日中体力を使うキャンプにおいて、翌日まで疲れを引きずらないためには寝床作りが最重要ポイントとなります。
特に初心者キャンパーの方は「テントと寝袋だけあればいい!」と思っている方もいるかもしれませんが、実際キャンプ場で寝てみると「背中に凹凸を感じてなかなか眠れなかった。」と思う方がほとんどです。
そこで今回は、足場の悪いキャンプ場でもベッド感覚で寝れるコットの選び方やオススメしたいコットを10選ご紹介していきたいと思います。
キャンプにおすすめのコットの選び方!
まず初めにキャンプにおすすめのコットの選び方を解説いたします。
選び方の基準は様々あるので、ご自身のキャンプスタイルを考慮に入れて、重要視する基準を選択しましょう。
購入後に後悔しないよう、事前にしっかりとポイントを押さえておきましょう。
寝心地
寝心地は翌朝に疲れを残さないためにも重要な要素となります。
コットの生地の張りが弱いと腰が痛くなったり、熟睡できないなどの問題が発生してきます。
最近ではDODのハンペンインザスカイのようにふわふわの寝心地を追求したコットなども販売されています。
コットによってはワイドサイズの製品もあり、寝返りがうちやすかったり、2人で寝ることのできるモデルも存在します。
一般的なコットの幅は60〜70cm程度ですが、70〜75cmと広いワイドコットも販売されています。
わずか10cm程度の差ですが、寝返りのうちやすさや感じるゆとりによって寝心地は大きく違います。
キャンプでもしっかりと寝て快適なキャンプを楽しみたい方は寝心地を重要視しましょう。
携帯性
重量や収納時のサイズは携帯性に大きな影響を与えます。
ソロキャンプやツーリングなどアイテムを持ち運ぶシーンが多い方にとっては携帯性は重要な要素となります。
一方で車を横付けしてキャンプを楽しむ機会の多い方は、寝心地や展開時のサイズを優先することをおすすめいたします。
組み立てやすさ
コットによってはワンタッチで簡単に組み立てることのできるモデルも販売されています。
一般的なコットは生地の張りを出すために設置の際に力が必要とする場合があります。
女性には大変な場合もあるため、力を使わずに組み立てを行いたい方はワンタッチで組み立てができるモデルをおすすめいたします。
高さの調整ができるか
コットは足の外しによってロースタイルとハイスタイルの2種類の高さを選べるモデルが多くあります。
ハイスタイルにすればベッドとしてだけでなくベンチ代わりとしても使用することができます。
流行りのロースタイルキャンプにも合わせ使用することができるため、高さ調整ができるモデルの方が幅広いシーンで活用することができます。
【2021】キャンプにおすすめの最新コット10選!寝心地抜群のモデルや、ワイド、ワンタッチ、コスパの良いモデルを紹介!
それではおすすめのコットをご紹介していきたいと思います。
是非、ご自身にぴったりなコット選びにお役立てください。
①人気の定番モデル:WAQフォールディングコット
大阪市を本店とし、男女問わず多くのキャンパーに支持されているWAQのフォールディングコットは通常のローコットスタイルだけでなく、レッグポールを追加すればハイコットとしても使用することができ、寝心地も高評価を得ています。
持ち運びやすさにおいても、収納ケースが付属され、重さ3.2kgで収納時サイズは18×18×60cmとハイコットのなかでも軽量でコンパクトにまとめることが出来るのも魅力です。
WAQフォールディングコットをレビューした記事は以下をご覧ください↓↓↓
サイズ | 65×190×37/17cm |
収納サイズ | 60×18×18cm |
重量 | 3.2kg |
耐荷重 | 150kg |
・組み立ては、テコの原理で足をつけるので、思った以上に楽に足をつけれます。女性にはとても便利です。ベット部分はハリもあり寝心地は抜群でした。
・軽くコンパクトに収納出来、組み立ても簡単です。何より耐荷重150kgでのこの価格なのでコスパも最高です。引用元:amazonレビュー
②コンパクトで軽量性が魅力のモデルのHelinox(ヘリノックス) ライトコット
ヘリノックスは軽量かつコンパクトなキャンプギアを次々生み出しています。
特にヘノリックスのライトコットは重量わずか1.2kgで、収納サイズも直径13cmと最軽量モデルとなっており軽量キャンパーの人気も絶大です。
記事の張りもしっかりしており、寝心地においても評価が高いコットとなっています。
サイズ | 60×185×13cm |
収納サイズ | 13×13×53cm |
重量 | 1.2kg |
耐荷重 | 120kg |
・とにかく軽量で、徒歩キャンプ等での利用にはヘリノックスのライトコット1択と言えるかと思います。寝心地は十分ですが、座ったりするとかなり沈み込みます。組み立てと寝心地に快適性を求めるなら、これよりも上のラインナップがおすすめです。とにかく軽量をという方にはこれが一番かと思います。
・抜群に良いコットです。これまではキャンプに行って熟睡できた事はありませんでしたが、このコットを使いだしてからは熟睡できる程になりました。もう、コット無しには戻れません。組み立ても簡単です。そこそこいいお値段しますが、さすがヘリノックス という感じです。
引用元:口コミレビュー
③寝心地を追求するならDODの「ハンペンインザスカイ」
大阪に拠点を構えるDOD(ディーオーディー) の「ハンペンインザスカイ」はまるではんぺんのような柔らかさと、空にいるような浮遊感を感じさせる寝心地を実現したエアマット内蔵型のコットです。
エアマットを内臓しているので、コットのフレームが直接身体に当たるのを防いでくれる上に、2つ以上並べてもフレームが邪魔することがありません。
また脚の部分を折り畳むことでロースタイルにも変形可能な上、フレームを外してエアマットだけを使用することも可能なため、高さが狭いテント内でも使用することができるのも魅力です。
サイズ | 78×190×39cm |
収納サイズ | 44×25×22cm |
重量 | 5.9kg |
耐荷 | 180kg |
・2万円という価格は、コット単体で考えると高く感じますが、コットとインシュレーターマット別々に購入した場合(メーカー等にもよりますが)お値段がもう少し高くなると思いますので、お得感があります。寝心地も良く、浮いているかのようです。朝まで熟睡できました。
・エアクッションのカバーが高性能で、しっかりと体を支えてくれます。当方、180cm・150kgのかなりの大柄ですが、安心して寝ることが出来ました。適度に体から沈み込むので、安定感も有ります。組み立て・分解とも簡単です。硬い地面では寝られない人でも、これなら寝られるかも。
引用元:amazonレビュー
④ワンタッチで展開できるならこのモデル:ロゴスデザインコンフォートベッド
広げるだけでセッティングが完了する収束型ベッドの「ロゴス デザインコンフォートベッド」。柄の中にはロゴス定番アイテムが隠れて、よく見ると「ロ」「ゴ」「ス」の文字もデザインに入っているのが特徴。ワンタッチで簡単に設営出来る上に見た目もオシャレなことで人気のコットです。
ベッドとしては寝やすい高さの34cmと幅72×長さ205cmと大人の男性でもゆったり寝れるシートの広さも確保しています。
同じ柄のアグラチェアなども発売されているので、気に入った方は柄を揃えて楽しむのもいいかもしれませんね。
サイズ | 72×205×34cm |
収納サイズ | 30×15×74cm |
重量 | 6.4kg |
耐荷重 | 120kg |
・簡単でオシャレなデザイン。広がるだけなので女性でも子供でも簡単に設営出来ます。デザインもGOOD!!
・組み立ては拡げるだけでとても楽です。その分重量はあります。車での移動は問題無いと思います。他にもコット持っていますが、メインで使っています。椅子もLOGOSLAND柄で揃えました。
引用元:amazonレビュー
⑤ワイドで広々と寝たいなら:ロゴス グランベーシック Bed Style BIGコット
ロゴスのグランベーシック ベッドスタイルビッグコットの特徴は、コットの中でも最大級の大きさを誇っていることです。
そのサイズは217×111×51cmと、家庭用のシングルベッドと同サイズ!
寝心地もシートの張りが身体をしっかり支えるほどの安定感があり、組み立ては押し込むだけでテンションがかけられるアシストバー付きで簡単に設置が可能です。
さらに別売りのグランベーシックベッドスタイルを組み合わせればまるでグランピングを楽しんでいるかの様な高級感溢れるキャンプを演出することも出来ます。
重量があるため持ち運びこそ大変ではありますが、キャンプでゆったり優雅に寝たい方や疲れが溜まりやすい連泊の方などにオススメです。
サイズ | 114×220×45cm |
収納サイズ | 12×12×55cm |
重量 | 14kg |
耐荷重 | 120kg |
・朝までぐっすり寝れましたが、重たいので、キャンプ場を選びます。2人で寝ても安定します。
・思ったより広くて扱いやすいです。寝返りの際の音も気になりません。
引用元:amazonレビュー
⑥安価でコスパの良いモデル:Dominant-Xのアウトドアベッド
軽量と便利性、安定性を目指したDominant-Xのコットは重量1.9kgの軽さで、耐荷重は150kgながら、そのお値段は5000円台と格安な価格。
また携帯などの小物を収納できるサイドポケットや枕も付いてのこの価格なので、まさにコスパ最強と言えます。
サイズ | 60×185×13cm |
収納時サイズ | 51×14×9cm |
重量 | 1.9kg |
耐荷重 | 150kg |
・「軽い・安い・安心」のDominant-Xコットの気になるレビューも良好で、軽量かつコスパ重視の方にはオススメですよ。
・ちょうどいいサイズ。2 kgを切る軽さで寝てもギシギシ音もしない。値段も安く文句なしです。
・この値段なら全く問題なし!枕ついててお得。昔のやつから改良されたのかも知れませんが、脚も割とすんなりハマるので、女性でも大丈夫です。買ってよかったです。
引用元:amazonレビュー
⑦おしゃれな柄が人気なモデル:FUTURE FOX フューチャーフォックス コット
オシャレなノルディスク柄が映えるフューチャーフォックスのローコット。
防水加工が施された厚手の生地を採用しており、重心は低く、快適な寝心地とともに安定感がある構造です。
総重量は約2.5kgと軽量ならがら耐荷重は150kgまで可能です。
カラーは、ブラック、オリーブ、オリーブ×カーキの3色を展開しており、見た目もオシャレにキャンプを楽しみたい方にオススメです。
サイズ | 66×185×16cm |
収納時サイズ | 51cm×17cm×13cm |
重量 | 2.5kg |
耐荷重 | 150kg |
・値段もそうですが、何より柄に一目惚れして購入しました。 届いた時に想像より軽くで驚きました。 実践前に家で組み立ててみましたが、意外と簡単に組めました。体重100kgの自分が横になっても驚くほどの寝心地で、うっかり家で寝てしまいそうでした。
・収納袋がコットと同柄で他には無いオシャレさ。底面には可愛くブランドロゴ。そして肝心の本体。手にして感じたのが質感の高さ。
引用元:amazonレビュー
⑧ソロキャンプにおすすめのモデルのMoon Lence キャンプコット
Moon Lence のキャンプコットはサイズが190×70cmと男性でも快適に使用できる上に、収納サイズも38×16cmと手の平サイズでコンパクトです。
気になる重量は2.2kgと軽量でありながら、耐荷重は160kgと安定性もあり、ソロキャンプやツーリングなどのアウトドアで活躍してくれそうです。
サイズ | 70×190×17cm |
収納サイズ | 38×16×14cm |
重量 | 2.2kg |
耐荷重 | 160kg |
・身長180cm体重95kgのガッチリ体型ですがサイズ全く問題ありません。特に横幅が思ったより余裕があります。沈み込みも少なく寝心地はとても良いです。パーツががっちりはまりフレームががしっかりした構造でグラつき等は皆無です。
・キャンプが趣味で軽量&小スペースのコットが欲しくて購入しました。対荷重に余裕があるものが欲しかったのでこの商品にしました。寝転んだ感じは寝心地よく快適です。
引用元:amazonレビュー
⑨リクライニング付きのコットが欲しい方にオススメ:コールマンコンバータコット
コットにリクライニング機能を求めるのであればコールマンのコンバータコットがオススメです。
背もたれは4段階、フットレストは2段階に調節可能なので、フラットの状態で就寝するだけでなく、背もたれを起こして読書をするなど、好きな姿勢でくつろぐことができます。
サイズ | 63.5×193×32.5cm |
収納サイズ | 70×64×12cm |
重 量 | 5.2kg |
耐荷重 | 102kg |
・コストパフォーマンス良く、寝心地も良いです。足のフレームも大丈夫そうです。
・折り畳んで収納ができること、リクライニング出来ることが気に入っています。体重が90キロ近い人が横たわっても問題ありませんでした。
引用元:amazonレビュー
⑩ハンモックのような寝心地を体感したい方におすすめ:キャプテンスタッグ のCS フォールディングベッド
キャプテンスタッグ のCS フォールディングベッド
は従来のコットとは少し異なり、布に張りがなく中央部が沈みやすい構造になっています。
この構造によって、まるでハンモックのような包み込まれる感覚を得ることが出来るので、デイキャンプや日常生活での仮眠に使いたい方に特に人気を集めています。
収納や組み立てが簡単な収束型でありながら、お値段は5000円以内とコスパも良好です。
サイズ | 59.5×188×55cm |
収納サイズ | 24×20×94cm |
重量 | 5.7kg |
耐荷重 | 80kg |
・ほぼ毎日昼寝用に使ってますが4~5年は問題なく使えます。折りたためば邪魔にならないしとても重宝してます。
・オートキャンプの昼寝用に購入してみました。重量が5.9kgあり収納時も少々嵩張りますが、車で運ぶならその点は問題ないかと思います。肝心の寝心地ですが、長さも幅も十分にあるので寝返りも可能ではあります。ピンと張っていないため、しっかり張ったハンモックで寝ているような感覚に近いです。
引用元:amazonレビュー
最適なコットを選んで、キャンプでより快適な睡眠を手に入れましょう!
いかがでしたでしょうか?
アウトドア用のコットは様々なアウトドアメーカーから数多くのものが販売されているので、どれを購入すればいいのか迷いやすいギアでもあると思います。
今回ご紹介したコットの種類や選び方を参考にして、ご自身のアウトドアスタイルやシーンに合わせたコットを手に入れ、快適な寝床作りを実現してみてくださいね!