寒い季節に欠かせない「ストーブ」。
近年は室内だけでなく、秋や冬のキャンプで取り入れているキャンパーも多く、種類も多岐に渡っています。
さまざまなメーカーから販売されているストーブですが、今回はおしゃれキャンパーに特に人気を集めているアラジンストーブにスポットを当て、人気のモデルTOP10をご紹介していきます。
アラジンストーブの魅力からキャンプで使用する際の注意点なども解説していますので、ストーブ選びの参考にしてみて下さい!
アラジンストーブの魅力
1919年に誕生した「英国アラジン社」のストーブは90年以上が経った現在も多くのファンから愛されています。
そこでまずは暖房器具の中でもキャンパーに人気を集めるアラジンストーブの魅力をご紹介します。
レトロで可愛らしいデザイン
アラジンストーブの最大の魅力はなんといってもおしゃれで可愛らしい見た目です。
日本での販売当初から約60年以上も変わらないレトロなデザインはインテリアとしても大活躍し、置いてあるだけで空間をオシャレに演出してくれます。
室内だけでなくアウトドアでも大活躍!
アラジンのストーブの燃料は電気の他に石油やガスなど電源施設のないアウトドアシーンでも楽しめるアイテムが豊富。
特にキャンプにも適した運びしやすいコンパクトなサイズのモデルもあり、多くのキャンパーからの支持も集めています。
操作しやすく安全性が高い
アラジンのストーブは石油やガスを燃料としたモデルでも着火がしやすく、女性でも扱いやすいことが特徴です。
またJIS規格をクリアした耐震自動消火装置や、不完全燃焼防止装置、転倒時消火装置などの安全性能にも優れたモデルも多く、安心してキャンプを楽しめます。
アラジンストーブの種類
アラジンが取り扱っているストーブは、燃料別に主に3種類。
ここではそれぞれの燃料の特徴をご紹介していきますので、用途やご自身に合った商品選びの参考にしてください。
石油(灯油)ストーブタイプ
アラジンの石油ストーブには反射型と対流型の2種類があります。
長方形のシンプルなデザインの反射型の石油ストーブは、反射板によって前面と上部が暖かくなり点火や消火がしやすいのが魅力です。
アラジンのストーブシリーズの中でも人気の高いブルーフレームヒーターは円筒状のシルエットが特徴的な対流型石油ストーブ。
定期的にメンテナンスを行う必要がありますが、360度全方向をしっかり暖めてくれるので、寒い時期に屋外で使用したい方にもおすすめです。
ポータブルガスストーブタイプ
アラジンの小型ストーブとして人気のあるポータブルガスストーブも反射型と対流型の2種類あり、どちらもカセットボンベが必要です。
対流型ポータブルガスストーブで人気の「センゴクアラジン」は、空気を巻き上げて放熱するトルネードバーナー方式を採用。
可愛いフォルムや色合いと共に、携行性や安全性、操作性にも優れているので、女性キャンパーに特に人気のモデルです。
反射型の「センゴクアラジン シルバークイーン」は英国アラジン社創業100周年記念モデルとして2020年に販売が開始されたスタイリッシュなデザインが特徴なモデルです。
速暖性や耐風性、安全性に優れ、キャンプの際もスポット暖房器具としては十分活躍してくれます。
電気ストーブタイプ(グラファイトヒーター)
キャンプで最も一酸化炭素中毒や火災等の危険性が少ない電気ストーブはテント内でも使用できるのが魅力です。
アラジンのグラファイトヒーターをキャンプで使用する場合は電源サイトや大型のポータブル電源が必要ですが、扱いやすく安全性能も優れているので、サブの暖房器具として使用するのがおすすめです。
キャンプでアラジンストーブを使う際の注意点
アラジンストーブに限らずキャンプでストーブを使用する際にはいくつか注意しなければならないポイントがいくつかあります。
火災に注意!
テントやタープは綿や化繊などの布素材でできているので、一度火が付くと燃えて火災の原因となってしまいます。
ストーブに直接当たらなくても放射熱によってテントやタープが燃えてしまう可能性もあるので、ストーブの設置場所に注意する必要があります。
また、風が強い日や積雪が多い日にはテントやタープの倒壊による火災の危険性も高まるので、使用を中断するなどの配慮も大切です。
一酸化中毒に注意を!
換気が不十分な幕内やメンテナンスを怠った石油やガスストーブでは不完全燃焼が起こりやすく、一酸化炭素中毒の危険性が高まります。
最悪の場合は死に至る恐ろしい病気ですので、室内や幕内で石油やガスストーブを使用する際は、必ず十分な換気を行い一酸化炭素チェッカーを使用しましょう。
また、寝ている時は特に一酸化炭素中毒になりやすいので、必ず就寝時には消火しておくことも大切です。
ストーブがなくても快適に過ごせる装備を用意する
火災や一酸化炭素中毒のリスクを軽減するためにも就寝時や風が強い日にはストーブを消すことが大切です。
「電気ストーブなら大丈夫。」と思っていても電源サイトのブレーカーが落ちたり、大型のポータブル電源の充電がなくなったりする恐れもあります。
ストーブはあくまでも防寒対策の1つとして考え、基本的にストーブ無しでも快適に過ごせるアイテムを準備しておきましょう。
キャンプにおすすめ!アラジンストーブの人気ランキングTOP10
キャンプにおすすめのアラジンストーブ10選をランキング形式でご紹介していきます!
第10位 グラファイトヒーター CAH-2G10A(G)
電源を入れればわずか0.2秒で作動し、すぐに冷えた身体を暖めてくれます。
約60度の自動首振り機能や縦・横どちらの向きでも使え、チャイルドロック機能やシャットオフセンサーなどの安全性能も優れているので、お子様連れの方にもおすすめです。
第9位 遠赤グラファイトヒーター CAH-G42GB-G
かわいい鳥かごのようなデザインが特徴的な電気ストーブです。
この鳥かご型のガードによってキャンプでの火災や火傷を起こすリスクも軽減し、ストーブガードと併用すればお子さんや愛犬連れのキャンパーも更に安心してキャンプを楽しめます。
第8位 遠赤グラファイトヒーター ホワイト AEH-G423N-W
6000円台で購入できるリーズナブルな価格と軽量かつコンパクトなサイズが魅力のモデルです。
消費電力は400Wと通常の電源サイトのあるキャンプ場であれば利用できるので、キャンプでのサブの暖房器具として活用するのがおすすめです。
第7位 石油ストーブ CAP-U288
灯油を入れて電源であるレバーを下げるだけで点火できる昔ながらの四角型の石油ストーブです。
カラーはアラジンならではのグリーンとブラックの2色を展開。
タイマー機能が付いているので、キャンプの際の消し忘れもなく安心して使えます。
第6位 センゴクアラジン×ロゴス パノラマポータブルガスストーブ
キャンプでも活躍するポータブルガスストーブのセンゴクアラジンとロゴスのコラボ商品です。
本体の中心部の全面がガラス張りになっているので、360度どの位置からでも炎の揺らぎを楽しめます。
第5位 センゴクアラジン ポータブルガスストーブ シルバークイーン SAG-SQ01
英国アラジン社が1970年代に販売していた石油ストーブ「シルバークイーン」をガスストーブとして復刻したモデルです。
携行性や安全性、操作性に優れ、反射型のポータブルガスストーブとしては珍しくヤカンなどを置くこともできるので、キャンプでも活躍すること間違いありません。
第4位 遠赤グラファイトヒーター AEH-G406N-G
総重量1.3kgと軽量でキャンプでも手軽に持ち運びができる小型電気ストーブです。
消費電力は200Wまたは400Wと電源サイトでも余裕を持って使用できます。
テント全体を暖めるのは難しくはなりますが、足元が冷えやすい女性などに特におすすめです。
第3位 ブルーフレームヒーター BF3912-K
懐かしさを感じさせるブルーフレームシリーズの中でもスタイリッシュな見た目が人気の製品です。
中心部が全面ガラスになっているので、アラジンストーブ特有の青い炎を360°どの位置からでも楽しめます。
第2位 センゴクアラジン ポータブルガスストーブ
アラジンのブルーフレームをモチーフにして作られた、レトロで可愛らしいフォルムが人気のガスストーブです。
持ち運びがしやすいだけでなく、安全性や操作性にも優れているので、キャンプなどのアウトドアシーンで手軽に利用したい方におすすめです。
第1位 ブルーフレームヒーター BF3911
80年以上変わらないデザインと青い炎が魅力のブルーフレームストーブ。
優れた暖房性能に加えて、石油ストーブ特有の嫌なにおいも発生しにくくなっています。
定期的にメンテナンスを行うことで長く使用することができるので、長く愛用したい方におすすめです。
まとめ
今回はレトロで可愛らしいアラジンストーブの中でも、キャンプにおすすめのモデルを10選ご紹介しました。
今回の記事を参考に、ぜひ皆さんもご自身のキャンプシーンに合ったモデルを手に入れて、寒い時期でもオシャレで暖かな空間でキャンプを思う存分楽しんでください!