冬キャンプはテント選びが大切です。選び方を間違えてしまうと、冬の厳しい環境でのキャンプが、より一層厳しいものになってしまいます。
「冬キャンプはしてみたいけど、寒さが心配」「冬テントって普通のテントと何かちがうの?」という冬キャンプ初心者さん、お任せください!
この記事では、2014年から極寒地で冬キャンを楽しみ、毎年キャンプメーカーのカタログを取り寄せて読み込んでからテント展示会に足を運ぶ筆者が、最強の冬テントをスペックやコスパにこだわって人数別にご紹介します。
記事の後半ではテント選びのポイントも詳しく解説していますので、初めて冬テントを買おうと思っている人や、冬キャンプデビューしたい人は必見ですよ。
最強の冬テントはこれだ!人数別おすすめ25選
出典:Pharus公式サイト
冬キャンプの過酷な気候にも負けないおすすめテントを、人数別に5つずつ全25種類を厳選しました。
「コスパがいいテント」「価格は高いけれど高スペックなテント」どちらも紹介していますので、ご自身がテントに求めるものや価値観、予算などで選んでくださいね。
ソロキャンプにおすすめの冬テント
ソロキャンプは軽量でコンパクト、かつ設営が簡単なものがセオリーですが、テントの中で薪ストーブを使う場合は、安全のため少し大きめのテントを選びましょう。
テンマクデザイン|サーカスTC DX
出典:Amazon
アウトドアショップ「WILD-1」のプライベートブランドである「テンマクデザイン」は、TC素材(ポリコットン)のテントがリーズナブルな価格で手に入るのが魅力です。
ここ数年、テンマクデザインのテントをキャンプ場で見かけないことはないほど、急激に人気が高まったブランドでもあります。
「サーカスTC DX」は、ワンポールのTCテントで設営が楽ちんで、薪ストーブもインストール可能な冬キャンプにピッタリのテントです。
インナーテントや窓付きフロントフラップなど、便利なオプションも用意されています。
ただし、「ソロには少し大きすぎるのでは?」という意見があるかもしれません。でも、テント内に薪ストーブを入れてすべての作業をテント内で行う「おこもり冬キャンプ」を考えた場合、ピッタリの人数は実は1人だと筆者は考えます。
【製品概要】
- 展開サイズ:幅420×奥行き442×高さ270cm
- 収納サイズ:幅27×奥行き27×長さ63cm
- 重量:13.1kg
- 素材:ポリコットン、ポリエステル
- カラー:サンド
- 付属品:ポール、ペグ、ガイロープ、収納ケース
バンドック|ソロベースEX
出典:Amazon
「バンドック」は、新潟県三条市にあるスポーツ用品・アウトドア用品卸売り会社である「株式会社カワセ」が手がける自社ブランドです。
武骨なデザインとカラーでガレージブランドなどのキャンプギアと相性抜群のバンドックテントですが、キャンプ芸人のヒロシさんがバンドックの「ソロドーム1」を愛用していたことで、知名度が大幅にアップしました。
バンドック製品は組み立てがかんたんで収納サイズが非常にコンパクト、かつ他社製品と比べ比較的リーズナブルな価格も人気の理由です。
中でも、「ソロベースEX」は、ミリタリースタイルが楽しめるポリコットン性のパップテントとして、ソロキャンパーからの絶大な人気を集めています。
レギュラーの「ソロベース」とちがって、こちらの「EX」は、スカート付きでテント内への冷たい風や雨・雪の侵入を防げますので、冬キャンプにピッタリです。
【製品概要】
- 展開サイズ:幅360×奥行き190×高さ110cm
- 収納サイズ:幅40×奥行き20×長さ20cm
- 重量:4.48kg
- 素材:ポリコットン、ポリエステル
- カラー:サンドベージュ、カーキ
- 付属品:ポール、ペグ、ガイロープ、エンドキャップ、収納ケース
キャンパルジャパン(ogawa)|ステイシーファルダ
出典:Amazon
現在の正式社名は「キャンパルジャパン」ですが、2011年以前からキャンプを楽しんでいる人には「小川テント」の方が馴染みがあるのではないでしょうか。
日本軍や欧米各国の軍隊テントを製作してきたノウハウで、強度と居住性に高い評価を得ているメーカーです。
2015年にキャンパルジャパンに事業譲渡され、一度はテントに印刷されるロゴからも「小川(ogawa)」の名前がなくなりましたが、小川ブランドへの人気が根強く復活を望む声が多かったため、再び「ogawa」の名前が復活した経緯があります。
そのogawaから紹介するのは、ソロキャンパーに人気のドームテント「ステイシーST-2」です。荷物置きや雨天時の靴の脱ぎ履きに便利な前室付きがうれしいですね。
ユーザーの要望により、2023年より冬でも使えるスカート付きへアップグレードしました。
キャンプ場では、バイカーの使用が目立っています。
【製品概要】
- 展開サイズ:幅300×奥行き230×高さ130cm
- 収納サイズ:幅20×奥行き20cm×長さ53.5cm
- 重量:4.52kg
- 素材:ポリエステル
- カラー:ダークブラウン×サンドベージュ
- 付属品:ポール、ガイロープ、セルフスタンディングテープ、アルミピン、収納袋
モンベル|ステラリッジテント2型 スノーフライ
日本の登山ブランド「mont-bell(モンベル)」は1975年に大阪で誕生しました。
欧米ブランドとはちがい、日本人の体型や日本の気候に合ったラインナップが魅力です。
また、他の登山ブランドに比べてリーズナブルなのに機能性が高く、コスパが良いのも人気の理由です。
モンベルのテントといえば、鮮やかな「黄色」が印象的ではないでしょうか。キャンプ場のソロサイトで、ひときわ目立っています。
「ステラリッジテント2型 スノーフライ」は冬の悪天候に対応したテントで、ペグダウンできるスカートで防風・防雪ができます。出入口はファスナーではなく巾着の口ひもを絞るような形状で、雪山でファスナーが凍ってしまうのを避けるつくりをしているのは、心配がないのは山岳テントならではですね。
【製品概要】
- 展開サイズ:幅210×奥行き130×高さ105cm
- 収納サイズ:φ13.5×長さ30cm
- 重量:850g
- 素材:ナイロン
- カラー:イエロー
- 付属品:なし
※インナーテント(本体)は別売りなので注意してください。
出典:Amazon
YOKA|TIPI
出典:YOKA公式サイト
「YOKA」は「休日を最高のものにする」をテーマにしたアウトドアブランドです。
自社オリジナルデザインにこだわっており、他とかぶらないデザインが無骨な雰囲気をかもしだします。
「TIPI」は薪ストーブを使うキャンプのために考えられたテントで、デフォルトで煙突ポートが付いた珍しいデザインです。
テントを切って煙突を出す穴(煙突ポート)を作るのは覚悟がいるので、はじめから煙突ポートがついているのはありがたいですよね。
インナーテントがないため、寝る場所としてコットを用意しましょう。
【製品概要】
- 展開サイズ:幅270×奥行き270×高さ175cm
- 重量:2kg
- 素材:ナイロン
- カラー:カーキ
- 付属品:ポール、ガイロープ
デュオ(2人)キャンプにおすすめの冬テント
デュオキャンプのテントは夫婦やカップルでのキャンプ、あるいは女子キャンなどで使用している人が多いカテゴリーです。
このカテゴリーのテントを選ぶ人は、おしゃれなものを好む傾向が強いため、各メーカーもおしゃれなデザインのテントを発売しています。
テント内レイアウトを決めるのが楽しくなりますね。
DOD|カマボコテント3S
出典:DOD公式サイト
「DOD(ディーオーディー)」は、大阪発のキャンプギアブランドです。当初の名称は「ドッベルギャンガー アウトドア」でしたが、2018年に名称変更されました。
遊び心いっぱいのデザインやギア名でファンが多いブランドでもあり、「タケノコテント」や「キノコテント」など、独特のネーミングが特徴です。
「カマボコテント3S」は、通常のカマボコテントよりも小さめでデュオキャンプにピッタリ。リビングと寝室が分かれた2ルームテントで居住性抜群です。
【製品概要】
- 展開サイズ:幅250×奥行き500×高さ185cm
- 収納サイズ:幅28×奥行き28×長さ68cm
- 重量:14.4kg
- 素材:ポリエステル
- カラー:カーキ、ブラック
- 付属品:ポール、ガイロープ、リペアポール、リペアシート、タイベルト、ペグ、収納袋
サバティカル|モーニンググローリー TC
出典:サバティカル公式サイト
「サバティカル」は全国展開のアウトドアセレクトショップ「A&Fカントリー」のオリジナルブランドです。
「A&Fカントリー」は、キャンパーなら1度は耳にしたことがある軽量チェアで有名な「ヘリノックス」や、非常に強靭だけども非常に高価なテントとして有名なスウェーデンのテントブランド「ヒルバーグ」の正規代理店としての実績があります。
デザイン性に富んだ「サバティカル」のスタイリッシュなテントは、高級テントをそろえた競合メーカーに比べ低価格に抑えられていることもあり、発売当初から人気急上昇の注目ブランドになりました。
「モーニンググローリー TC」は、ベルテントとティピーテントが一体化したような独特のフォルムが特徴です。
入り口側はベル型で広いつくりになっており圧迫感がなく、テント内でゆったり過ごしたい「おふたりさまキャンプ」にはピッタリですね。
【製品概要】
- 展開サイズ:幅470×奥行き440×高さ270cm
- 収納サイズ:幅36×奥行き23×長さ77cm
- 重量:14.35kg
- 素材:ポリコットン
- カラー:ベージュ、カーキ
- 付属品:ガイロープ、ポール、ペグ、収納袋
ノルディスク|ウトガルド13.2
出典:Amazon
「ノルディスク」は、シロクマのロゴがかわいい北欧のアウトドアメーカーで、北欧の厳しい自然環境でも耐えうるテントがそろっています。
日本ではコットンテントが有名なブランドですが、デンマークではコットンよりもポリエステル、ナイロンテントが主力という興味深い一面もあるブランドです。
「ウトガルド」は「巨人の家」という意味をもつテント。長方形の床とサイドウォールの立ち上がりで、デッドスペースが少なくギアの配置がしやすい形状になっています。
フロアシートは別売りですが、必ず必要なので合わせて購入しましょう。
【製品概要】
- 展開サイズ:幅430×奥行き295×高さ240cm
- 収納サイズ:幅35×長さ124cm
- 重量:22.5kg
- 素材:ポリコットン
- 付属品:ガイロープ、ポール、ペグ、収納袋
スモア(S’more)|ドルチェロッジ
出典:Amazon
「スモア」は2020年に誕生した、比較的新しい日本のアウトドアブランドです。
コンセプトは「ギアにときめき、キャンプに恋する」。コンセプトどおり、おしゃれキャンプにピッタリなデザインのテントが、リーズナブルな価格でそろっています。
「ドルチェロッジ」はかわいいおうちのようなデザインで、特に女性に人気があります。最近は、キャンプ場でもこのテントを使っている女子キャンパーをよく見かけるようになりました。
【製品概要】
- 展開サイズ:幅305×奥行き305×高さ198~203cm
- 収納サイズ:幅30×奥行き30×長さ96cm
- 重量:30kg
- 素材:ポリコットン
- 付属品:ガイロープ、ポール、ペグ、収納袋
DOD|キノコテント
出典:DOD公式サイト
見た目も名前も楽しいDODのテント。丸っこくて可愛いキノコ型のテントはその名も「キノコテント」といいます。
最小限のギアでコンパクトにまとめたいデュオにおすすめです。
出典:DOD公式サイト
カラーバリエーションは現在ベージュとライトカーキの2種類ですが、販売終了になってしまったバイオレットがさらにかわいかったので、廃盤になってしまい残念です。
出典:DOD公式サイト
余談ですが、ソロ用の「ミニキノコテント」は女性ソロキャンパーに人気があります。赤キノコがとってもかわいいですよね。こちらはまだ販売中です。
【製品概要】
- 展開サイズ:幅328×奥行き328×高さ168cm
- 収納サイズ:幅25×奥行き25×長さ90cm
- 重量:11.2kg
- 素材:ポリエステル
- カラー:ベージュ、ライトカーキ
- 付属品:ポール、ペグ、収納袋
3人キャンプにおすすめの冬テント
3人用からは、テントのサイズがさらに大きくなってきます。
意外と「3人用」にふさわしいテントは少ないようですが、ここでは「デュオ以上ファミリー未満」の最強冬テントを選んでみました。
コールマン|タフスクリーン2ルームハウス
出典:Amazon
アメリカの老舗アウトドアブランド「コールマン」。この名前を知らないキャンパーはいないでしょう。
老舗ならではの長年の知見とノウハウで、さまざまなタイプのテントを展開しています。
ただし、手に取りやすい価格設定になっている分、人とかぶりやすいブランドでもあります。
「タフスクリーン2ルームハウス」は、筆者がキャンプ場で最もよく見かけるコールマンのファミリーテントです。
ドームテントとシェルターを連結させたようなフォルムで、リビングが広々としています。
【製品概要】
- 展開サイズ:幅365×奥行き610×高さ200~220cm
- 収納サイズ:φ30×長さ74cm
- 重量:16kg
- 素材:ポリエステル
- 付属品:ポール、ペグ、ガイロープ、ハンマー、収納袋
スノーピーク|エルフィールド
出典:Amazon
新潟県三条市の老舗アウトドアメーカー「スノーピーク」は、「人生に、野遊びを。」をスローガンとして、遊び心のある高スペックギアを揃えています。
年2回行われるユーザー向けの感謝祭「雪峰祭(せっぽうさい)」や、キャンプ場を貸切って行われるスノーピークスタッフとユーザーとのキャンプイベント「Snow Peak Way」など、ユーザーとの交流を大切にしているメーカーです。
「エルフィールド」は2ルームテントのエントリーモデルで、設営が簡単なところが魅力です。2ルームなのに1人で簡単に建てられるのは高ポイントですよね。
【製品概要】
- 展開サイズ:幅380×奥行き600×高さ210cm
- 収納サイズ:幅30×奥行き34×長さ83cm
- 重量:15.5kg
- 素材:ポリエステル
- 付属品:ルーフシート、ペグ、ガイロープ、収納袋
ノルディスク|アルフェイム12.6
出典:Amazon
ティピータイプの「アルフェイム12.6」は、同じノルディスクの「アスガルド」と「ウトガルド」に比べてペグダウンの数が少ないため、早く設営できるのが嬉しいテントです。
ワンルームで広々と使うこともできますが、インナーテントを設置してリビングと分けることもできます。
フロアシートは別売りなので、必ず合わせて購入しましょう。
【製品概要】
- 展開サイズ:幅400×奥行き400×高さ275cm
- 収納サイズ:幅32×長さ99cm
- 重量:11.8kg
- 素材:ポリコットン
- 付属品:ガイロープ、ポール、ペグ、収納袋
スノーピーク|アメニティドームL
出典:Amazon
「アメニティドーム」は、コンパクトな前室が付いたドームテントです。
リビングほど広くありませんが、荷物を置いたり雨の靴の脱ぎ履きに便利なスペースがあります。
S、M、Lのサイズ展開で、3人でゆったり寝るならLサイズがおすすめです。
2ルームテントより高さがなく丸いフォルムなので、風に強い設計になっています。
【製品概要】
- 展開サイズ:幅310×奥行き540×高さ165cm
- 収納サイズ:幅24×奥行き27×長さ74cm
- 重量:9.8kg
- 素材:ポリエステル
- 付属品:ポール、ガイロープ、ペグ、リペアパイプ、収納袋
サバティカル|アルニカ
出典:サバティカル公式サイト
「アルニカ」は付属のインナーテントを使って2ルームテントとしても、インナーテントを使わずコットで寝るシェルターとしても使うことができる2WAYタイプのテントです。
出典:サバティカル公式サイト
パネルが細かく仕切られ、それぞれにファスナーが付いているので、風向きやサイトレイアウトによって、出入口を替えることもできます。
また、フルオープンにもできますので、暑い夏にも使えるオールシーズン用テントです。
【製品概要】
- 展開サイズ:幅300×奥行き620×高さ210cm
- 収納サイズ:幅42×奥行き35×長さ81cm
- 重量:20.5kg
- 素材:ポリエステル
- カラー:サンドストーン
- 付属品:ポール、ガイロープ、ペグ、収納袋
ファミリーにおすすめ4~5人用冬テント
ファミリー用の冬テントは、2ルームテント、もしくは大型ワンポールテントやベル型テントがおすすめです。
家族がゆったりと過ごすことができる大きさに加えて、大きくても風に強く、雪が屋根に積もりにくいテントを選びました。
ノルディスク|アスガルド19.6
出典:ノルディスク公式サイト
日本で「ノルディスク」といえば、多くの人の頭に浮かぶテントが「アスガルド」ではないでしょうか。
ベル型テントが流行したのは、アスガルドがきっかけといっても過言ではありません。
風に強く、屋根に傾斜があるため雪が積もりにくい形状で、かつファミリーでも充分すぎる居住スペースが確保できる万能なテントです。
フロアシートは別売りなので、必ず一緒に購入してくださいね。
【製品概要】
- 展開サイズ:幅500×奥行き470×高さ300cm
- 収納サイズ:幅42×奥行き116cm
- 重量:20kg
- 素材:ポリコットン
- 付属品:ポール、ガイロープ、ペグ、収納袋
スノーピーク|ランドロック
出典:スノーピーク公式サイト
キャンプ場でよく見かける、スノーピークテントの代表格と言えば「ランドロック」です。
他メーカーの2ルームテントと比べて一回り大きくリビングが広いので、テーブル周りに家族全員分のチェアを配置しても余裕があります。
とにかく広い2ルームテントが欲しい人におすすめです。
【製品概要】
- 展開サイズ:幅405×奥行き625×高さ205cm
- 収納サイズ:幅33×奥行き36×長さ75cm
- 重量:22kg
- 素材:ポリエステル
- 付属品:ガイロープ、ペグ、補修材、収納袋
キャンパルジャパン(ogawa)|ティエララルゴ
出典:ogawa公式サイト
「ティエララルゴ」は、ogawaで最高スペックの2ルームテントです。
メッシュパネルが多くオールシーズン使えますが、もちろん冬にも強いテントなので心配はありません。
特に、インナーテントのフロア素材はPVC(ポリ塩化ビニル)で完全防水のため、雪解け水などが浸みてくることもなく、インナーテントの性能は他のテントよりも群を抜いています。
【製品概要】
- 展開サイズ:幅310×奥行き620×高さ210cm
- 収納サイズ:幅45×奥行き40×長さ80cm
- 重量:22kg
- 素材:ポリエステル、ポリコットン、PVC
- カラー:サンドベージュ×ダークブラウン
- 付属品:ポール、ガイロープ、セルフスタンディングテープ、ライナーシート、ハンマー、ペグ、収納袋
キャンパルジャパン(ogawa)|ピルツ15 T/C
出典:Amazon
「ピルツ」はワンポールのかわいいフォルムで、ogawaの中でも根強い人気があるテントです。
以前はポリエステル製でしたが、ポリコットン製にバージョンアップし、より冬キャンプ向きになりました。
出典:楽天市場
以前はサイズも7、9、12、15、19、23(平米数)と豊富にあり、カラーは赤が人気でしたが、どんどん廃番となってしまい、現在は「ピルツ15 T/C」のみの販売です。
窓がないので夏は暑いですが、反対に冬は暖かく過ごせます。
【製品概要】
- 展開サイズ:幅430×奥行き430×高さ310cm
- 収納サイズ:幅40×奥行き35×長さ90cm
- 重量:17.6kg(付属品のぞく)
- 素材:ポリコットン、ポリエステル
- カラー:オフホワイト×ブラウン
- 付属品:グランドシート、ポール、ガイロープ、ペグ、ハンマー、収納袋
サバティカル|スカイパイロットTC
出典:サバティカル公式サイト
サバティカルで1番人気の大型シェルターが、この「スカイパイロットTC」です。
2019年の発売当初から人気沸騰で、一時は完売で手に入れるのが困難な時期もありました。
長辺は2ルームテントよりも長く居住スペースが広いので、ギアが多い人、おしゃれギアをたくさん配置したい人におすすめです。
【製品概要】
- 展開サイズ:幅720×奥行き380×高さ270cm
- 収納サイズ:幅39×奥行き29×長さ82cm
- 重量:22.4kg
- 素材:ポリコットン、ポリエステル
- カラー:ライトベージュ
- 付属品:ポール、ガイロープ、ペグ、収納袋
グルキャンにおすすめ6人以上の冬テント
大人6人以上のグルキャンを考えた場合、全員が1つ屋根の下で寝るということはあまりないかもしれません。
そこでここでは、グルキャンの宴会場となる大型シェルターを中心に紹介します。
テント内にチェアを配置する場合は、とにかく広い空間が必要です。ファミリー用のシェルターよりも大きなものを選びましょう。
ほとんどの製品が、テントとしては最大級のクラスになりますので、みているだけでワクワクしてきますよ。
ノルディスク|ヴァナハイム40
出典:Pinterest
ノルディスクで1番広い居住面積を持つ「ヴァナハイム」シリーズは、24平米と40平米の2サイズ展開です。
オプションのインナーテントを設置して、広いリビングスペースを確保できます。インナーテントを両端に設置すれば、グルキャンの宴会場としてだけでなく2家族が1つ屋根の下でキャンプすることもできます。
ただし、このカテゴリーで紹介する他のテントもそうですが、あまりにも巨大なシェルターのため、区画が区切られたせまいサイトでは張れないのがデメリットです。
筆者はキャンパーの聖地ふもとっぱらで「ヴァナハイム40」を見たことがありますが、その存在感は圧巻でした。
【製品概要】
- 展開サイズ:幅800×奥行き495×高さ300cm
- 収納サイズ:幅124c×奥行き72cm
- 重量:56.2kg
- 素材:ポリコットン
- 付属品:ガイロープ、ポール、ペグ、収納袋
ノルディスク|ミッドガルド20
出典:ノルディスク公式Facebook
「ミッドガルド」は家型テント「ヴィムル」と連結ができるユニークなテントです。
グルキャンなら「ミッドガルド」を宴会シェルターとして使い、「ヴィムル」を連結して各ファミリーの寝室として使うこともできます。
上の写真は、ミッドガルド20とヴィルム5.6(両脇)を2つ連結した写真で、左にいる人たちと比べてもらえれば、その巨大さがおわかりかと思います。
【製品概要】
- 展開サイズ:幅500×奥行き450×高さ300cm
- 収納サイズ:幅46×奥行き110cm
- 重量:30kg
- 素材:ポリコットン
- 付属品:ポール、ガイロープ、ペグ
DOD|タケノコテント2
出典:DOD公式サイト
大人気だった初代「タケノコテント」がリニューアルされ、「タケノコテント2」として生まれ変わりました。
改良されたベンチレーターが増設され、出入口が1ヶ所から2ヶ所に増えています。窓もフルオープンになるので、どこからでも出入り可能なのがうれしいですね。
オプションのプロジェクタースクリーン「タケノコシアター」を設置すれば、テント内で大迫力映像を楽しむことができますよ。
出典:DOD公式サイト
【製品概要】
- 展開サイズ:幅450×奥行き450×高さ280cm
- 収納サイズ:幅36×奥行き36×長さ79cm
- 重量:23.5kg
- 素材:ポリコットン、ポリエステル
- カラー:タン、カーキ
- 付属品:ガイロープ、ペグ、テントリペアシート、収納袋
キャンパルジャパン(ogawa)|ツインピルツフォーク T/C
出典:Amazon
ogawaのワンポールテント「ピルツ」を2つ繋げたようなフォルムの「ツインピルツフォーク T/C」は季節を問わず宴会場として活躍するコットンシェルターです。
同じようなデザインで比較検討されるのはスノーピークの「ランドステーション」ですが、「ツインピルツフォーク T/C」はスカート付きで、冬キャンプのテントとして使うことができます。
フロアシートがなく、オプションで左右にインナーテントも付けられますが、コットなどを使用して土間スタイルで楽しむのもおすすめです。
【製品概要】
- 展開サイズ:幅630×奥行き355×高さ210cm
- 収納サイズ:幅35×奥行き30×長さ65cm
- 重量:10.1kg
- 素材:ポリコットン、ポリエステル
- カラー:オフホワイト×グレー
- 付属品:ガイロープ、ペグ、セルフスタンディングテープ、アイアンハンマー、収納袋
テンティピ|ジルコンCP 15サイズ
出典:Pharus公式サイト
「テンティピ」はスウェーデンのアウトドアブランドです。日本では、フィンランドのアウトドアメーカー「ファロス」の日本代理店を通して、テンティピのテントを購入することが可能です。
「ジルコンCP 15サイズ」は、日本で見かけるティピー型テントの中では最大級の大きさを誇ります。冬は氷点下45度にまで達する北欧スウェーデンで作られるテントは、まさに冬のためのテントです。
最近、冬シーズンを通してたまに見かける程度になりましたが、2019年ごろまでは真冬のキャンプ場で必ず見かけていました。
【製品概要】
- 展開サイズ:幅600×奥行き600×高さ360cm
- 収納サイズ:幅33×奥行き84cm
- 重量:19.9kg
- 素材:ポリコットン
- カラー:ベージュ、ブラウンレッド
- 付属品:ペグ、収納袋
初心者必見!最強の冬テント選び方
四季の中でも寒さや雪など過酷な環境で過ごす冬キャンプだけは、他の季節と装備を変える必要があります。
冬キャンプにそぐわないテントを選んでしまうと、雪や強風、低気温や結露に耐えられないことがあるため、しっかりとしたスペックのテントを選ぶようにしましょう。
それには、多少値段が張っても、厳しい気候にも耐えられる頑丈なテントを選ぶことが重要です。
ここでは、冬キャンプでも「安心安全に過ごせるテント」の選び方を紹介しますので、冬用テント選びの参考にしてくださいね。
冬テントに求められる条件
冬キャンプでも「安心安全に過ごせるテント」の条件とはどのようなものでしょうか。
特に重要な条件は次の4つです。
- 断熱性:低い外気温がテント内に入らない、テント内の暖気が逃げていかない
- 耐風性:冬特有の強い北風に耐えられる
- 耐雪荷重:積雪によりテントが倒壊しない
- 通気性:結露を最低限にする
数あるテントの中から比較検討を重ねて、冬キャンプの「4大悪条件」である「寒さ」「強風」「積雪」「結露」を防ぐ冬の最強テントを選びましょう!
素材はコットンがおすすめ
上記の条件を最大限満たす素材が「コットン」です。
布地が厚く目が詰まっているので、他の素材に比べて断熱性があります。
また、目が詰まっていても「綿」という素材は通気性が良いので、結露がしにくいのは冬キャンプに嬉しいメリットです。
さらに結露が発生しても、コットンの特性で水分を蓄えることができるのでポタポタと落ちてこず、布地を触ってはじめて結露が発生しているのがわかります。
コットンの特長を持ちつつ、扱いやすくなった素材が「TC(ポリコットン)」です。コットンとポリエステルの混紡で、コットンの特長である断熱性や通気性にポリエステルの軽さと速乾性が加わっています。
最近では、各アウトドアメーカーのテントもTC素材が増えてきており、日本で「コットンテント」といった場合は、ほとんどの場合このTCテントであることがほとんどです。
スカート付きを選ぶ
冷たい風や雪がテント内に入ってこないようにするには、スカート付きのテントが必須です。
特にスカートの上に雪が積もると、地面との隙間がなくなり風が入ってこなくなるため、積雪前よりもテント内が暖かく感じられます。
購入時にスカート付きのものを選ぶのがベストですが、所持しているテントを冬キャンプで使いたい場合は、スカートを自作するのもよいでしょう。
スカートがあるのとないのとでは、寒さの感じ方がまるっきりちがいます。
暖房の有無で選ぶテントが変わる
寒い冬は、テントの中で暖房器具を使いたいと思うこともありますよね。でも、テント内を暖かくしてくれる暖房の有無で、選ぶテントも変わってきます。
ここでは暖房器具の有無、そして暖房の種類別にどんなテントを選んだらよいのかを解説します。
石油やガスのストーブを使う場合の冬キャンプテント
石油ストーブには、熱源の奥に反射板がある「反射形石油ストーブ」と、反射板がなく全方向に放熱する「対流形石油ストーブ」があります。
キャンプでよく使われるのは、効率的にテント内を暖められる「対流形石油ストーブ」です。
また、ガスストーブとは、カセットコンロに使うガス缶(OD缶、CB缶)を燃料として使うストーブを指します。
石油ストーブもガスストーブも酸素が燃えて二酸化炭素が排出されますが、換気が不十分な状態で使用すると、酸素が不足してしまい、二酸化炭素ではなく一酸化炭素が発生しますので非常に危険です。
命の危険にも関わる一酸化炭素中毒を防ぐため、石油やガスのストーブをテント内で使用するなら、次のようなテントを選びましょう。
- ベンチレーターが多いテント
- 窓(メッシュパネル)付きのテント
合わせて一酸化炭素チェッカーを用意しておくと安心です。
薪ストーブを使う場合の冬キャンプテント
年々、ユーザーが多くなっている薪ストーブですが、薪の不完全燃焼により一酸化炭素が発生する危険があるので、扱いには注意が必要です。
また、薪ストーブが原因のテント火災の事例もあります。
https://x.com/KatakuroK/status/1192393013743378432?s=20
薪ストーブを使うことを前提としたテントの選び方は以下のとおりです。
- ベンチレーターが多いテント
- 燃えにくい素材のテント(コットンがベスト)
- 天井が高いテント
もちろん、一酸化炭素チェッカーの準備も忘れずに。
電気式暖房器具を使う場合の冬キャンプテント
電源サイトでは、電気ストーブや電気毛布、こたつを使うことができるため、テント泊がより一層快適になるのがメリットです。
電気ストーブを使う場合は、次のような基準でテントを選びましょう。
- コンパクトなテント
- 天井が低めのテント
電気ストーブは眼の前はすぐに温まりますが、熱量が少なく広いテントは室内が暖まりにくいので、ソロやデュオ程度のコンパクトなテントで使用するほうがよいでしょう。
また、熱は上昇する性質があるので、あまり天井が高いと暖かい空気が天井付近にだけ溜まってしまい、フロア近くは寒く感じてしまいます。
そんなときは、電気ストーブではなくこたつを使ったお座敷スタイルにするのもおすすめです。
この場合は、テント下部からすきま風が入ってくると非常に寒い思いをしますので、フライシートとフロアシートがつながっていて、すきま風が入らないテントを選ぶとよいでしょう。
暖房器具を使わない場合の冬キャンプテント
暖房器具を使わない場合は、とにかく冷気や風をテント内に入れないようにする工夫が大切です。
そのためには、以下のような基準でテントを選ぶとよいでしょう。
- フライシートとフロアシートが一体型のテント
- もしくはスカート付きのテント
- シェルターの場合はオプションのインナーテントも使う
加えて、底冷えを防ぐための断熱マットや快適温度が氷点下に設定されているシュラフはマストで準備し、必要に応じて湯たんぽやカイロなども使ってください。
冬キャンプは「準備しすぎる」くらいでちょうどよいのです。
積雪や吹雪に耐える頑強さ
筆者は、風や雪で倒壊したテントを幾度となく目の当たりにしているため、冬テントを選ぶ際には風や雪に耐えられるかどうかをもっとも重要視しています。
冬の過酷な状況である「積雪」「吹雪」に耐えられるテントは、次の基準で選びましょう。
- ドーム型やワンポールなど、風を受け流す形状のテント
- 屋根に雪が積もっても滑り落ちる、ティピー型などの傾斜がきついテント
- 高い位置にベンチレーターがあるテント
積雪でテント下部が埋まることで、外気が遮断されテント内はより暖かくなりますが、換気ができず二酸化炭素が溜まり窒息する危険性があります。
屋根の高い位置にベンチレーターがあるテントを選び、空気穴として必ずベンチレーターは開いておきましょう。
大きければよいというわけではない
テント内で使う暖房器具によって快適に過ごせるテントの広さは変わってきますので、適切な大きさのテントを選ぶようにしてください。
ストーブを使用する場合は、あまり狭すぎるとフライシートに引火する可能性があるため、ソロならデュオ用テント、デュオなら3~4人用テントほどの広さが必要です。
薪ストーブは大火力なので、広く天井が高い方がおすすめ。ソロなら2~3人用、デュオならファミリー用、ファミリーなら大型テントを選びしましょう。
また、暖気は上昇するため、天井が高いテントは全体が暖まりにくいため、高さのあるテントは暖まりにくいということも覚えておいてください。
暖房器具を使わない場合は、人数相応のコンパクトなテントがベストです。
冬以外にも使うかを考える
冬テント専用として使うか、オールシーズン使うかによって選ぶテントは変わってきます。
たとえば、冬に最適な「フライシートとフロアシート一体型」「窓が少なくすきま風が入りにくい」テントは、夏は暑くて過ごしにくいテントになってしまいます。
オールシーズン使うのであれば、窓が多いもの、フラップが上がるものなど、風通しの面も考慮しましょう。
筆者は、以前は2ルームテントをオールシーズン使っていましたが、冬用にノルディスクの「アスガルド」を購入したあとは、2ルームテントは冬以外の3シーズン用として使っています。
キャンプスタイルで考える
どんなキャンプスタイルで過ごすかによっても、テント選びは変わります。
- おこもりリビングスタイル
- おこもり土間スタイル
- アクティブスタイル(寝るためだけのテント)
ここでは、上記3つのスタイルについてテントの選び方を解説します。
おこもりリビングスタイル冬キャンプのテント選び
「お座敷スタイル」とも言われるおこもりキャンプの場合は、靴を脱いでいる足元が寒くなりがちなので、フライシートとフロアシート一体型のテントが最適です。
リビングにフロアシートがない2ルームテントなどの場合は、リビングスペースよりも大きめのブルーシートで立ち上がりを作り、フライシート下部からすきま風が入ってこないようにしましょう。
銀マットを敷き、その上にラグを重ねることで底冷え対策になります。ひざ掛けやテントシューズを使うのも寒さ対策として効果的です。
電源サイトなら電気カーペットを使うとお尻や足元が暖かくなり、上半身もポカポカしてきますよ。
おこもり土間スタイル冬キャンプのテント選び
2ルームテントやフロアシートがないワンポールテントで楽しむ「土間スタイル」では、すきま風を防ぐためにスカート付きテントがマストです。
土間スタイルは、フロアシートがない地面がむき出しのテントでキャンプをすることを指します。冬の土間スタイルは足元が冷えるので、スノーブーツなど暖かい履き物があるといいですね。
チェアを置く分、お座敷スタイルよりもスペースが必要になるため、リビングが広めのテントを選びましょう。
ワンポールテントなら、一回り大きいサイズを選ぶのがおすすめです。
アクティブ派冬キャンプのテント選び
昼間は登山やスキー・スノーボードを楽しんで寝るためにテント泊をする場合、冬は日没が早いこともあり、キャンプ場に到着するのは薄暗くなってからということもありますよね。
暗くて手元が見にくいことに加え、降雪や積雪、風があってはテント設営に手間取ってしまいます。
出典:デカトロン公式サイト
そんな状況を一発解決できるのが「ワンタッチテント」です。
「ワンタッチなんて強度が心配」と思うことなかれ。北欧メーカーのワンタッチテントは耐風仕様になっており、すぐに設営できるのにも関わらず、高い強度を持っています。
キャンプから少し話は逸れますが、冬登山をする場合のテントは必ず山岳テントを使いましょう。
レジャーとしてのテントと過酷な冬山で使うテントでは必要な強度が異なり、山岳テントは軽量ながら強風でも倒壊しない強度を持ち合わせています。
これが最強の冬テント!アスガルドノルディスクがすごい
出典:ノルディスク公式サイト
この記事では最強の冬テント25選として紹介してきましたが、その中でホントの最強テントはどれでしょうか。
筆者としては、一般的に使いやすい4~5人用に限定した場合、「アスガルド19.6」がイチオシです!
そこで、冬用テントとしてノルディスクの「アスガルド19.6」を愛用している筆者が、そのすごさを簡潔にレビューします。
「アスガルドこそ最強!」と自信をもっておすすめできるテントですので、興味を持ってもらえたらうれしいです。
「アスガルド19.6」の最強ポイントは以下の4つ。
- 圧倒的な居住スペースの広さ
- 強風を受け流すワンポールテント
- 屋根の傾斜がきついので、雪がほとんど積もらない
- 同じワンポールのティピー型よりガイロープ本数が多いので、強風に耐えられる
寒波が襲来すると強風が吹き荒れ、場合によっては雪を伴って吹雪になることもあります。
筆者が「アスガルド19.6」で経験した悪天候は、風速14mの強風と一晩で20cmの積雪です。
強風では、フライシートが風を受けてバサバサと音を立てますが、ドームテントのような横揺れはほとんどありません。
また夜中の大雪でも、屋根の傾斜に沿って雪が流れ落ちていくので、テントの上に雪はまったく積もっていませんでした。
ちなみにこの雪の日、屋根に積もった雪の重みでテントが倒壊し、夜中のうちに撤収したサイトもたくさんあったようです。
このエピソードを1つとっても、風や雪の中でも安心してキャンプができる冬用テントとして、筆者が「アスガルド」をおすすめする理由がおわかりいただけるかと思います。
最強の冬テントを選んで初心者も冬キャンプを楽しもう!
冬のキャンプ場では、暖かい時期よりも倒壊したテントを多く見かけます。
理由は寒波や低気圧の接近による暴風、そして屋根に積もった雪の重みに耐えられなくなったことによる倒壊です。
これらの倒壊リスクを減らすには、冬の気候に適したテントを選ぶようにしましょう。
- 厚く丈夫な布地
- ガイロープとペグの本数が多い
- 風を受け流す形状
最低限この3つを兼ね備えたテントを選ぶと、冬キャンプを快適に過ごすことができます。
テントが倒壊したり、夜中の寒さに耐えられなくなったりしてやむなく撤収することになったら大変ですし、なにより大きな事故やケガにつながる可能性も含んでいるため非常に危険です。
今回ご紹介したテントは、どれも冬用テントとして充分なスペックがありますので、ぜひ参考にして「最強の冬テント」を手に入れてくださいね。