランギアが1970年に商品化。これが、今のキャンプ用メスティンの元祖と考えられています。
キャンプめしにメスティンなんていらない?
キャンプめしを楽しむのには、メスティンなんていらない。これは、間違いありません。
別にメスティンなんかなくたってごはんは炊けますし、他の料理だってできます。アルミ製の軽量なクッカーや、スタッキングしてコンパクトにまとまるキャンプ用コッヘルなども各アウトドアブランドから販売されています。
とはいえ、これだけメスティンがキャンプシーンに溶け込んできたのは、それだけのメリットがあるからです。
熱伝導率のよいアルミ製であること、ごはんを炊くだけでなく、煮る・蒸す・揚げるなどさまざまな調理法に対応できること。これらは、他のアルミ製キャンプクッカーであれば同様のメリットを持っています。
その点を考慮すると、やはりメスティンが流行った一番の要因は、「角型だったこと」ではないでしょうか。
角型は丸形と比べて、収納時や中にものを入れるときにデッドスペースが少なく、2つのメメスティンをスタッキングして中に小物類を入れて持ち運ぶなどする場合でも、スペースの効率がよいのです。
また、見た目的にもどこか無骨でレトロなデザインだったり、取っ手を持ってそのまま食事ができたりと、キャンパーの心をくすぐるさまざまなポイントがあるのが、メスティンの人気を不動のものにしているのでしょう。
キャンプめしにメスティンはたしかに必要ありませんが、あればそれだけキャンプめしが効率よく楽しめるのが、メスティンの一番の魅力なのです。
メスティンはそのまま使えるの?
買ってきたばかりのメスティンはそのまま使えるのか?この疑問の答えは、「製品による」というものです。
海外製の安価な製品などは、バリが出ておりそのまま使うと危険な製品もあります。こうした製品は、フタと本体の両方のフチを、使用前に紙やすりなどで軽く整えてあげるといいでしょう。
また、製品によっては「シーズニング」という作業をしなければ、アルミ臭さが気になったり参加しやすかったりするものもあります。
最近のメスティンのほとんどはシーズニング不要となっていますが、特に何の加工もされていないアルミむき出しのメスティンの場合は、米の研ぎ汁でメスティンを煮るなどして、表面に酸化被膜をつける作業をしなければなりません。
なお、表面に特殊加工されたメスティンの場合は、洗剤とスポンジで軽く表面のホコリなどを落とすだけで、そのまま使いはじめることができます。
メスティンはどの大きさを買えばいいの?
メスティンの大きさは、主に次のようなサイズにわかれています。
スモールサイズ:容量500ml程度、炊飯量約1合まで
レギュラーサイズ:容量750~850ml程度、炊飯量約1.5~2合まで
ラージサイズ:1~1.5L程度:炊飯量約3~4合まで
メスティンを炊飯だけに使用するのであれば、この容量とキャンプに行く人数などを加味して考えればよいでしょう。
それ以外のキャンプ料理にも使いたいのであれば、1サイズ上を選んだり、複数のサイズを用意しておけば対応できます。
同じメーカーのメスティンであれば、違ったサイズを内側にスタッキングできることがほとんどですので、持ち運びもラクラクです。
スノーピークはメスティンを出してないの?
国内ブランドのキャンプ用品メーカーとして、今も昔も不動の人気をほこっているのが「スノーピーク」です。
スノーピークは金属加工の町・新潟県三条市に本社をおくアウトドア総合メーカーですが、世界に先駆けて「オートキャンプ」のスタイルを生んだ会社としても知られています。
洗練されたデザイン性のうつくしさもありますが、なによりもその品質の高さがスノーピークの人気の秘密といってよいでしょう。
品質の高さを裏付けるエピソードとして、スノーピークはすべての商品に一切の保証書をつけていません。これは、品質の高さを裏付けていると同時に、壊れたら買い替えるのではなく、いつまでも修理を繰り返して使ってほしいという、製品づくりにかける思いとクオリティの高さを象徴している証拠だともいえるでしょう。
ただし、残念ながらスノーピークのラインナップにメスティンはありません。チタン製品などにも定評のあるスノーピークですから、チタン製メスティンなんて魅力的だと思うのですが、今後の展開に期待したいところです。
焦げないメスティンのおすすめはズバリどれ?
本記事でも「焦げないメスティン」として、特殊加工された製品を5つ紹介しました。では、その中でもっともおすすめなメスティンはどれなのでしょう。
筆者はズバリ、「8A GARAGE(ヤエイガレージ)」製の「スリップメスティン」を選びます。
出典:8A GARAGE 公式オンラインショップ
筆者はスリップメスティンのS、R、Lと3サイズを保有しているのですが、3サイズがキレイにスタッキングできるため、キャンプにいくときは3つ重ねてキャンプ用道具箱に放り込んでおけばOKです。
安い製品ではありませんので、使用する際はそれなりに気をつけて使ってはいますが、それでもこれまでに焦げついて困ったということもありません。
今後使い続けているうちに、コーティングがどれだけ保っていけるのかはまだわかりませんが、これからもずっと使い続けていきたい愛用の品として、大切にしていきたいですね。
焦げないメスティンは絶対に焦げないの?
焦げないメスティンは、なんらかの特殊コーティングがほどこされており、そのコーティングのおかげで食材が焦げつかない仕組みなっています。
ノーマルのアルミメスティンと比べるとその効果は絶大で、洗浄や片付けもカンタンなのはうれしいポイントです。
ただし、どんな使い方をしても絶対に焦げつかないというわけではありません。
例えば、焚き火などの強火で空焚き続ければ、塗装が剥がれてしまうかもしれませんし、金ダワシなどでゴシゴシ擦ってしまえば、コーティングだけでなくアルミ面にまで傷をつけてしまいます。
こうなってしまえば、もう「焦げつかない」なんていっていられません。
特殊コーティングされたメスティンを使う場合は、製品について取扱説明書などをしっかりと確認して、その認められた範囲内で使用するように気をつけてください。
メスティンでつくるおすすめカンタン料理
メスティンは飯盒ですが、なにもお米を炊くだけが使い道ではありません。
そこでこの章では、特にカンタンにつくれるおすすめのメスティン料理を3つご紹介します。
メスティンおすすめレシピ1:缶詰炊き込みごはん
缶詰とお米だけ用意しておけば、小腹を満たす炊き込みごはんもカンタンに作ることができます。
缶詰はなんでも構いませんが、特に筆者がおすすめするのは「焼き鳥缶」です。
材料
- 焼き鳥缶:1缶
- お米:1合
- 水:160cc(白米を炊くときより少なめ)
- しょうゆ、または塩:少々
- その他、ニンジンや油揚げの細切りがあるとなおおいしくなります
つくり方
- お米を洗う(無洗米を使用する場合は水の量を10%ほど増やす)
- メスティンの中に米を入れ、分量の水を入れてしばらくおく(夏場30分、冬場1時間が目安)
- 焼き鳥缶の中身を汁ごとすべて入れる
- 好みに合わせて具材を足す
- 濃い味が好きならしょうゆや塩で味を調整する
- 基本の炊き方で炊飯する
メスティンおすすめレシピ2:サバ缶パスタ
どこでも手に入るサバ缶を使った、おいしいパスタレシピです。イワシのオイルサーディンを使ってもおいしいですよ。
材料
- パスタ:約100g
- 水:250cc
- サバの水煮缶:1缶
- しめじ:1/2パック
- 刻みネギ:適量
- 唐辛子(小口):適量
- オリーブオイル:適量
- にんにくチューブ:適量
- 塩・コショウ:少々
つくり方
- メスティンに水を入れ、塩を加える
- しめじ、オリーブオイル一回し、小口切りした唐辛子を入れかき混ぜる
- メスティンを強火にかけ沸騰したら半分に折ったパスタを入れる
- サバの水煮缶をほぐしながら入れる、このときサバ缶の汁を入れれば入れるほどコクが出るので、好みに合わせて入れる
- 弱火にして茹でる(茹で時間はパスタのパッケージに書いてあるものを参考に)
- パスタが水分を吸い、芯がなくなったら火を止める
- 塩・コショウで味を整え、刻みネギを振りかける
メスティンおすすめレシピ3:ちゃちゃっと燻製
メスティンと蒸し用の網を組み合わせると、カンタンに燻製料理も楽しめます。
ただし、この使い方自体はメーカー推奨のものではありませんので、ご利用時は自己責任で!燻製に使用するメスティンは、特殊加工されていないアルミ製のものを1つ専用にするとよいでしょう。
用意するもの
- メスティンのサイズに合った底網
- アルミホイル
- スモークチップ(サクラなど、100均で手に入るものでも十分)
材料
- うずらの卵水煮
- プロセスチーズ(6Pチーズなど)
- ウインナー
- ベーコン
- サキイカ
- ナッツ類
材料はあくまでも一例です。お好みの材料で楽しんでください。
つくり方
- うずらの卵はキッチンペーパーなどで水分を取る
- プロセスチーズは完全に向かず、底の部分だけアルミホイルを残す(溶けて流れないように)
- メスティンの底にアルミホイルを皿のようにして設置する
- アルミホイルの上にスモークチップを敷き詰める
- 底網をおき、その上に好きな食材を並べる(あまりくっつけすぎないように)
- フタをしてガス火にのせる
- バーナーを点火し弱火~中火で温める
- 燻製の香りが漏れ出したら少し弱火にしてひたすら温める
- 煙が漏れ出さなくなったら火を止める
- フタをあけてみてうっすら食材が色づいていたらできあがり(色づきが足りないようなら、スモークチップを足してもう一度火にかけましょう)
初心者におすすめのメスティンでキャンプめしを楽しもう!
軽くコンパクトなので持ち運びがしやすく、汎用性の高いメスティンは、キャンプめしを手軽に楽しみたいキャンパーにとっては頼もしい味方です。
特に、特殊加工がほどこされたメスティンは、お値段は少々はるものの、焦げつかずお手入れもカンタンなため、洗浄の手間も減り環境にもやさしいすばらしい調理グッズです。
あなたもお気に入りのメスティンをお供に、次の週末はキャンプめしを楽しみにいってみませんか。