【2024年】最強のペグハンマー21選|スノーピーク、DOD、ワークマン、かっこいいのはどれ?

テントやタープを張る時に、絶対とはいわないけどあったら便利なキャンプ道具。なんだかおわかりですか?それは、ペグハンマーです。
ペグやロープはセットになっているので買い忘れることはありませんが、初心者キャンパーがはじめてのキャンプで、「あったらよかったな」と思いがちなのもペグハンマーかもしれません。
そこらに落ちている石や焚き火用の薪でも代用品になりますが、特に固い砂利混じりの地面などでは、強力なペグハンマーがなければ歯が立たないのです。
そこでこの記事では、「ペグハンマー最強ランキング」と題して、ECサイトなどでよく売れているペグハンマーの中から、21種類を選んでご紹介します。
最強のペグハンマーを相棒に、次のキャンプは安全で楽しく過ごしましょう。

目次

ペグハンマー最強ランキング21選

では、ペグハンマーの最強ランキング21選をご紹介します。
ただ、このランキングはあくまでもECサイトでの売れ行きやレビューの良し悪しなどを参考に、筆者が独自に算出したものですので、必ずしも「おすすめ順」ではないことをご了承ください。
それでも、特に上位にランクインしている製品は、多くのキャンパーに愛されているロングセラー品ばかりですので、安心してお使いくださいね。

最強のペグハンマー:スノーピーク|PRO.C

出典:Amazon

1959年からつづく日本の老舗アウトドアブランドで、全製品を完全国内生産する信頼性の高い「スノーピーク」が、1995年に世に送り出した頑強な鍛造ペグハンマーです。その性能は、まさに「最強」の名に恥じないできばえです。
同社の頑強な鍛造ペグ「ソリッドステーク」のヘッドを、固い地面にガンガン打ち付けられることができるだけでなく、こちらの「PRO.C」はヘッドに銅を使用していますので、打撃時の衝撃を緩和し、腕の疲労度も軽減してくれます。さらに、ヘタった銅ヘッドのみを交換できるのもうれしいポイントです。
フック式とホール式のペグ抜きや、すっぽ抜け防止のベルトも標準装備されているので、これ1本でペグの扱いが1ランクアップしますよ。

最強のペグハンマー:エリッゼステーク(村の鍛冶屋)|アルティメットペグハンマー

出典:Amazon

さまざまなサイトで、スノーピークのPROハンマーと人気を二分するのが、この「エリッゼステーク」のペグハンマー「アルティメットペグハンマー」です。
金属加工の町・燕三条の「村の鍛冶屋」が販売するこのハンマーは、スノーピークと比べるとRを描いた柄の形状が特徴で、より手には馴染みそうですね。
ただし、筆者もこのハンマーを持っているのですが、ベルト代わりのロープは案外ほどけやすいため、いざというときにすっぽ抜けないようにしっかりと結び目を確認しておきましょう。
ハンマー部がブラックとクロームカラー、ヘッド部がステンレスと真鍮を選んで組み合わせることもできます。

最強のペグハンマー:エリッゼステーク(村の鍛冶屋)|アルティメットハンマー ブラック柄

出典:Amazon

こちらも上記と同じ「エリッゼステーク・アルティメットペグハンマー」ですが、天然木(樫)の柄がウレタン塗装でブラックカラーとなり、「村の鍛冶屋」のロゴがシブく光ったデザインです。
こちらも、ハンマー部はブラックとクローム、ヘッド部はステンレスと真鍮から好みに合わせて4パターンを選ぶことができます。
工具でもあるハンマーを、ペグ打ちに特化させることで、アウトドア環境にピッタリあうデザインに仕上がったこの製品は、無骨で男心(と女心)をくすぐるペグハンマーだとはいえないでしょうか。

最強のペグハンマー:DOD|シズカナウドーン

出典:DOD公式サイト

オリジナリティあふれる商品開発コンセプトとユニークな名前でおなじみの「DOD」からは、「シズカナウドーン」と名付けられた一風変わったペグハンマーが販売されています。
このペグハンマーは、ハンマー内部に細かい鉄球が入った構造で、打ち込み時の反動を最大限軽減してくれます。
それだけでなく、表面全体が樹脂で覆われているため、一般的なペグハンマーと比べてはるかに控えめな打撃音でペグを打ち込めるのです。
しかも、打撃面は少し大きめに作られているため、周囲が静かになった暗い夜間にキャンプ場に到着したときでも、安全に、そしてできるかぎり周りのキャンパーに迷惑をかけることなく、テントの設営が速やかに行えます。

最強のペグハンマー:コールマン|スチールヘッドハンマーⅡ

出典:Amazon

世界のキャンプ業界の雄「コールマン」が販売するペグハンマーは、まさに「質実剛健」という名がピッタリのオーソドックスな形状です。
「スチールヘッドハンマーⅡ」と名付けられたこちらの製品は、その名のとおりスチール合金製の一体型ヘッドで、握りやすい少し太めなグリップ形状をしていて、ガンガンペグを打ち込めます。
ペグ抜きやベルトもついていますので、これがあればペグ問題はすべて解決しそうですね。

最強のペグハンマー:IWANO|ペグハンマー

出典:Amazon

2023年11月にリリースされた、「IWANOペグハンマー」は、元消防士の同社代表が3年かけて作り上げた製品です。
サムズ・アップしたユニークな形状ながら、「幸せの在りかを照らす」という同社のミッションを体現するように、少し大きめのヘッド面など、使い勝手とユニークな見た目を両立させています。
命に関わる現場で働いていた経験をいかし、ハンマーひとつにも手を抜かずに安全を追求した本製品は、テントやタープの設営の強い味方になってくれますよ。

最強のペグハンマー:YOGOTO|ペグハンマー

出典:Amazon

快適で楽しいキャンプライフをサポートし、品質とデザインにこだわる「YOGOTO」のペグハンマーが、ユーザーの声に応えて、このたび第2世代に生まれ変わりました。
シンプルながら力を効果的に伝える柄の形状と、さまざまな形状のペグ抜きにも対応できるヘッドデザインは、ボトルの栓抜きまでついています。
しかもうれしいことに、ケース付きで実売価格2,500円程度(2023年12月現在)というのは、一流ブランドのペグハンマーと比べ圧倒的にリーズナブルです。

最強のペグハンマー:ロゴス|パワーペグハンマー

出典:Amazon

いかにも「工具」といった無骨なデザインのこのハンマーは、「エンジョイ・アウティング!」を合言葉とするアウトドアブランド「LOGOS」の「パワーペグハンマー」です。
「パワー」の名のとおり、固い地面でのペグ打ち・抜きを楽に行えるように設計された本製品は、重量バランスと持ち心地が非常によく考えられています。
特に、樹脂製のグリップとベルト部分は、皮のグローブをした状態でも手にフィットするように設計されていますので、安心して振りおろすことができます。

最強のペグハンマー:DOD|ゲラッペンドーン

出典:DOD公式サイト

「ゲラッペンドーン」という、ユニークな名前と形状のこのハンマー。ご想像どおり、こちらも「DOD」の製品です。
同社調べによる「テント設営のあるある第2位/設営途中でハンマー見失いがち」という結果をもとに、ペグハンマーが地面で自立すれば、目立つのでなくさないのでは?そんな思いから生まれました。
ヘッドが重く平らな形状の同製品は、そのまま地面で自立しますし、柄の端が赤く塗られているため、キャンプ地でもよく目立ちます。
もちろん見た目だけでなく、鋳鉄製のヘッドの打撃面は大きく、重量もありますので固いペグと地面にも負けません。

最強のペグハンマー:FUKUオリジナル|ソロハンマー.S

出典:Ichi-oshi store

キャンプ系YouTuberとして38.8万人の登録者(2023年12月15日現在)を持つ「FUKU」さんが、「最強のソロキャンプ用ペグハンマーが欲しい」として開発したのが、この「FUKUオリジナル・ソロハンマー.S」です。
バックパックキャンプを含めたソロキャンプでは、重く大きいペグハンマーは正直大きな重量負担になってしまいます。しかし、やっぱりペグハンマーはあると便利。
そんな同氏の思いを凝縮して、全長19cm、重量約360gというコンパクトなハンマーを生み出しました。
コンパクトながらバランス調整には徹底的にこだわって作られていますので、しっかりペグを打ち込むことができますよ。

最強のペグハンマー:RiveRock|ショートペグハンマー

出典:Amazon

こちらも前述の製品と同様のコンセプトで開発された、ショートサイズのペグハンマーです。
ヘッドには真鍮が使用されているため、打撃時の衝撃をやわらげ、手首とペグへの負担を軽減してくれます。
ショートながら、名栗加工を施された木製のグリップは握り心地もよく、ペグに力を加えやすいヘッドバランスも魅力です。

最強のペグハンマー:キャプテンスタッグ|ペグハンマー

出典:Amazon

こちらは、総合アウトドアブランドとしてもおなじみの「キャプテンスタッグ」が販売するショートサイズのペグハンマーです。
ステンレス製のヘッドとアルミ合金の柄は、ヘッドの重心が前になるように設計されていますので、ショートハンマーながら鍛造ペグでも打ち込みやすい重量バランスが考えられています。

最強のペグハンマ:キャンピングムーン|プレミアムペグハンマー

出典:Amazon

2011年の設立以来、シンプルなデザインと自社工場生産にこだわり、高品質で機能的なキャンプ用品を製造・販売しているのが「キャンピングムーン」です。
このペグハンマーは、頑丈なステンレスヘッドに、打撃時の衝撃を緩和する純銅を内蔵型の部品に使用することで、その名のとおり「プレミアム」なハンマーに仕上げました。

最強のペグハンマー:UJack|ベリーヘビーハンマー

出典:Amazon

テントをはじめ、意欲的なオリジナルキャンプ用品を数多くリリースする「UJack」のペグハンマーは、「ベリーヘビーハンマー」という大層な名前でデビューしました。
しかし、ためらいなくハンマーを振りおろせる鋳鉄製のヘッド、金属製の柄、握りやすく滑りづらいラバーグリップと、その名に恥じない質実剛健なつくりが特徴です。
しかも、約850gという超重量級のハンマーですので、その重量を利用して効率的にペグを打ち込んでいけます。

最強のペグハンマー:コールマン ペグハンマー

出典:Amazon

「コールマン」が販売するもう1つのペグハンマーは、うつくしいスチールヘッドのペグハンマーです。
ただし、ペグ抜きはヘッド後部に輪っかのようなものが付けられただけですので、ペグの形状によっては抜くことができませんので注意してください。

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最強のペグハンマー:EXTEDRG|ペグハンマー2023年強化版

出典:Amazon

「EXTEDRG」のペグハンマーは、大きな特徴はないものの、必要最低限の機能がしっかりと盛り込まれた製品です。
抜け落ち防止のベルトに加え、。シンプルな木製のストレートグリップ。単独で交換可能な真鍮製ヘッドを備え、収納袋もついた本格的ペグハンマーですが、実売価格2,500円強(2023年12月現在)で手に入れることができます。

最強のペグハンマー:DAYTONA OUTDOORS|I型ペグハンマー

出典:デイトナ公式サイト

ペグハンマーといえば「T字型」という常識をくつがえした、「I字型」のユニークなペグハンマーが2023年4月にリブランドされた「DAYTONA OUTDOORS」から誕生しました。
これなら持ち運びや収納に困ることはありません。ズボンやエプロンなどのポケットに、さり気なく忍ばせておいても邪魔にはなりませんね。

最強のペグハンマー:NATWEE|キャンプハンマー

出典:Amazon

全長約21cmのショートサイズなコンパクトハンマーですが、ステンレススチールに加え、ヘッド中央部には真鍮のパーツが埋め込まれているので、打撃時の衝撃吸収など、高い性能を実現しています。
グリップが、手袋をした手に馴染みやすい形状をしているため、使い勝手のよいペグハンマーです。

最強のペグハンマー:キャプテンスタッグ|ペグハンマー

出典:Amazon

「キャプテンスタッグ」のもう1つのペグハンマーは、天然木と炭素鋼でつくられています。
比較的軽く、細身の柄が特徴的ですので、手の大きな男性には使いにくいかもしれません。女性やお子さん、あるいは手の小さい男性などにおすすめです。

最強のペグハンマー:HUNDRUP|強化版ペグハンマー

出典:Amazon

AmazonをはじめとするECサイトでは、常に販売数上位にランクインしている軽量ペグハンマーです。
しかし、人気の理由は実売価格1,500円程度(2023年12月現在)という価格でしょうか。
実際のところは軽くてあまり使い物にならないといったレビューも散見していますので、購入には十分に注意が必要です。

最強のペグハンマー:ダイソー|黒ゴムパイプハンマー

出典:ダイソーネットストア

100円ショップ「DAISO(ダイソー)」で購入できる、税込110円のゴム製ハンマーです。当然、ペグ打ち専用ではありません。
実は筆者もキャンプをはじめたばかりのころ、ゴム製のハンマーを購入したことがあります。しかし、ペグによってはハンマーのほうがすぐにボロボロになってしまい、ほとんどまともに使用することができませんでした。
ゴム製ハンマーを使うのであれば、砂地用のプラスチックペグに使用するか、小さなお子さんにペグ打ちの「お手伝い」をさせるときに、安全を考慮して持たせておくのがよいでしょう。

最強のペグハンマー番外編:ワークマン|電動ドライバー対応スクリューペグ 25cm

出典:ワークマンオンラインストア

近年、キャンプ用品業界でがぜん頭角を現してきた「ワークマン」では、以前「激安で使いやすい」と評判のペグハンマーを販売していました。しかし、残念ながら今は品切れ状態が続いています。
代わりに番外編として、こちらのハンマー、いえ、電動ドライバーと専用スクリューペグをご紹介します。
電動ドライバーはどんなものでも構いませんが、スクリュー式に地面にペグを食い込ませることができますので、どんな固い地面でも、刺すのも抜くのもぐいぐいできそうですね。

ペグハンマーのメリット・デメリット

最強のペグハンマー21選+1をご紹介しましたが、あなた好みのペグハンマーは見つかりましたか?
ところで、ペグハンマーは絶対に用意しなければいけないのでしょうか?
いえ、そんなことはありません。冒頭でも書いたとおり、別にそこらに落ちてる石ころだって、あるいは固い広葉樹の薪だって、なんなら手斧の裏側だって、極論「たたくことのできるもの」であれば、なんでも代用することは可能なんです。
では、なぜ専用のペグハンマーを用意したほうがよいのでしょう。
ここでは、ペグハンマーを用意することのメリットとデメリットを改めて確認します。

ペグハンマーを利用するメリット

ペグハンマーを利用するメリット。それは、主に次の3つです。

  • ペグ打ちが早く済む
  • ペグ抜きもできる
  • かっこいいペグハンマーはテンションも上がる

専門のペグハンマーがあれば、他の代用品と比べて圧倒的に早くペグを打ち込めます。
大型のベル型テントのように、ペグの本数だけで20本以上も打ち込まなければならない場合、1本打つのにかかる時間の差はバカにできません。
それに、砂利混じりの固い地面にペグを打たなければならないような場合、代用品では手に負えないことも少なくないのです。
また、大抵のペグハンマーにはペグ抜きがついていますが、代用品にはこれがありません。固い地面に思いっきり打ち付けたペグは、抜くときにも相当の力がいりますが、手だけでこれをやるのは大変ですよね。
そして最後に、かっこいいペグハンマーを持っていると、なんだかテンションが上がるというのも無視できない条件です。やっぱりキャンプギアって、所有欲を刺激してくれるものが多いですもんね。

ペグハンマーを利用するデメリット

では逆に、ペグハンマーを利用するデメリットとはなんでしょう。それは、突き詰めると「重い」「高い」の2つではないでしょうか。
ヘッドの重量を利用してペグを打ち込むペグハンマーは、どうしてもある程度の重量が必要となります。逆にいえば、あまり軽いペグハンマーではなんの役にも立ちません。
だから、バックパックキャンプなども場合は、石ころなどの代用品を現地調達することが多くなってしまうのです。
また、ある程度性能のいいペグハンマーはそれなりのお値段がします。
先に紹介したペグハンマーも、安いものでも2,500円程度。一流ブランドの信頼できる製品であれば、7~8,000円するものも少なくありません。
重量とお財布事情。この2つが、専用のペグハンマーを利用するデメリットということができるでしょう。
しかし、逆にいえばこの2つさえクリアすることができるのであれば、やはり設営・撤収を速やかに終わらせてキャンプそのものをゆっくり楽しむためにも、専門のペグハンマーを用意しておくことをおすすめします。
またさらに、グルキャンなど複数の人でキャンプにいく場合は、ペグハンマーも複数本用意しておいたほうが、よりスムーズに設営を終わらせることができますよ。

最強ペグハンマーを選ぶポイント

やはり、専用のペグハンマーを持っておくことは、スムーズで快適なキャンプのためにも、必要な条件なのかもしれません。
そこでこの章では、最強のペグハンマーを選ぶポイントについて解説します。

ヘッドが頑丈なペグハンマーであること

ペグハンマーとは、ガンコで固い地面に、これまた硬いペグをガシガシ打ち込んでいくための道具です。
そのため、なによりも求められるのが「頑丈さ」です。特に、ヘッド部分が頑丈でなければ、このハードな作業をこなすことはできません。
先に紹介したゴム製ヘッドのハンマーでは、使えるペグの種類が限られてしまいます。これは、プラスチック製のハンマーも同様です。
鋳鉄製の硬いペグなどの場合、「やわ」なヘッドのペグハンマーでは、ハンマーのほうがすぐにヘタってしまいます。
ただし、一部の製品にみられるヘッドが真鍮や銅でつくられている場合は、その部分がうまく衝撃をやわらげる役目を持っていますので、手首に与えるダメージをおさえることができます。

ペグ抜きが使いやすい

ペグハンマーが専用の「ペグ」ハンマーであるゆえんは、ペグ抜きがついているという点にあります。いってみれば、ペグ抜きのついていないペグハンマーは、単なるハンマーとなんら変わらないのです。
そのため、ペグ抜きがいろんなペグに対応可能で、なおかつ使いやすいというのは、最強のペグハンマーを選ぶ際の重要なポイントになります。

安全に使えるペグハンマーである

重量のあるハンマーを勢いよくペグに叩きつけるペグ打ちは、一歩間違えると危険な怪我を引き起こしてしまう可能性もある作業です。

  • 打撃面が小さすぎず手を打たないこと
  • 滑りにくい柄であること
  • ベルト付きでスッポ抜け対策がされていること
  • 柄とヘッドのつなぎ目がしっかりとしていること

など、安全対策がしっかりと取られていることは、購入前に確実に確認しましょう。
また、ペグハンマーを使用してペグ打ちをする場合は、念のため革製の手袋などをしておくことをおすすめします。
ただし、滑り止めのついていない軍手は、かえって滑りやすくなってしまうこともありますので、注意してください。

軽量なペグハンマーは要注意

ペグハンマーとは、その重量を振り子の原理で力を効率的にペグに伝え、ペグを地面に打ち込む仕組みで使うものです。
そのため、あまり軽量のペグハンマーの場合、余計な力が必要になったり、そもそも全然ペグが打ち込めなかったりする可能性があります。
重ければそれだけ持ち運びは大変になりますが、その分効率的にペグ打ちが行えるのです。
持ち運ぶのが大変だからと、あまり軽量のペグハンマーを選んでしまうと、結局使い物にならなかったということにもなりかねませんので、十分に注意してください。

ヘッド重量とのバランスがよい

ペグハンマーは重いほうがよいとはいっても、なにも闇雲に重いほうがいいわけではありません。
木製などの柄は軽く、ヘッド部分はしっかりとした重量があることが、振り下ろしやすいペグハンマーの条件です。
これは、各メーカーが十二分にテストを繰り返した結果導き出したバランスですが、その人の好みに合う合わないもあるでしょう。
できれば実物のペグハンマーをいくつかさわってみて、手首を振りやすいバランスの製品を見つけることをおすすめします。

安かろう悪かろうは真実

ペグハンマーは安全にも関わるキャンプ道具です。筆者の個人的なポリシーですが、安全に関わる道具の場合は、あまり節約しすぎないことが重要だと考えています。
「安かろう悪かろう」は、安全に関わるキャンプ道具の場合は、ある部分真実です。
高ければいいというわけではありませんが、あまり安すぎるギアの場合は、その分「使い勝手や機能性が伴わないこともある」という可能性には注意しましょう。

マルチツールのハンマーはあまり使えない

出典:Amazon

キャンプギアのなかには、いわゆる「マルチツール」というものがたくさん存在します。
たとえば、ビクトリノックスのマルチツールなど、ひとつ持っておくと重宝するマルチツールが有るのも事実です。
しかし、ことハンマーに関しては、マルチツールはあまり期待しないでおいてください。
ペグハンマーは重量やサイズも大事ですが、一番大切なのは「ヘッドと柄のバランス」ですので、マルチツールではそれが確保できないのです。

100均の工具はペグハンマーにおすすめしない

出典:ダイソーネットストア

ペグハンマーのいいものは非常に高額で、おいそれとは買えない金額のものも少なくありません。
そのため、できるだけ予算を安く収めようと思って100円ショップやホームセンターで、普通のハンマー(金づち)を買おうと考える人も少なくないでしょう。
しかし、実際のところ普通のハンマー、特に100均などで買える安いハンマーは、あまり使い物にならないものも少なくありませんので注意してください。
筆者もキャンプをはじめたばかりのころ、あまり予算がなくて100円のハンマーを買ったのですが、実際に使ってみたところバランスが悪く、納得の使い心地とはいえませんでした。
本当にペグ打ちを効率的に行いたいなら、絶対に専用のペグハンマーを選ぶことをおすすめします。

かっこいい最強のペグハンマーは便利なだけでなくテンションが上がる

キャンプでテントやタープを張る際に、「なくてもいいけど絶対にあると便利なペグハンマー」について、そのメリットとデメリット、選び方などと合わせて「最強のペグハンマー」21選を紹介しました。
ペグハンマーは、どうしてもなくてはいけないキャンプギアではありませんが、やっぱりあると圧倒的にテントなどの設営が早くなります。
なによりも、お気に入りのペグハンマーを持っているだけで、設営時にはテンションがあがりますよ!
ぜひともこの記事で、あなたもお気に入りの最強ペグハンマーを見つけて、大切な相棒として次のキャンプを楽しく過ごしてくださいね。

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この記事を書いた人

多数のジャンル案件を手掛けるWebライター。

趣味のソロキャンプを活かしたアウトドア案件は特に得意とし、取材を兼ねた愛車のジムニーJA-11改でキャンプ場ワーケーションに出かけることも多い。

元飲食店主の経歴もあるためキャンプ飯にはこだわりたいタイプ。

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