最近は手軽に様々な料理が作れるクッカーとしてメスティン が非常に人気ですが、今回はその中でも「ラージメスティン」に焦点を当てて紹介したいと思います。
ラージメスティンは良く目にするけど、いまいち使い方がわからない…
ラージメスティンは実際に使用すると便利なの?
そんな疑問をお持ちの方も多いと思います。
そこで今回はそんなラージメスティンに関する疑問にお答えすると同時に、実際に使用した感想を紹介いたします。
ラージメスティンの購入を考えている方は是非参考にしてください。
ラージメスティンとは?通常のメスティンとのサイズの違い
ラージメスティンとはその名の通り、通常よりも大きいサイズのメスティンのことです。
Trangia(トランギア)やMilicamp(ミリキャンプ)の製品が有名で、通常のメスティンと合わせて販売されています。
Milicamp(ミリキャンプ)の通常のサイズとラージサイズのメスティンを比較すると下記の通りとなります。
Milicampのラージメスティンのサイズは縦19×横13×高さ7cmで、通常のメスティンは縦16.5×横9.5×高さ6.5cmとなっています。
ラージメスティンの中に入れるとサイズの違いがわかりやすく、ラージサイズが縦横共にひと回り大きいことがわかります。
高さの違いは5mm程度なので、大きな差はありません。
重量に関してはラージメスティンが280g、通常のメスティンは165gで、ラージサイズの方が115g程度重くなっています。
思いとは言っても280g程度なので、持ち運んでもほとんど重さは感じません。
ラージメスティンのメリット・デメリット
通常のメスティンと比較した場合、ラージメスティンにはどのようなメリット・デメリットがあるのかを紹介いたします。
メリット
①調理の幅が広がる
②ファミリーなど複数人分の料理に対応できる
ラージメスティンのメリットとして主に上の2点が挙げられます。
1点目は「調理の幅が広がる」と言う点です。
ラージメスティン は、袋麺も折らずに茹でることができ、具もたくさん入れることができます。
大きな食材も調理することができるため、通常のメスティンよりも料理の幅が広いというメリットがあります。
2点目は「ファミリーなどの複数人分の料理の対応できる」という点です。
通常メスティンでは1〜2人分の料理が限界ですが、ラージメスティンを活用すれば3〜4人分程度までの料理を作ることができます。
そのため、ファミリーを始めとした複数人のためのクッカーとして非常に役立ちます。
メスティン料理の美味しさと楽しさを皆で共有したい人にはラージメスティンがおすすめです。
デメリット
・携帯性が低い
デメリットとして挙げられるのがメリットの裏返しになるのですが、「携帯性が低い」と言う点です。
当たり前なのですが、通常のメスティンと比較するとサイズが大きいので、必然的に携帯性は下がります。
その大きさは料理の際はメリットになるものの、収納時にはデメリットになります。
ラージメスティンは一度に何合のお米を炊飯できるの?
ラージメスティンは果たして一度に何合のお米を炊飯することができるのでしょうか?
結論から述べると「ラージメスティンは一度に3合のご飯を炊くことが可能」となっています。
実際にmilicampのラージメスティンでお米3合を自動炊飯した様子を紹介いたします。
検証と合わせてご飯3合の自動炊飯の方法も紹介いたします!
①お米3合に水480ml入れる
まずはお米3合に水480mlを入れ、30分間放置して給水させます。
水の量はお米1合あたり180mlを目安としてください。
②固形燃料に火をつけて炊飯を行う
給水のあとは固形燃料に火をつけて自動炊飯を行います。
固形燃料の目安は25gで約1.5合まで炊飯することができるので、今回は3合なので20gの固形燃料を2個使用します。
固形燃料2個に火をつけて、完全に火が消えるまで放置しましょう。
燃料が燃え尽きて火が消えたら、タオルなどでメスティンを包んで15分間蒸らします。
③完成!
ラージメスティンにてご飯を3合炊いた場合の炊き上がりは写真の通りです。
この写真からも3合炊きが限界であることがわかっていただけると思います。
一度に3合炊くことができるのは非常に便利で、複数人や家族での使用には非常におすすめです。
量が多いからといって芯が残る訳でもなく、しっかりと美味しく炊き上がりました。
ラージメスティン:3合
スモールメスティン:1.5合
ラージメスティンは袋麺(ラーメン)にもぴったり!
ラージメスティンは袋麺(ラーメン)もぴったりと入るので、調理が非常に楽です。
通常のメスティンの場合、半分に折ってから麺を茹でなければいけませんが、ラージメスティンはそのまま茹でることができます。
通常のメスティンでは具を入れると溢れてしまいますが、ラージメスティンは容量に余裕があるので、具材をたっぷり入れることができます。
筆者はラージメスティンで袋麺(ラーメン)を作る時は必ず卵を2個入れして、小さな贅沢を楽しみます。
【まとめ】ラージメスティンは料理にこだわりたい人やファミリーにおすすめ!
以上、今回はラージメスティンの大きさや重量、自動炊飯は何合まで炊けるのか、袋麺を作った様子などを紹介いたしました。
実際に使用した感想としては、料理が非常に作りやすく、一度に多くの量も作れるためファミリーなどにもおすすめであることがわかりました。
欠点はメリットの裏返しでもある「サイズが大きい」という点で、荷物を少しでもコンパクトかつ軽量にしたいという方にはおすすめできません。
一般的なキャンパーであれば、そこまで大きなスペースを要する訳ではないのであまり気にならないと思います。
多少大きくても、中に通常サイズのメスティンや、食材、固形燃料なども収納できるので非常に便利です。
通常サイズのメスティンでは物足りなくなってきた方は是非ラージサイズのメスティンを購入して、さらにメスティンの楽しみ方を深めてみてはいかがでしょうか?
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