キャンプ飯を作る際に必要不可欠な調味料ですが、近年キャンプブームということもあり、1本でさまざまな料理に使うことができる「アウトドアスパイス」の人気が高まっています。
そこで今回はキャンプに最低限必要な調味料やオススメしたいアウトドアスパイスをご紹介していきたいと思います。
キャンプの調味料で何を持っていけば良いかわからない方のために、まとめリストも作成しています。
また最後にはバラバラになりやすい調味料を入れるオシャレなスパイスボックスもご紹介していきますので、ぜひ最後まで読んでいただければ幸いです。
キャンプに最低限持っていくべき調味料リスト
キャンプ料理は何を作るかによっても持って行く調味料は変わりますが、いざ作ろうとしたときに「あ…忘れた」とならないよう、ここでは初心者キャンパーさんに向けて、これだけは最低限持って行った方が良い調味料をピックアップしました。
・オリーブオイル
・料理酒
・塩
・醤油
・砂糖
・マヨネーズ
・ケチャップ
・マスタード
・焼肉のタレ
・バター
まずは万能スパイス。
1本でどんな料理にも合いやすいものを持っていると、スパイスの持ち運ぶ量は少なくても味わい深い風味を楽しむことが出来るアウトドアではオススメスパイスです。
そして次は食材を焼いたり、アウトドアで人気のアヒージョを作る際に必要な油。
さまざまな油が売られていますが、健康にもよりオリーブオイルが個人的にはおすすめです。
料理酒や塩は肉や魚などの下処理にはかかせず、より美味しいキャンプ飯を作るポイントにもなります。
醤油、砂糖、マヨネーズ、ケチャップ、マスタード、焼肉のタレ、バターは、味付けやソースのベースにもなりやすくあれば助かる調味料。
その他にも色々持って行ってほしいものはありますが、とりあえずこれさえあれば、臨機応変にキャンプ飯を楽しむことができるため、ぜひ参考にしてみてください。
大人気のアウトドアスパイス6種を紹介!
キャンプで便利な万能調味料はさまざまなスパイスをブレンドすることで、味わい深い風味を楽しむことができます。
そこでここからは2021年最新の、筆者がオススメしたいアウトドアスパイス6選ご紹介したいと思います。
ほりにし
さまざまなアウトドアスパイスの中でも特に有名なのが、和歌山県のアウトドアショップOrangeの「ほりにし」。
塩と醤油の和風ベースの中にも香ばしいガーリックの香りがインパクトを与える万能調味料。
肉はもちろんのこと、魚や野菜、炒飯、パスタなどさまざまなアウトドアに合います。
また「ほりにし」をベースとし、さらに3種類のスパイスを追加した「ほりにし 辛口」は「赤のほりにし」とも呼ばれており、旨さの中にピリッとした辛さが印象的。
ただ辛すぎるというわけではなく、旨味成分を強く感じるため、辛いものが好きな方には特におすすめしたいスパイスです。
また世界三大珍味の一つであるトリュフと塩を調合させた「白トリュフソルト」を合わせた「ほりにし プレミアム」通称「金のほりにし」も大注目したい一品。
これ1本でお肉や魚に振りかけるだけで、高級感漂う香りがプラスされるのはもちろんのこと、クリーム系のパスタやチーズ、たまごとの相性も抜群です。
アウトドアだけでなく、自宅でも簡単にリッチな気分になれること間違いありません。
マキシマムスパイス
宮崎県の中村食肉で作られたオリジナルスパイス。
もともとは宮崎県人のご当地調味料でしたが、SNSで話題になり、今やアウトドアに欠かせないスパイスの1つとして名を挙げています。
マキシマムオリジナルにはガーリックの風味の中に、醤油や鰹の旨味成分もしっかり入っていますが、特に印象的なのがエキゾチックな雰囲気を醸し出す「クミン」の香り。
そのため肉料理はもちろんのこと、野菜やチャーハンなどさまざまな料理との相性も良く、一振りするだけで料理の雰囲気がガラッと変わるのが印象的な一品となっています。
マキシマムにはオリジナルの良さを残しつつ、ゆずの風味がふわっと口の中に広がる「マキシマム ゆず」やピリッとしたワサビの辛さがクセになる「マキシマム(わさび味)」も販売されています。
またスパイスの塩分や添加物が気にする方にオススメなのが「マキシマム ナチュラルスパイス」。
無添加でありながら原料は国産にこだわり、気になる塩分はなんと従来の25%カット。
それでも味噌や醤油、カツオや昆布ダシなどの旨味成分が引き立たっているので、普段の料理にも安心して使用することができる優れものです。
黒瀬のスパイス
出典元:かしわ屋くろせ公式Instagram
1950年創業の福岡県にある鶏肉専門店「かしわ屋くろせ」で作られているオリジナル調味料。
醤油をベースとした和風なテイストの中に、日本人に好まれやすい唐辛子や胡椒、ガーリックでスパイシーをきかせつつ、オレガノやバジルなどの爽やかなハーブが後味を良くしてくれ、何とも味わい深い風味を楽しめます。
鶏肉専門店ということもあり、黒瀬のスパイスは肉料理との相性は抜群!
BBQにはもちろんのこと、揚げたての唐揚げにかけて食べても絶品です。
もちろん肉だけではなく魚や温野菜、卵料理、パスタなどさまざまな料理にも合う、まさに万能スパイスとなっており、アウトドア好きには定番の調味料になっています。
motteco
motteco万能調味料「鉄板スパイス」の特徴は、日本人に好まれやすい天然醸造の味噌の旨味を引き出すようにブレンドされた一品。
塩気は抑えていながら、和風テイストのコクのある味噌とガーリックの食べ応えある風味を楽しめめます。
その名の通り、鉄板を使った肉や魚料理だけでなく、カレー、じゃがバターなどさまざまなキャンプ料理にオススメです。
どんな時もスパイス
北海道に拠点のあるアイビック食品から発売された「どんなときもスパイス」はそのネーミング通りどんな時でも万能に使用できるスパイス。
スパイスの種類は全部で20種類あり、オニオンの香ばしい旨味成分とともに、スパイシーなガーリックやジンジャー、ブラックペッパーの風味と辛すぎないピリッとした唐辛子が印象的。
食欲をそそるスパイスの中には、オレガノやバジル、パプリカ、マジョラム、ローズマリーなどの爽やかな香りのハーブも含まれており、食材の味に深みと爽やかさをプラスし、いつまでも飽きない味付けを実現。
その他にもこだわり抜いたスパイスを複数ブレンドしているため、肉料理はもちろんのこと、魚料理や野菜、バケット、卵料理などとも相性抜群。
キャンプのみならず家庭でも大活躍しそうなスパイスです!
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トウキョウクラフト 滾-TAGI- 沁-SHIM-
2021年に誕生したキャンプギアブランド「TOKYO CRAFTS」からキャンプで大活躍するスパイスが発売中。
「滾 TAGI」は数種類のハーブと燻製黒胡椒が肉本来の旨みを引き立たし、強めのガーリックがパンチを効かせるまさにBBQには最適な一品。
スモーキーな香りも印象的なので、肉だけでなく野菜やチーズ料理との相性も抜群です。
そしてもう一つのスパイス「沁 SHIM」は、国産の鰹と昆布の旨味が凝縮した和風なテイスト。
肉料理はもちろんのこと、魚や野菜、豆腐、卵かけご飯にかけると、より素材の旨さが引き立ち、アウトドアだけでなく家庭にも置いておきたい一品です。
どちらも「TOKYO CRAFTS」が生み出した他にはない風味を楽しめる究極の万能スパイスとなっています。
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人気アウトドアスパイス4種を比較!味の違いや感想、どんな料理におすすめ?
現在はマキシマムスパイスのような万能調味料(アウトドアスパイス)がいくつか販売されており、どれも高い人気を誇っています。
そこで、それぞれのスパイスの特徴の違いをまとめて紹介いたします。
今回、紹介するスパイスは「マキシマムスパイス」「ほりにし」、「moTTeco〜鉄板スパイス〜」、「黒瀬のスパイス」の4種です。
実際に食べ比べを行った際に挙げられた感想は以下の表の通りです。
マキシマム | ・スパイシーさ、塩味、旨味のバランスがとれている。 ・ブラックペッパーの風味は黒瀬のスパイスよりは控えめだが、十分に肉の臭みを消してくれる ・牛や豚肉などの臭みを感じやすい肉に適している |
ほりにし | ・肉にかけるとスパイス自体の主張はあまり強くなく、料理に旨味を添えるような味わい ・ガーリックの味と風味が強い ・目玉焼きやパスタや焼きそばなどに合いそう |
鉄板 | ・ほりにしよりも味の主張が強く、味噌特有の甘みや深みを感じる。 ・タンパクな味わいの鶏肉や魚などの味付けに向いていると思う ・ふりかけのような感覚でご飯にも合い、オールラウンドに使用できそう ・食べやすい味わいで、子供でも食べやすいと思う |
黒瀬 | ・スパイシーで塩味を強く感じるので、肉との相性は良い ・牛や豚肉などの臭みを感じやすい肉に適している ・ビールを飲む時にも合いそう |
その他のスパイスを詳しく比較した記事は下記のリンクをご覧ください↓↓↓
キャンプにおすすめの調味料ボックスまとめ
スパイスボックスはお気に入りの調味料をひとまとめにすることで、調理の際に便利になるアイテム。
特にお洒落なスパイスボックスであれば、調理台に置いているだけで気分が上がること間違いありません。
そこで、数あるスパイスボックスの中でも特におすすめしたい5選をご紹介していきたいと思います。
FIELDOOR 木製スパイスボックス
FIELDOORの木製スパイスボックスMはパスタケースやラップ、オリーブオイルボトルなどの高さがあるものや、ナイフやフォークなどのカトラリーも収納出来る優れもの。
背板やアイアンバーなど取り付けていることにより、デザイン性も高く、調味料を並べているだけでオシャレな印象を与えてくれます。
また、必要最低限の調味料だけをキャンプに持っていきたい方にオススメなのがSサイズの小さいタイプ。
自宅のキッチンにも飾りやすい大きさのため、スパイスを毎回入れ替えずに、そのまま自宅で使用できます。
アメリカンヴィンテージ風MERCURYのスパイスボックス
神奈川県にオフィスを構えるヴィンテージアメリカンな雑貨が人気なMERCURY(マーキュリー)。
マーキュリーらしいカラーとヴィンテージ風のボックスが印象的で男女問わず好まれそうな見た目。
箱を開くとまさにヴィンテージ感溢れる作りとなっており、箱を閉じても開いたままでもキャンプサイトをオシャレに引き立たせてくれます。
カラーは全部で4種類あるので、サイトに合わせて色を選べるのも嬉しいポイントです。
大容量ならtent-Mark DESIGNSワーカーズオカモチⅡがオススメ
好きな調味料やコーヒー、ケトルやマグなどキッチン周りに必要な道具をまとめて収納できる大容量型のスパイスボックス。
展開時は調味料なども取りやすい設計となっているため、キャンプだけでなく自宅のキッチンでも使いたくなる一品。
収納時はスッキリとまとめることができるため、運搬もしやすくなっています。
調味料だけでなくキッチンツールをひとまとめにしたい方に特にオススメです。
THE NORTH FACE フィルデンススパイスストッカー
ノースフェイスのフィルデンはキャンプに適した製品が特徴的なシリーズ。
特にスパイスボックスは防水性と耐久性に優れており、アウトドアには最適です。
内部には取り外し可能な仕切りや卓上で使える小型のケースを搭載し、袋タイプの調味料なども収納できるメッシュポケットを装備。
また、使い勝手の良さだけでなく、シンプルでありながらオシャレな見た目も、キャンプのひとときをより快適にしてくれそうです。
オシャレキャンパー大注目!レトロな雰囲気かつ無骨感が人気なスタンレーのクラシックランチボックス
タンブラーや水筒などで有名なスタンレーのクラシックランチボックスは、サンドイッチやバケットなどを入れてランチボックスとして使うことももちろん出来ますが、調味料ボックスとして使用するキャンパーが続出しています。
当製品は仕切りがないため一見収納に困りそうですが、その分、自由度が高いので自分の好きなように収納できる魅了があります。
調味料だけでなく、カトラリーやタンブラーなどと一緒に持ち運び、サイトに置いておくだけでオシャレな雰囲気を漂わせてくれます。
アウトドアスパイスや調味料ボックスで、よりキャンプを便利に美味しく楽しみましょう!
今回はキャンプで料理をする際にオススメしたい調味料とスパイスボックスをご紹介しました。
1本あればさまざまな料理に活用できる万能調味料ですが、全てにおいて香りや風味は異なるので、複数のスパイスを試して、自分好みのものを見つけたり、いつも作る料理でも味を変化させたりして楽しむのもオススメです。
ぜひ皆さんも、今回ご紹介した万能調味料やスパイスボックスを使って、美味しいキャンプ飯を作ってみてはいかがでしょうか?